クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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今年のミヤマ飼育種を先日羅列させていただきました。
ヨーロッパミヤマ勢の産卵は行わないので
昨年と同じようなセットを組むことになりそうです。



昨年のセットの大半はヒメミヤマを産卵させるためのセットで
ほとんどの種類のセットを組みましたが、今年は少々コストのことも
考えてセットを組みます。
それでは種類別にみていきますと・・・




エラフス ルニフェル ミシュミ イズミヤマ
この辺りはだいたい同じセットで組もうと思っています。
あまり黒土や材などを配合しないセットです。時期的には
羽化時期の関係もありますので、エラフス イズ ルニフェル
ミシュミの順となりそうです。ここに国産ミヤマも加わります。
エラフス イズは中ケース、ルニフェル ミシュミは大ケースの
予定です。




ミクラ ゲアン ラエトゥス アマミ
こちらは黒土配合とマットのブレンド 産卵木の割カスや
ミズゴケなども入れて組むセット。昨年のミクラミヤマの
セットのときにはまだ、ヒメミヤマセットの考えがなかったので
今年はヒメミヤマセットの考え方も加味してセットを組みます。
ゲアンについては少々タイワンミヤマ寄りなのかなとも思うので
ちょっと工夫を凝らしてみます。



ボクが今回 一番頭を悩ませているのはナンサーで、
まず自分で羽化させていないから、起き出しの部分から慎重に
するつもりです。実は羽化から見ていないのは種類問わず案外ニガテ
なので、少々気を遣います。肝心のセット内容なのですが
シュパンスキーのときに組んだセットで大丈夫かと思っています。
先のミクラミヤマ等のセットに準ずるんですが、シュパンスキーって
材周りには産んでいなかったので、黒土部分を多くしようかと思っています。
どちらにしても腕が腱鞘炎になるぐらいのフルイ掛けが必要となります。

順番的にはミクラ ゲアン エラフス イズぐらいまではなんとなく
妄想できているのですが、それ以降は個体の活動開始に合わせていくように
なると思います。ミシュミ ルニフェルは秋ごろになるかもしれませんね?
あとはもしワイルドが入荷したらルック ノビリスは再チャレンジしたいし
ヒメミヤマも同様です^^)







そのまま使ったっていいのですが、天邪鬼なボクは
なにか一工夫・・・そう書くと聞こえはいいんですけどね^^)
要はちょっと変えて見たくなるんですよね♪

例えば産卵用低添加(もしくは無添加)は安全ではあるが
それだけでは産卵促進に繋がらないかなと思うとちょっと高栄養な
マットを加えたりします。このとき初めて飼育する種類は気を遣います。



今回久しぶりにメタリフェルを産卵させるのですが、
メタリフェルというよりその後に控えるモンギロンやチュウの
データ取りも兼ねます。温度等は生息地の違いがありますので
参考とはなりませんが、マットのレシピは充分参考になると思います。



さて本題ですが、マットをブレンドするときまず一番初めに
考えるのは、その種の幼虫が効率的に栄養摂取できるか?
考えます。これはマルバネ飼育を本格的にし始めたときに
赤枯れを入れないとダメという(種類によっては入れなくても
大丈夫な種類もいます。)ことが発端です。ボクの場合、それ以降
ミヤマの飼育に没頭していきます。そこでマットが合う合わないという
ことに遭遇していくので、このような考えに発展していきます。



で、何を行うか?なのですが、まずベースとなるのは
産卵セットに使用したマット、しかも幼虫がいる部分のマットを
ベースに考えを巡らせます^^)昨年の産卵セットはヒメミヤマを
産卵させることが大前提でしたから底面から何層かに分けて詰めていました。
落書きに近いメモを残して、それを見ながらの割り出し(☚けっこう面倒でした。)
をして、まずは同じようにマットをブレンドします。このとき初2令ぐらいまで
育っていたら少々安心なのですが、ド初令で割り出した個体は産卵セットの
マットをそのまま使用します。(加齢したらすぐ交換ぐらいの気持ちが
大切でした。)割り出し時に幼虫がいた部分のマット(しかも状態が
いい部分)はフルイ掛けして新しいマット(その種にいいと思われるマット)
と混ぜ合わせて持っていました。混ぜ合わせるのにもムラが出ないよう
少量づつ混ぜ合わせます。けっこう時間のかかる作業ですが、意外とこの
細かい配慮がのちに幼虫を見たとき、功を奏していることが多いので
極力実践するようにしています。この方法はミヤマ・マルバネ・ネブトには
有効です。キクロはまだ実践していませんがいいんじゃないか?と
思っています。どうも立ち枯れでも根部にいる、もしくは朽ちた状態が
土に近い 洞に溜まったフレークを好む種類には有効なようです。
逆に同じ根部にいる幼虫でも白枯れ部分 朽ち方がまだ進行していないような
部分にいる幼虫にはあまり効果がないような気がします。



最初の交換時は幼虫の状態をよく把握します。大きく育っている個体は
同じレシピにしないことが多いです。ベースとなるマットは同じですが
高栄養のマットをフルイ掛けして足します。これはクラーツミヤマの
飼育時にマットが足りなくなって、ノコやヒラタに使用するマットを
混ぜて使ったことがあって、そうしたらその代用したマットを入れた
容器の個体のほうが大きく羽化してきたんです^^)クラーツは以前の
記事でも書いているように、大して知識もなく入手したものですから
半ば諦めてもいたんです。。そんな気持ちで飼育していたものですから
嬉しさも倍増でした♡ただ思い出すのに一苦労したのは事実です。
なんせついでに近い交換でしたので、今みたいに多種多様なマットを
持っていたら思い出せなかったかもしれません^^)



3令以降のマットのブレンドについてはまだ検討・考察の余地が
残ってはいます。実践した種類が少ないこと、その種類でいい結果が
出てはいるけど選り好みが少ないことも分かったので、どちらかというと
選り好みの激しい種類での結果が待たれます。マルバネ・ミヤマは結果が
出るのに時間がかかるので、あとは自分のモチベーションをいかに維持できるか
も大切です^^)あとせっかく残したメモをなくさないこと!
これが一番大事かもしれません♪






すでに10年以上経っているので、その昔と
書いても大袈裟ではないかなと思いますが^^)



キクロの産卵にはその当時の産卵用マットと埋め込みマット(無発酵)
をブレンドして産ませていたのですが、そのショップは現在は閉店しているので
いかがなものか?と思いきや、意外なところでキクロ産卵用を知ることとなり
買ってみました♪



キクロ産卵用。ホントはね、産卵一番にくぬぎ純太くんを細かくしたもので
代用できるのですが、近隣のお店にくぬぎ純太くんを取り扱っている店を
知らないので購入しました♪ 高額種を取り扱うことで有名なショップ様ですね♪



さすがにマット1袋では申し訳ない(送料もかかりますからね。。)ので
マルバネ用赤枯れマットも購入。これ・・・人工赤枯れ?が入っているのですが
この量でこのお値段はコスパ・・・・いいですよ♪
使ってみてよかったらこれにしようと思います。



最後はミヤマ用です。これはどうなんだろ?
とにかく使ってみてレポートさせていただきますね^^)
ただ袋はチャック付きだし、通気用の穴も空いているという
他のマットにない配慮も施されていますので楽しみと言えば
楽しみです。当ブログでも散々書いていますが、ある一定期間を
使ってみないと分からないのがマットです。
ちょっと使ってみますね^^)



特にミヤマなのですが、大きくなってくれない
種類というのがいます。ボクのところにいる幼虫では
シュパンスキーがそうなんですが、大きくならないというより
成長が遅いのかなとも思っています。



でも一番初めに考えるのがマットが合っていないんじゃ?
と、思いますよね。。
そもそも新しい種類というのに挑戦するのって久しぶりで
今までは自分のスキルから導き出すことのほうが多かったように
思います。ミヤマの場合、そーゆーのが少ないんですよね^^)



そのような場合、書籍・ネット等で調べることはもちろんのこと
先に飼育されている方から伺ったりして、実践していくのですが
少々アレンジを加えたりもして、どうなるか様子を見ています。
ビークワ75号の特集はかなり役立っています。



ボクの飼育がノコオンリーだったころ、つまみ食い程度に飼育がしたことが
あるミヤマは国産ミヤマとヨーロッパミヤマです。
ただその当時、懇意にしていたショップにミヤマ用マットがあったのと
ヨーロッパミヤマに至っては、息子が小さい頃の話で、せがまれて
買ったものですから頭数も少ないし、データ取りなどもしていなくて
羽化したことに驚いたのが自分だったりしました^^)
ただミヤマ用のマットは作り方を教えてもらっていたので
それがベースとはなっています。



ところで、マットでもなんでもそうですが、全然合っていないと
ほとんどの場合、★になってしまいます。
なので★にならないということは、合っていないわけではないが
成長するに不具合があるか、成長速度が遅いかのどちらかで
成長速度に関しては温度も非常に関係するから、一概に
マットが合わないということにはなりません。ただ改良の余地は
残っています。産卵時に黒土部分に産んでいたからと言って
必ずしも黒土が必要か?と、問われると違うと思いますし
ミクラミヤマのようにある程度の期間までは黒土を混ぜていたほうが
いい種類もいますから、そこら辺が飼育側を悩ませる原因のひとつでも
あります^^)だから書くことも多く、新しい発見(☚自分の中で、です♪)
があって面白いワケなんです♪




ミヤマの羽化ズレは否めない。。でも少し考えてみましょう^^)
累代を一番に考えるのでしたら、♂のサイズは後回しにして
♂♀同時期に羽化させるということは可能です。



まず幼虫で購入の場合は♂♀の加齢度が近い個体を選んで
同じ大きさの容器で隣り合わせで飼育します。
で、そのまま飼育して次の交換でもやはり同じようにするのですが
このとき♀は温度の低い場所に置きます。♂は若干温度高め
(あんまり高いと悲しい結果になりますからね。。)の場所に置いて
様子をみます。



この場合、1年で孵すか2年で孵すかでも変わってきますが、
1年で孵す場合は、あまり大きな容器に入れないのも一つの手では
あります。ただあんまり大きな♂幼虫は勿体ないので、その辺りは
個々に判断をお任せいたします^^)



自分で採卵した場合・・・これ、、ボクもようやく気が付いたのですが
数を抱えなければダメです^^)ノコの感覚で5~6頭持っていれば大丈夫だろう
とタカを括っていました。。ボクの私見ではありますが、最低でも10・・・
ボクのように発展途上でしたら15は持っていたいと自分では思っています。
それでしたら大きな♂幼虫と同時期に羽化してくる♀も出現しそうです。
諸事情で5~6頭しか残せないようでしたら幼虫購入時と同じ方法で飼育されれば
大丈夫な可能性が上がります^^)



まぁノコやヒラタと比べますと♂♀判定が難しい部分もあるので
(♀斑が見えにくいというか見えない個体がほとんどです。)
偏る可能性は大きいです。なので少々数は抱えたほうが無難かと思います。



あとは人気種でしたら別系統から持ってくることは可能なので
♂単 ♀単で購入するというのはアリですね^^)
一番いいのは友人や仲間が同じ種類を飼育していると安心です。
シェアできたりしますからね^^)
今まで書いてきたこと・・・キクロにも該当するのですが
キクロのほうも同様です^^)




material by:=ポカポカ色=