クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
8
13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新CM
[12/27 タチバナ]
[11/20 あんず]
[11/19 NONAME]
[09/22 はちろう]
[09/22 あんず]
最新TB
プロフィール
HN:
あんず
性別:
男性
職業:
自由業に近い自営業
趣味:
クワカブ飼育、bike,
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア
ポチッとね♪
フリーエリア
フリーエリア
フリーエリア
[2858] [2857] [2856] [2855] [2854] [2853] [2852] [2851] [2850] [2849] [2848]


琉球系コクワのみならず、国産クワガタ
の中で、数年前までは珍品中の珍品でした。

実際にいるのか?ぐらいまでのクワガタだったのですが
近年、発生場所の特定ができたのか?
流通するようになってきました。



ボクが手に入れた個体はブリードもの。F2です。
画像はトクノシマコクワのワイルドと比較しています。
ヤエヤマコクワの特徴である全体的に丸みを帯びたシルエット
は、一目瞭然です。ちなみに♀も前胸の丸みは
他の亜種と比べてもハッキリ違いが現れます。

さて、肝心のブリードなのですが、
いわゆるオオクワのセットです。

ただ、産卵木は大事をとって2本。ケースは小ケースです。

クヌギと1ヶ月マットに沈めたコナラ。

セットしてから約1ヶ月後の割出です。

結果・・・


7頭♪

前フリとして、1回のセットで8~10と
聞いていたので、まずまずではないでしょうか?
2本、材を入れてもどちらか1本にしか産まないとか
1回の産みが少ないとか教えていただいていたので
そのままだね^^)という印象。

で、ここからが考察なのです^^)

ボクはセットに2本材を入れたのですが
どちらからも幼虫を得ることができました。
クヌギの榾木も、マットに埋め込んでから1ヶ月経った
コナラ(これはけっこー堅かった)でも産む気があるなら
(もしくは産めると判断したら)関係ないというカンジ。
材は割るときに2本の材、いずれも水気を
確認することができたので、それかな?と、思いました。
あと、キノコの種菌を植菌したあと(丸く穴が空いている)
のをうまく利用して産んでいる感触を得ました。
なので2度目のセットに入れた材は植菌痕の多い材を
選んで、穴もキレイにしてなるべくケース中央に
(要は♀がもぐりこみやすいように)材を並べてみました。
このようなことから考察すると、

材表面に産んで、孵化したら幼虫が材にもぐりこみやすい
ところ。植菌痕あたり。

材の水分は多め。柔らかくても堅くても大丈夫。
でも、どちらか?と言われると柔らかいほうから
大きな幼虫が出てきたので柔らかめの材が有効か?
BE-kuwaコクワ特集の飼育報告では人工カワラ材
使っています。いわゆる材産みのドルクスに準ずるんだと
思います。

マットには産まない。幼虫も材に入る。
(これも上に同じ。)他の人の話では
マットに徘徊していたとも聞いています。

セット後、約1ヶ月で割出ということは、孵化する期間を考えて
割と早めに産んでいるんですね。自然下では産めるところを
徘徊するのかもしれません。割り出したときの♀はすごく元気でした。



流通しているとはいえ、まだまだ数は少ない
ヤエヤマコクワ。
大切にブリードします。









この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
material by:=ポカポカ色=