クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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早い期間で♀が上に上がってきます。ボク自体ひとつのケースで10採れればいいと
思っているので、♀が上に上がってきた段階でケース底に卵が確認できたら
♀は取り出してしまいます。で、画像は取り出した♀の一時保管の様子。
この子たちもセットを組んでから10日で取り出しています。
卵を産んだあとの♀は持ち上げるとすぅ~っと軽い。
文章で表現するのはとても難しいのですがとにかく軽くなっています。
取り出した♀に水分を与えるためにプリンカップにキッチンペーパーを敷いて
キリフキ多め、ゼリーの半切れを与えます。このときのゼリーは高淡白なものではなく
いわゆる普通のゼリーを与えて様子をみます。
普通にゼリーを食べたら成虫管理用のマットを入れたケースに移します。
まぁ余生を過ごしていただきます^^)
余生を過ごしていただいている間に組んだセットを割り出さないにしても
なんらかの経過は確認できるので、ここで2回目の産卵セットをどぉするか
考えます。大体2度目は組まないことが多いです。
ココ何年かはあんまり♂♀の偏りが少ないからとかいろいろあるのですが
割り出し以降のことを考えるとね。。。ケッコーメンドーだったりするので・・・♪
今年はアマミノコだけでも5♀で産卵セットを組んでいます。
1♀10産んだとしても、もう50頭でしょ・・・
もう2♀はケースからでも10~からは確認できているので、他の♀は早めに
切り上げます。
でも産む気まんまんの♀はカワイソゥなんだけどね。。。><。。
前蛹~蛹にかけての管理の仕方。etc...etc....
なんら変わりはありません。
あと♀や小さい♂を孵す場合はそんなに変わりません。
飼育の仕方は同じなんです^^)
ただ、同じ日に産卵セット、割り出し~幼虫飼育を行った場合、
本土系よりも南西諸島系のほぅが早く幼虫の体重が乗ってきます。
例えば、トカラノコとクチノエラブノコを同時進行で飼育を進めていくとしましょう。
エサは同じマット、管理場所は同じ棚に並んでいます。
割り出し時はそんなに変わらなくても次の交換で差が出てきます。
そのあとボクは幼虫の発育加減とエサの状況で交換を進めていくので一概に言えませんが
同日の交換が出来た場合、トカラノコは17g、クチノエラブは10gで交換。
その次の交換でトカラ17、クチノエラブ12~14といった具合^^)
大体トカラは次で蛹化ですがクチノエラブはもう一本必要になる場合があります。
トカラは最終交換時で17gを維持していれば大体70オーバーで成虫になります。
(これ、そのあと暴れたりするとその限りではありませんので・・・・)
クチノエラブはというと最終交換時12~14なんていうとけっこう期待していいかも
しれません。本土系の場合は70オーバーどころか68~はボクにとっては至難の業です。
大きさを求めるなら南西諸島系のほぅが面白いかもしれませんが、なかなか大きくならない
本土系をあれこれ考えて大きくするのも面白い^^)
あっ!どっちも面白いかっ!^^)
アマミノコ2産地4♀、ミヤケノコ(仮称)2♀)、イヘヤ、パプキンとケースにして
8ケース。。。今期、何かしらがなければ産卵セットはこれにて終了。
ではないか・・・・ハスタートとシェンク、ペロッティが残ってる。。。
シェンクは来年でもいいとして・・・・ハスタートは組まなきゃだな^^)
あとトクノシマがなぁ・・・・あーんまりいい風向きではありません。。。
ペロッティは産卵木のいいのを持っているのでオタノシミと言えばオタノシミです♪
今回の産卵セットは全てマットオンリーです。水分量とかもイタズラしていません。
ここ最近なのですが、産卵木を入れるときとマットオンリーのときとでは
水分量を変えてセットしています。
マットオンリーのときは堅く詰める部分と上にふんわりマットを被せる部分とでは
水分量を変えます。これはエアコン管理ですとマット上部の乾燥が著しいので
ふんわり部分はかなり多めです。そのあと♀を入れてからもう一度キリフキします。
どうも♀はニオイで産める産めないを判断しているみたいなので、キリフキで
マットのニオイを増幅させます。
で、ゼリーを入れて放置。。。1週間後に様子を見てみます。
ゼリーを交換してまたキリフキ。ケース側面などに卵が見えていたら一安心♪
小さいケースでの産卵セットは♀を取り出すことも視野に入れておきます。
・・・・・・なんですが。。。トクノシマはケース側面に見えていた卵がことごとく萎んで
しまったケースがあるので・・・・ペアリングがうまくいっていないのかもしれません。。。。
(トクノシマは3♀セット組んでいます。)
トクノシマはもう一度ペアリング⇒セットが必要かもしれません。。。
というところまで・・・でしたよね^^)
羽化後、色が変わってスグ・・・とか・・・・腹の内側が白い、上翅に完全に収まっていない。
などで動かすと休眠期間にばらつきが出るのは事実です。
早くなるか遅くなるかは個体差でばらばらです。
あと相対的にですが、早く割り出した個体のほぅが弱い場合が多いです。
(これは同一種類を同時期に多数羽化させないと分かりにくいです。。。)
特に♂の大型は割り出しが早かったり、羽化後の成虫の取り扱いの仕方によっては
サイアク☆。。。なんてこともあります。
外骨格は出来上がっていても接合部分などはまだ柔らかいので、自分の体重
(まだ余分な体液なども含んでいるのかな?と・・・)を支えきれないのでは?
と思っています。ヘラクレスの胸角を持ってばかりいると弱ってしまう。。。
というのと同じなんだと思います。ノコはそーんなに重たいクワではないのですが
やはり羽化後はつまむというより、手ですくうように取り扱ったほぅがいいかな?と^^)
よく累代が進むと産卵数が減る。。。確かに自然下では考えられないくらい
血は濃くなっているのですが、累代が進んだ種類は取り扱いに慣れてしまって
知らず知らず雑になっていることも原因のひとつに挙げられると思います。
羽化後の割り出しが早い個体は休眠期間もそうですが産卵数にも多かれ少なかれ
影響は出ている。。と言わざる得ないようなことも観察できています。
ボクは割り出しが早いほぅなので、その影響が出ているところを
休眠期間の観察やペアリングの期間などで補っているのかもしれません。
さすがに累代品でそこまでの情報は自分で羽化させた個体以外で得ることは
難しいと思います。そんなところからもノコの採卵は累代品よりもワイルドのほうが
容易に感じるのかもしれません。
子供ではないので(?)別段、さみしいわけではないのですが、
この暑さだとねぇ。。。応えますよね。。。
それに引っ掛けたわけなんですが、休眠期間。。。
国産ノコは特にこの羽化後の休眠期間が難なのです。。
種類差、個体差でばらつきが激しいのです。。
今年は・・・・ムシベヤをエアコンで調節していても
早い時間帯から温度が上がるせいか
この時期の羽化の個体は起きないだろぅ。。。
とタカをくくっていた個体も活動始めたりして・・・
特にデータを取っていた種類なんかが・・・データとは違う活動を始めたりして・・・
こーゆーのは飼育している側を困惑させます。。。zzz
あとさぁ。。。今年ヤクシマノコを羽化させて気付いたのですが、
ボク的には本土系はしっかり寝ると思っていたのね。。。
このあいだのクワタで販売した個体は♂も♀もゼリー舐めているみたいだし。。。
まぁ、これが屋久島という産地がいろいろな妄想を掻きたてて面白いといえば
面白いのですが・・・^^)
あの・・・・どんな種類でも羽化してからの成熟期間はあると思います。
で、ある程度の期間(ボクは2~4ヶ月と踏んでいるが。。。)
で活動は開始できると思います。〔ここがばらつくので困るのです。。。〕
ただ、性成熟しているかというと(要は交尾ができるかどうか?)これはまた
別問題で、活動を開始してからある程度の期間が必要なのかな?と・・・・
自然下では蛹室から脱出・・・(活動開始)
エサのあるところ(樹液の出ている木)までに到達(する間は活動している。。)
するまでに性成熟してしまえるんぢゃないか?と・・・・
そこらへんの期間が飼育ではない。。。というかケースの中にいるわけですからね。。。
飼育者のほうから見れば、割り出し後成虫を管理するケースで寝ているだけですからね。。。
なんか取りとめがなくなりそぉなので、このへんにしておきますが
割り出しかたでも休眠期間は変わります。
これはまた後日にでも・・・・
しかし・・・・暑いです。。。