クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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 さて、割り出しに2令初期で割り出すか初令で割り出すかで

飼育のプランを変えたほうがいい結果が出やすい・・・・

産卵セットを長い期間そのままにしておくと、いろいろなステージの幼虫が出てきます。

2令初期~2令で割り出したとき、単頭飼いか多頭飼いかでも変わるし、菌糸に入れるか

マットに入れるかでも変わってきます。

単頭飼い(菌糸に入れた場合)・・・・なるべく恒温で低め。22℃ぐらいがいいかもしれません。

                      このころは二度食いするので、ゆっくり食べてもらいます。

                      2令から3令までの期間はけっこうあるので菌糸の持ちを

                      よくするためにも恒温がベターなよーな気がします。

多頭飼い(菌糸に入れた場合)・・・・単頭飼いに比べて温度は高め。24℃をいったりきたり。。

                      多頭で飼うと競って食べてるよーな印象を受けるのは

                      ボクだけでしょうか?

                      なるべく3令初期での交換をしたいので

                      菌糸のことはあまり考えません。

                      次のビンで大きくなってもらうのが目的です。

                      ここでは菌糸を食べきらないウチの交換が最優先。

単頭飼い(マットに入れた場合)・・・・低め。やっぱり22℃ぐらいかなと思うのですが、エサに

                      温度の影響が出にくい(22~24℃ぐらいでは)ので

                      若干高めの場所に^^)

                      このステージではマット、けっこう食べるので

                      よく観察するようにしています。

多頭飼い(マットに入れた場合)・・・・・2令初期でマットに多頭入れるのは♀がベター。

                       当然のことながら♀のほうが幼虫が小さいので、

                       エサの摂取量も少なめ。

                       ♂どおしで多頭入れるとすぐ交換するようになるので

                       あんまり意味を成さないかもしれません。

                       このときの温度は低め。



結論的に、まだこの段階は温度が高めのほうが幼虫の成長を促すよーな気がします。

なるべく次のビンに交換する際、3令初期で交換したいのでひとつのビンに入れる幼虫の

頭数やエサの持ちを考慮に入れての温度の設定を考えたりするのですが、

ここに個体差が加味されます。なかには全てを逸脱するよーな個体が出現することも

あるので(エリートですよ♪)観察はよくしといたほうがいいかも^^)です。

このときのビンサイズは800でいいと思います。(多頭飼育の場合は1400)

ボクはあんまり国産ノコに積算温度の影響を感じないのですが・・・

どぉなんでしょお?^^)


3令初期で♂を割り出した場合はいきなり1400で温度は低めに設定します。

エサの摂取量が多いのは3令中期まで(だと、ボクの観察では。。。)だと思っているので

もうゆっくりと食餌してもらってなるべく体重を増やしてもらう。

マット飼育の場合は2000に入れる場合もありますよ^^)

ここまでは幼虫の成長のためにエサの持ちを長くするための温度管理が主体です。


次のステージは温度^^)大事だと思います。

それでは次回♪






 待望のスマトラヒラタが羽化しました。

菌糸で飼育していた2頭は羽化不全。(2頭とも☆。。)

この画像の個体はビン交換をスルーしてしまった個体。

なので、小さいです。この個体以外に2リットルを3回変えた個体が本日羽化。

5リットルに入った個体が羽化間近です^^)

この2頭はそこそこのサイズで羽化しそうです。

その他に3頭蛹、1頭前蛹と合計7頭(☆になったのも含めると9頭)が♂。

♀は2頭です。(とっくに羽化してゼリー爆食中!)

スマトラヒラタの飼育ではいろいろと得たものが多かったと以前書きましたが

まず、セオリーは無視してはいけないということ。

エサの選別、ビンのサイズ、交換タイミング。

飼育を趣味にしてある程度のことが分かってくるといろいろといたずらしてみたくなります。

交換タイミングを模索したり、温度を下げてみたり、ビンのサイズをあれこれ変えてみたりと。。

でもね、やっぱりセオリーから発展させていったほうがいい結果を生みやすい^^)

例えばさ、菌糸の3分の1が黄土色(食べたら・・・)になったら交換するとかさ。。。

温度を急激に変えないとか。。。ビンサイズを令に合わせて大きくするとか。。。

基本を忠実に飼育していくとスマトラヒラタは大きく孵ります。(と、思います。)

これ、スマトラヒラタに限ったことではなくてね、全てのクワに通じるところですよね^^)

ただ、スマトラヒラタは分かりやすいんです。

ノコなんかは人工蛹室の水分が多くてもキレイに孵っちゃうから、あんまり気にしませんが

スマトラヒラタはキレイに羽パカになってくれちゃう。。

羽化後、早めに取り出してもゆっくり休眠させれば大丈夫なノコに対して

スマトラヒラタは☆になっちゃう。。。

(これ、ヒラタとかノコという種類ぢゃなくてその個体のサイズに関係してくると

思います。)

なんか自分の体たらくばっかり書いていますが、よかったこともあります。

オオヒラタケ⇒マット という、エサの変換。

これの効果はありました。ヒラタとノコは食性が似ているのでノコにもいいと思います。


国産ノコに置き換えると

本土系は800(オオヒラタケ)⇒1400(オオヒラタケ)⇒2000(マット)

アマミ系は800(オオヒラタケ)⇒1400(オオヒラタケ)⇒2000~3000(マット)

このときのマットは安定させたもので18~20℃ぐらいで管理するといいかもしれません。

アマミ系の2000~3000というのはトカラなど最終交換時、17g近辺の種類は

2000、原名亜種のように25gを越えてくるような種類は3000あってもいいのかな?と^^)

容量は容器の直径と深さを考慮に入れて選定してみました。

あくまでも食べさせるというよりは大きく孵っても大丈夫とわかってもらうための容量なので

期待の幼虫にはこんなゼイタクもいいのではないでしょうか?

現在、クチノエラブが最終交換時14gの幼虫を2000ブローにマットで18℃ぐらいの

管理ですがブロー壁面から幼虫が見えません。

このブローの周りはスマトラヒラタの蛹に囲まれています。

ブロー中心部に小さく蛹室を作ってくれてるといいのですが・・・・^^)


あと前蛹、蛹の段階で適温の中での低温で管理しますと

時間はかかりますが、蛹のアゴの先、前胸の淵までしっかりと成虫の外骨格が構築されるので

太くて大きな個体が孵る確率が大きくなります。腹の収まりもいい具合なので

引き締まったカッコイイ個体を拝めると思いますよ^^)


そんなこんなのオオヒラタ飼育。

ノコしかやっていないと解りづらいことも明確にしてくれました^^)

累代するかは未定ですが、面白かったことは確かで

なんかギターを弾き初めのころ、

わざわざアコースティックでチューニングを合わせる練習をしていたことを

思い出したりしていました^^)









 こないだUPした伊豆大島産とは

違う個体。こちらは蛹の段階でアゴが上下にずれていました。

結局、蛹のときの状態と同じようなカタチで羽化しました。

こっちのほうが大きいかも♪

どちらも幼虫の最終交換時の体重は14g。

この最終交換時から前蛹までってけっこう重要に感じているんです。

温度、湿度(これは交換時の状態をいかに保てるかにかかっていると思うのですが

詰めかた等も影響が出ると思っています。)あと通気。

特に温度は急激に上がったりすると暴れの原因になるので出来るだけ恒温を

保てるといいなぁと^^)ボクは割とこのビン、最終だね♪と思うと温度が低いところに

ビンを置きます。なんとなくなんですが、余計な活動をさせない、蛹室を必要以上に

大きく作らせたくないおまじないのよーなもので^^)

もちろん自然下でノコは土中深くに蛹室を作るということを考慮に入れています。

通気については、あんまりガッチガチにエサを詰めちゃうと

蛹でダメになっちゃう場合があるので使っているマットが詰めたあと、

どのような状態になるのかは把握しといたほぅがいいかもしれない。

(これは、同じマットを最低でも1シーズン使わないと分かりづらいかも。。)

詰める容器によっても変わっちゃうから、いろいろと試しておくと後で役に立つと思います。

ちなみに、添加剤が多いなと感じるマットは詰めたあと固まりやすいです。

あとガラスビンにマットを詰めると、どうゆうワケか固くなる。。

このようなときは、あんまり上までマットを詰めないようにすると通気が確保できます。

ガラスビンを使用したときは蛹化後(蛹化2週間経過したぐらい)蛹室の上部までマットを

削り取っちゃうのも効果的。

こないだ日ノコ研のメンバーと会ったとき、ちょっと面白い話しを聞きました。

この話しは自分の頭の中でまとまっていないので後日UPしようと思っていますが

このへんも大きな個体を羽化させるヒントなのかなと思っています^^)








 今年(2010年度)はアマミノコが飼育の中心。

まず割り出し時、2令初期で割り出すと言っても全ての幼虫が同じ令とは限らない。

初令で割り出しちゃった個体もいるわけです。

そこで、ギネスのコメにも時折出てくる、

『プリンカップで3令初期まで引っ張り、1400ccに投入』

という件。これを試してみようと思いました。

前述の通りボクはプリンカップは使わないので初令でマット多頭飼育していた

個体群とオオヒラタケ菌糸多頭飼育していた個体群の中で

3令初期の個体を1400ccに投入してみました。

アマミノコは2産地、5♀での産卵です。

どのような違いが見られるのか楽しみです。


 昨日、文化の日はハンター2号のサッカーの試合を

応援に行ってから、あんず(実在のほうね♪)の七五三の写真を取りに行きました。

そのまま、お昼~お昼寝。。とまったり過ごしたのですが

今日の仕事の後、ムシベヤに・・・温度が異常に上がっていました。

エアコンの温度調整を昨日やっていないから、一昨日のままです。。

ここのところのように1日(数時間ごと?)の温度変化が激しかったりする期間は

ほ~んと難しい。。設定を18~20℃にしておいても場所によっちゃあ

24℃を越えているところもあるし。。蒸れているケースもけっこうありました。

外気が下がるとエアコンのセンサーが反応してしまい、設定温度を保とうとします。

そうすると熱風の強いヤツが排出されてところどころ温度が上がりすぎます。

ムシベヤにいれば扇風機で熱風を攪拌したり、設定風量を弱めたりできるのですが

昨日のようにぼや~っとしていたときに起こるとけっこー凹みます。。

いや。。。アマミノコが一頭虫の息になってしまいました。

去年羽化の個体なのでもうそろそろといえば、そうなのですが・・・

カワイソウなことをしました><。。



material by:=ポカポカ色=