クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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もう9月も後半に差し掛かっているので
しっかりとした秋なハズなのですが
今年は盆明けからずーっと雨模様。
台風の影響も大なのですが・・・

何が大変かって、ムシベヤの室温の上がり下がり。。

エアコンかけてるからって安心はできないのです。。

今日もニジイロでも産卵セットして。。なんて
思っていたのですが



どー見ても起きているトカラの面々。

これはペアリングしないとそのまま・・・
っつー、アマミノコの2種類。



アンテの♀が。。。。☆。。

急遽、成虫のみなさんのメンテに切り替えました。


アマミノコの油井と与路はペアリング。


ヒペリオンもペアリングです。

あと。。♂の何種か☆になっていたので
ケースの整理もしました。

ただいま、部屋がケースだらけになっているので
これから片づけます。。

休みの最終日に大仕事が待っていました^^)








これ・・・何やってると思います?

こないだ割り出したクロシマノコの卵が孵化して
幼虫がプリンカップのフタ付近に上がってきたので
ハイトの高い(深さのある)プリンカップに
移しているトコロ。

先週割出しなので、約1週間。

アフリカチビネズミの保温球付近に置いておいたので
温度が高いのと、マットが一部分乾燥していたので
交換です。同時にトクノシマヒラタも交換しました。

温度を上げることによって孵化を早くしようという
魂胆です^^)
これはノコ、ヒラタ共通です。

ただ孵化までの期間はヒラタとノコでは違う気がします。

まー、ともかくド初令です。
小さくて見にくいので気を使います。

あとね、このくらいの時期って
加齢の早さがノコとヒラタは違うと思っています。
ノコのほーが遅いです。

ヒラタは、温度かけると(高いと)、さっさと加齢します。
んで、成虫になろうとします。

ノコのほーがゆっくりだし、温度我関せず。。
と、ゆー具合。

大きな個体を孵したいのなら
ヒラタは全編低温。
ノコはステージに応じて低温。
と、ゆーカンジでしょーか?

底面積なんかもいろいろですが
それはまた今度^^)と、ゆーことで






 


ここでしつこいくらい書いていますが
『好きこそものの上手なれ』
で、気に入ったクワガタを飼育するために
アレコレするのが一番楽しいですよ♪^^)

ところで、今年はノコ以外に手を出しているんですが
けっこー考えて、手を出したりしています。

まず、ヒラタ。

型が似通っていない亜種で集めています。
産地もレア産地に拘ってるよーで拘っていない。。
たまたまいいのが手に入っただけです。

なのでアマミヒラタもノコみたいにあちらこちらの島モノを
集めようとは思っていません。


ツシマがいるけど、イキでもよかったとゆーか
カテゴリーがあるので、イキを探しながら
ツシマも探し、落とすことができたのでそれでヨシと
してしまいました^^)


ヒペリオンは盟友あわゆき氏が隣で販売していたからだし♪
外産はヒペリオン以外ではウイックハムが手に入ったので
嬉しい気分で一杯❤


今年は徳之島のクワが多いのですが、
これも入荷直後に声をかけていただいたのが大きい♪

んで、コクワ。

この子が手に入るまではヒラタちょっととノコで。。
って、思っていたのですが
場所も取らないし、材産みも久しぶりに
やりたかったので・・・

でもここから増やすかどーかは未定。
外産の変わったカタチのアゴを持つコクワは
興味がありますが^^)

ここで敏感なかたはお気づきになったかたも
いらっしゃると思います。

温度帯やエサのバリエーションがノコと同じか
ちょっと違うぐらいで楽しめる種類にしていること。

大型の容器を使わないで済むような種類にしていること。

に、限定しています。



この子もその範囲内だし❤

なので大型のヒラタやエサや温度帯の違うミヤマ
に手を出さないのです。
(好きなんですよ❤両方とも(^^♪)



『人工』でよかったんでしたっけ?

それではいってみましょー^^)。。

Q1どんなときに人工蛹室に移すんですか?

蛹室を作っている容器のエサの状態が
著しく劣化しているとき。
あと、蛹が見たいとき❤

Q2ビン底に蛹室を作っているときも?

どちらかというとビンの上下を逆さまにして
対処するほーが多いですよ。

Q3著しい劣化とは?

菌糸がグズグズのときとか
蛹室の周りが嫌気発酵してるときとか・・・
いろいろです。

Q4人口蛹室に移した個体は羽化後弱いと
聞きましたが・・・

確かに弱さを感じるときはありますが、
どちらかというと羽化直後の移動の仕方に
問題があるのかな?と、思っています。

Q5移動の仕方。。

いつも成虫を持つような持ち方だと
いろんな部分に負担がかかるのですよ。
羽化後はまだ余分な体液を放出しきれていないのと
固まりきっていないので下からすくうように
持つといいと思います。

Q6人工蛹室は市販?

いえ、自家製です。
オアシスで作ります。

Q7作り方は?

以前、ここで書いています^^)

Q8市販を使わない理由は?

蛹のサイズに合わせて作るという理由もありますが
単にお値段が・・・って理由が大半かもです^^)

Q9蛹のサイズに合わせて作るのですか?

ぇえ、蛹の大きさ、蛹室の大きさは参考にします。
あと水分量も変えますよ♪

Q10水分量??

これは種類によって変えるのですが
ノコは多め、ヒラタはキリフキ程度といった具合。
スマトラヒラタなどはかなり水分量を抑えます。

Q11水分量で何か変わりますか?

羽化がキレイに羽化できるか?ということが
大前提ですので、スマトラヒラタで水分量が
多いとかなりの確率で羽化不全(かなりハデな羽パカ)
になります。

Q12人工蛹室とクワが自分で作った蛹室の違いは?

キレイな蛹室は非常にコンパクト。
特に大きな個体ほどそうです。
これをそのまま人工蛹室にすると内翅がグチャグチャになります。

Q13人工蛹室が効果的という種類はありますか?

蛹室を作るのがヘタな種類。タランドゥスなんかは
効果的だな。と、感じたことがあります。

Q14蛹を移すタイミングみたいなのってありますか?

蛹化後2週間以上経過した個体のほうが安心ですが
そーも言ってられないときもあります。

Q15ノコは?

うーん。。ノコは容器の底面積全部を蛹室にしてしまう
個体がいるので、そーゆーときは効果的かな?と、
思うこともありますが、やはり大きな♂蛹に使います。

Q16人工蛹室は使いまわしますか?

なるべく使わないようにしています。
羽化時って、けっこー体液を放出するので
それを完全に取りきらないと、次の個体は
かなりの確率で羽化不全になるのを経験しています。

Q17人工蛹室のメリットは?

羽化時の観察ができる♪

Q18よく明るいとダメって聞きますが?

あまり関係ないと思いますよ。
でもストレスは感じているでしょうね^^)

Q19人口蛹室を入れる容器は?

コバシャのミニか小。
ヘラクレスのときは中を使いました。
ノコはミニで大丈夫です。

Q20あと注意するところは?

蛹は大気中の湿度が大切です。
温度は外骨格を形成しているときは低め
外骨格が形成されたら少し温度を上げます。

と、まぁこんなとこでしょうか?

『人工』が『人口』でも
つっこまないでください^^)



まぁ、なんといっても一番の趣味が
考えることなので^^)
やりながらアレコレ考えます。

今回、諏訪之瀬トカラとクロシマノコは
卵が多数出てきました。

これには大きな違いがあって
クロシマノコは、早めに産卵させようと
トカゲの保温球付近にケースを置いたのです。
そーしたらマット中のキノコ菌が活性して
所々白くなってきたんです。
この程度なら何もしないのですが
壁面の卵が溶けてきているのを確認したので
思い切って割り出しました。
セット期間が短いので当然卵が多いワケです。

対する諏訪之瀬トカラ。
7月25日セットでケース底面に
2令幼虫が多数見えていたので
割り出しました。
そーしたら底面に見えている幼虫だけが
2令であとはほとんど卵。。。
諏訪之瀬は、マット上部に♀が☆になっていたので
♀の亡骸を取り出したあと、温度の低いとこに
ケースを移動したのですね。。
なので卵が多かったのでは??と、考えたワケです。



あとヒラタとノコの産みの違い。
ヒラタもノコもばらまき産卵には違いないのですが
産む期間が違う。。
ノコはとにかく産んで(その範囲が狭かろうが広かろうが)
☆になってしまいます。
ヒラタはアマミヒラタもトクノシマヒラタも
すこぶる元気。再セットを組もうか迷ったほど^^)

とにかく♀は、環境が整っている場合において
その職務を全うすると☆になります。

ちなみにヤエコもムシモンもアマミシカもすごく
元気なので、産む環境さえ整えば(温度も含めて)
まだまだ産みます。



マット産みと呼ばれる種。
これ、小ケースあたりの広さだと
材より産むスペースのほうが大事かもしれない。
マットを堅詰めすることによりケース全体を
倒木(材)と勘違いしてもらうのが目的なので
小さなケースに材を入れてしまうと
ただ単に狭いスペースで産卵させられてると
認識してしまうのかもしれない。。



コクワのような小型種は消耗を避けるという
意味では小さなケースに材を入れて
細かい期間での割り出し、再セットは
有効かもしれない。

と、まぁ。。こぉ。。
アレコレ考えてみるワケです^^)




material by:=ポカポカ色=