クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 3 5
8 11 12
15 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
フリーエリア
最新CM
[01/22 NONAME]
[01/21 nsk]
[01/21 NONAME]
[01/20 nsk]
[01/19 NONAME]
最新TB
プロフィール
HN:
あんず
性別:
男性
職業:
自由業に近い自営業
趣味:
クワカブ飼育、bike,
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア
ポチッとね♪
フリーエリア
フリーエリア
フリーエリア
[199] [200] [201] [202] [203] [204] [205] [206] [207] [208] [209]
そもそも環境を整えるとは?とか思いませんか。。

エアコンで何度設定、湿度はどーたらでってゆーのも

環境を整えることにはなるのですが、ボク自体は、温度は最低限このくらいを

上限、下限としとこう・・・ぐらいですし、

湿度に関してはそれほど気にしていません。加湿器とか持ってませんしね。。。

ただ、容器の中のエサの状態はかなり気をつけます。

急激な温度差を回避できない場合がありますよね?

そうなったときにどのようなアフターケアをすればよいか?とかは

考えることはあります。なので、この棚はノコニョロにいい。。とか

こっちの棚は低い温度が好きなニョロ置こうとか、ここは蛹だね^^)とか

ニュアンスでしか伝えられないことって多々あって・・・


飼育を続けているとこの場所に置くとなんだかマットの劣化が早いな・・・とか

蛹がマックロになっちゃうな・・・とかいろいろな不具合が出てきます。

そこで『あーぁダメだったぁ。。。』で終わりにしないで、

ここの場所はどんなカンジなんだろ?(いいも悪いも含めて)

とゆー疑問符を持ち続けて、この場所、蛹にはダメだけど、

2令後期から3令初期にはいいぞっ!とか^^)

自分なりに自分が使ってるスペースをよく理解することが

ボクは『環境を整える』ことだと思っています。

エサの状態を良好に長期間維持するためにもこれは必要かな?と^^)

これを文章で表現する場合、この画像の棚は○○℃でその下との温度差は1度ぐらい

と表現すると、自分のスペースに置き換えやすいんでは?とも思うのです。

まぁ逆に数字を出すと絶対そぉしなきゃいけないのかとか思うときもありますけど・・・

特にノコの場合、外産種の中には飼育下においてワイルドでは決して見られないような

大型個体が羽化してくる種類が存在したり、そのまた逆もあるし・・・

ぢゃあ国産はというと本土ノコの70upを平均して羽化させるのは至難の業。

トカラだってこの棚に置いたこのエサの個体はみんな74ですよって言ったところで

中には68ぐらいで孵る個体もいる。。。これを個体差で片付けてしまうと話は終わりに

なるので『なんでこの子だけ70越えないんだろ?』と思って飼育したほうが

面白いんぢゃないか?と思うし、続けることの起爆剤になっていることは事実。


なーんてオオゲサだねぇ^^)相変わらず。。。








 ボクが話せるのはノコ、特に国産ノコ

なんですが、産まないメス。。。たまにいますよね。。。

ワイルドで産まないのは見た感じも弱っているんぢゃないでしょうか?

あとシーズン後半に購入したとか。。。

野外で晩夏に♀を採集したことはありません。

そのシーズンの最初の段階で採集してしまうということもあるのですが、

(ここ最近は必要数の♀を採ったら♀はリリース。)

見た記憶がありません。

ここでは飼育品の産まないメスを中心に話を進めていきます。

何故産まないのか?

①セットが適切でない。

②環境が適切でない。

③ペアリングができていない。(できたつもりになっている。)

④未成熟。(♂が、♀が、両方とも)

①と②はまた別問題なので、今回は割愛^^)

でもねぇ、国産ノコは産む気になってるとエサ皿にも産むからなぁ。。。

③はほぼ無いといっても過言ではありませんが、♂が未成熟な場合、

うまく掛かっていない場合はあります。

となると今回は、④の未成熟。

これね、♂も♀もどこで羽化させたかってのが重要で・・・

自分で拵えた蛹室で羽化、ある一定期間、(これは環境でさまざま)

蛹室に留まらせてから取り出した個体と色づいてからすぐ取り出した個体とでは

成熟期間が変わってきます。これは人工蛹室で羽化させた個体にも同様なことが

言えます。そぉ、休眠期間が変わるのです。だから同じ種類、同時期に羽化した

個体でも休眠期間に幅ができるのです。

あと、同じような環境でも個体差があるわけだから、それも影響がでます。

もちろん環境差(温度とかね♪)でも変わります。

特に国産ノコのように羽化してから蛹室に留まる期間が長いクワは成熟(休眠期間)

までの幅が広い。と思っています。

で、活動を開始したと思っている♀(実際はまだ休眠中)

をペアリングしても産まないのはこりゃ当然なわけで・・・・

あと、♀が成熟していても♂が成熟していないと産めるセット、環境に♀を入れても

無性卵を産みます。(これ南西諸島系のノコはよく観察できます。)

ノコはドルクスとかに比べると寿命が短いので、産卵を焦ること、多々あります。

がっ!交尾していない♂も♀もけっこう長生きです。

完全に活動を開始した♂はとても動きが早いですし、♀もゼリーの食べる量

ハンパぢゃありません^^)よ~く成虫を楽しんでからペアリング、産卵に

回しても決して遅くないと思います。

あっ!これなんでだか判らないけど、動き出した成虫にスグ、ゼリーを

与えると早死にします。

(これクワタで読んだときは『ふ~ん・・・』くらいに思っていたのですが。。。)

ウチでもカワイソウなことしたクワ。。。います。。。

活動を開始して2週間くらいは乾燥に気をつけてケース壁面をカリカリ

しだしたらゼリー舐めさせてみましょう。

画像はデッカイって言われたスマトラヒラタの♀。

ダニついてるな。。。。とってやろっ^^)



 さぁてね^^)初めはガラスビンかなんかを

画像にしようと思ったのですが、あまり面白くないのでイヘイヤの♀をUP。

まだこの子は脚の力が弱いです。とりあえず引っかかってる状態。

もう少し寝てもらいましょう^^)ところでタイトルなんですが、

ボクが一番多く使っているのはブロー容器。800、1500、2000を使い分けています。

理由ですか?・・・・・・使い慣れているから^^)

後はいろんなことがラク♪    洗ったり、片付けたりするときに

そんな気ぃつかわないでしょ^^)       でもぉ。。。ニョロ(ノコね♪)

にいいのはガラスビンだと思っている。        理由?

固いから^^)  外気とそんなにビン内の温度が変わらないから。

ただ、固く詰めるときはいろんな工夫が必要だと思っています。

変形しないからね。。。ガラスは。。。

ブローは詰めると変形するからあんまり通気とか気をつかわないでいいし。。。

でもね。。。最後のビンはガラスがいいと思います。

何故か?・・・・・・ニョロが固いところを探すから・・・

よく、大きな容器に材を仕込んでその材に蛹室を作らせる・・・

あれは確かに正しいと思います。

ボクもここぞとばかりのニョロには使います^^)

が、けっこー環境整えるのは大変。。

容器内の温度が上がるらしい。。。測った訳ではないのでこんな言い方で。。。

通常の適正温度よりさらに下げないとニョロが落ち着かないです。

あと国産ノコは土中に蛹室作るから必要ないか・・・とか^^)

実は失敗しているのです。。

んなわけで最後はガラスビンで固めに詰めようと^^)

それで温度は下げる。。。あと詰めかたも通常とは変えています。

そぉしないと酸欠が・・・・以前メンガタをマックロにしてしまったのが

トラウマになっていて・・・・

ボクは大きな容器を基本的に使用します。

最初から1.5とか・・・大体、3頭ぐらい入れてしまいますが、

(あっ!あくまでもノコね♪)交換時期は早くします。

今期、1.5で一頭飼いをしましたがニョロの生育速度よりマットの劣化速度のほぅが

早かった印象を受けました。マットの場合、どぉしても乾燥してきます。

途中加水するのですが、あーんまり加水による環境の変化をねぇ。。。

つけてもねぇ。。。。どぉなんでしょ?

ちなみに国産ノコは蛹化したビンが乾燥して、そのまま羽化させた場合、

アゴの細い個体が羽化してきます。(これ実証済み)

アゴがスラッとしたという個体ではなく全体のバランスがイビツです。

これ、羽化時期に急激な温度変化(あくまでも死なないぐらい)が

起きた場合もこのような個体が羽化すること、多いです。

急激な温度変化は蛹の時期はご法度!細い部分が出来上がらなかったり

(フセツとか、ヒドイときは脚まで・・・)しますから・・・・

おっと話がそれてきましたが、ガラスのほうがブローより乾燥が遅いんぢゃ?

とゆーのも理由のひとつ。


そんなわけで今回、期待のニョロはガラスビンで羽化させようかな?

と、思っているのです^^)

詰めかたは・・・・そのときUPします^^)







 この画像はヤラセなんですけどね♪

こないだミヤマの画像で全然違うこと書いたときあったでしょ?

その後日。。。パチっとやったミヤマが逃げた。。。

んで、探しますよね。。。逃げたクワは探すとゆーより出てくるのを待つとゆーか?


この時期、逃げ出したのはカワイソウだけどほとんどと言っていーほど☆で

見つかる場合が多い。。。(場所によっちゃあ極端に温度低いからね。。。)


しかしこのミヤマクワガタくん。明かり取りの窓付近上部を陣取って張り付いてた!

やはりミヤマは高くて温度の低いとこを好むのでしょうか?

よくよく考えてみると、ヒラタやノコは床を這ってるとこ見つけること多いよな・・・

オオクワは柱部分にダンボール積んでるとこから出てくるし・・・

自然下にいるとこ想定して探すと見つけやすいかも・・・^^)

まぁケースのフタ、ちゃんと閉めればいーのですが♪


 最初に言っておきますが

あくまでもボクなりです。いろいろな意見等々あると思いますが・・・・

ここではボクはこぅ思ってるよん^^)を書きますね。。

まず、エサと環境は限りなくイコールに近いと思っています。

環境とは設備とかではなく、ビン内のこと。菌糸にしてもマットにしても

温度、湿度、通気を含めてニョロがスクスクと育つために必要なものが

最良な状態で保てているかを第一に考えます。

飼育している場所の温度や湿度が変化すればビン内の温度、湿度も

変化します。その変化したことによってビン内がどのように変化するか?

を考えます。例えば乾燥が激しくなるとか、変なガスが発生するんぢゃないか?

とかを考えるのです。

自然下に比べれば、飼育とゆーのは不自然なことでいっぱいです。

30頭のニョロが全頭羽化するなんてのは自然下ではありえないと思うし・・・

でもあくまでもビン、ブロー、P.Pボトル・・・容器はなんでもいいのですが

その中がニョロにとっては全てです。だから自然下では変なガスが発生しても

ガスの逃げ場みたいなのがあったりしてニョロへの影響は最小限、もしくは

ニョロがヤバイとこから逃げる、回避することができたりするのでしょうが

ビン内だとそーは行きません。なので前述した通り、ビン内の状況を

少しでもいい状態にしてあげることが第一だと考えているのです。

その考えを定義として持ってきた上で、あのマットが~とか

菌糸だと○○とか言っているつもりなんです^^)このへんは犬とか猫とかに

置き換えるともっと判りやすいかもしれません。

そんなことを念頭に置きながらマット、菌糸、温度等々のことを

どこで出てくるかわからないけどUPしていきます。

もちろん悪環境にしてしまった事例なんかも書いていくつもりです。

続く♪









material by:=ポカポカ色=