クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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全般的にTAMさんからのアドバイスの賜物なんですが・・・♪
まず、用意するもの。
オアシス。コバシャの小orミニ。オアシスを掘るための道具。
ドライバーでもスプーンでも何でもいいと思います。
あとパン切り包丁。
オアシスは100均で売っているものを使っていますが、
銘柄はできるだけ同じものを使っています。
オアシスは成型するときに方向ができるので、その目に沿って掘ったほうが
キレイに短時間でできます。その目の方向を読むとゆー確認作業が
銘柄を決めることによって簡潔になるためからなんです。
100均の場合、いろいろな銘柄が入荷するので自分が『コレだっ!』と思った
オアシスが入荷したときはマトメ買いしておきます。
で、オアシスを入れるケースに合わせてオアシスをパン切り包丁で切ります。
ケースは保湿性の高いフタを使用しているものでしたらなんでもいいと思います。
ボクはコバシャがどのくらいの環境で湿度が抜けていくのかをある程度
感覚で掴んでいるのでコバシャを使っています。
いよいよオアシスで人工蛹室を作るのですが、オリジナルの蛹室
(クワが自分で作る♪)
と人工蛹室の一番の違いは天井があるかないかです。
オリジナルの蛹室を真似て同じ大きさの蛹室を作ると頭が起きない、
後翅がグチャグチャになるなど羽化不全でもひどい状態になることが多いです。
なので幅よりも長さが必要です。蛹がアタマを起こした状態と後翅が伸びた状態を
イメージして長さを決めます。後翅の伸びた状態は前翅の1.5倍をイメージすると
決めやすいと思います。頭が起きた状態はイメージしやすいと思います。
そんなワケで長さが大体決まったとこで幅を決めます。
幅は腹部分の一番太い部分*2ぐらいでいいと思います。
種類によっては蛹がよく動くのでボクの基準はこのくらいです。
長さと幅が決まったところでオアシスを掘っていくのですが、
いきなり幅と長さにあわせて掘りません。
返しの部分を作らなければいけないので、ほぼ中央から丁寧に掘っていきます。
深さは蛹の大きさに合わせるので一概にこのくらいと言えませんが
蛹の一番高い部分*2.5ぐらい(かなあ?)
とここまで書いたとこで長くなったので続く・・・・
突貫で作ったので・・・イビツだし。。。
あっ、でも肝心のとこは気ぃ抜きませんよ^^)
蛹が入る部分はそりゃあ念入りに^^)
人工蛹室は幅よりも長さ。幅は蛹が入ればOK。
長さは上翅はもちろんのこと後翅が伸びることも想定したほうが吉です。
♂の場合はアゴの長さ、頭を起こすところを想像して作るともっと吉です。
あと、自分(ニョロがね♪)で作った蛹室をよく観察します。
随分丁寧になめらかに作っていることが確認できます。
壁面や底面の凹凸はないほうが大吉です。少し角度をつけてあげると
いいと思います。あと今回考慮に入れたのが人工蛹室の空気の流れ。
画像のように人工蛹室底面にくぼみを付けて空気の流れを確保します。
だらだらと書き連ねてしまいましたが、今度アタマがスッキリしているときに
でも再UPする予定です^^)
今日はTAMさんとこで酒樽さんに会ってきたので、ちょっと触発されて・・・
まず、マットを加水、攪拌。容器に詰める。この段階が一番大事!
まぁマットの選別とゆーのもありますが、ここではルカディア限定で話を進めます。
(他のマットは書けるほど使ってないしね♪)
今回は長持ちさせることを大前提に書きます。
マットに加水するときは、入れるニョロの特性(好み)が一番大事なのですが
水分多めの場合、マットの劣化は早いです。
これは頭の片隅に入れておいたほうが吉です。
で、固く詰めたほうが長持ちはします。
がっ!あんまり固く詰めるとニョロが酸欠したりします。
これも頭の片隅に・・・
マットだとどぉしても、温度。。菌糸(特にカワラなんかと比べると・・・)
緩やかとゆーか、おおらかになってしまいがちですが、
一定温度で低めだと安定します。=持ちがよくなります。
これはマットのバクテリアの活性を最小限にすることで持ちがよくなるんぢゃ?
とゆー仮説からの発想で、結果としては高めの温度より低めのほーが
長持ちします。ただ、ニョロの生育を妨げない範囲です。
結論^^)大き目のガラスビンにしっかりと詰めることが出来て、
一定温度で低めに設定できるとマットは長持ちします^^)
ここで裏技。エアコンなどで温度設定するとどぉしても乾燥が早くなります。
ビンの中のマット上部が完全に乾燥してしまったらダメですが
少しシットリしているくらいでしたら、キリフキをしてあげます。
加水量は乾燥度合いなどが関係してくるので、どのくらいかとゆー
数値での表現は難しいです。
もうこれは日々の観察からその都度その都度
ビンの状態で判断するしかありません。
初めのウチは失敗するでしょうが恐れず続けていると
感覚的にどのくらい加水すればいいのかわかってきます。
これと同様につめ方も同じようなことが言えます。
マットは微粒子のほうが劣化は早いのですが、ちょっとした工夫で
長持ちさせることは可能です。
トカラのマット飼育のブロー3本を並べてみました。
3本とも投入時期は異なります。各1ヶ月ぐらいづつ投入時期が違うと思ってください。
マットの種類はルカディア・ステージ1。
ブローのサイズはいずれも800ccです。ニョロは3令になっています。
温度帯はほぼ同様です。
まず、画像左、投入時期は11月。約一ヶ月経過しています。
イイカンジで食していると思います。ブロー左下部分の黒くなってる部分は
ニョロのフンです。
で、画像中央。投入時期は10月中旬。ブロー底部分は食いつくし、その上部分を
空間を作って食しています。この程度だとまだ大丈夫です。
ただ、ブローをグルっと一周して中のマットを上下分断するようになったら交換を
オススメします。分断してもニョロがブロー上部分に届くくらいの大きさならそのまま
食べながら上にあがりますが、もう2ヶ月経過しています。ブロー上部分のマットは
乾燥や劣化が起こっているので、大型狙いなら清く交換したほーがいいと思います。
さて画像右。これは手遅れです。。。
投入時期は9月下旬。約3ヶ月経とうとしています。
ブロー下部分がところどころ真っ黒になっています。中央部分も分断して上部分が
落下したのでしょう。その上部分も分断するように食しています。
ニョロ自体は☆にこそなっていませんが、大型狙いといった部分ではあきらめた
ほーがいいでしょう。画像右のブローは明日交換します。
投入期間が3本とも異なるので判りにくいですが、個体差もでます。
同じ時期に投入してもこのように分かれることは多々あります。
よくマットの交換タイミングがつかみづらいといった話を聞きますが
新しいマットを詰めたときにマットの色をよく覚えておいて
色の変化や粒子の違いがわかるように心がけておくと自然に交換タイミング
が判ってきます^^)マット飼育でも国産ノコのニョロは二度食いします。
二度食いした部分はマットのチップがパウダー状になるので判りやすいと思います。
(これ目視できます♪)
あと菌糸同様、同じ種類、同じ親から生まれた子たちでもフンの色が違います。
菌糸の場合、黄土色のフンをする子とコゲ茶(黒に近い)のフンをする子が
いますが、マット飼育でも菌糸ほどはっきりはしませんが、
違いは目視で確認できます。
これは生まれてから入る共生バクテリアが違うんぢゃ?と仲間ウチでは
話していますが確証はありません。
飼育の仕方は千差万別で、いろいろな理由からある一定期間でマット交換と
ゆーのはアリだとは思うのですが、個体個体を観察してその個体に沿った
マット交換もアリだと思うのです^^)
2リットルガラスビンですが、見ていただきたいのは画像のビンの左側。
見えずらいのですが、白い糸のようなものが見えませんか?
これ、菌糸なんです。
マットはルカデイア・ステージ1。
以前ルカディア・ステージ1の詳細を書いたことがありましたが
ルカディアマットはシイタケホダ木の粉砕です。
温度変化が激しい場所に置いたり、長期間(産卵セットに使用したりね♪)
使用すると菌糸が発生することがあります。
ニョロには影響ありませんが、長期間使用した場合は劣化が心配だし、
激しい温度変化とゆーのがニョロにはよくありません。
このガラスビンは冷虫の吹き出し口付近に置いてあったので温度変化が
激しかったのかもしれません。
よくシイタケホダ木の粉砕チップ(もしくはフレーク)を発酵させて作ったマットに
廃菌床を混ぜているとゆー記述を読んだり、聞いたりしますが
画像のよーな状態を見て、そー言っているのかもしれません。
まぁ、別に廃菌床を混ぜているマットが悪いとゆーわけではないですし、
むしろ混ぜている廃菌床がクワ用の菌床だったりすると、そっちのマットのほーが
大きくなる場合もあるので一概には言えません。
ボクもよくやるのですが、いろいろなエサの種類を混ぜ合わせて使用する場合は
そのエサそのものより、混ぜ合わせることによって変なガスが発生したり、
発酵ではなく腐敗になってしまい、エサとしての役割が果たせなくなってしまったり
といったことのほーがコワイです^^)
あと管理している場所の温度とか通気の具合で変ることも
考慮に入れておいたほーが懸命です。
どちらにしても生き物なので、飼っているという段階で自由を奪っているわけだから
せめて環境ぐらいは整えたいと思うのです^^)