クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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徘徊しだしました。多分もー大丈夫^^)
オコズカイをもらったらマットを買って、ペアリングです^^)
以前、『寝てる子の起こし方』ってタイトルで書いたことがあったのですが
実際のとこどーなの?ってのがあると思います。
♂はそれなりのサイズになるからオシッコ飛ばしたりすると
目視できるんですけど♀は種類によっては小さかったりするので
目視での確認が難しかったりします。
滅多にないのですが♂が活動開始、♀が2度寝。でペアリングしたりすると
♂が♀を必要以上に追いかけまわして弱らせて☆なんてトラブルもあります。
特にこのポルトン。実に8ヶ月以上寝ました^^)こぉなってくると
今度は飼育者(ボクね♪)のほーがシビレを切らして強行手段に出て
一番サイアクな結果に・・・というのが経験からの答えです。。。
今回はポルトン(あんまり出回らないからね♪)とゆーこともあり、
ガマンにガマンを重ねて待ちました^^)
そぉ、エサ(ゼリー)を舐めだして完全に活動を開始した♀はケースを
徘徊しだすのです。もう交尾OKなんでしょう。
済ませることを済ませて産卵に行きたいとゆう意思表示と認識して
いいと思います。何故、マットを買ってからペアリングかとゆーと
確かにボクはペアリングの期間は長いのですが、やはりムシの状態を
観察したうえでの話しです。あんまり♂が追い掛け回したりすると
♀が消耗するので状態によっては短期間で放してしまうこともあるのです。
ペアリング後はすぐに産卵セットに移してしまうので、いつでも産卵セットを
組めるように、マットを買ってからペアリングなんです。
種類でゆーとドルクス系は比較的長い期間(2週間とか)♂♀同居させますが
オオクワガタは短いな。。。ヒラタ、コクワは2週間ぐらいかな・・・
ドルクスの場合はエサ皿のしたで仲良くしてたらもう大丈夫だと思います。
ノコの場合はメイトガードしなくなったら・・・というのがホントのとこです。
これは個体差が出るので一概にこのくらいの期間と言いづらいです。
ノコもエサ皿のしたで仲良くしますよ^^)
でもドルクスのように長期間ではないですし、やはり産みに行くために
ケースを徘徊しだします。
これは温度が高かったり、蒸したりしても同じ行動に出ます。
交尾も確認できればいいのですが、ねぇ。。。いつやってるかはねぇ。。。
で、これは持論なんですが、交尾の回数が多いと♂♀のバラツキが少ないと
思っているので何回かは・・・(書くとエロイのでここらへんにしときます^^)
産卵セットへの♀投入はペアリングからすぐに移してしまいます。
これは『もう産みたいっ』て♀はすぐに産卵行動に入るだろうし、
『ちょっと休憩してからっ!』って♀はマットの上っ面で軽く潜っているので
♀のお好きなよーに^^)してもらうためです。
とかく産卵セットのことがいろいろ取りざたされますが
この起きだして本格的に活動を開始したときとペアリング時の観察は
ノコ飼育(飼育品)では重要かな?と思うのです。
いきなり掘らないよっオアシス。。。からですね^^)
掘る長さと幅が決まったら中心から掘る道具でオアシスにスジを
つけるよーに掘っていきます。
このときあーんまり幅を拡げて掘らないほーが後でラクなよーな気が・・・
で、1センチくらい掘ったところで幅を拡げていきます。
実際、蛹が入る部分は指で形を整えるよーに掘っています。
このときの堀り具合で前と後を決めます。前は蛹の頭部分が来るとこです。
均等に掘ったつもりでもやはり若干の差が出るので深いほーを後ろにします。
イメージ的には卵(ニワトリとかの・・・)の太い部分を作るイメージで・・・
緩やかなカーブを描くよーに角度をつけて掘ります。
角度的には5度~10度ぐらいではないでしょうか?
あんまり鋭角にすると蛹がアタマを起こすとき障害が出ます。
(実証済み。)
長さと幅はともかく、この緩やかなカーブはキレイにできたオリジナル蛹室を
参考にカーブをつけるのは吉です^^)
壁面の段差やくぼみなどは極力ないほうがいいと思います。
キレイな蛹室は触ってみると『こんなスゴイの作ってんだ!』
と感嘆するはずです。でも指でくぼみなどを整えてもニョロの作る蛹室の
よーにはいきません。。。ボクは人工蛹室を加水したあと、ティッシュで仕上げを
するようにしています。あと返しはつけたほうがノコにはいいように思います。
よく市販のスポンジでできた人工蛹室の多くは、卵が半分になったような形状ですが
オオクワガタのように羽化が上手(?)な種類はいいのですが
それ以外の種類(ボクが知ってるのはノコぐらいですが。。。)は、
返しがあったほうがキレイに羽化する確率が高いです。
あと壁面がガタガタしているとトカラのような色のキレイな種類は上翅が薄いのか
上翅にへこみができる個体が出てきます。
あとケースに入るサイズにオアシスを切るとき、若干隙間を空けたほうが
空気の流れがよくなります。底面のくぼみをつけることもお忘れなく^^)
これも最初は大変なんですが、数をこなしていくと面白くなっていき
作らなくてもいいようなのまで暴いてしまいます。
人工蛹室のいいところは蛹がどのように変化していくか、とか
羽化の様子が観察できるのがメリットなのですが
クワにとってはいい迷惑なのかもしれません。。。
全般的にTAMさんからのアドバイスの賜物なんですが・・・♪
まず、用意するもの。
オアシス。コバシャの小orミニ。オアシスを掘るための道具。
ドライバーでもスプーンでも何でもいいと思います。
あとパン切り包丁。
オアシスは100均で売っているものを使っていますが、
銘柄はできるだけ同じものを使っています。
オアシスは成型するときに方向ができるので、その目に沿って掘ったほうが
キレイに短時間でできます。その目の方向を読むとゆー確認作業が
銘柄を決めることによって簡潔になるためからなんです。
100均の場合、いろいろな銘柄が入荷するので自分が『コレだっ!』と思った
オアシスが入荷したときはマトメ買いしておきます。
で、オアシスを入れるケースに合わせてオアシスをパン切り包丁で切ります。
ケースは保湿性の高いフタを使用しているものでしたらなんでもいいと思います。
ボクはコバシャがどのくらいの環境で湿度が抜けていくのかをある程度
感覚で掴んでいるのでコバシャを使っています。
いよいよオアシスで人工蛹室を作るのですが、オリジナルの蛹室
(クワが自分で作る♪)
と人工蛹室の一番の違いは天井があるかないかです。
オリジナルの蛹室を真似て同じ大きさの蛹室を作ると頭が起きない、
後翅がグチャグチャになるなど羽化不全でもひどい状態になることが多いです。
なので幅よりも長さが必要です。蛹がアタマを起こした状態と後翅が伸びた状態を
イメージして長さを決めます。後翅の伸びた状態は前翅の1.5倍をイメージすると
決めやすいと思います。頭が起きた状態はイメージしやすいと思います。
そんなワケで長さが大体決まったとこで幅を決めます。
幅は腹部分の一番太い部分*2ぐらいでいいと思います。
種類によっては蛹がよく動くのでボクの基準はこのくらいです。
長さと幅が決まったところでオアシスを掘っていくのですが、
いきなり幅と長さにあわせて掘りません。
返しの部分を作らなければいけないので、ほぼ中央から丁寧に掘っていきます。
深さは蛹の大きさに合わせるので一概にこのくらいと言えませんが
蛹の一番高い部分*2.5ぐらい(かなあ?)
とここまで書いたとこで長くなったので続く・・・・
突貫で作ったので・・・イビツだし。。。
あっ、でも肝心のとこは気ぃ抜きませんよ^^)
蛹が入る部分はそりゃあ念入りに^^)
人工蛹室は幅よりも長さ。幅は蛹が入ればOK。
長さは上翅はもちろんのこと後翅が伸びることも想定したほうが吉です。
♂の場合はアゴの長さ、頭を起こすところを想像して作るともっと吉です。
あと、自分(ニョロがね♪)で作った蛹室をよく観察します。
随分丁寧になめらかに作っていることが確認できます。
壁面や底面の凹凸はないほうが大吉です。少し角度をつけてあげると
いいと思います。あと今回考慮に入れたのが人工蛹室の空気の流れ。
画像のように人工蛹室底面にくぼみを付けて空気の流れを確保します。
だらだらと書き連ねてしまいましたが、今度アタマがスッキリしているときに
でも再UPする予定です^^)
今日はTAMさんとこで酒樽さんに会ってきたので、ちょっと触発されて・・・
まず、マットを加水、攪拌。容器に詰める。この段階が一番大事!
まぁマットの選別とゆーのもありますが、ここではルカディア限定で話を進めます。
(他のマットは書けるほど使ってないしね♪)
今回は長持ちさせることを大前提に書きます。
マットに加水するときは、入れるニョロの特性(好み)が一番大事なのですが
水分多めの場合、マットの劣化は早いです。
これは頭の片隅に入れておいたほうが吉です。
で、固く詰めたほうが長持ちはします。
がっ!あんまり固く詰めるとニョロが酸欠したりします。
これも頭の片隅に・・・
マットだとどぉしても、温度。。菌糸(特にカワラなんかと比べると・・・)
緩やかとゆーか、おおらかになってしまいがちですが、
一定温度で低めだと安定します。=持ちがよくなります。
これはマットのバクテリアの活性を最小限にすることで持ちがよくなるんぢゃ?
とゆー仮説からの発想で、結果としては高めの温度より低めのほーが
長持ちします。ただ、ニョロの生育を妨げない範囲です。
結論^^)大き目のガラスビンにしっかりと詰めることが出来て、
一定温度で低めに設定できるとマットは長持ちします^^)
ここで裏技。エアコンなどで温度設定するとどぉしても乾燥が早くなります。
ビンの中のマット上部が完全に乾燥してしまったらダメですが
少しシットリしているくらいでしたら、キリフキをしてあげます。
加水量は乾燥度合いなどが関係してくるので、どのくらいかとゆー
数値での表現は難しいです。
もうこれは日々の観察からその都度その都度
ビンの状態で判断するしかありません。
初めのウチは失敗するでしょうが恐れず続けていると
感覚的にどのくらい加水すればいいのかわかってきます。
これと同様につめ方も同じようなことが言えます。
マットは微粒子のほうが劣化は早いのですが、ちょっとした工夫で
長持ちさせることは可能です。