クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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70UPの諏訪之瀬トカラを出そうかと思っていたのですが・・・
どぉも動きが変。。。
多分なんですが取り出しが早すぎたんでしょう。。。
これはノコに限ったことではないのですが、
羽化後の割り出しや取り出しが早いとたま~に起こります。
人工蛹室で羽化させても早めの移動(タッパーに移すとかね。。)の際でも
気をつけないと・・・・
まぁ羽化したときのビンの状態もありますが・・・
例えば3本目を引っ張って蛹室を作らせる。
その蛹室を作るまでの期間が2ヶ月を越えていたら・・・
そぉなると蛹室を作る期間と前蛹の期間、蛹の期間を合算していくと
有に4ヶ月以上、そのビンはそのまま・・・ということに。。
そぉなるとマットの劣化は著しいハズです。
そぉなるといろいろと不具合が発生するわけで・・・
肝心の羽化時期に一番悪い状態という結果を招きやすい。
菌糸は書くまでもありません。。。
そんなわけで、3本目というのは非常に注意が必要だと認識しています。
蛹化用のビンの必要性を感じてもいます。
で、ハナシを基に戻しますが羽化後、最低でも1ヶ月は動かさないほぅが吉です。
ホントーはクワ自らが自力で蛹室を壊して出てくるのが一番いいのでしょーが
1ヶ月を過ぎたあたりから羽化したビンに不都合が発生してきます。
(乾燥が激しかったりね。。。)ボクは羽化後、1ヶ月でキッチンペーパーを
湿らせてタッパーに移します。このときの取扱は慎重に越したことはありません。
あんまり前胸の淵を指でつまむより全体を下から包むように掬い上げたほぅが
いいよーな気がします。羽化後の保管容器はタッパーがいいとは限らないので
自分の保管場所に適したものがいいと思います。ボクは活動中の成虫を置いてある
棚の下の段の目に付きやすい場所に置いてあります。
タッパーの中の乾燥やキッチンペーパーの状態が分かりやすい(目に付きやすい)
場所に置いてあります。(どぉしても忘れがちになるからね♪)
キッチンペーパーをボロボロにしていても気が付かず餓死なんてのは
絶対に避けたいので^^)こぉしています。
これを書くキッカケになったトカラですがとーぜんフェスタには連れて行けません。。
ウチでしっかり休眠してもらって(これ・・・治ることがあります。)
完全に活動を開始してからブリードに使うか考えます^^)
割り出し時、取り出しの仕方で休眠期間なんかにも影響が出てくることを観察しているので
これはまた今度^^)特に大きな個体のほぅが影響を受けやすいのも事実です。
そんな理由から今回の中之島産トカラは大型が・・・・
ということもあるのです^^)
飼育スペースの温度や通気、湿度など・・・
しかし幼虫は容器の中にいるわけなので、結局はその容器内を
いかに快適にするか?に掛かっているという^^)
飼育でも自然下でもクワの幼虫はエサの中にいると・・・
(想像してみてください^^)自分の好きな食べ物を・・・・
その中にいるとゆーワケなんですねぇ^^)
クワの飼育中心でハナシを進めていきますと・・・
容器の中にはマットなり菌糸なりが詰まっているわけで、
そのエサが食べられる状態が長い期間保たれるよーに
飼育スペースの温度や湿度、通気などを
整えてあげることが大切なのかなぁーって^^)
置く場所によってもかなり変わってくると思うんです。
実際、こことあそこではマットの乾燥する期間が違う・・・みたいなことありますもんね^^)
エサの種類によって長所短所があるから
そのへんは把握しといたほーがいいかもしれません♪
幼虫の各ステージでも変わってくるのでここも面白いトコロ^^)
そーなると温度差なんかも気になります。
気にしていると言えば・・・
温度の滞留。。これ・・・・けっこう気にしています。
熱が篭る場所が存在するんです。わりと部屋の天井付近の4つの隅のうちの
どれか(ひとつとは限りません。。)ぢゃあそこに置かなきゃいいぢゃん。。的な考えは
マルなんですが、そこの場所はそこの場所でうまく利用します。
この時期のよーに温度が上がりにくい季節なんかに初令がいたり、産卵セットが
あったりするときはそこに置きます。
エアコン22℃設定なのに、そこだけ24℃~27℃ぐらいまでになるときがあるんです。
ただ、乾燥もしやすいので置きっぱなしはダメです。。。
観察とキリフキ(マットでの飼育の場合)は必要です。
菌糸の場合は幼虫の成長具合で置く場所を変えたり・・・・
高い温度を維持する場所があれば、その逆も存在します。
やはり、どうしても設定温度に達しない場所って存在するので・・・
そこもうまく利用します。例えば3令中後期の管理に使うとかね。。
でも温度の低いところは朝方の放射冷却の影響大なので
上げ底したり、発泡スチロールの箱に入れたりと工夫は必要です。
後半は温度のハナシばかりになってしまいましたが、その他に通気、湿気
とエサの関係なんかは次回に^^)恒温維持のためのエトセトラなんかも
また今度^^)ただ・・・ノコの幼虫は強いのでボクのよーなズボラでも
対応してくれてるのかなぁとかは思っています。
ボクはアマミ系と本土系に分けてしまうのですが・・・
(個人的な好みからです。。スイマセン。。。)
幼虫のね、育ちかたが違うのですよ。
アマミ系のほうが早いです。例えば同じエサ、同じところに置いて飼育した場合、
(もちろん割り出した日、令も合わせる。)アマミ系のほうが育ちが早いです。
ワイルドの生息域が亜熱帯(もしくは亜熱帯の近辺)ということが起因しているのかも
しれませんが個体差を考えに入れないとすると断言してもいいかな?とか思います。
ボクのところではトカラが早いかな~??あと全般的に菌糸の対応がいいよーな気が
しますねぇ^^)同じ部分も多々ありますよ。産卵のときとか、蛹室を作るときの特徴とか・・・
本土系は3令になるまでの時間がアマミ系に比べて長いような気がします。
どちらも大型になるであろう期待が持てる個体は3令からが長いのですが
アマミ系はいわゆる2年1化までは期間がかからないよーなカンジです。
あとアマミ系は外産ノコの飼育方法で応用が利くとゆーか同じような方法でも
大きくなることが多いのですが、本土系は独特のサイクルとゆーか?
ちょっと目線を変えてみたほうが大きくなることが多いです。
あくまでも個人的な見解なのですが、トカラの74より本土の70~を
出すほうがボクは難しいです。。
これは自分の性格が飼育に出ているせいもあるのかもしれませんが・・・
けっこー気になったりしませんか?
ボクの仲間ウチではあーんまりそーゆーハナシ。。
しても、他の笑い話で忘れちゃったり^^)もっとキョーレツなハナシがあったりで
随分時が経ってから思い出したりします。
まず、エサの種類ですよね?あと容器の大きさ、交換タイミングなんかが
話題に上りますが・・・あとは?遺伝??
ボクはあんまり大きさって遺伝性を感じないんです。(あっ!ノコの場合です。)
むしろ型。。カタチは遺伝性を感じることが多いです。
でもオオクワなんかで一本目で目を見張るよーな大きさになる幼虫なんかは
遺伝・・・・カンケーしているんだろーなー。。
さて、タイトルに話題を戻しますと、今回は本土ノコを中心に^^)
ハナシを進めます♪
ココ最近、面白いなと思っているのがエサの種類。
同じ銘柄のオオヒラタケに幼虫を投入しても大きくなる産地とそーぢゃない産地が
ボクのところでは存在しています。
伊豆大島産は大きくなるのが早いのですが対馬産は遅い。。
でも壱岐産はいわゆるノコの菌糸の食べ方。ぢゃ、関東産は・・・壱岐に似てるかなぁ?
ここにミシマイオウやクチノエラブといった亜種を加えるとまた違った食し方。
個体差もあります。ではマットだと??
マットだと顕著に違いが表れにくいです。平均的に大きくなるし・・・
まぁサンプルが少ないのでね。。戯言の域は出ませんよ^^)
容器の大きさは・・・・割り出した令にもよりますが、
やっぱ適切な大きさというのは存在すると思います。
大体割り出し後、♂♀構わず800に投入するのですが
本土ノコは最初500とかでもいいのかな?とか考えるときもあります。
で、その次は♂1400、♀800・・・ボクは大体こぉしてますねぇ^^)
最初の一本目はあんまり食痕が・・・少ないウチに交換しなきゃならない。
菌糸の場合は菌糸が劣化するほうが明らかに早いです。
マットは・・・・個体差を重視してるのかなぁ??けっこー初めから疎らに交換してます。
マットの場合はその時々の温度や湿度なんかでも変わっちゃうからなぁ。。。
幼虫が大きくなってるな^^)思う瞬間はマットでも菌糸でも容器壁面に幼虫が見えないとき、
まぁ居食いなんですが・・・ず~っと居食いを決め込んでボコッと穴が空いたように壁面に
出てきたときの幼虫はかなり期待します。菌糸の場合は食痕の出方が斑だったりすると
これもかなり期待します。ただ、本土ノコの場合、食痕が斑に出てくることは
あんまり観察していません。食痕が斑に出てくるときは幼虫が凄まじく大きいです。
あとは温度・・・ボクのとこでは3令中期までは温度高いほうが成績がいいんです^^)
26とか27℃ぐらいが成績がいい。あと通気・・・・ボクは容器の蓋とマットなり
菌糸の上部の間を空けることで調節しているのですが、他のクワより
多めに容量を取っています。ただ、マットの場合は乾燥も早くなるので
注意が必要です。水分についてはどぉなんだろ?
たま~に菌糸の水分量だと多いのかな?と感じることはあります。
糞がね。。。水分を多く含んでいるときが多々観察できるのでそぉ思っているだけなのかも
しれませんが・・・これはまだ観察の余地アリです^^)
ただねぇ。。。大きな幼虫=大きな蛹、成虫とは必ずしもならないのは事実です。
大きな成虫が孵る可能性が高くなってるぐらいに思っているほぅが
楽しめます♪
全然羽化しないわけではなくて、若干数は羽化してきます。
そこで報告なのですが、ノコやヒラタのように幼虫の飼育温度が高くても
大丈夫(といっても27℃ぐらいまでですが・・・)な種類・・・
羽化時の温度が下がっていると羽化不全が起こりやすくなることが観察できました。
羽化時、14℃だと影響が出るみたいです。。。
特に大型は影響大でうまく上翅が伸びなかったり、頭部やアゴの薄皮が残ります。
ボクは前蛹、蛹の期間は温度の低いところに置くのですが
(時間はかかりますが、前蛹の段階で温度を下げるとアゴの長い蛹に変態
する確率が上がります。蛹の段階でも成虫の外骨格が形成されるとき
アゴが構築されるであろう部分のギリギリまで外骨格が形成されることを
観察しています。)羽化時は温度を20℃近辺のところに置いたほうが
いいのかもしれません。
ボクのムシベヤはエアコン22℃設定で床付近16℃、天井付近が24℃くらいまで
の温度幅ができます。(あとこの付近は何度、あそこは何度というのもありますが・・・)
ただ冷虫の中は20℃恒温に設定してあります。しかし、冷虫の場合はセンサーで
冷虫の内部温度を安定させるわけですが、若干のタイムラグは否めない。。。
そのタイムラグの間に羽化を開始した個体が・・・・
そんなにサンプル例が多いわけではないので(多くないに越したことはない。。。)
絶対というわけではありませんが、もしその種類における低温で飼育されているかた、
ちょっと気にしてみてください。。