クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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感じたのですが、やはり適切な容量ってありますよね?
マットにしろ、菌糸にしろ・・・
ここではこのマットが何リットルいくらだから・・・・とか云うことではなく
♂♀の判別をしっかりすることが出来ればある程度コストを抑えられるんぢゃ?
というお話。
国産ノコの場合ボクは割り出し後、多頭飼育することがあります。
これはいろいろな意味もありますが、作業時間の短縮とコストを抑える
といった意味合いもあります。あとスペースのこととかね♪
割り出しは2令で行うことが多いからこのとき、しっかりと♂♀判定できれば
こんなカンジで計画も立てられるのでは?・・・・
♀のみ多頭飼育。♂は単頭で800cc。♀は割り出し後、5頭入れ。
次の交換で3頭に・・・大体これで羽化まで持っていける。
♂は800で3ヶ月(理想)、次が1.5リッターで4ヶ月(さらに理想。。)で・・・
その次も1.5で蛹化まで持っていければ・・・でももう一本いることも多いです。
特にマットだと・・・
例えば産卵セットを割り出したとき、25頭幼虫が採れました。
♂10、♀が15だったとします。そぉすると800が10本、1.5が3本。
約1.5ヶ月~2ヶ月後♀の最初の交換。1.5を5本。さらに割り出しから3ヶ月。
♂の交換。1.5が10本。またまた割り出しから4.5~5ヶ月後♀の交換。
1.5が5本。そんで割り出しから6~7ヶ月後♂の交換。1.5がまた10本。
蛹化も考慮に入れるのでマットの場合は最初の交換より
マットの量が必要かもしれません。
この交換時は幼虫の体重は測っといたほぅがいいです。(あくまでもコスト重視です。)
で、♀はもう交換は必要ないので・・・いいとして、
♂の大きく育った幼虫はもう一本必要です。このときの♂幼虫の色の具合で判断します。
♂10頭分、交換が必要ならこれはこれで嬉しい悲鳴なのですが^^)
まぁ。。。そぉ事がうまく運ぶワケではないので・・・
(ボクだけかもしれませんが・・・)
約半分1.5が5本必要としましょう^^)
今回は文章で表現しているので分かりづらいかもしれませんが
表などでまとめてみると♂♀の判定がしっかりできれば、エサの交換をしない月が
発生します。もちろん1種類のみで話を進めているので多種類を飼育すると
このようなわけにはいきませんが、ある程度この時期いくらぐらい必要とかが
分かるのではないでしょうか?^^)
楽しいのですが、ワクワクドキドキ感を感じたいのなら
大きくて美しい個体を羽化させるほぅが楽しいです♪
大きな成虫を羽化させるためには・・・・
幼虫を大きく育てるのが大前提です。
その要素を大まかに書くと・・・
①遺伝
②幼虫のエサ、環境(詰めかたや温度、湿度、通気など)
③その継続(交換タイミング)
が、大事なのではないでしょうか?
遺伝については累代を継続した結果なので、ボクの知識や経験で
モノを言うことではないと思っています。ただ、あるのかなぁ。。。
影響はあるよなぁ。。。とは思っています。
エサや環境についても、これはこぉだよと特定できるモノではないと思っています。
自分なりの『これだっ!』っていうのを模索するのが楽しいのかもしれません。
交換タイミングについては、ある程度のデータがいろいろ出ていると思います。
こないだ、あるかたと飼育の話をしていたときに
『極力交換しないで羽化まで持っていきたい』とおっしゃっていました。
これは正しいと思います^^)ただ春や秋の温度差が激しい季節に
エサの状態が変化して交換を余儀なくされるのが・・・ともおっしゃっていました。
幼虫飼育において、『エサの交換』というのは楽しみのひとつでもあると思うのですが
クワ目線でモノを考えた場合、交換ナシでの羽化というは正しいと思います。
ボクが幼虫飼育で着目しているのは(あくまでも国産ノコオンリーね♪)
初2令~3令までの生育具合と3令中期から後期にかけての体重の伸びです。
割り出しから1本目のエサの食いは注意深く観察するし、期間についても
エサの状態とニラメッコです。最低でも3ヶ月、できれば4ヶ月引っ張りたいのですが
エサをエサとしての状態を維持させるのは至難のワザです。
環境はもちろん、詰めかたなども試行錯誤の連続です。
3令中期以降はエサをあまり摂取しないと言われていますが、
全然食べないワケではありません。
この時期にいかにエサを摂取させてあげることが出来るか・・・
あと本土系については幼虫時の休眠(冬をカンジさせる=幼虫時での休眠)
が必要なのかな?とも思っています。(自然下でいう2年1化)
飼育では幼虫期間ということになりますが、常にエサを摂取できる状態(環境)
だけではダメかなぁ。。。とも考えています。
そこに飼育者のメンタルな部分というのが影響します。
だから去年はよかったのに今年は・・・・なんてことが起こるのでしょう。。。
あれやこれや考えて、考えたことを実行に移す。。
結果がどぉであれ、楽しいことは間違いありません^^)
ちょっと違った楽しみ方^^)
購入する個体を敢えて小さな個体を選ぶ。
もちろん大型個体に比べれば安価だし、累代や羽化時期なんかは
気になるところだけどそこんとこは気にしない^^)とりあえず安いから♪
ただ、フェスタなんかの即売会ではあんまり見かけない。
オーナーさんがブリードしているお店に足を運んで棚の隅のほぅにあるのを
交渉するような・・・・^^)
そんな会話の中から、思いもよらないような飼育の裏話が聞けたりしたりして♪
それはそれで面白い。
小さい個体からの採卵で大きな幼虫を育てるのは、けっこーウレシイし、
なんか自分が飼育上手になったかなぁなんて錯覚できるから♪
画像はこないだの産地口外せずのアマミノコでもう1ペアに付いていた♂。
ワイルドも時期的にペアリング不要かなと思ったときは♂はあんまり気にしません。
ただ、標本にする目的があるのならこれはまた別の話ですが・・・^^)
ワイルドが手に入る種類は悩みますよね。。。手に入れるとき。。
画像はブリード個体の屋久島産とこないだ採ってきた神奈川産の個体。
どっちがどぉとか言うつもりはありません。
ただ、ノコを飼育するときにどっちが有利?と聞かれることが多々あります。
そんなときボクは聞いてくださったかたに、どぉしたいのかを聞きます。
すぐブリードしたいのか?とか大きいのを育てたいのかとかね^^)
ボクは自分でブリードしたものしか売らないのですが、時期的にワイルドが入荷する時期
で、すぐブリードしたいのなら迷わずワイルドを奨めます。
ブリードした個体はボクの環境で活動を開始しているからといって必ずしも同じように
活動するとは限らないし・・・(完全に活動している個体は別です。)
特に活動開始直後の個体は温度の低い環境に置くとまた休眠。。。なんてことも・・・
ワイルドの場合はもう完全に活動してから日数が経っているのでブリード個体のように
また休眠。。。なんてことはありません。ただワイルドの場合は♀の善し悪しを
見なければなりませんが・・・あとペアリングしないで済むのもいいかもしれません^^)
ワイルドはペアの♂と掛かっている可能性のほうが低いので何が出てくるか分からないのも
楽しみのひとつです♪
(これもメイトガードしているところを採ってくれば別ですが、購入側はそこまで
を知ることができるのは稀です。。。)
なので、ボクはワイルドを購入するときは♂はあまり見ません。
追い掛けをするときに大きなほうがよかったかな?と思うくらいで^^)
対してブリード個体の場合は同じ親からのペアであることも多々あります。
なのである程度の遺伝性は考慮に入れることができます。
♂の形状などがその参考になるでしょう。なので大きな♂のほうがいいかもしれません。
♀は別に大きさは関係ないと思うのですが、やはり大きなほうがいいかな?と思ってしまうのは
ヒトのサガなのでしょう^^)ブリード個体の場合はいろいろとその個体のことを教えてくださる
かたから購入しています。エサは?とか羽化時期は?とか・・・ね♪
あとね・・・これは噂話の域を出ないのですが、よくWF1は大きくなると言われます・・・
ボク自体はエサ慣れして、自分の環境に沿ったF2のほうが大きくなるんぢゃないの?
とか思っているのですが、どぉもこのへんは飼育者のことも関係してくるようです。。。
ワイルドにしてもブリード個体にしても御自分が気にいった個体を購入して
飼育されるのが一番!^^)楽しんだモン勝ちです^^)
今日は産卵セットと幼虫をメインにいろいろと・・・^^)
産卵セットは今年に入ってポルトンとツシマヒラタだけだったのですが
今日、まとめて組んでみました。(ホントはね。。ひとつづつがいいのですが。。。)
サキシマヒラタ、タカクワイ、トクノシマノコ、アマミノコと本土ノコ。
全部小ケースでの産卵。あんまり採れてもね。。。
かわいそぉなことになるだけなので・・・・
アマミノコは先日購入したものを追いがけなしでセットしてみました^^)
自己ブリードの油井岳産は来週か再来週の予定です。
本土ノコは御当地モノ♪今回は山梨産もいるのでこれはこれで楽しみです。
国産ノコは今期アマミノコ2産地とトクノシマ、イヘヤと本土ノコ2産地の予定。
外産種はタカクワイ、ハスタートとフランシス。
あとノコ以外がちょろちょろと・・・
全部で12種ぐらいで抑えたいところです^^)