クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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 蛹になる前は?

前蛹。前蛹になる前は?蛹室を作る。はて?その前は?

蛹室を作るところを探すんです^^)

野外では土中深く潜るといわれています。

それを1.5リッターのブローの中でその行為を行うわけですから

グルグルと徘徊しているように見えるのは当然のこと。。。

ところがこれ、♂に多く見られて♀はあーんまり確認できません。

♀は野外において材の中に蛹室を作ることもあるので

必要ないのかもしれません。あと♀の形状から考えても出てこれそぉだしね。。。

で、そのタイミングですが過去の観察例からですと

急激に温度の上がる日。それまで居食いを決め込んでいたニョロがグオっと上に

上がりだします。そのまま放置しておくと徘徊しまくります。

(これ、菌糸だと確認しやすいです。)

では徘徊を止めるには?

菌糸にしてもマットで飼育していてもビン交換して

管理しているところの一番温度の低いところに容器を移動します。

このときのエサはボクはマットオンリーにしています。

蛹室を作ることを前提にしているので産卵セットを作るがごとく

底からガッチガチに詰めます。

ニョロを入れる穴はビン中央まで、ビンの肩口まで固く詰めて

上はふんわりマットを被せます。(乾燥防止の意味合いが強い。)

一番いいのは徘徊する前にビン交換。そのとき低い場所に移動する。

でもビン交換のタイミングを見誤るとただ単にニョロの期間が長くなるだけですが。。。

この徘徊をしたニョロは体重が落ちるのは明白でイコール蛹のサイズが小さくなります。

すなわち成虫のサイズが小さくなってしまう。。。

せっかく大きく育てた幼虫です。最後の段階で小さくするのはもったいない^^)

そのままニョロが土中深くに潜ったとカンチガイしてくれることを祈ります^^)

カンチガイしてくれたニョロはビン側面に蛹室を作ることはまれで大体目視で

確認できません。疑い深いニョロは少し徘徊して側面に蛹室を作ったりはしますが^^)

そのまま放置を決め込みましょう。

ここらへんは飼育のスタンダートとされるオオクワガタの飼育と違う部分だよな。と

認識しています。ただ温度が低いと前蛹から蛹に変態して蛹の中身が構築される

時間がかかります。大体の期間で割出したりすると羽化間近の蛹を掘り起こして

しまったりするので、ここはのんびり構えているほうが無難です。

ボクは温度が低いほうが蛹の中身(成虫になる部分)

の構築が隅々まで行き渡る(?)と思っています。

アゴの先がクンと前にでっぱるというか^^)

あとは乾燥には気を配ったほうがいいかもしれません。

ビン上部からキリフキすることもありますし・・・

あまり刺激を与えないほうがいいことは確かですが、あんまり乾燥させすぎると

アゴが異様に細かったり、フセツが出来上がらなかったりという羽化不全を

招きます。あともう少しというところをキッチリできるとキレイでカッコイイ個体が

羽化してきます。思い描いた個体が蛹室を割ったときにアゴを振りかざすさまは

クワ飼育の醍醐味のひとつではないでしょうか?


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