クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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今回、蛹化用のビンに一癖加えてみました。
いつもは産卵セットを作るがごとく、ガッチガチに詰めるのですが
最初の底5センチぐらいまでガッチガチにしたら中央部分にニョロが
まるくなってちょうど収まるくらいのくぼみを付けてみました。
そこからいつもどおりブロー上部までマットを入れて
上面が平らになるようにフリフリして固詰めしてみました。
通常、蛹化用はブローの肩口を強く詰めないのですが
今回は固く詰めてみました。
もちろん温度帯はノコとしては低めの場所に置いてみます。
さてどぉなるのでしょう?^^)
いつもは産卵セットを作るがごとく、ガッチガチに詰めるのですが
最初の底5センチぐらいまでガッチガチにしたら中央部分にニョロが
まるくなってちょうど収まるくらいのくぼみを付けてみました。
そこからいつもどおりブロー上部までマットを入れて
上面が平らになるようにフリフリして固詰めしてみました。
通常、蛹化用はブローの肩口を強く詰めないのですが
今回は固く詰めてみました。
もちろん温度帯はノコとしては低めの場所に置いてみます。
さてどぉなるのでしょう?^^)
例えばね、小ケースで10頭ほど採卵して孵化したニョロを飼育したとするでしょ。
こないだギネス申請したトラグルスなんかはこの方法なんだけど、
これはラッキーにラッキーが重なったことで狙ってだせるモノではないと・・・・
確かにボクのクワ仲間のなかには必要最小限の頭数でギネス出しているヒトは
いますけど。。。
ギネスクラスを狙うなら、極力同じ種類をいっぱい産卵させたほうがいいと思います。
で、種類をあまり増やさないこと。そのほうが温度とかの環境をそのクワに合わせることが
しやすいし、飼育者の迷いとかも最小限で済ませることができる。
何故、いっぱい産卵させたほうがいいか?
エリートが出てくる可能性が高まるんです。
ひとつの中ケースに卵が50産み付けられたとします。
同じ日に50産むわけではないので、毎日(もしくはある程度の日数の間に)
何卵かづつ産んでいくわけです。そぉするとその中ケースの中だけでも
孵化にばらつきが出てきます。それを凌駕するように成長していくニョロが
存在します。もちろん、ひとつの産卵セットに必ず存在するというわけではなく
1セットで多数出てくる場合もあれば、何セット組んでも出てこない場合が
ありますが・・・確率でものを考えたとき、そのエリートの存在する確率が
高いのを血統というのならそうなのかもしれません。
野外ギネスを越えて、ギネスにコンマ0.何ミリのところで競うのなら
そのへんは大事かもしれません。
以前書いたように飼育における血の濃さは野外とは比べ物にならないそぅです。
大きく羽化した♂と♀をかけて、大きくなる遺伝子を継承させることは
ギネス個体を狙うには必要なのかもしれません。
ただ、そのあとのエサや環境が左右することも重要ですが・・・・
クワではなく、クワが掴まっているキッチンペーパー。
画像左はオキノコ。ボロボロにしています。右はアマミノコ。
体液を放出してキッチンペーパーの一部を黄色くしていますが、
(画像には映っていない。)まだボロボロにしていません。
オキノコはもうプラケースに移してゼリーを与えてみてもいいででしょう。
活動している成虫たちと同じ温度帯で管理していたクワなので。
活動を開始し始めた♂の力を侮ってはいけません。
この画像を映すときに気がついたのですが、一頭逃げています。。。
あんまりこの状態で放置しておくと、逃げたり、餓死したりするので
ケースに移してゼリーを半分に切ったのを置いて、そっとしておきます。
食べれる子は勝手にゼリーのほうに向かっていき、クチのブラシを出しますので
ここはクワの自由にしてあげます。
休眠期間は、同じ種類の亜種でもサイズ、亜種別で期間やクセが違います。
もちろんサイズの大きいほうが休眠期間は長いですし、起きだしてから
活動を開始する期間も長いです。
あとアマミノコのグループ。原名亜種(アマミノコ)は休眠期間が長いような気がします。
オキノコは比較的、起き出し、活動開始が解りやすいかもしれません。
個体差でバラツキがありますが、画像のような起き出しの特徴をハッキリ示す個体が
多いので飼育者を惑わせないと思います。
ボク的には南西諸島系よりも本土系のほうが起き出しや活動開始に注意しています。
アマミノコは南西諸島系のなかでは解り辛いかもしれません。
飼育している環境や温度で左右されることも事実です。
前蛹。前蛹になる前は?蛹室を作る。はて?その前は?
蛹室を作るところを探すんです^^)
野外では土中深く潜るといわれています。
それを1.5リッターのブローの中でその行為を行うわけですから
グルグルと徘徊しているように見えるのは当然のこと。。。
ところがこれ、♂に多く見られて♀はあーんまり確認できません。
♀は野外において材の中に蛹室を作ることもあるので
必要ないのかもしれません。あと♀の形状から考えても出てこれそぉだしね。。。
で、そのタイミングですが過去の観察例からですと
急激に温度の上がる日。それまで居食いを決め込んでいたニョロがグオっと上に
上がりだします。そのまま放置しておくと徘徊しまくります。
(これ、菌糸だと確認しやすいです。)
では徘徊を止めるには?
菌糸にしてもマットで飼育していてもビン交換して
管理しているところの一番温度の低いところに容器を移動します。
このときのエサはボクはマットオンリーにしています。
蛹室を作ることを前提にしているので産卵セットを作るがごとく
底からガッチガチに詰めます。
ニョロを入れる穴はビン中央まで、ビンの肩口まで固く詰めて
上はふんわりマットを被せます。(乾燥防止の意味合いが強い。)
一番いいのは徘徊する前にビン交換。そのとき低い場所に移動する。
でもビン交換のタイミングを見誤るとただ単にニョロの期間が長くなるだけですが。。。
この徘徊をしたニョロは体重が落ちるのは明白でイコール蛹のサイズが小さくなります。
すなわち成虫のサイズが小さくなってしまう。。。
せっかく大きく育てた幼虫です。最後の段階で小さくするのはもったいない^^)
そのままニョロが土中深くに潜ったとカンチガイしてくれることを祈ります^^)
カンチガイしてくれたニョロはビン側面に蛹室を作ることはまれで大体目視で
確認できません。疑い深いニョロは少し徘徊して側面に蛹室を作ったりはしますが^^)
そのまま放置を決め込みましょう。
ここらへんは飼育のスタンダートとされるオオクワガタの飼育と違う部分だよな。と
認識しています。ただ温度が低いと前蛹から蛹に変態して蛹の中身が構築される
時間がかかります。大体の期間で割出したりすると羽化間近の蛹を掘り起こして
しまったりするので、ここはのんびり構えているほうが無難です。
ボクは温度が低いほうが蛹の中身(成虫になる部分)
の構築が隅々まで行き渡る(?)と思っています。
アゴの先がクンと前にでっぱるというか^^)
あとは乾燥には気を配ったほうがいいかもしれません。
ビン上部からキリフキすることもありますし・・・
あまり刺激を与えないほうがいいことは確かですが、あんまり乾燥させすぎると
アゴが異様に細かったり、フセツが出来上がらなかったりという羽化不全を
招きます。あともう少しというところをキッチリできるとキレイでカッコイイ個体が
羽化してきます。思い描いた個体が蛹室を割ったときにアゴを振りかざすさまは
クワ飼育の醍醐味のひとつではないでしょうか?
銘柄は孵化から羽化まで同じ銘柄で通すとか、
あーんまり気ぃ使わないよっとか^^)いろいろ遊んでるよとか・・・
ボクは飼う種類によって使いわけたりします。
が、管理は大変です。で、差が出るの?というのがあると思いますが
これはマチマチです。ただ、ステージによってはちょっとイタズラしたりして
結果がよかった!なんてことはあります。
実際のところ、マットの善し悪しだけでサイズに影響が・・・・とは思えないですしね♪
ただ、マットの状態で温度とかは下げたりします。
明らかに再発酵を袋の中で起こしている。。使わないのが一番いいのでしょうが
そぉも言ってられない。。。もちろん、天日にさらしたりして安定させる。
未発酵のフレークと混ぜてフタをキッチンペーパーで・・・・なんてことはやりますね。
あと、敢えて添加剤が多分に添加しているであろうというマットを購入して
添加剤の少なめのマットにふりかけをかけるようにほんの少量混ぜるとか^^)
ノコに限らず、産卵のときは微粒子で添加剤が少なめのマットのほうが産みはいい。
で、そのマットで最後まで飼育するのが無難といえばそぉなのですが
グンと成長する時期に一癖つけたマットが好結果を生むという事実は否めない。
だからアレコレ試行錯誤したり、初心に戻ったりしてるから飽きないで続けていられるのも
事実^^)
この銘柄のマットをこの温度で加水量はこのくらいでというのはあくまでも目安。
その時々で飼育スペースの環境は違うし、マットだって確率の問題で安定している
というだけで綿密にいってしまえば、同じモノは2つとない。
加水量だってその日によって変わると思うしね♪
あとニョロの状態^^)これが一番大事なことだしね♪
だからよく言うことなんですが、
『ボクと同じようにしても同じ結果が出るとは限らない』
ただ極端な変わり方はしないとは思います。
でも大きなサイズを狙っていくとやはり、自分でも同じやりかた(のつもり)
でやっていても結果はその都度違うから^^)
だから続けているのかもしれないけど・・・・^^)