クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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大抵のものは大丈夫だと思いますよ^^)
ノコを菌糸で飼育すると最初のうちはあまり食べないのであれっ?とか
思っちゃうのですが、だんだんと食痕が広がって・・・
ボクは幼虫が早い段階で自分が成育できるスペースを図っているように
感じているので初めから大きなビンを使いますが
(なので多頭飼育してみたりしています・・・)
2令からの投入ですと500cc分ぐらいしか食べない。。。
(今回は試しに500ccにも入れています。)
おおっと^^)タイトルからハナシが脱線しそうになりました。。。
菌糸でまず思い浮かぶのはオオヒラタケ、ヒラタケ、カワラ。
ボクは主にオオヒラタケをノコに使っています。
理由は持ちがいいから^^)
オオヒラタケは急激な温度変化はよくないですが比較的高温にも
耐えてくれますし、うまく管理できれば長期間の使用もできる。。
先ほども書いたようにノコは菌糸に入れると最初のうちは時間が掛かるから
なるべく長い期間エサとしての役割を果たしてくれる菌糸がいいと思っています。
ちなみにヒラタケやカワラでも大きくなりますが、ボクの飼育ペースには
オオヒラタケが合っているかな?と^^)
あと菌糸のメリットって水分量が安定するっつーのもあります。
樹種はあ~んまり気にしません。
今使っている菌糸は(というかきのこ屋さんは)クヌギベースのものが安定して
入荷するのでクヌギベースのオガのものを使用していますがブナベースでも
クヌギベースでも大差ないように感じています。
銘柄は・・・・これも気にしないかなぁ。。。
なるべく同じものを使うようにはしているんですけど、これは環境を整えやすいという
意味合いのほうが強いもんな・・・
以前と比べて随分安価で入手できるようになったのも嬉しい限り^^)
よくノコは2次発菌させてから熟成したもののほうがよいと言われていますが
確かに3令初期ぐらいで2本目に交換するときはそのほうが幼虫が落ち着きます。
あとのステージはあんまり気にしなくてもいいかもしれません。
蛹化前での交換のときは敢えて詰めてから2週間とかのビンを使うこともありますしね^^)
実際のところ、最初のうちはマット飼育のほうが生育が早いのですが
成虫に羽化するのは菌糸で飼育した個体のほうが早いことが多く、(ウチではね♪)
そんなに菌糸だからマットだからと気にしなくてもいいのかなと思います。
どちらのエサでも大きくカッコヨク綺麗に羽化してくれれば結果オーライなので♪
飼育者の楽しみという部分が大きいかもしれません^^)
何故かというと今まで使用していたマットの入手が困難になったからで
現在いろいろなマットを試している最中なんです。
もちろん、以前から使用していたマットがとてもよかったので同じようなマットを
作ってみようという試みもあります。
で、いろいろなマットを試していて実感として感じるのは
あ~んまりいろんなものが入っていないほうがいいな・・・ということ。
いろんなものが入っていると安定しにくい。。
完全乾燥しているものは別ですが、水分を含んでいるものはここに加水すると
また不安定になったりして・・・けっこう神経を使います。
国産ノコの場合、マットが合わなかったりすると中歯や小歯で孵ってしまうことも・・・
(しかも時間が掛かる。。)
マットの発酵度合ってマットの色やニオイで判断すると思うのですが、
色については黒くてもコゲ茶でも大丈夫みたいですねぇ。。
ただニオイは・・・嫌なニオイはダメです。。。最悪な結果を招くことが多い。。。
嫌なニオイがする場合は発酵途中の場合が多く、添加が多いほどそのニオイが
キツイ場合が多い。。そんな状態のマットに加水して幼虫を入れてしまうと・・・・
事実、製品として売られているマットはその製造期間や物流の関係上
発酵途中で袋詰、販売されてしまうのも少なくないように感じました。。。
これらのマットを手にした場合、すぐには使用しないで2週間~1ヶ月
ビニール袋にコバエが入れない程度の穴を片面8~12ぐらい開けて
様子を見ます。袋を開けてもまだ嫌なニオイがするようでしたら
天日にさらしたり、大きめの発泡スチロールの箱に移して
さらに一週間ほど様子を見ます。なるべく空気にさらすのがいいみたいです。
これでだいたいのマットが安定してくるので大丈夫だと思います。
あとは自分が飼育している環境に合わせる(もしくは環境の状態を変化させる)のですが
これは時間が掛かります。
実際のところ、ほんの数ヶ月でそのマットの善し悪しが分かるワケでもなく
やはり幼虫を成虫に孵してからあーだこーだとするしかないのかな?
とも思います。
自分が置かれているところの時間の流れがとても速かったりすると
気の遠くなるよーなハナシでもあるのですが、こればっかりは
クワの成長サイクルに合わせるしかないんだよな・・・
と自分に言い聞かせたりするのでした^^)
まったく何を持ってスイッチが入るのでしょう。。。
あっ!相変わらず画像はまどろっこしい理由からで
パッ見は全然カンケーないです。。。えぇ。。
ツシマヒラタがおかげさまで羽化しまして・・・
その横のビンも蛹化。。。
そのまた横のサキシマヒラタも蛹化。。。
サキシマヒラタなんかついこないだ入れ替えたばかりなのに・・・
あっ!全部♀です。
ある程度は成長しないとスイッチが入らないのは分かっているのですが、
蛹になるための準備って・・・なんかのショックで次のステージに行くっつーの
多くないですか??
例えば交換ショック。。急激な温度変化によるショック。。
あと廻りが蛹になると右に倣えで蛹化する。。。(これもある種のショックなんだろーな。。)
ツシマヒラタはあるていど大きくなってからなのでそこそこの大きさなのですが
サキシマは小さいよっ!。。。
これ・・・・ボクのところではノコよりもヒラタのほうがショックに弱い。。。
あと温度・・・・これも必要以上に高かったりするとスイッチが入りやすい。。
幼虫の段階であるていど大きくしないと大きな成虫にならないのは
周知の事実。。。
だけどどっかで早く孵らないと・・・・というスイッチが入ってしまう。。。
要はキケンを察知するからなのでしょーか?
エサの好みが違うなぁ。。と感じることがあります。
エサを比べるときって、菌糸とマットではどーなのか?っつーのが
一番初めに頭をよぎるのですが、ボクは南西諸島系と本土系でエサの好み
(とゆーか食いつきとゆーか?)に違いを感じるのです。
南西諸島系と本土系を同じ菌糸に入れた場合、南西諸島系のほーが
成長が早いよーな気がします。本土系はゆっくりとゆーか?
産地によっても違いが出るよーな気がしています。
例えば、伊豆大島産と横浜産を比べた場合、明らかに伊豆大島産のほーが
菌糸の食いが早い。(早かったです、ウチでは・・・)
ただ、前にも書いたのですが菌糸で幼虫を飼育すると後胸の厚い個体が孵りやすい。
そんな特徴のある個体はワイルドと比べると、いかにも飼育で出てきました感が
色濃く感じるのは飼育者のエゴでしょうか?^^)
マットも銘柄によっては本土系は別に関係ないけど、南西諸島系は大きくならないとか・・・
ありますね^^)もちろんどっちも大丈夫って銘柄もありますよ^^)
ただ、マットの場合は加水量とか通気なんかも影響が出てくるので
一概にこの銘柄なら・・・というのは当てはまらないかもしれません。
その時々でマットの出来も違うしね。。。
マットの場合は安定しているかどーかというのも随分影響出ると思うし・・・
菌糸の場合は水分量があらかじめ調整してあるものが大半だし、ふれ幅が大きくならない
というのもあるので水分の安定という意味では菌糸のほうがより明確に
この種類にはこー、こっちはあー^^)みたいなことが言いやすいかもしれません。
もちろんエサの置かれている環境なんかも影響するので、これもマチマチです。
このように計算式に当てはめても、同じ答えが返ってこないところが
飼育の面白いところ。
今期はいつも使っているマットと違うマットを試しているせいもあり、
いろいろと比べてみたりしています。
あ~んまり食べていないと思われる状態で交換するようになります。
♂の場合(卵巣とかが見えてなくてもとりあえず♂♀判定はしておきます。)
ボコッと穴を開けたように容器壁面に顔を出す場合や斑に食痕が出てきた場合は
交換時期です。それでも菌糸の白い部分はけっこー残っているので
まだ大丈夫と思いがちですが、ここは清く交換します。
期間的には3ヶ月~4ヶ月のあいだ。
馴れないときは期間で交換するのもいいかもしれません。
で、2本目なんですがボクは1本目が2ヶ月半を経過したあたりから
菌糸を用意しだします。1本1本の状態を見ながら交換するのと
菌糸もその環境に慣れてもらうのが目的。
あと・・・2本目では少しずつですが温度を下げていくので
ちょっと菌糸に落ち着いてもらうのも考えに入れています。
1本目では幼虫が飛躍的に育つのに対して2本目はじわじわと育ってもらって
体重を乗せていきます。で、2本目で育ちきってもらって
3本目で蛹化というのが理想なのですが・・・・
なかなか・・・そぉうまくはいきません。。
自分の経験では3本目はあまり食べないで蛹室を作って蛹化⇒羽化というのが
大きな成虫になっていますが、ココ最近では3本目からは大きな容器でマット、
温度を下げるというのがいいのかなぁ^^)って思っています。
もちろん交換のタイミングが大事なのは言うまでもありませんが・・・・^^)