クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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たしか午前の最後か午後に入ったぐらいかと思います。
国産離島産地を色々見てくださっていたお客様がいて、いろいろお買い求めくださった
のですが、生体の説明をさせていただいている時に兵庫からいらしたということを聞き、
大手町インセクトフェアの凄さを垣間見ることができたのですが・・・
その方が漏らしたお言葉に、実物を見ながらいろいろ迷えるのがいいとのこと。。
販売をさせていただきながら確かにと強く感じた、印象に残った出来事でした。



ボクは国産離島産地種を飼育・販売をさせていただいて ある程度の期間が経ち、
同じような種類を好む友人や知人 またボクが好む種類に強いショップ様も何軒か
知っていて懇意にもさせていただいていますが、それも住んでいる地域が関東だから
ということも大きいと思います。さすがに1日で全部廻ることはできませんが
イベントでは短時間で網羅できることは強く印象に残りました。



話しは変わって、最近のインセクトフェアではお子様(チビっこと言っても差し支え
なさそうな・・・)とお母さまでご来場というのを多く見受けられます。
そのお客様がご購入されるときの会話^^)
同じヒラタでもお子様は大きくて強そうなのが欲しい♡でもその個体はそれなりの
価格が付いています。今回 自己ブリード用に入手したWDはほとんど♀の持ち腹で
産卵させたので未使用のWD♂を安価で並べたのですが、お母さまはねっ!^^)
そりゃそうですよ♡ チビっこは大きくて強そうなのが欲しい!でも少し怖い^^)
その辺りで納得させているやりとりが面白かったです♡^^)
お母さまが説得しきれない部分をなんとかさせていただいたつもりだけど、
結構チビっこも粘って・・・(^^♪ ボクのところにはスマトラヒラタの大きい個体とか
はいないので、ボクも必死でした♪ もう自分の子供たちはいい大人になっているので
そのやりとりに参加させていただいて楽しい時間を共有させていただきました♡



あと昨年の参加の際 韓国の標本商様が隣で、ご挨拶をさせていただいたのですが
今年も同じ場所で隣同士(^^♪ ヒサシブリと日本語で挨拶してくださったのが
印象的でした。帰り際 また来年会えるのを楽しみにしていると伝えて会場を
後にしたことも強く印象に残っています♡








まず、入手先の具体的な店舗名・個人名のお問い合わせは
大変申し訳ないのですが、お答えできないことをお伝えしておきます。
公の場で公表ができないのが大きな理由です。



さて本題に入らせていただきますが、大事なのは情報で国産離島産地の入荷が多い
ショップ様に足繁く通って購入することは第1歩になるのかな?と、思います。
何度も足を運んでカテゴリー的に同じような種類を購入していると、お店側のほうから
○○が近いうちに入るけど的なことを教えてくれるようになります。
以前にも書かせていただきましたが、ボクはあまりショップ様巡りというのはしないので
同じようなことをしている人と知り合うことも大事です。いろいろと情報交換している
うちに仲良くなり、ボクがあまり行くことがない(行くことができない)ショップ様
に入荷した個体を入手してくれることも多々あります。



特に入荷数が少ない種類や産地はすぐになくなることが多いので、
同じ趣味を持つもの同士複数でやりとりしていると思いがけない個体が手に入ること
があるので、是非ともお勧めいたします。



オークションでも離島産地は手に入ります。稀にですが、地元にお住いの方が
出品していることがありますので、要チェックです^^)
出品されている種類の産地と発送元の地域が一致する場合は思い切って
質問欄から聞いてみるのもいいと思います。このとき落札の意思があることと
出品者様への配慮を忘れないようにしています。ただ、オークションの場合
ショップ様同様のやりとりはあまり期待しないほうがいいように思います。
これはお相手がどうのと言うよりオークション自体の自由度が関係していると
考えています^^)



自己採集で離島産地個体を得ること。もし採集に長けている方なら可能かと
思いますが、離島=範囲が狭いとはいえ、ポイントを探すのは難儀ではあります。
なんせ交通機関に飛行機か船を利用しなければならないので、コストと時間が
掛かります。。ボクは離島のポイント探しに楽しみを見つける友人がいるので
その辺の苦労がないけど、0からとなるとかなり大変かと思います。
ボクが採集に行く産地のなかで伊豆大島は採れるけど、制限はかなりあります。
あと年々 整備も進んでいるので外灯採集はかなり困難になっています。



もし離島産地のクワガタを飼育してみたいとお考えなら、どうしても
この種類のこの産地を入手して飼育してみたいということを除いて、
入手しやすい種類で飼育・累代してみることもいいと思います。
やはり入荷数が少ない=採集数が少ない種類は高値にもなりますから
ある程度 自分なりのスキルを蓄えてから希少産地に目を向けても
いいのかなと考えます^^)実際 ボクはそうしていました♪



今回は離島産地のことを書かせていただきましたが、同様のことが
外産ミヤマにも当てはまります。やっぱり少数しか入らない種類はいて、
やはり友人が入荷情報等を教えてくれるし、飼育方法などの交換も行っています。



産地によって飼育方法を変えたりしなければ大きく育たない種類もいる
国産離島産地クワガタ♪ 採集に関する規制があらゆる地域で厳しくなりつつ
ある昨今、累代飼育にも重きを置いて飼育しています♪




ボクが販売させていただく自己採集個体は、主に伊豆諸島産で
いつも同行してくれる友人がいるのですが、この友人 
急に休みが取れることがあり、そのときは一人でリフレッシュを
兼ねて、伊豆諸島にふらっと採集に出かけます。



まずは休みですね♪ 取れることが決定して船や宿 レンタカーなど
予約が必要なコトがクリアできたら行っているようです。でもたまーに
島に行ってから、この時期ならという確信めいたことを掴むと連続して
行くこともあります。最近では利島のヒラタが採れたときに集中して
島に行っていました。ボクもその話に感化されて、昨年 利島に連れて行って
もらいました♪ 島に入ってすぐにミヤマの♀を拾うことができ、利島を
満喫することができました♡



今日はこんな天気なので何もできません。。。こんなときに事務処理でもやれば
いいのですが、どうにも手が出ないので書かせていただいています。
少し雨脚が弱まったときに成虫割り出しを行いました。

そのなかで伊豆諸島の、個人的には貴重な2種をご紹介いたします。



まずは先日もご紹介したイズミヤマ(新島産)。近年では採集例も数えるぐらい
と、認識しています。このあいだもしょーかいしたよね?と、言われそうですが、
画像の個体は先日の個体とは別個体で、本日割り出しです(^^♪
これで2ペアになりました。



イズミヤマは伊豆大島 利島 新島と居て、その3産地の新成虫が今年
お披露目できそうです(^^♪ 伊豆大島産は入手個体なのでCBF1ですが
利島産は自己採集からのWF1となります。因みに新島産は2年1化個体なので
昨年に続きWF2表記となります。



伊豆大島産ネブト 散々出品もさせていただいていますがこの個体は特別♡
種親♂はWDの大型で昨年の初春に伊豆大島へ行ったときに採集してきた♂と
WF1♀を掛けて得た個体です。幼虫がそんなに採れなかったので、たしか外に
出していないんじゃなかったと記憶しています。



伊豆大島のネブトは友人単独で採集している個体や、ボクも同行して採集した個体など
複数の系統を所持していますが、この系統は数が少ないのと、ネブトの成虫・・・
しかも大型に出会うことは滅多なことではないので、思い入れも強いです♪



その伊豆大島♡ 今週末に行ってきます。
大型ノコとミヤマの♀・・・会えるといいなぁ(^^♪




今までは1年に一度のご褒美で行っていた伊豆大島。
たしか一昨年は台風で行けなかった反動か?去年は伊豆大島・八丈島・利島
と、伊豆諸島行の飛行機・船に乗りました^^)



今年も八丈島には行ったけど、天気が大荒れで1泊2日の大半は羽田の印象が
強かったです。。。朝から羽田に行って飛んだのが最終便(15時台発)でしたからね。。



時間もなかったし、島の人に聞けば今年は寒いとのことで、見れた個体数が
少なかったのもそうですが、一番違ったのは生体を持ち出す際に届けが必要な事。
先に書かせていただいたように、悪天候のため乗客もいつもより少なかったから
何とかことを穏便に済ますことができたけど、昨年ぐらいの乗客数だったら
かなりのご迷惑になっていたと思いました。。。



クワガタに関しても、前述したとおり寒かった(半袖ですこしヒヤリとするぐらい)
のは渡島したときもそうだったので、採集数も少なかったです。ノコ・ヒラタは
皆無でしたし、ボクらが渡島した2週間後ぐらいに販売を共にする友人が渡島した
のですが、そのときに採集した個体の方が大きく立派でした。数も選別できるぐらい
見れたそうです。ただ、ノコ・ヒラタは影すら見れる気がしないと申していました。
ボクもそうですが、ボクの友人たちはほとんど販売はするけど、ある程度販売できる
数を想定して、自己ブリード用と完売できる数しか持ち出さないようにしています。



島ごとの採集に関してですが、ここからはいつも一緒に採集に行く友人の話も交えて
書かせていただきます。御蔵島・神津島は条例で採集禁止です。御蔵島は友人も
行っていないのですが、神津島は観光で行った折 ガイドの方に採集のことを
それとなく聞いた処 まぁ・・・これ以上は書かない方がいいと思います。。



新島・三宅島・式根島は採集禁止ではないけど、立て看板などで採集はしないで的な
お願いをしているようです。あと思い付きで行っても採れそうにないとも
申していましたね。。確かに式根島などは利島から見えるけど平坦な島なので、
どこにいるんだろうと思ったし、新島・三宅島は採れるのかな?と、思ったそうです。



八丈島は先に書かせていただいているので割愛させていただきます。
ここからは自分の足で踏み入れている島のことですね^^)
まず利島ですが、利島は島のほとんどがツバキ畑と考えていいぐらいなので
迂闊に藪(畑内)に入ることは躊躇します。なので、遊歩道を散策というカタチで
採集するのですが、ほとんどが遊歩道を歩いている(落ちている)個体を拾うに
留めています。利島も決して採集を無条件に行える島ではないと考えています。



最後は伊豆大島。2022年からノコの発生期に渡島していないので、ワカラナイと
言うのが本音ですが、伊豆大島は他の島と比べて大きいので、ノコ以外を採集したい
場合は地域を絞ってのポイント探しは必要そうです。実際 友人はかなりの回数 
渡島しています。ミヤマ・コクワに関しても見ることはできるけど、数は一桁も
最初のほうだけですし、ヒラタに関しては過去 よろよろの♀を自動販売機の明かりで
見つけただけなので、ほぼ見たことがないと言っていいと思います。



奄美大島や徳之島のように声明こそ出してはいないものの、採集に関して敏感に
なっていることは否めない伊豆諸島。マナーを厳守して末永く楽しめるよう
努めたいなと思うこの頃でございます♪





昨日・・・早めに就寝して夜中の2時ごろ起きたら凄まじい雨が降っていました。。
それで当ブログの投稿をして、今朝のゴミ出しなどを終わらせてまた書いている
ワケでございます。



昨日の段階で八丈島付近に接近とのことでしたので、八丈島はどうなっているんだろう
と朧気に思いながら今日の夜中に書いていたのですが・・・



そういえば奄美大島・徳之島が生物の持ち出し制限の声明を発表してから初めての
発生時期を迎えています。やはり持ち出しが厳しくなっているようです。
確かに世界自然遺産に指定されているわけですからね。。少し緩やかだったのかも
しれません。。それに加えて、今年は発生が少ないようなのです。。
前回参加したイベントでトクノシマヒラタ・トクノシマノコを入手した際、
ノコは出ているけどスジブトヒラタが少ないと聞きました。あとコクワ。。
全然採れないそうです。このことを聞いて、随分早いなという印象は持ったのですが
今年は気候の変動がまた違うので、発生時期にずれが生じているようです。



実際 今年の八丈島採集は悪天候だったことに加えて、島の人に話を聞くと
今年は寒いとちらほら・・・ボクらが渡島した2週間ぐらいあと、一緒に販売して
いる仲間が渡島したら、ノコ・ヒラタは採れなかったけどコクワは明らかにボクが
採集した個体より大きな個体でしたし、数も採れたようです。(小型個体はリリース
してきたと聞いています。)もちろん以前の記事でも書かせていただきましたが、
空港での申請が必要だし、申請するタイミングを間違えると時間を要します。。
国産離島亜種が更に貴重になりつつある過程を実感した瞬間でもありました。



まぁ何が言いたいかと言いますと、今年は今まで以上に採集・持ち出しの制限が
強化されていることに加え、気候(が主な原因かと思いますが)の変動で
発生が少ない、もしくは発生時期が変動していて昨年までショップ様等々で
並んでいた種類がそうでなくなっている。。もし累代個体を持っているようでしたら
大事に飼育された方がより楽しめるのでは?と思う次第でございます^^)



トカラ列島の地震もまだ頻発しています。。。ニュース等で島民の方々の避難
されている様子が報じられています。トカラ列島は採集禁止になってから
ある程度の年月は経過していますが、1トカラノコファンとしては野外個体のいる
島が今まで通りの穏やかな場所であってもらいたいもの。一刻も早く終息に向かう
ことを切に願っています。だんだん貴重度が増してくる国産離島種。
大事に飼育したいものです。。










material by:=ポカポカ色=