クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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カブトムシまで飼育種を広げてきました^^)
飼育種を限定するんじゃないの?という声が聞こえてきそうです。
でも・・でもですよ^^)使用するマットの種類は減っているんです。
売っているとついでに買ってしまうマットはありますが、今までほど
使用頻度は少なくなっています。



ミヤマ飼育を始めたときからカブトムシは視野に入れていたのですが、
なかなか触手が動かず(なんせ実物をみていませんからね。。)、
自分で羽化させても累代しようとか考えなかったのですが、ケンタウロスで
久しぶりに累代してみようと考えました^^)



この2種は産卵セットも似通っているし、飼育そのものがほぼ同じと
言っても過言ではないので、併用できるのですが・・・



この2種とは大きく逸脱します。
この画像の4種を繋げるのがミヤマだったりします。
産ませるときに少々温度に気は遣いますが^^)



種類数もそうですが、1種類当たりの飼育数をある程度必要とすると
スペースの問題も出てきますしね^^)同時にコストダウンを考えながら
飼育していくことは大事だったりします。そうすると併用や相関という言葉が
頭を駆け巡るようになるんですね♪



まるで飼育方法が違う種類もいるにはいます。
そこは少量だからと自分に言い聞かせて楽しんでいます♪



ただですね^^)今期以降 変な浮気心が芽生えなければ
ほとんど自己ブリードで賄えるので、ここが一番のコストダウンかも
しれません^^)






こちらは先日割り出したラエトゥスのセット。
昨日は気温が下がったこともあって、ミヤマのセットを一気に
割ってみました。



まずは一番音沙汰のない(なさそうな)ナンサー。
キノコが生えています。。。
結果・・・・撃沈。。。。。これ、かなり悲しい。。
けっこう潜航跡が見られたので大丈夫かと思っていただけに
残念です。



気を取り直して次♪ ラエトゥス2セット目。
こちらは幼虫が見えているので、何頭採れるか?ですが・・・



いましたいました^^)
ケース真ん中ぐらいまでマットが固くなっていました。
しかし・・・マットも劣化が進むと手触りがスポンジのようです。



ド初令は繭玉のように固くなった真ん中にいるんですが、
ある程度成長すると、ノコと一緒です♪ 
出てきた数は、すでに出品しているのでご想像の通りです♡
一応自分の分と♂を提供してくださった方の分 ご予約済みと併せて
約半分は動かせない状態です。



気をよくしてお次も行きます^^)これはマット上面の状態が、かなり悪いです。
すでに幼虫は見えているので、何頭採れるか・・・なんですが、
もしかしたらケース底面に見えているだけ。。なんてこともあり得ます。



そうはならなかったの図♡ でもラエトゥスには遠く及びませんでした。
あっ!割り出したのはエラフスです^^)こちらもすでに出品済みです。
すでにご入札もいただいておりますが、♂♀判定が難しいド初令も
多数いるので、今後の販売・出品は未定です。



もう一セットほど割れる時間はあったのですが、手持ちのプリンカップの数が
底をついたのでここまでで終了。ラエトゥスもエラフスも血の入れ替えを
しているので安心の個体です。ミヤマ繋がりではルニフェルも幼虫が見えて
いるのですが、♀も生きていて再び潜ったことを確認したので、割り出しは
次回にすることにしました。これで大ケースが4つ空いたので、
いよいよミシュミ・アマミミヤマの産卵に頭を切り替えます。









台風の後に台風。。。嫌ですね。。
午前中は強く雨が降り、そのあと晴天かと思いきや
風が強く、カブ号を走らせるのも難儀するくらいでした。。
そんな中、割り出しを敢行いたします^^)



どれからにしようか迷ったのですが、まずはウォレスから割り出しました。



小ケースで30頭(^^♪ まずまずの出だしです。
このあと いつもでしたら同種を割り出すのですが、
プリンカップの数を考え、ミヤマに切り替えます。



まずはゲアン。セットの日数を考えるとあとでも良かったのですが
♀がマット上で★。あと、産卵セットの状態から考えて先に割り出しました。



ポロポロと落ちてきました。卵座は作っても柔らかいようです。



卵も2つほど回収しました。ゲアンはあまり産まないと聞いていましたが
何とか二桁に到達したので良かったです。材の割りカスを齧り、フレーク状に
していたのが印象的でした。



お次はラエトゥス。まずは産卵セットの上面の状態をご覧ください。
かなり弄っていますね^^)



ゲアンとは対照的にしっかり卵座が構成されていました。
ネブトの繭玉ぐらいありましたよ♪
ミズゴケも交えて卵座を作っている印象です。



底面黒土固詰め部分には産んでいませんでしたが、その上のマット+黒土
部分からは多数の幼虫が得られました。卵座を作っている部分とそうでない
部分の2極に分かれたのは意外です。状況に応じて産み分けていますね。

ラエトゥスまで割り出してプリンカップの在庫が尽きたので
プリンカップの買い出しに行って、本日は終了です。
ラエトゥスはもう1セット(しかもケース側面から幼虫が見えている。)
あるので、ちょっとビビっていますね^^)
今週中にノコ各種 ミヤマ各種の産卵セットを割り出していきます。
割り出しが終わるといよいよ秋の産卵セットが始まります♡




まずはスペキオの蛹。ブレブレですが^^)あまりにも動くので
構わず撮ってしまいました。見ていただきたいのは蛹ではなく
人工蛹室です。ちょっとイビツにできているのが気になります。
これ・・・オアシスの材質が通常使っているのと違ったんですね。。
ちなみにスペキオは先日ご紹介させていただいた個体とは別個体です。



で、以前買っておいたオアシスが残っていたのを思い出し、
もう1個作ってみました^^)こちらは材質の目の方向がしっかりしていたので
作りやすかったです♪ 返しもきれいに形成できました。
こちらの人工蛹室に何を入れるかと言いますと・・・



この子です♡ 暴いちゃったからというのもありますが
蛹が見て見たかったというのが一番の理由ですね。。
補足としてはキノコ菌がまだ生きているので子実体が生えやすいというのも
あります。(かなり後付けです。。)蛹室の湿気を指で確かめておきます。



ケース底に水を入れます。人工蛹室の湿度を保たせるために入れるのですが
これを間違えると翅パカになりかねないので、ここは慎重です^^)
種類によって加水量が変わりますのでお伝えしておきます。
ちなみにノコは多め ドルクス系は少なめです。



蛹を入れてみました。ネパレンシスです。
ネパレンシスは幼虫も含めて画像にするのは初めてかもしれません♪
ネパレンシスを置いている場所は扇風機を設置してあるので、
水分は少々多めです。扇風機の風が当たるところはけっこう乾燥するのが
早いんですね。今現在のムシベヤは蛹率が高くていろいろな蛹が見れます。



色々な種類の蛹を見比べますとね、やはりニジイロの蛹は
やはり変わって見えます^^)




この時期 ノコを入手されて発送等で個体を受け取ったとき
羽化日 商品説明では明らかに休眠個体なのに届いた個体は
動き回っている。。。こんな経験をされている方は多いと思います。



これは配送中の温度上昇や揺れで、一時的に暴れているだけですので
心配はないのですが、届いてからけっこうな時間 暴れていると
活動を開始したのでは?と、錯覚を覚えてしまう個体もいます。



羽化後2ヶ月以上が経過している個体は、ある程度カラダができあがっているので
そうなるのですが、完全に活動できる状態か?と聞かれると???となります。



対処法として確実なのは再度寝かせることです。刺激になる光や振動を遮断して、
温度を下げていけば寝てくれます。温度を下げるのが難しい場合、
昼と夜の気温差でも寝てくれるので、焦らずに個体が落ち着くまで待ちます。
このあとは保冷器具等を使って休眠モードに持っていき、
そのまま休眠してもらうのが一番安定するのですが、それが難しい場合は
極力光の入らない温度が低めの場所を探して、そこに置くようにします。



ここで大事なのは、あまり動き回れるスペースを与えないこと。
動けるスペースがあるとそのスペースを使うので、なるべくマットで
埋めてしまうのも手です。あとゼリーは絶対に与えてはいけません。
舐めだしをきっかけに起きてしまう個体は過去 かなりの数見ています。
暴れる動きが断続的にでも数日見られる個体・・・これはもう仕方ないので
ゼリーを与えて様子を見ます。この場合 まず♂を起こせるようにしてください。
今まで書いた内容は主に♂がそうなのですが、♂は起き出すと止められないことが
多いので、しっかり起こすことに専念します。♂と同時に♀も起こすよう促します。



ここまでやって、♂も♀も後食を開始したとします。
後食後 いつもならペアリングするような時期でも
もう少し待ってからペアリングしたほうが事故は少ないです。
今の時期 そうなったとしたら早くて8月の後半 大事を取るなら
9月中旬あたりがいいと思います。ただ、これには個体差が絡みますので
あくまでも個体を見ながらとなります。



このような個体が産まないのか?と言ったら決してそうではなく
産むことは産みますが、産卵数はあまり期待できません。
ただ累代が可能な数は産んでくれることが多いので、ペアでお持ちの場合は
個体をよく観察して産卵に持っていくこともできなくはないです。
最後に種類によって違いがあることを明記させていただきます。






material by:=ポカポカ色=