クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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 画像は最近羽化したヒラタなんだけど・・・

記事とはあんまり関係ないです。

なんか関連したものないかなぁ・・・なんて探してみたけど

あんまり面白い画像にならなかったので・・・

マットと菌糸では詰めかたを変えています。

同じガラスビンにマットと菌糸を詰める場合、

同じテンションをかけて詰めてしまうとマットのほうが堅く詰まってしまう。

マットが微粒子の場合は特に・・・

菌糸の場合はチップの大きさや菌の関係で堅く詰めても

すんごく厳密に言ってしまえば隙間ができる。

このおかげで再発菌するわけだけど・・・・

同じテンションでマットを詰めた場合はこの隙間ができない。。。

すなわち酸欠を起こしてしまう。なので、マットをガラスビンに詰めるときは

肩ぐちを指で強く押し固めない。マットプレスで整える程度にしている。

逆に菌糸を詰めるときはビンの肩ぐちはしっかりと指で押し固める。

ただ入れる種類によってテンションは変えます。

ノコ、ヒラタの場合は緩め、オオクワは強め。

ノコ、ヒラタを菌糸に入れるときはP・Pボトルに詰まっているものを

使う場合が多いです^^)

これは根食いか材食いかの違いもあるのですが、経験上どちらが大きくなったか

のほうが大きいです♪

ノコをマットで飼育するときは一本目、二本目はブロー、三本目もしくは蛹化用が

ガラスというのが今のところのお気に入り^^)

ただガラスにマットを詰めるときはさっきも書いたように肩ぐちを強く詰めない、

蛹化用に到っては肩ぐちまでマットを詰めない場合が多いです。

蛹化用はビン底部分を産卵セットを組むがごとく、堅く詰めるので

あんまりマットを多く詰めちゃうと前蛹でマックロ。。。なんてこともあるので。。

ノコは蛹室を作れる堅い部分を探す。

それゆえブローよりガラスのほうがいいのかなと思っているわけなんですが

ブローは変形するので通気という部分では有利^^)あと穴も開けられるしね♪

しかし、肩ぐちまで詰めなかったり、詰めが緩いと乾燥が早いのは事実。

ニョロによっては蛹化しないでぬくぬくと食べ続ける個体もいるので

ここは観察を怠ったりするとせっかく大きく育てたニョロが・・・・

なんてこともあるので要注意!

今期のノコもそろそろ終盤^^)

中之島がそろそろなので楽しみです♪



 んで、この子はまぁ、そんなに問題がない

状態のビンで羽化した子のアゴ。

アゴ基部からぐーんと同じ太さで前に伸びてエッジが立っています。


サイズに関係なく全体のバランスも取れています。

あとは好みの問題といえば、それまでなのですが・・・・

ボク的にはこの画像の子のほうが好みかな^^)


 画像のようなアゴになる個体が羽化する

ときがあります。アゴ基部から第1歯のあいだが異様に細いでしょ?

別にブリードに支障が出るとかという類のモノではありませんが・・・

ちなみに蛹自体が乾燥してしまうと萎みます。。。つまり☆。。。

これは蛹室を作った容器の中のマット(菌糸の場合はあまり乾燥は・・・)

が蛹室の周りまで乾燥が及んだとき、人工蛹室に移す等の対処が遅れて

羽化してしまうと画像のような個体が羽化します。

あとフセツが出来あがらなかったり、上翅の先っぽだけ羽パカになったりね。。。

逆にあんまり水気が多いと上翅がグチャグチャになったりするので

ここは難しいところ。人工蛹室が乾燥しすぎて加水、その加水が多すぎる。。。

と上翅が・・・・

よく蛹化用は捨てビンとも言われてもったいないような気もするのですが

ここで手を抜いてしまうと今までの苦労が・・・・

なんてことになりかねません。。。


 これから廃棄するマットの画像なんですけどね^^)

これ、蛹になったビンから通気の確保のために削り取ったマット。

けっこうな分量ですよね。。。あっ!容器は2リットルです。

上っ面はサクサクしていますが、掘り進むに連れて堅くなっていきます。

特にガラスビンは堅くなるので通気させるためにはいいと思います。

あと嫌気発酵の予防とかにもなるしね^^)

ちなみにノコで露天掘りはあまりオススメできません。

たまぁにですが蛹が萎んでそのまま☆。。。。なんてこともあるので・・・

蛹室の容積内の湿度がドルクス系より必要なんだろーなぁとか思っています。

この作業を行う際、一番やっちゃいけないのが極端な衝撃。

(ビンを落とすとか・・・)最悪の場合はそれで☆。。。なんてなってしまったら

泣くに泣けません。。。

くれぐれも慎重に作業を進めてください♪



 画像は昨日羽化したトカラ諏訪瀬。

マット飼育です。ラベルデータを見てみますと

7/末 800cc 体重 未測定

9/23 1.5ブロー 体重12g

12/20 1.5ブロー 体重16g

3/6  1.5ガラスビン 体重15g

5/17羽化。 エサの種類:ルカディア・ステージ1 と、なっています。

何が言いたいのかといいますと、データを見る限りは別段失敗しているようには思えません。

4本目で1g体重が減っていますが・・・・

実は同じような交換サイクル、同じような体重で同じエサの中ノ島トカラが今、蛹です。

蛹の段階で明らかに画像のトカラ諏訪瀬よりも大きい。。。

画像の諏訪瀬も羽化して2日目なので色とか体長は変わっていくと思いますが、

多分68~70㎜の間で落ち着くと思います。

中ノ島トカラはまだ羽化していないので、はっきりとしたことは言えませんが

多分、72~74ぐらいだと思います。

確かに中ノ島は大きくなりやすいのですが、同じエサ、同じような交換サイクル、

同じような環境で飼育しているのです。個体差を考慮に入れても

こんなにサイズの差が出るのでしょうか?

もちろん、4本目で中ノ島のほうが体重が伸びている可能性はありますし、

代謝のことも考慮に入れなければなりません。

たった一例であーだこーだとするのは間違っているのはよく理解しているつもりです。

でもこれが地域変異のひとつだとしたら・・・・・

面白いと思いませんか?^^)









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