クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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『水分多めに・・・』ってよく書かれていますよね^^)
産卵セットの組み方にしろ、幼虫飼育にしろ・・・
菌糸で幼虫を飼う場合、これは適合しません。。
菌糸は水分調整が整った状態で販売されているから・・・
これはマットで何々を行う場合によく使われています。
では・・・何を基準に多めなの?って思ったことありませんか?
これね・・・・こぅ書くしかないのです。。
おのおの飼育環境や使うマットが違うでしょ?
だから限定して文章にするといろいろ弊害が出てきてしまうのです。
では自分なりの『水分多め・・・』が確立できたとしましょう^^)
『水分多め』だと、何が変わるのか?
マットの場合が顕著だと思うのですが、分解速度が変わるのです♪
(菌糸の場合は腐朽速度。)
国産ノコを飼育する場合、発酵が進んだマットで幼虫飼育をしたほぅが大きくなると
言われています。これ・・・マチガイではないと思います。よく食べるしね♪
ただ・・・・幼虫を投入したときに発酵が進んでいると・・・
実際、幼虫が食餌するときには
食餌に適していなくなってしまっているのではないでしょうか?
水分を多めにして(あくまでも自分基準ですよ♪)
マットに緩やかな発酵を促して、幼虫が摂取しやすい状態を維持しつつ
次のブローにバトンタッチしてあげる。。
だから菌糸でも2次発菌をしてから期間が経った菌糸のほぅが
幼虫が嫌がらず居食いしてくれるのではないでしょうか?
そぉなると・・・・マットで飼育する場合、1本目と2本目はマットの銘柄は同じでも
2本目のほぅが発酵が進んだモノのほぅが大きくなると言えますよね?
ここらへんが飼育を趣味としているところの醍醐味なのかもしれません^^)
もちろんボクも気にします。
最近すごく気にしているのは、前蛹になってからある程度の期間が経過すると
蛹になるために前蛹がシワシワになるでしょ。。。
そのときの温度と湿度。。
関係あるんぢゃないかな?と随分前から思っていたのですが、
いやさっ!伊豆大島産ノコギリの♂が3頭いるんだけど
1頭は5月上旬に10gで交換。残り2頭は14gで交換して
14gの幼虫は7月に交換しているのね。。。
10gの幼虫は交換せずにそのまま蛹化まで持っていったんだけど
一昨日、蛹になったのですが・・・・これが大きい。
まだ取り出せないのでそのままですが・・・取り出せるようになったら
人工蛹室に入れて観察しようと思っています。
ちなみに10gの幼虫は、交換後すぐに蛹室を作り始めたから
そのままにしといたんだけど・・・
大型ほど蛹室はコンパクトなのは以前書きましたが、この個体はらせん状に
蛹室を作っているので決していい状態とは言えません。
前蛹期間と蛹期間の間に目がいった先週末なのでした^^)
2週間ぐらい一緒にしています。この間メイトガードは3回ほど観察しています。
ボクがペアリングを長期間にしているのには訳があります。
これは自分の飼育経験からなのですが、一回ぐらいの交尾で産卵セットに投入すると
そのとき採れた幼虫は♀のほぅが多いのです。それも率でいうと3:7ぐらいで♀が多い。
タランドゥスを飼育のメインにしていたころ、交尾を確認⇒産卵セット。
追い掛け⇒産卵セット。ということを繰り返します。そぉすると一回目は♀が多く
2回目以降は♂が多くなったことがありました。
外産ノコの中には、産卵セットに投入するとその一回で終了。
ということがあります。交尾期間を短く取った種類は大体♀が多かった。。。
これは偶然だったのですがペアリングしてそのまま。。。忘れてしまったことが・・・・
ダメ元で産卵セットに投入。無事幼虫をゲット^^)あんまり産んではくれなかったのですが
♂♀の割合は半々に^^)・・・・今度はワザと長い期間ペアリングしてみました。
やはり・・・・♂♀の割合が6:4に・・・・♪
ただ、長すぎるのは良くないみたいです。半年とかね。。。これはもうペアリングでは
ないです。。。ただ同じケースで♂♀一緒に飼っているだけ・・・
そのような♀を産卵セットに投入しても産んで一桁とか・・・
ボクは大きいのを狙ったり、個体変異を楽しみたいといった理由がない限りは
必要以上の幼虫は採らないようにしています。
そぉすると少ない幼虫の数で♂♀の割合が5:5が望ましいのですが
なかなかそぉはいきません。。。
今のところこのやりかたで♂♀の割合はイイカンジで飼育できています♪
感じたのですが、やはり適切な容量ってありますよね?
マットにしろ、菌糸にしろ・・・
ここではこのマットが何リットルいくらだから・・・・とか云うことではなく
♂♀の判別をしっかりすることが出来ればある程度コストを抑えられるんぢゃ?
というお話。
国産ノコの場合ボクは割り出し後、多頭飼育することがあります。
これはいろいろな意味もありますが、作業時間の短縮とコストを抑える
といった意味合いもあります。あとスペースのこととかね♪
割り出しは2令で行うことが多いからこのとき、しっかりと♂♀判定できれば
こんなカンジで計画も立てられるのでは?・・・・
♀のみ多頭飼育。♂は単頭で800cc。♀は割り出し後、5頭入れ。
次の交換で3頭に・・・大体これで羽化まで持っていける。
♂は800で3ヶ月(理想)、次が1.5リッターで4ヶ月(さらに理想。。)で・・・
その次も1.5で蛹化まで持っていければ・・・でももう一本いることも多いです。
特にマットだと・・・
例えば産卵セットを割り出したとき、25頭幼虫が採れました。
♂10、♀が15だったとします。そぉすると800が10本、1.5が3本。
約1.5ヶ月~2ヶ月後♀の最初の交換。1.5を5本。さらに割り出しから3ヶ月。
♂の交換。1.5が10本。またまた割り出しから4.5~5ヶ月後♀の交換。
1.5が5本。そんで割り出しから6~7ヶ月後♂の交換。1.5がまた10本。
蛹化も考慮に入れるのでマットの場合は最初の交換より
マットの量が必要かもしれません。
この交換時は幼虫の体重は測っといたほぅがいいです。(あくまでもコスト重視です。)
で、♀はもう交換は必要ないので・・・いいとして、
♂の大きく育った幼虫はもう一本必要です。このときの♂幼虫の色の具合で判断します。
♂10頭分、交換が必要ならこれはこれで嬉しい悲鳴なのですが^^)
まぁ。。。そぉ事がうまく運ぶワケではないので・・・
(ボクだけかもしれませんが・・・)
約半分1.5が5本必要としましょう^^)
今回は文章で表現しているので分かりづらいかもしれませんが
表などでまとめてみると♂♀の判定がしっかりできれば、エサの交換をしない月が
発生します。もちろん1種類のみで話を進めているので多種類を飼育すると
このようなわけにはいきませんが、ある程度この時期いくらぐらい必要とかが
分かるのではないでしょうか?^^)
楽しいのですが、ワクワクドキドキ感を感じたいのなら
大きくて美しい個体を羽化させるほぅが楽しいです♪
大きな成虫を羽化させるためには・・・・
幼虫を大きく育てるのが大前提です。
その要素を大まかに書くと・・・
①遺伝
②幼虫のエサ、環境(詰めかたや温度、湿度、通気など)
③その継続(交換タイミング)
が、大事なのではないでしょうか?
遺伝については累代を継続した結果なので、ボクの知識や経験で
モノを言うことではないと思っています。ただ、あるのかなぁ。。。
影響はあるよなぁ。。。とは思っています。
エサや環境についても、これはこぉだよと特定できるモノではないと思っています。
自分なりの『これだっ!』っていうのを模索するのが楽しいのかもしれません。
交換タイミングについては、ある程度のデータがいろいろ出ていると思います。
こないだ、あるかたと飼育の話をしていたときに
『極力交換しないで羽化まで持っていきたい』とおっしゃっていました。
これは正しいと思います^^)ただ春や秋の温度差が激しい季節に
エサの状態が変化して交換を余儀なくされるのが・・・ともおっしゃっていました。
幼虫飼育において、『エサの交換』というのは楽しみのひとつでもあると思うのですが
クワ目線でモノを考えた場合、交換ナシでの羽化というは正しいと思います。
ボクが幼虫飼育で着目しているのは(あくまでも国産ノコオンリーね♪)
初2令~3令までの生育具合と3令中期から後期にかけての体重の伸びです。
割り出しから1本目のエサの食いは注意深く観察するし、期間についても
エサの状態とニラメッコです。最低でも3ヶ月、できれば4ヶ月引っ張りたいのですが
エサをエサとしての状態を維持させるのは至難のワザです。
環境はもちろん、詰めかたなども試行錯誤の連続です。
3令中期以降はエサをあまり摂取しないと言われていますが、
全然食べないワケではありません。
この時期にいかにエサを摂取させてあげることが出来るか・・・
あと本土系については幼虫時の休眠(冬をカンジさせる=幼虫時での休眠)
が必要なのかな?とも思っています。(自然下でいう2年1化)
飼育では幼虫期間ということになりますが、常にエサを摂取できる状態(環境)
だけではダメかなぁ。。。とも考えています。
そこに飼育者のメンタルな部分というのが影響します。
だから去年はよかったのに今年は・・・・なんてことが起こるのでしょう。。。
あれやこれや考えて、考えたことを実行に移す。。
結果がどぉであれ、楽しいことは間違いありません^^)