クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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持ってきてくれたLBマット、さっそく使ってみました。
まず、ニオイを嗅いでみましょう。
う~ん^^)ルカディアとはまた違うニオイですが、いいカンジです。
ビニール袋に接地している部分が若干乾燥しています。
初めから水分を含んでいるのね。。
ということは・・・あんまり賞味期限が長くないね。。。
バケツに少量移します。
いただいてから1週間経過しているのとムシベヤでの保管なので
ダマが出来ている部分を解します。
このときにマットの水分具合もよく把握してと・・・・
これは・・・加水はあまりしなくてよいね^^)
調整程度でいいと思いました。
チップがザラザラしていますが、これは粉砕機の刃を変えたばかりなのでしょう。
5ミリチップが中心です。樹種は・・・・ナラ、コナラあたりが多いのかな?
このへんはよく判りません^^)が、不純物の混入は少ないです。
ちなみに800ブロー6本と1400ブロー1本詰めてみました。
1400と8002本は、加水調整程度で緩く詰めて、もう2本は加水同程度で固く
あとの2本は水分が手にしっとり残る程度の加水で、詰めはボクでいうところの普通。
幼虫はハスタート(コロンバンガラ)とファブリース(タカクワイ)、アマミノコ(油井)
を投入。1400はアマミノコです^^)
本日午前中に詰めて、夕方幼虫投入。ただいま経過を見てきたところですが
暴れることなくいいカンジ^^)
とりあえず30ℓほどオーダーをかけてみました♪
これからの時期は、菌糸で飼育した幼虫をマットに移したり
最初からマット飼育した個体群の交換時期でもあります。
幼虫も国産ノコを中心にいろいろといるので、
データを取るには面白いハズ♪
またレポートしたいと思います^^)
アスタコとイキヒラタとポルトン。
アスタコはリベンジ。イキヒラタはず~っと前に国産ヒラタに傾倒していた時期があって
そのときからやってみたかった亜種。
ポルトンは一回やっているのでリラックスムードで^^)
ポルトンもある意味リベンジです。
あんまり大きいの出せなかったからなぁ。。。
今年はトカラとアマミを同時期に飼育するつもり。
トカラは相変わらずの2産地です。
中之島は黒いのと大きいのとキレイなのでやるつもり^^)
諏訪之瀬はキレイなのと大きいのがいます。
アマミノコは赤土山産。これはかなり楽しみです♪
本土系は・・・クチノエラブとミシマイオウ。亜種ではないけどレア産地のが
いるんだ。。まぁほどほどに。。
と、言いたいところなんですが・・・
こればっかりはワカンナイ^^)
産卵セットを組みました。。幼虫が採れました^^)
と、なると・・・幼虫のエサをどぉすんべ・・・となりますやね^^)
菌糸かマットか・・・
いろいろと好みが別れます。
マットに拘るのもヨシ、菌糸に拘るもヨシ。。と言ったところでしょうか?
どちらもメリットがあるから悩みどころではあります。
今期のアマミノコはほとんどが菌糸での飼育。
前期の飼育はトカラが中心でした。(アマミノコとトカラは一年交互に飼育しています。)
今、羽化しているトカラたちのいくつかは最後の交換タイミングを失敗している。
この状態で新しい菌糸に入れたら暴れるな・・・という推測のもと
本来菌糸に入れたいところをマットに投入しました。
結果・・・前回トカラ飼育の最大サイズには届かなかったものの
ある程度のサイズで孵すことが出来ました。
今期のアマミノコでは、いい交換タイミングで最後のビンを
マットにしてみようと思っています。
♂はもう一本は菌糸が必要ですが、♀は次の交換で蛹室を作り出す
個体が出てくるハズ。
いつもですと同じサイズのビンで菌糸に交換するのですが
今回は同じような容量のブローにマットを詰めて交換しようと思っています。
これでいい結果が出るよーでしたら♂も同じよーなセッティングで
やってみようと思っています。
もちろん菌糸オンリーでも試してみるつもり。
これで羽化サイズに大差ないようでしたらコスト的にも助かるし
人工蛹室の登場も少なくなるのではないでしょうか?
順番的には♂(単頭飼育)の場合。。
2令初期割り出し⇒菌糸800(ここはなんとなく500でもいいような気がしています。)
約3ヶ月後⇒菌糸1400
ここからは個体の状態で交換時期はばらつきますが
大体約2ヶ月半後⇒菌糸1400(またはマット1400or2000)
あとは菌糸の状態と幼虫の具合をみながらマットに交換していきます。
今まではこの3本目、4本目も菌糸1400で温度を下げたりしてたのね♪
ここを手持ちに菌糸が足りなかったからマットに・・・とかではなく
敢えてマットに投入してみようという^^)
もちろん温度等の環境を変える・・・今までとは違う場所にビンを置く等の
配慮は必要だと思いますが、このへんが面白いのかも♪です^^)
以前から書こう、書こうと思っていたことを・・・
ちょっとぼんやり幼虫を思い浮かべてみてください。
オレンジ色の頭部、白いボディがパッと思い浮かびませんか?
幼虫の段階で蛹の外側(要はかたち)は幼虫の頭部に折りたたまれているそーです。
で、幼虫が前蛹になると幼虫の内部は液状化して蛹になる準備を始めるそーです。
(あくまでも聞いたハナシなので、この言い回しです。)
まぁ、オレンジ色の頭部がパカッと割れて蛹化するのですが。。。
結論から言いますと幼虫の頭幅を測って売られている幼虫ってありますよね?
あれは蛹の外部分が大きくなっているのではないか?という意味合いで測っているそーです。
実際、クワの種類別でその個体の全体を100とすると
アゴから前胸までの占めるパーセンテージの大きい種類のほーが頭部は大きいそーなんです。
例えば、タランドゥスとツシマヒラタで同じサイズの♂成虫を羽化させるとしますよね?
そーするとツシマヒラタのほーが幼虫の頭部が大きいそうなんです。
それを確かめたくてツシマヒラタを飼育したのですが・・・
これを同種で比べた場合、大きな頭の幼虫のほうがその内部に折りたたまれている
蛹の側が大きいよっという触れ込みなんですねぇ^^)
しかし、ここで『そんなのカンケーねぇ』(古いよね。。。)的な意見をおっしゃるかたも♪
結局、幼虫内部が液状化してその幼虫の頭部に作られた蛹の側に内圧によって
にゅ~っと入っていくわけだから頭の大きさは関係ないんだよっていうお話。
まぁ、ある程度の大きさにまで幼虫を育てないと・・・いうのが大前提なんですが。。
ボクが一番幼虫の数を見るのはノコなんですが^^)確かに同じ体重で頭の大きさが
違う個体は多数存在しますが、蛹になったとき頭の小さい幼虫が小さな蛹になった。。
ということは確認していません。しかし、最終交換時に同じ体重で交換した幼虫の蛹の大きさは
マチマチです^^)これは交換後の幼虫の成育を測ることは不可能に近いので
断言ができませんが、交換後、すぐ蛹室を作ったんぢゃ?と思える幼虫でも
大きな蛹になっていることも多々観察しています。
となると、この『内圧』・・・ちょっと気になりませんか?
内圧を人為的にコントロールすることが可能ならば、ある程度のカタチは
作る(この言葉はあんまり適切でないと認識しています。)ことが可能なんぢゃ?
とか考えちゃいますよね^^)ノコの場合はアゴがグンっと長くて、やっぱり頭がでかくて
オシリすっきり^^)という個体がカッコイイと思っているのですが、そのような個体を求めると
やっぱり蛹がそのようなカタチをしていないと不可能なわけで・・・
クワガタのカタチをした水風船に割れないギリギリまで水を入れる感覚なのでしょうか?
それを現実に行うためには・・・・・
ボクがいまのところ、これはマチガイないな?と思っているのは
『3令後期、前蛹段階で温度を下げる。』ということ。
ただ、どこで下げたら効果的か?ということが断言できません。
以前、トカラ(中之島)が72ぐらいから上がポンポンと出てきた年があったのですが
最終のビンの交換直後から温度を下げた(下がっちゃった)よーな記憶があります。
だけど交換タイミングが密接に関係してきますしね。。交換して温度を下げりゃ・・・
という単純なハナシではないと思います。
もちろん幼虫はこれが限度なんぢゃ?というぐらいの体重は必要です。
これらをクリアーして大きな蛹になったとしてもそのカタチどーりの
成虫が羽化してくるとは限りません。
この春夏はアマミノコの2産地が羽化してきます。
このへんもよ~く注意して羽化までもって行きたいなー^^)
と思うのでありました。
このアスタコ・エラフスと国産ノコとの飼育の違いや面白さ^^)
採卵は一緒です。
幼虫飼育は大きく違います。
初令、2令で国産ノコのよーに温度を高めにしてしまうと
どんどん加齢して♀なんかは産卵セット割り出し後、4ヶ月ぐらいで蛹に・・・
国産ノコは・・・・あーんまりありません。コクワは頻繁にあるけどね♪
アスタコ・エラフスは全ステージ温度は低めで飼育して
極力幼虫期間を引っ張る。体重はどのくらいになるんでしょーねぇ?
これ・・・国産ノコはあんまり引っ張っても・・・みたいなとこあるし。。。
飼育で似ているところは産卵は多産、大型を羽化させるのが至難。。
といったところでしょうか?
あんまり累代品が出回らないのも似ているか??
まぁ累代品が出回らないのはワイルドの販売価格の影響のほぅが大なのでしょーが^^)
あと羽化直後のキレイさも似ています。とってもキレイです♪
あと前蛹時に温度を下げるとアゴの長い個体が羽化しやすいです。
ボク個人は国産ノコの蛹のカタチがと~っても好きなので
どぉしても国産ノコのほぅに目がいってしまいがちですが
アスタコもなかなかどぉして・・・けっこー魅力的です^^)