クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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交尾を済ませたかそうでないか?特に仕事等々で同居させたまま
確認が取れず、同居させた期間だけで産卵セットを組むことも
多々あるかと思います。だいたい1週間も同居させておけば
大概は掛かってはいるので、未交尾故の産卵せずということは
あまりないのですが・・・



不慮の事故。。という可能性は高くなったりします。
本日はどう対処、もしくは回避するか・・・を、書いてみたいと思います。
これはセオリーとは別の産卵セット方法も含みますので、
ご参考になれば幸いです♪



一番は自分で採集した経験に基づく・・・と、いうのがけっこう近道だったり
するのですが、採集記事から読み解くこともできます。



例えばミヤマ。今でこそ採集禁止になって、しかも現地での規制も
かなり厳しい種類もいますが、バックナンバーなどで採集記事を読むことは
可能です。側溝を歩いているとか、♂が高い位置(木とは限りません。)に
鎮座しているとか、♀が道路を歩いているとか。。



これ・・・飼育に置き換えるとですね^^)♀は交尾後 ♂とは別の場所に
(産卵できそうな場所)に移動することになるので、狭いケースの中を
歩き回る♀に♂が反応(興奮)してバチっとやってしまうとかが推測できるんです。
あとミヤマの場合 メイトガードこそしますが、そんなに長い期間メイトガード
するワケではないので、コトが済んだら別の個体とご行為が済んでいると
判断してしまうのかもしれません。。(☚あくまでも推測です。)



ノコになると話は別になります。ノコは地域で違いはあるかもしれませんが
ボクが採集によく行く伊豆大島は♀がヤシャブシの幼木に傷を付けて
舐めているところに♂が飛んできます。ただ、これは伊豆大島に限ってかも
しれません。飼育し始めのころ 近所のノコが採れる低い山に毎日にように
採集しに行っていたころは、小さな♂が先で、次に♀ カブトムシが出るころに
大きな♂ その後 季節外れに暑いときは晩夏~秋にかけて大きな♂を採ることが
できました。メイトガードをしている処を観察できるのもノコなので、
ある程度の広さがあるケースでペアリングすれば、少々の期間は
放置しても大丈夫かな?と、思ったことはあります。



野外品と飼育品(敢えてこう書かせていただきます。)の大きな違いは
野外品の場合 活動を開始している個体なので、交尾産卵が可能な個体
なのですが、飼育品の場合 まだ完全に活動しているとは言い切れない
個体がほとんどなので、活動を開始(後食できる)しているかを見る期間が
必要なんですね。。しかも種類によっては後食開始=交尾可能とはならないので
そこの見極めは、大事になってきます。ノコに限定しますと、活動開始から
少しの期間(これは管理する環境で変わります。)見る必要があります。
後食開始したからとすぐに♂と同居させるのも、事故の元になりますので
やはり少し間を空けたほうが安全です。



ボクはまだ採集経験が無いネブト。近々 採集に行けそうな気配も
あります^^)採集記事と採集によく行く友人の話がほぼ同じなので
そのまま飼育に当てはめています。最近のネブト飼育では、羽化後の個体を
後食を待たないで産卵セットを組み、そのセットに♂♀を一緒に入れてしまいます。
個体の投入日は記録して、セット投入2週間ぐらいしてからゼリーの半切れは
入れておきます。(入れない場合もあります。)だいたいイイカンジで産卵痕が
確認できるので、最近はほぼこの方法で産卵させています。
この結果、何が分かるかと言いますと野外品(特に樹液採集個体)は産まない
もしくは産んでも少数(☚これはこれで良かったりします。)というのを
聞いたり読んだりしたことがあるのですが、合点がいきますよね^^)
発生木近くに樹液が出ている木があれば別ですが(聞いた限りではほぼ無いです。)、
活動後の成虫と幼虫が同じ木から出てくることはよく聞くので、活動開始後すぐに
交尾⇒産卵となっていそうです。

と、まぁ長々と書いてしまいましたが 野外での活動を参考に飼育方法を変えていく
ことは結構楽しくて、そこから使用するマットやケース 加水具合まで調整して
上手くいったりすると、いやはやなんともとなってしまいます^^)
ただ、記憶が掠れる速度も急激に早くなっているので、どこかに記録で
残さないと翌年 全然違うことをやっていたりします。。。^^)



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