クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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あるのですが、これは国産ノコに限ってのことです。
外産ノコの飼育のときは多頭飼育はやらないことが多いです。
外産は共食いがあります。。。それも幼虫どおしが向っていってるように
思えるよーなときもあります。
国産ノコの場合、容器の左右上下と各幼虫がそれぞれテリトリー分けしているような
カンジですが、外産ノコの場合は・・・
全てが全てそーゆーワケではないと思いますけどね♪
国産ノコだって交換タイミングを間違えばあるかもしれませんしね。。
多頭飼育は仕事やプライベートなどの関係上、幼虫の観察期間に間が開いて
しまうような状況なかたにはあまりオススメできるものではありません。
幼虫が競ってエサを摂取しているように見えるので(コレ、あくまでもヒト目線。。)
大きくなるような(実際、大きくなる幼虫もいる・・・)気がしますが
あくまでも一時的な飼育方法と位置づけています。
ボクは幼虫がどのくらいエサがあるのか、早い段階で測っているような気がするので
(これもヒト目線かもしれませんが・・・)初めから大きな容器を使うようにしています。
そぉするとエサのムダやスペースの都合などいろいろと弊害もでてきます。
そこで思いついたのが多頭飼育なんです。
大きな容器のほうがエサの劣化の防止にもなるし、乾燥も防げます。
多頭入れることによって省スペースにもなりますし・・・
でも、交換はあくまでも早め。一時的には変わりはないので
ここでの観察を怠ってしまうと結果はもう見えてしまいます。。
どぉしても仕事の都合上、クワをしっかり見れない時期が出てくるので
その時期は交換等をしないで済むようにプランを立てて飼育して・・・
(するよーに心がけていると言ったほーが正解か?)
そんなワケなので産卵セットの時期とかはけっこー重要。
そこが変わっちゃうと全てが変わっちゃうので・・・
最近は仕事もイレギュラーが多くて困ることもあるのですが
こればっかりはしょうがありません。。^^)
ツシマヒラタの前蛹。
なんでも聞いた話ですと幼虫の頭部にはアゴから前胸にかけての部分が
小さく折りたたまれて構築されているそうです。
なので幼虫の頭幅が大きいとアゴや頭部が大きい蛹が出来やすいと・・・
しかし、その聞いた話の続きはあくまでも内圧によってアゴや頭部、前胸部分が
膨らむのであまり関係ないのでは?とのこと^^)
でもこのハナシ、自分が飼育していても同感できる部分はいろいろと観察できています。
例えば、最終交換時同じ体重の幼虫でも蛹になったときカタチが全然違ったり
サイズがバラエティに富むことってありますよね。
まぁ、交換してからそれ以降の幼虫の状態は容器ごしにしか分からないわけですから
(見えない場合もあるしね♪)
上記のハナシが全てとは思っていませんが・・・
あまり難しいことは分かりませんが、ボクは飼育において前蛹の期間は大切だと
思っています。この前蛹の期間で蛹になるための準備をしているワケですもんね。
もちろん、大きな蛹にするためには幼虫を大きく育てないとダメなわけですしね。
各ステージでそれぞれの楽しみがあるので、やっぱ面白いですよね^^)
全てが繋がっていることはマチガイないのですが、各ステージを切り離して
考えることも大事。
このへんが頭を悩ませたり、ドキっとする出来事に遭遇できるのではないでしょうか?
休眠用のケースに移したり(これ後日アップします。)
アスタコの3頭めの羽化を確認したりといろいろでしたが
画像はスマトラヒラタの蛹室。壁面がとってもキレイです♪
しかし。。スマトラヒラタの蛹室は小さいね。
あと、蛹室の周りのマットがノコの比ではないくらい堅いです。
スマトラヒラタに限らず、大きな個体ほどこんなんでよく羽化したなぁと
思わせるぐらい、小さな蛹室から出てきます。
よく最終交換時の幼虫の体重が、その種類の最大体重に近い割には
あまり大きな成虫で羽化しなかった(大きな蛹にならなかった)ということって
ありますよね?これ・・・蛹室を作る労力ってハンパないと思うのですよ。
大きな幼虫でも大きな蛹室やイビツな蛹室を作った幼虫は、あまり大きな蛹にならない。
ここらへんも大きな成虫を孵す、いろいろなヒントや注意事項が詰まっている
ような気がします。
飼育のプランを変えたほうがいい結果が出やすい・・・・
産卵セットを長い期間そのままにしておくと、いろいろなステージの幼虫が出てきます。
2令初期~2令で割り出したとき、単頭飼いか多頭飼いかでも変わるし、菌糸に入れるか
マットに入れるかでも変わってきます。
単頭飼い(菌糸に入れた場合)・・・・なるべく恒温で低め。22℃ぐらいがいいかもしれません。
このころは二度食いするので、ゆっくり食べてもらいます。
2令から3令までの期間はけっこうあるので菌糸の持ちを
よくするためにも恒温がベターなよーな気がします。
多頭飼い(菌糸に入れた場合)・・・・単頭飼いに比べて温度は高め。24℃をいったりきたり。。
多頭で飼うと競って食べてるよーな印象を受けるのは
ボクだけでしょうか?
なるべく3令初期での交換をしたいので
菌糸のことはあまり考えません。
次のビンで大きくなってもらうのが目的です。
ここでは菌糸を食べきらないウチの交換が最優先。
単頭飼い(マットに入れた場合)・・・・低め。やっぱり22℃ぐらいかなと思うのですが、エサに
温度の影響が出にくい(22~24℃ぐらいでは)ので
若干高めの場所に^^)
このステージではマット、けっこう食べるので
よく観察するようにしています。
多頭飼い(マットに入れた場合)・・・・・2令初期でマットに多頭入れるのは♀がベター。
当然のことながら♀のほうが幼虫が小さいので、
エサの摂取量も少なめ。
♂どおしで多頭入れるとすぐ交換するようになるので
あんまり意味を成さないかもしれません。
このときの温度は低め。
結論的に、まだこの段階は温度が高めのほうが幼虫の成長を促すよーな気がします。
なるべく次のビンに交換する際、3令初期で交換したいのでひとつのビンに入れる幼虫の
頭数やエサの持ちを考慮に入れての温度の設定を考えたりするのですが、
ここに個体差が加味されます。なかには全てを逸脱するよーな個体が出現することも
あるので(エリートですよ♪)観察はよくしといたほうがいいかも^^)です。
このときのビンサイズは800でいいと思います。(多頭飼育の場合は1400)
ボクはあんまり国産ノコに積算温度の影響を感じないのですが・・・
どぉなんでしょお?^^)
3令初期で♂を割り出した場合はいきなり1400で温度は低めに設定します。
エサの摂取量が多いのは3令中期まで(だと、ボクの観察では。。。)だと思っているので
もうゆっくりと食餌してもらってなるべく体重を増やしてもらう。
マット飼育の場合は2000に入れる場合もありますよ^^)
ここまでは幼虫の成長のためにエサの持ちを長くするための温度管理が主体です。
次のステージは温度^^)大事だと思います。
それでは次回♪
菌糸で飼育していた2頭は羽化不全。(2頭とも☆。。)
この画像の個体はビン交換をスルーしてしまった個体。
なので、小さいです。この個体以外に2リットルを3回変えた個体が本日羽化。
5リットルに入った個体が羽化間近です^^)
この2頭はそこそこのサイズで羽化しそうです。
その他に3頭蛹、1頭前蛹と合計7頭(☆になったのも含めると9頭)が♂。
♀は2頭です。(とっくに羽化してゼリー爆食中!)
スマトラヒラタの飼育ではいろいろと得たものが多かったと以前書きましたが
まず、セオリーは無視してはいけないということ。
エサの選別、ビンのサイズ、交換タイミング。
飼育を趣味にしてある程度のことが分かってくるといろいろといたずらしてみたくなります。
交換タイミングを模索したり、温度を下げてみたり、ビンのサイズをあれこれ変えてみたりと。。
でもね、やっぱりセオリーから発展させていったほうがいい結果を生みやすい^^)
例えばさ、菌糸の3分の1が黄土色(食べたら・・・)になったら交換するとかさ。。。
温度を急激に変えないとか。。。ビンサイズを令に合わせて大きくするとか。。。
基本を忠実に飼育していくとスマトラヒラタは大きく孵ります。(と、思います。)
これ、スマトラヒラタに限ったことではなくてね、全てのクワに通じるところですよね^^)
ただ、スマトラヒラタは分かりやすいんです。
ノコなんかは人工蛹室の水分が多くてもキレイに孵っちゃうから、あんまり気にしませんが
スマトラヒラタはキレイに羽パカになってくれちゃう。。
羽化後、早めに取り出してもゆっくり休眠させれば大丈夫なノコに対して
スマトラヒラタは☆になっちゃう。。。
(これ、ヒラタとかノコという種類ぢゃなくてその個体のサイズに関係してくると
思います。)
なんか自分の体たらくばっかり書いていますが、よかったこともあります。
オオヒラタケ⇒マット という、エサの変換。
これの効果はありました。ヒラタとノコは食性が似ているのでノコにもいいと思います。
国産ノコに置き換えると
本土系は800(オオヒラタケ)⇒1400(オオヒラタケ)⇒2000(マット)
アマミ系は800(オオヒラタケ)⇒1400(オオヒラタケ)⇒2000~3000(マット)
このときのマットは安定させたもので18~20℃ぐらいで管理するといいかもしれません。
アマミ系の2000~3000というのはトカラなど最終交換時、17g近辺の種類は
2000、原名亜種のように25gを越えてくるような種類は3000あってもいいのかな?と^^)
容量は容器の直径と深さを考慮に入れて選定してみました。
あくまでも食べさせるというよりは大きく孵っても大丈夫とわかってもらうための容量なので
期待の幼虫にはこんなゼイタクもいいのではないでしょうか?
現在、クチノエラブが最終交換時14gの幼虫を2000ブローにマットで18℃ぐらいの
管理ですがブロー壁面から幼虫が見えません。
このブローの周りはスマトラヒラタの蛹に囲まれています。
ブロー中心部に小さく蛹室を作ってくれてるといいのですが・・・・^^)
あと前蛹、蛹の段階で適温の中での低温で管理しますと
時間はかかりますが、蛹のアゴの先、前胸の淵までしっかりと成虫の外骨格が構築されるので
太くて大きな個体が孵る確率が大きくなります。腹の収まりもいい具合なので
引き締まったカッコイイ個体を拝めると思いますよ^^)
そんなこんなのオオヒラタ飼育。
ノコしかやっていないと解りづらいことも明確にしてくれました^^)
累代するかは未定ですが、面白かったことは確かで
なんかギターを弾き初めのころ、
わざわざアコースティックでチューニングを合わせる練習をしていたことを
思い出したりしていました^^)