クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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諏訪之瀬産。あんまり大きくないのですが、色がキレイだったのと
頭循がひとつ(通常は2つに割れている)に見えるのでUPしました^^)
それより・・・なんですが。。。
実はポルトン。。。そぉホントはポルトンの♂でUPしたかったのですが・・・
こっちのほうがあまりにキレイだったのとポルトンの♂だと以前UPしたのと
そんなに変わり映えがしなかったんです。。。
そぉ。。。ポルトン。。♀が蛹室を作っています。。。
早いっ!早すぎるっ!!
もしかしたらメタリフェルとかみたいに、
♂が一回羽化するのに対して♀が2回羽化して
出会う(まぁ子孫を残すためなんですが・・・)タイプなのかぁ。。。。
♂と♀の2頭入れのボトルもあるんだよなぁ。。。
やっちゃったかもしれません。。。^^)
みたいなのを自分で決めています。
(何年か続けてたらここは大事だよなぁ。。とわかってきたところなんですが。)
けっこう、前蛹~蛹のステージって神経尖らせているかもしれません。
大きな幼虫を育てる=大きな蛹に変態。だと思っているので、
大きな幼虫に育てるのは大事なことなのですが、神経質になっているのか?
と言うと割りとそぉでもなかったりして・・・
大きな蛹に変態してからも観察の頻度は高かったりします。
特に温度変化!なるべく恒温を保てるように注意します。
あと蛹が変化していく過程の観察は楽しくもあり^^)慎重でもあるのです。
羽パカなんかも蛹室内の湿度の状態が関係しているのかな?
とか考えますしね。。。
通気の状態が悪かったり、温度がこもったりしてせっかく蛹まで育てたのに
マックロな状態で確認してしまったり。。。などがないように
出来る範囲のことはやるように心がけています。
大きいのです^^)中之島産の♀ぐらいあります。
何が違うのかって?エサの容量が違うのです。
この子は♀斑が分かりづらかったので、800⇒800で孵しました。
先日UPしたミシマイオウの♂は♀とカンチガイして500⇒500で孵しています。
このようなことはボクの場合、往々として起こるのですが・・・・
ここで言えるのは、
エサの容量は大きいほうが大きな幼虫が育てやすい。
と言えると思います。
もちろん適量は存在するとは思いますが・・・
例えば、同じエサ、同じような環境で、
800⇒1400⇒1400で飼育した♂と800⇒800⇒800で飼育した♂とでは
個体差を差し引いたとしても成虫のサイズに違いが出ます。
(あくまでも確率の話です。時々ですがその個体のポテンシャルで小さい容器でも
大きな幼虫が出ることはあります。)前者のほうが大きなサイズが出やすい。
よく1400で飼育していても容器の底を食餌しながらぐるっと回り、交換時期が来てしまうので
底面積の広い容器にエサを半分くらい入れて飼育したこともありますが
これはダメです><。。乾燥頻度が高くなってしまい、エサがエサでなくなる時期が早まります。
ボクは幼虫が自分が育つ範囲(食べられる範囲)を測っているのでは?と思っています。
野外でも河川敷の柳に棲息するクワは、小さい個体が多い。これは発生木が限定されるため
その中で小さく育ち、小さく羽化するのと同じなんぢゃ?と考えています。
飼育でも初令~2令初期に大きな容器に多頭飼育した場合、交換せずに
放置してしまうと小さく羽化してしまいます。(国産の場合、あまり共食いは見られません。)
ただ、多頭飼育した場合、幼虫の成育は早いので、これを逆手に取ってタイミングよく
大きな容器に単頭飼育した場合、幼虫は大きく育ちます。
割り出しから大きな容器で単頭飼育するほうが、観察の頻度は少なくて済みますが
ノコの初令~2令は生育に時間がかかります。エサの劣化のほうが早いときが
ありますので管理に慎重さが必要となります。また、初令などを小さな容器で飼育。
二本目からだんだん大きくする方法ですが、これよりも大きな容器で多頭飼育のほうが
大きくなる印象があります。
オオクワガタのようにキノコ菌が朽木を侵食していくのを追いかけるように食餌する種類と
ノコのように根食いの種類では食性に違いがあるような気もします。
どちらにしても食べながら進行していくわけで、食べられるエサが多いと判断した場合は
大きく育っていくのではないでしょうか?
もし、この仮説が正しければ、
1400(多頭飼育)早めの交換⇒1400(単頭飼育)なるべく引っ張る{3ヶ月が目安}
⇒1400(単頭飼育)蛹化を考慮。
みたいなエサの容量、交換タイミングで大きなニョロが育てることが可能となります。
ここに各ステージで詰めかたを変化させていけば、もっといい結果が出ると思います。
各ステージごとの詰めかたについてはまた後日、UPいたします^^)
注目していただきたいのはアゴ先なんです。
第3歯から先歯がクンと角度を変えて突き出しているのがわかるでしょうか?
これ、蛹の期間、低温(といっても極端ではなくよ・・・)で管理すると
サイズに関わらず、出現率が高くなります。
最初は大きな蛹特有のものなのか?と思っていましたが、どうも温度を
下げて管理した蛹に多く見られると感じてきたのです。
蛹を20~22℃ぐらいで管理すると成虫でいう外骨格となる部分が形成されていく
過程で蛹のカタチの隅々まで形成されていきます。
このときに温度が低いと画像のようなアゴ先になりやすいことが我が家では観察
できています。もちろん、大きな蛹のほうが出現率は高いです。
時間は倍とまではいいませんが、随分とかかります。
蛹室のカタチも関係するのかな?と思ったのですが、それはあまり関係ないようです。
カッコイイ個体を羽化させるに当たっては蛹室のカタチは関係あると思っています。
これはまた別の機会に・・・・^^)
試してみてください。アゴ先だけでなく、色なども影響があるように思います。
これもボクが観察できた範囲の話をどこかでUPしたいと思っていますので・・・・^^)
ボクは以前、エサがいいと(幼虫にとって必要なものが必要なだけ入っている)
大きさはもちろん、形状や色に影響が出ると思っていました。
しかし、最近は考えがちょっと変わってきました。
確かに栄養摂取が容易なエサを与えた場合、大きさには差が出るが
形状や色(光沢なども含む)には影響が少ないのでは?
(影響がないとは言い切れませんが・・・)と思うようになってきました。
形状は遺伝的要素、環境の差のほうが影響大かな?と思うようになってきています。
次に色ですが、これも幼虫の発育時に形成されるより(ないとは言えません。)
蛹時、特に羽化時の温度、湿度。遺伝的要素のほうが影響が大きいのかな?
と飼育していて実感します。
これはトカラ諏訪之瀬、中之島を同じエサ、同じような環境、交換タイミングでも
出る地域差の特徴。(これは大きさのMAXも影響が出ました。)
国産ノコを多数飼育したときに羽化した♂の形状変化などの経験からきています。
遺伝的要素も色や形状の変化よりも大きさの変化のほうが短期間で観察することが
出来ます。これは河川敷のヒラタが累代を重ねていくうちにだんだん大きくなりやすく
なってきていることから起因しています。
確かにいろいろな要素が絡み合って形成されているのは確かなのですが
飼育においては大きく分けると
①エサの種類、質、量、変化の経過。
②温度、湿度、その両方の変化の経過。
③交換タイミング。
④遺伝的要素。
などが大切になっているわけですが、この中のどれかがキーワードに
なったり、他の要素よりもパーセンテージが高かったり・・・
と、思ったりしてしまうのです。