クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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まずこの個体は羽化まで菌糸で飼育しています。
菌糸で飼育すると画像のような横幅が出て厚みのある個体が
羽化させやすいです。



対してこちらの個体。本当は同じ種類 同じアングルのほうが
分かりやすいのですが(比較するには分かりずらいですね。。)
今回の記事のようなための画像ではないので申し訳ないけど
全ステージをマットで飼育しています。



さて、ここからが本題です。
ノコを全ステージマットで飼育すると、大型でも見た感じの印象は
細身 体高が薄め(菌糸で飼育した個体と比較すると顕著です)という
野外品と見まごう個体が羽化させやすいです。
同じ飼育期間で大きな個体をお望みの場合は菌糸で飼育したほうが
有利なのですが、これも種類 種親の背景や産地などで変わってきます。
種類的には南西諸島系亜種は有利なことを多く経験しています。
ただ飼育品の場合は種親がマットで飼育されていると
菌糸の反応がよろしくないときもあります。



ちょっと本題からずれそうになっているので元に戻しますと
国産ノコをマットで飼育するメリットは
・温度変化の対応が菌糸と比べて幅広い。
・野外品に似た個体が出やすい。
・羽化率が高い?(これは過去のデータを引っ張っていますので
一応書いておきました。)などで、
デメリットというか、ここも菌糸飼育との比較になりますが
・飼育個体によく見られる太い厚いという個体がお好みの場合は
工夫が必要。
・大型個体を出すにも工夫・期間が必要だったりします。

コスト面に関しては使用するマットによって変わるので
ここでは割愛させていただきます。



ボクは菌糸はひと銘柄しか使用していないので残念ながら
比較検討ができないのですが、マットはいろいろな銘柄を使うので
幼虫の令でマットを変えたり産地によって使い分けたりはしています。
マットも無添加 低添加 高添加といろいろで合う合わないはあります。
産地によっては高添加のマットに反応しない(幼虫が大きくならない)
産地は存在しますので(これも累代いかんで変わるかもしれませんが
ひと産地を延々と累代している産地が少ないのですね。。)産地に
拘られて大きくしたいのであれば、やはりそれなりの期間や工夫は
必要と感じています。マットで大型個体を羽化させたい場合については
また今度書かせていただきます。先輩がマットで凄まじい個体を
羽化させているので、先輩から教えていただいたことも交えて
書かせていただきますね^^)





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