クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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書かせてください^^)
まぁ散々書いていますが・・・



個人的には小型・中型と呼ばれる種類が好きです。
その中でもアゴが伸びるタイプですね♡



飼育難易度の高い種類もいますが、お気楽感覚で飼育できる種類もいますから
あれこれ楽しめます^^)



最近では勝手に野武士系と呼んでいる種類にも触手が伸びています。



一年でソコソコのサイズが羽化してくる種類がいるのは嬉しい限りです♪



あと造形の複雑さも特筆すべきですね♡
見ていて惚れ惚れいたします。



ミヤマで色のこと・・・あんまり取り上げられないけど
金属光沢が強い種類や・・・



金色に染まる種類もいますから・・・



一同に集まると渋みより派手さを感じるコトはあります♪



イベント等で飼育している種類を全部 並べてみたいような
願望はあるのですが、羽化時期と飼育期間が邪魔をします。



どちらにしても少しづつ種類も増やそうと考えているミヤマ各種♪
入手したらご紹介させていただきますね^^)




ノコやヒラタをメインに飼育していた時は考えもしなかった
2年1化。ミヤマやマルバネを飼育し出したときは
果たして羽化させることができるだろうか?と、
困惑気味な気分でした。ここの処の大型個体は2年1化が通説に
なりつつあるボクの脳内では、ミヤマにおいて1年1化は狙わない限り
少々反省材料にもなっています。



そんなことを書いているときに羽化してきたルニフェル。
1年1化でございます^^)ルニフェル ミシュミ ケルブスと
1年1化が続くミヤマ各種。ミシュミはこれからなんですけどね^^)
これは為体と云うより、見込み違いと言う感じです。。
もうそろそろ交換をしないとなぁと思っていた矢先 容器を確認したら
すでに蛹室を作っていたという状況でした。。
同じような事案ではナンサーもそうなのですが、ナンサーはそこそこの
サイズで羽化しているので(まぁ見れる範囲という感じです。。)、
まぁまぁまぁ(^^♪と、自分を自分で擁護しています。☚いつものことです。。



ところで・・・1年1化について。
今回のルニフェルは決して1年1化で孵そうと思っていなかったので
このような記事の題材となってしまっていますが、意図的に1年1化で
羽化させようとしている種類もいまして♪ 最近では黒島産ミヤマ
ランミヤマなどがいい例です。これは♂と♀の羽化ズレを最小限にしようと
云うのが目的で、もっと言ってしまえば累代が最大の目的なんですね^^)
キクロでよく見られる『小さな♂を意図的に羽化させて♀との羽化時期を
合わせ、累代を確実にする』という方法です。特にこの2種は失敗したら
次がないかもしれないという強迫観念にも駆られたので、しっかり羽化まで
持っていき、累代に成功しました。



さて、ある程度の頭数を抱えていると同様なことは多々あります。
なんで1年1化の個体と2年1化の個体とに分かれるのか?を
考察してみたところ、どうも温度(もしくは温度の変動)によることが
大きいのかなと感じています。ボクの飼育スペースには通路として使う場所が
あって、仮置きに菌糸を一時的に置くことはありますが、
基本的に何も置いておりません。これは通路に使っている場所がエアコンから
出る風の影響を強く受ける場所で、菌糸も長く置いてしまうと
子実体が生えてしまうような場所だからです。このような場所に生体(幼虫)を
置いてもいいことなどひとつも無く、むしろカナシイ結果が頻発する場所なのです。
当然 夏場は冷気が、冬場は暖気がという具合で温度の変動が激しい場所でも
あるんですね。。ただその境界線的な場所には生体を入れた容器は置いてあって、
その場所付近に置いてあるミヤマはほぼ1年1化で羽化しています。



また同様のことが起こりうる場所もいくつかあり、そこに置いてある個体は
ほぼ1年で羽化してしまいます。まぁ1年で羽化してくる個体は総じて小さいです。
これは♂も♀もそうですね。。。顕著なのはヨーロッパミヤマ勢で、♀がどんどん
羽化してしまいます。。他種もそうですが♂もカワイク羽化してきますね。。
ただ前述したナンサーは1年でもそこそこの個体が羽化してきますし、ミシュミも
大型のみ2年で、あとは1年でも見栄えのある個体が羽化してきそうです。
エラフスに至ってはほとんどの個体が1年で羽化してきて、サイズも60を越えて
くる個体も出てきましたから、エラフスは基本的に1年1化なのかもしれませんね♪



同種同時期産卵で1年1化と2年1化で別れると厄介なのが
累代表記です。これ・・・ドルクス系の長寿な種類もそうなんですけどね、
今年と翌年と同じ累代表記をすることになるので、ヤフオクなどの文面のみで
販売するときなど誤解が生じますし、説明も長文となってしまいます。
でもですよ^^)毎年ブリードできるようになることにもなりますから
ネガティブ要素だけではありませんね♪







ミヤマの飼育のなかでも難しいとされるヒメミヤマ系の飼育。
温度を低くしなければいけないとかマットの選り好みがある等
ございまして、ある意味当たっている部分とあまり感じられなかった
部分とがあったので、備忘録も兼ねて書いてみようと思います。



ボクは昨年入荷したワイルド1♂2♀を入手して、2セット組みました。
一応2♀とも♂を同居させましたが、♀が歩き回っていたので交尾は確認せずに
産卵セットに投入しました。



セット内容は大ケースにマットはNマット主体ですが、底面に黒土を混ぜて
少し固詰めにして、その上はNマットを緩く詰めていきました。
所々ヨーロッパミヤマ系が大きくなるマットを配合してみたり
材の割りカスやミズゴケを混ぜたりしています。セット上部には
ミズゴケを多めに敷いてセット完了です。
肝はマットの詰め方です。潜行力があまりないのは以前の飼育で分かって
いたので、固く詰めた部分は底面(しかも2センチほど)のみにして
あとはケース内でマットが崩れない程度(♀が潜行してもマットが動かないぐらい)
を想定して詰めていきました。高栄養のマットはケースの1部分のみ詰めただけで
材の割りカスやミズゴケも混ぜると云うより部分部分に置いてみた程度です。
上部のミズゴケは引き込むことより湿度を保つ意味合いのほうが強いです。
管理した温度は18℃あたりを行ったり来たりしていました。



クラーツミヤマの幼虫を分けていただいた友人曰く、ヒメミヤマ系は
産卵セットをなるべく割り出さないで幼虫が大きくなってからの割出しが
お勧めとの事でしたので、ボクも産卵セットを長期に渡って置いておけるよう
な工夫をしてみました。具体的には水分の調整 セット上部に敷くミズゴケの量
定期的なキリフキなどで、夏場の温度上昇も極力ないような場所を再確認して
セットの置き場も決めています。



昨年5月下旬にセットを組んで、同年11月上旬に割り出しました。
本当は年が明けた今頃に割り出したかったのですが、部屋がどうにも
ならなくなったのと幼虫が2セットとも見えていたので我慢できなくなり
割出してしまいました^^)結果は2セット合わせて17頭。
成功なのか?は判断が付きにくいのですが、なんとか累代をするスタートラインに
立つことはできました。



さて、結果はさておき産卵セットを再考察してみますと、
まず・・・高栄養のマット部分には産んでいなかったので(坑道もなし)、
高栄養のマットは必要なさそうです。温度は所謂ミヤマ温度で大丈夫かと
思います。昨年の猛暑では20℃を越えた時期もあったと思うのですが
幼虫は得ることができました。割りカス付近に幼虫は見られなかったけど
ミズゴケ付近から幼虫が出ているので、ミズゴケを入れるのは効果的かと
思います。たしかノビリスはミズゴケを引きこむ動きが見られたけど、
今回はセット内にミズゴケが入っているので引きこまなかったのかと思います。
ケースは大でなくても大丈夫な気がします。明らかに徘徊していない部分が
ありましたし、小ケースでも産むには産んだので(これは昨年以前のセット)、
中ケース辺りでも大丈夫かもしれません。ただ大きいケースの方がケース内の
温度が上がっても回避できる場所ができるので、どちらがいいとは判断がつきにくい
ところではあります。



確かに他のミヤマと比べると気を遣うことも多かったのですが、ツボを
抑えられればそんなに気負わずに産卵させることは可能かと思います。
ここからは幼虫飼育なのですが、さきほど確認しましたら各容器とも
容器底面の新しいマット部分に幼虫がいました。温度で底面に鎮座している
のかもしれませんが、まずは第1段階は突破することができました。
ここから今年の4月ぐらいまではこのままで管理して、そのあとどうするかは
幼虫の生育具合で変えていこうと思っています。
まずはワイルドと同様のサイズの個体を羽化させることが目標です。










ホントはね^^)既に~の続編を先に書こうと思ったんですが
クワ活を先に書かせていただきました。
ミヤマでこの記事は終わってしまうと思うのでカテゴリーは
ミヤマにしています。



まずは国産から(^^♪ イズミヤマオンリーにしようと
思っています。新島と利島ですね。
新島は自分用の♀を数頭確保しているので、2~3セットは
組むつもりです。利島は同系統で1セット、CBF1の大型♂とWF1の♀で
1セットを組む予定です。



ナンサーミヤマ。2ペアいるので、1ペアは出品予定です。
幼虫で入手したんですが、入手先は一緒に販売している仲間からなので
1♀頼んでいます。前回失敗しているので、2セットは組みたいところです。



エラフスミヤマ。1♂2♀残しています。割とパッと嫁いでしまいます♪
個人的に好きな種類でもあるので継続して飼育していきます。



ロンドミヤマ。もう1頭現在蛹です。2ペアになるか?どうかは
まだ未定ですが、とにかく累代したい種類の一つ。
メアレーと対で考えています。



ユダイクス。いま・・・迷っているのはヨーロッパミヤマ勢です。
上手く年ごとにばらけさせようと考えていたけど、
そうは問屋が・・・と、言った具合です^^)ケルブスはやりたいので
アクベシアヌスとユダイクスは組んでも1セットに留めようと思っています。



先ほど累代が決定したルニフェル♪
ホントはね、70中盤ぐらいの個体をお見せしたかったんですが・・・
まぁ先のヨーロッパミヤマ勢と一緒で思惑通りにはいきません。。



たぶん大丈夫だろうと思うミシュミ。現在蛹多数なんですが、
♀が多いので、補強は必要かもしれません。先のルニフェルとミシュミは
今年の後半にセットを組むようになりそうです。

とにかく産卵セットを組みだすと足の踏み場がなくなるくらいになって
しまうので、その辺りを少し考えてセットを組もうと思っています。





そろそろ今年の方向と言いますか?
飼育種を連ねていきたいと思います。
多分長くなると思うので、何回かに分けて書かせていただきます。
まずは既に幼虫がいて、飼育している種類♪



ヴェムケンミヤマ。2産地いるのですが西カメン産は一桁しか
幼虫が採れなかったのでロワースバンシリ産がメインです。
ヴェムケンは全頭 2年1化を目論みます。



ルックミヤマ。なんとか2桁台の幼虫は採れました♪
長くなるだろうけど、少なくとも種親ぐらいの個体は羽化させたいです。



メアレーミヤマ。凄まじく幼虫が採れたメアレー。
残している数も相当なモノ^^)
メアレーは1年と2年で分けられるといいなと思っていますが
果たして・・・^^)



ミヤマ飼育のメインと言っても過言ではないランミヤマ。
ランミヤマも全頭 2年1化を目論みます。前回は思惑通り1年で
羽化してくれました♪ まぁこれは累代が目的だったワケです。
今回は頭数がいるので、ブリードと販売、大型狙いと多様に渡って
飼育していきます。



これ、画像 間違えてたらゴメンナサイ。。
クラーツミヤマ。友人からプレゼントされて8頭います。
1頭 これまた間違えてラエトゥス等が大きくなるマットに
入れていますがどうなることでしょう?近々 他の子たちも
交換しますが、その子たちはヒメミヤマブレンドに交換します。



タイワンミヤマ。詳細産地まで分かるしっかりしたラベルの
幼虫が安価で出品していたので、思わずポチっとしてしまいました^^)
今期は血の入れ替えのためにとユダイクス、あと先輩がテトラオドンの
幼虫を出品していたので、入手しています。



ケルブス。昨年採卵分と入手分がいます。実はヨーロッパミヤマ系の
なかではケルブスが推しなんですね^^)



外産・・・漏れがあるかもしれませんが、国産♡いきます^^)
黒島産ミヤマ。宮崎と北海道 隠岐諸島や奥多摩と少々残っていたり
しますが、国産は今後 黒島産のみにしようと思っています。
ただ、これはあくまでも予定です。



伊豆大島産のイズミヤマ画像が見当たらないので
新島産で代用します。実は伊豆大島産の幼虫はボクの
飼育ではなく、伊豆大島採集を共にする友人のブリードです。
数はけっこういます。



アマミミヤマ。販売するまでは至らなかったけど
自分用と友人にお分けするぐらいは採れました。
アマミミヤマはしっかり2年で羽化させられるような
考察の余地ありです^^)

自己ブリードと入手分を合わせてざっと12種です。
因みに今年羽化予定のミヤマは外しているので、相当数います。。
ここに今期ブリード予定も加わるので、やっぱり増種は控えたほうが
いいですね^^)


material by:=ポカポカ色=