クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ネブトの飼育もいろいろ試してみて
これが一番と言うふうには言えないのですが、
そこそこ大きな個体も出せるようになったので
今年の総括みたいな感じで書いてみたいと思います♪



まずは産卵セット。

使うケースはミニ。
マットは無添加微粒子マット(フルイ掛け)+使用済みマット(フルイ掛け)
今回は繭玉を細かく砕いてそれをフルイに掛けて混ぜています。
詰め方は気分ですね^^)底だけ固く詰めることもありますよ♪
温度帯:高め(24℃~)
成虫の状態:ゼリーを舐めてから約2週間以上
※動き回っていると尚良し♪

割り出しと幼虫飼育

意外と3令初期まで割らないことが多いです。
割出後、500以上のカップで多頭飼育。特に初2令までは
このほうがよろしいかと思います。
マットは使用済み(フルイ掛け)+無添加微粒子マット
をメインにUマット+完熟マット(フルイ掛け)で配合は
適当です。ただ幼虫の周りには必ず使用済みマットを振りかけたり
床を作ったりしていますね^^)
容器:500プリンカップもしくは500PPボトル
   最近は800に2頭入れが主流です。単純に整理がし易いという
   理由が大きいです。でもデカイ成虫が出てきます。

交換:一回交換しています。これはマットの劣化よりも乾燥のほうに
   気が向いています。交換時になんとなくマットの配合を変えています。

温度帯:ネブトはクワ飼育の範囲では高温なのですが、22℃あたりの場所から
    大きな個体が出てきています。

割り出しから割り出しまで:産卵セットの割り出しから羽化の割り出しまでの
             期間が1年ぐらいですと大きな個体が出てきました。



ネブトあるある:かなり乾燥していても繭玉を作った状態だと強いです。
産地(特に離島)によってマットの適性が違います。

越冬:越冬させると産みが悪くなるなど諸説ありますが
   むしろ越冬させて産卵数をコントロールするのは
   アリかと思います。



入手に関しての手引き:2017年の国産種ラッシュのころから
比べると流通量は激減しています。
多産(ノコやミヤマと比べモノにならないぐらいです。)なので
その年は凄まじく数がいても翌年いるかというといなかったりしますので
出ているときに入手しないと出てこなくなる可能性はあります。
成虫が簡単に☆になるのがその理由。どうしても数がいると散漫になりがち
になりますが、その影響をモロに受けるのがネブトだったりします。



飼育していて楽しい亜種(産地):これは独断と偏見で
お送りいたしますが^^)、オキノエラブネブトは大きくなるので
面白いです。型が明らかに違うのはヨナグニ オガサワラ チチジマ
アマミネブト3産地も型の違いが顕著で面白いですよ♪
本土ネブトで大きくなるのは種子島 屋久島は近いのに
大きくならないところがヒラタに酷似して面白いです。



希少産地:まず関東以北のネブトは貴重です。
あと伊豆諸島も野外では稀です。亜種についても本来そんなに
いる種類ではないので貴重だと思っていたほうがいいと思います。



ちょっと前まではネブトはマットが難しい、他の種類を飼育していないと
飼育はちょっと・・・という話は既に過去形です。
市販のマットで充分採卵できるし、幼虫飼育も可能です。
コストもそんなにかからないし、タイミングが良ければ
生体も安価で購入できることもあるのでマットで飼育がメインの方には
お勧めです。歯形も複雑だしサイズの割には重厚感のあるネブトクワガタ。
試しに飼育してみたら嵌るかもしれませんよ♪




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