クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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少々、凹みぎみのワタクシ、あんずですが皆様いかがお過ごしですか?
いや・・・ノコのときの羽化不全って・・・ボクの場合は上翅にシワが寄るとか
翅パカとか・・・なんですが・・・・
こないだUPしたのはひどかったけど・・・
今回のスマトラはちょっと画像には出来ない。。。
しかも人工蛹室だったし・・・・
羽化不全の一番の原因は蛹室が適切でないからなのですが、
その中の原因のひとつとして湿度過多があると思っています。
今回のスマトラヒラタでいつもと違うところは
①蛹の段階で極度に温度が違うところに移動した。
②人工蛹室を入れる容器がいつもと違う。
の2点なんですねぇ。。。
①は冷虫の中からいつもノコの人工蛹室を置くところに移動してしまったんです。。。
今回のスマトラヒラタ飼育ではキーワードに低温。。というのがありまして
冷虫の中の温度は20℃。スマトラヒラタは24℃くらいで飼育できると
アドバイスはいただいていたのですが、なんせ最初のころは本気で100ミリ狙って
いたものですから・・・^^)蛹の期間中に4~6℃ぐらいの変化はあったと思います。。。
でも・・・・これは羽化の最中にこんだけ変わるとどぅなのか分かりませんが・・・
羽化不全にはあんまり関係ないよーな気がします。。
②のいつもと違う容器。。。いつもはコバシャを使います。
国産ノコはミニケース。80ミリを越えてくるであろう個体は小ケースを使うのですが
今回、手持ちの小ケースがなくて、100均で買って来た食パンケースなるものに
穴を開けて使いました。。。どーもこれが・・・・・・なぁ。。。
本日、そのスマトラヒラタを人口蛹室から取り出し
別のケースでキッチンペーパー管理に切り替えたのですが、
そのときの人工蛹室の蛹を置く部分。。。けっこー水分を感じることができました。
大きな人工蛹室は水分調整が難しいのですが、でもなぁ。。。
今回途中で水を足したりしていないもんなぁ。。。
蛹の期間は国産ノコより長いので容積に比例した水分とはいえ、随分と飛ばされて
いるハズ。。。もちろん羽化時は体液を放出するので水分を感じるのですが
それにしても多かったような気がします。
ノコで羽化不全や翅パカを起こす場合も水分過多なときが多いので・・・
なんか水分が多いほうが上翅の伸びがいいよーな錯覚があるのですが
現実はちょっと乾燥気味のほうがキレイに羽化しますしね・・・
こーいった失敗は二度は起こしたくないので検証のしようがないのですが^^)
な~んかそんな気がしてならない。。。
もしくはあまり手に入らないペアを飼育品で入手した場合、羽化時期が♂と♀が
同時期でも♂は休眠中、♀が起きちゃった。。。なんてのはよくあること。。
そんなときの対処法なんですが、一番いいのは♀を低温域に・・・
♂は温度帯の高いところで管理。。。活動を早める。
ここまではよく耳にすると思います^^)
♀が後食を開始している場合、あんまり低い温度帯で管理してしまうと
二度寝しますが、産みが悪くなったりするケースがあります。
ボクは、後食を開始している♀には通常通り飼育してしまいます。
ただあまり負担をかけないように、管理マットや止まり木を多めに入れて
ケース内の蒸れや乾燥に気を配って通常、成虫を置いてあるところより若干低めかな?
ぐらいのところで管理します。
♂は、まず複眼が見えているかを確認します。指に掴まらせて複眼の周りを他の指で
いったりきたりさせてみます。そのとき、指を追うよーでしたら見えているので
活動している成虫と同じように管理してみます。このときゼリーの半切れも入れて
舐めさせてみるのもいいと思います。このときはあんまり大きなケースは使いません。
ミニケースに止まり木一本です。マットは深めです。
寝る子は自分でマットに潜り、コクーンのようなものを作るので分かりやすいです。
このときあんまり大きなケースで管理するとケース内で暴れてしまい、
消耗して☆なんてこともあるのでミニケースを使います。
温度は若干高め。。といっても成虫のケースを置いてある場所の一番高いところに
置くだけですが・・・
あと、座布団の上で歩かせる。これはあーんまりしつこくやると消耗するので
やっても1回が15分くらい。2、3日に一度が限度です。
それ以外では活動を開始した♀と休眠中の♂を同じケースで仕切りつきで飼う。
これ、けっこう効果あります。もちろん、そのケースは完全活動中の成虫たちのケースと
同じところに置きます。このときも♀が暴れないようにマット、止まり木は多め。
羽化時期のズレですが、ボクは3ヶ月ぐらいは気にしません。
ノコのように活動後、越冬しない種でも飼育下ですとけっこー長生きだし^^)
自分のところで孵したクワは羽化後2ヶ月はあんまり触らないほぅが
スムーズに起きてくれることが多いです。
こぉすると絶対大丈夫!ということはないのですが、比較的うまくいっている
対処法です♪
割り出しているのですが、今日はアマミノコ2産地と本土ノコ2産地を割り出しました。
アマミノコは両方とも小ケース、累代モノとワイルドからの割り出しです。
本土ノコはあれはなんてゆーサイズなんだろ?よくクワ買うと入っているケースで
ミニよりは大きいけど、小よりは小さいという・・・
アマミノコの累代モノは大きい♀を小ケースに入れてしまったので
すぐマットをグズグズにしてしまい、1週間ぐらいで取り出したので大して期待していなかった
のですが(見えてる幼虫だけかと思ってた。。)7頭いて自分ではまずまずの結果^^)
この♀は再セットを組んでいます。
ワイルドは21頭採れて、これは再セットを組まなくてよかったと一安心^^)
本土ノコは両方とも7頭づつ。
来週あたりはトクノシマ、イヘヤあたりかなぁ。。
10月の頭ぐらいまでで割り出しを終了させておきたいと思っています。
今期は産卵セットを組んだ時期が通年に比べて遅いので多頭飼育をなるべく
減らしています。(仕事の都合上、11月、12月は忙しいのでクワがどうしても
おろそかになってしまいます。)
来年1月ぐらいの交換を目論んでいるのですが果たしてうまくいくのでしょうか?
常温で保管していたらビニール袋の中が汗を掻いている。。
袋を開けてみると・・・・スッパイニオイ。。。
なんだろ?ちなみにこのマットはいつも使っているマットではありません。
とりあえず、大型トレイに開けて天日干し。
ま~だうっすらニオイが残るのでブローに詰めるだけ詰めて
キッチンペーパーでフタをして、このまま半日ほど様子をみます。
国産ノコの初令を入れようと思っているのでちょっと慎重です。
あと常温とムシベヤの温度差が激しいので
ムシベヤの温度にあわせる意味合いもありますが・・・
ちなみにこのような疑いを持ってしまったマットを使用する場合、
幼虫を投入したあともキッチンペーパーでフタをして状態を2,3日観察します。
このときの温度は低め。幼虫が落ち着いているようでしたらフタをします。
マットが安定してくるとニオイもしなくなります。
マットは繊細だなと感じるのは保管状態でマットの状態が変わってしまったり
幼虫を入れてからでも変わってしまうところ。。
特に添加剤が多めに入っていると購入時、教えてもらったりすることができたら
保管に気を回しとくと後々で余計な作業がなくなります。
あとねぇ。。購入した時期(入荷時期)から大体のマットの作成時期を検討しといて
作成時期の季候なんかと照らし合わせとくと何をすればいいか分かる(こともある。)。
特に夏場は袋つめしたあと再発酵。。。なんてこともあるので注意が必要です。
標本用に乾燥させようとする前にパチッと・・・
ボクが購入するワイルドって大体こんなサイズです。
採集者を明記していませんが、採集家のかたなので大きな個体は標本に回ってしまい
購入が困難といった理由もあるのですが、♂がこのくらいのサイズですと安価なのです。
ワイルドの場合、特に国産は入荷日が大切です。
あんまり早いとどぅかなと思いますし、発生初期だと違う意味でどぉかなと^^)
まぁ発生初期の場合はペアリングすればいいのですが・・・
あと採集方法が分かるのもありがたいところ。
ボクが購入してるのは、バナナトラップでの採集個体です。
なのでほとんどの♀が交尾済み。
と言うことは、ペアリングしないで即、産卵セットに投入できるのです^^)
そぉすると大概は産んでくれるし、孵化率も高い。
たま~に小ケースに爆産されて困るときもあるのですが・・・
失敗する確率は低く設定できます。
例えば、最初のビンからオオヒラタケを使いたいときなどはおおよその見当を
つけて菌糸ビンを購入することも可能ですしね♪
ちなみにヤクシマもクチノエラブの♂もこんなサイズでした。
ワイルドの持ち腹で産ませると、どんな遺伝子が組み込まれているか分からないのも
面白さ倍増です^^)
この個体のアマミノコは、赤い個体なので標本にしようと思っています♪