クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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なーんていつも通り大袈裟です^^)
あくまでも個人の観察をご連絡しています。
これから書かれていることだけではないということも
予めご連絡差し上げます。

それでは書いてみたいと思います。



最後の最後でこれだと凹みますよね?
もっと酷いのもあるのですが、まぁやめときます。

なんで起こるんでしょう?翅パカ。。。

結論から申しますと

蛹室内の湿度や水気が大きく影響を及ぼすと考えます。

以前にも書いておりますが、羽化時かなりの体液と申しますか
水分を放出します。その放出された水分の行き場が必要なんですね。
往々にして蛹室に吸収されていくと思うのですが
その行き場がない(もしくは少ない)場合に起こりやすいんじゃ?
と、観察しながら思いました。
蛹室内の壁に水気があると体液の行き場がなくなり、
元々羽化に適していない蛹室内が更に適さない状況になるという
考え方です。


(翅パカ画像はあまりないのでイメージでお願いします。)
よくビン底や側面に蛹室が見える場合も翅パカになる度合が
大きい的なことを読んだり聞いたりした経験があると思います。
これも同様です。蛹室が容器に接している場合は外気の影響を
受けやすいので容器内の温度湿度と外気(容器外側)の差が
大きいといわゆる結露に近い症状が蛹室内に起こり水分過多に
なるのが原因のひとつなのでは?と、考えました。

あくまでも個人の観察結果なのですが、どうも蛹室の水分が多いと
上翅が伸び切れず、本来の形状を構築する前に(きちんと翅が伸び切れず)
固まってしまうのではないのでしょうか?

上翅がグチャグチャになったり後ろ翅がグチャグチャになるのは
また別問題で蛹室の形状が羽化に適していない、半壊しているのが
原因として追加され、ひどい状態で羽化してきます。

では予防できるのか?蛹室が容器から見えない場合は翅パカは起こりにくいし
第一見えないのでどうすることもできませんが、容器から見えている場合は
対処のしようがあります。なるべく温度変化の少ないところに容器を置く。
人工蛹室に移す。。など。
蛹室の状態を見極めるコツは?と、聞かれますと
もうこれは数を見て、いい状態とそうでない状態を見極める目を養うか
容器から見える蛹室がベタっとしているな?と、感じたら
人工蛹室に移す算段をしておくとか・・・
あと、蛹化用のビンに予め移しておいて、なるべく温度変化の少ない
場所に置くと言うのは一番の予防かもしれませんね^^)

ちなみにですね、ヒラタとノコと比べた場合 ヒラタのほうが
水分には敏感です。ノコはある程度湿気があっても
キレイに羽化してくれますが、ヒラタは大型になればなるほど
翅パカが起こりやすいので注意が必要です。

ホントの最後の最後で起こってしまう悲しい結末。。。
なんとか回避したいものです。
今回は羽化不全の中の『翅パカ』にスポットを
当ててみました^^)






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