クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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何を持って活動できると思うのでしょう?

とりあえずは温度だよね?

それも活動できると判断するのが一瞬の温度の上昇なのか

積算によるものなのか?

ボクはその両方だと思います。

つーか、そのときに活動できると判断してしまうと起きてしまうとゆーか?

只今、アマミノコ・・・請島産と産地未公開が起きだしてきています。

あの・・・・国産ノコでも本土系のほうが寝がしっかりしてるとゆーか。。。

アマミもこんなに早く起きるのは初めてです。。割としっかり寝ましたから・・・

トカラとかオキノコはね、4ヶ月ぐらいで起き出す個体いましたけど・・・

でもこれはあくまでも総じてなんですが、外産のほうが起きるの早いと思います。

ちょっとしたことで起きますもんね。。

ここのところ、ニジイロだのパプキンだのをやっているので

活動開始やペアリングを出来るかどうかといったところは細かく見ていたんです。

が、国産ノコは起きなくてもなぁ。。。

以前、ドルクス・・・台湾オオやグランディスに嵌っていた時期がありました。

グランディスは割と体内時計がしっかりしているよ・・・と、教えてもらっていたのですが

温度をかけると起き出すし、採卵も可能。。。

ノコなんかもそぉなんだろーな。。。

今年は(今期は・・・)ボクにとっては時期はずれの産卵セット敢行です^^)


ここのところ、いろいろなマットを使っちゃあーでもないこーでもない

と、自問自答を繰り返し、解らなくなっているのですが^^)

市販品を使用する場合、ひとつの銘柄に絞ってその銘柄の良し悪しを

把握したうえで、環境を整えたり遊んでみたりするのが一番いいと思うのですが

只今、そのひとつに絞る前段階といった趣です。

最近は以前聞かれたようなこと(マットに関する)は減少したように思います。

しかし、マットは発酵という工程を得て出来てくるものなので

やはりバラツキ感があるのは否めません。

また、銘柄によって発酵させる工程の中で発酵を促すための添加剤や

商品として特色を持たせるための添加剤の投与などで変わってきます。

それと原料(粉砕チップ)の具合が大きく影響しているかな?とも思うのです。

銘柄によってその特色は変わってきます。その特色に応じて使い方を

換えれば、事故も少なくなるのかな?という考え方です。

まず、マットの袋を開けたとき、いや~な匂いがするものは天日に晒します。

いわゆるガス抜きというヤツです。本来は必要のないことなんですが

先ほども書いたようにバラツキがあります。必ず確認することをオススメいたします。

で、手で握ってみる。以前は乾燥タイプとウエットタイプがあったりしたのですが

現在はそのどちらでもないものが存在します。取扱店で説明してくれるところは

いいのですが、ホームセンターやネット等で購入の場合は難しい面もあるので、

これも自分で確認することをオススメいたします。

マットを握るときは利き腕でギュッと強めに握ります。

握ったときマットが固まるか否かと手の平に感じる水分を覚えておきます。

あと粒子の具合。一言に微粒子といってもいろいろなのでよく目で確かめておきます。

その袋から開けたときに行う、ほんの数分の確認作業で

加水具合、詰めかた、管理等を決めていきます。

あと管理するスペースや部屋がどのような状態なのかも把握しておきます。

その時々で環境は変化するのでマットを弄る前の

一週間ほどの気温や管理するところがどのように

影響を受けているかを把握しておきます。

これ、文章にするととてつもなくオオゲサになりますが、

管理しているところの朝晩の温度を見とくぐらいで大丈夫です。

ある程度の飼育経験がある方ならご自分の飼育スペースの

クセなどは感覚で解っていると思うのですが、

飼育を初めて間もない方は低めで温度変化の

少ないところを把握しとくといいと思います。

いよいよマットを弄るわけなんですが、容器を置くところを把握、

マットの状態を把握したうえで水分量と詰めかたを変えていきます。

これを羅列していくと長くなるので割愛しますが、

容器を置くところが乾燥しやすい場合は水分は多めです。

またマットを構成しているチップの中にパウダー状のものが多く混入して

いる場合はあまり固く詰めません。

あと異なる銘柄のマットを混ぜる場合、総じて温度を低く設定します。

これは再発酵を妨げる意味合いが強いです。

マットは同じ銘柄でも生産された時期や店頭、店頭に並ぶ前の管理の仕方でも

変化が起きます。これが異なる銘柄だとより一層変化が見られるので

その都度、取扱を変えてみると事故が少なくなるように感じます。





















 画像の個体のことを書くわけではなく・・・

コレハタマタマアッタノデノセチャイマシタ・・・・

ノコのハナシです。

今期の飼育はグズグズですよとシツコイくらいUPしているんですが

多頭飼育のまま、羽化っつー容器もあって・・・

まぁ、エサはエサでなくなっているわけですよ。。。

でも☆にはならず。。。

入れた幼虫の数だけ羽化してくる個体群。

よく採集に行くと大歯より中歯、原歯のほうが多く採れる。

これ伊豆大島採集でもそうで、大歯ばっかり持って帰ってきてるから

ここでUPするのも大歯ばっかりなんですが、実際は中歯もものすごい数採れるんです。

ノコの産卵形態を考えるとバラバラっと狭い範囲で産んでいく。

産んでは移動しの繰り返し。

多分なんですが、自然下で産卵した場合、幼虫が成育できそうなところには

当り構わず産んでいくんだと思います。そぉするとエサになる範囲が狭いところでも

幼虫は育っていく。今回のグズグズ飼育でその状態を再現してしまったのかな?と・・・

ノコはある程度の許容スペースがエサと成りたてば、大概は大歯で孵るのかな?と・・・

伊豆大島はそのようなスペースが所々、広範囲に渡って存在するのでは?と考えます。

今回の飼育では、大きいのも確かに出ましたが小さいのも出ています。

伊豆大島採集とグズグズ飼育、変なところでリンクしています^^)


 今回の飼育では、この交換タイミングが

メチャクチャでしたので大したことを書けないのですが、怪我の功名といいますか

メチャクチャゆえに分ったこともあるので忘れないうちに書いとこうかと^^)

とにかく2本目は引っ張ったほうがいいと思います。

大体、1本目で体重が乗った幼虫は大きな容器に投入しますよね?

投入後、容器壁面に出てくる個体と中央で居食いを決め込む個体がいると思うのですが

これ・・・・居食いを決め込む個体はちょっと期待です♪

壁面に出てきてもゆっくり食べてくれればそんな気にすることはないと思います。

2本目は温度を22℃ぐらいにしてゆ~っくりしてもらうのがいいのかな?と^^)

菌糸ビンも1本づつ違うものだと考えていたほうが吉です。

詰めのテンション、菌糸の状態、2次発菌までの管理、幼虫投入後の幼虫が菌糸に与える影響

などでいろいろ変わってしまうものだと初めから認識しておくと、後々凹まなくて済みます^^)

あと置く場所や位置でも変わりますから^^)・・・・・・なので1本づつ様子を見ます。

3本目の用意は2本目に投入してから1ヶ月後ぐらいから少しづつ、用意します。

ボクは幼虫が20頭いたとしたら1ヶ月後に3本ぐらいかな?毎週増やしていくカンジです。

もちろん、状態をみながらです。状態が安定していればとにかくその状態を少しでも

維持できるほうがいいのですから^^)

状態が悪い、もしくは食痕が出るのが早い場合は交換します。

アマミでもトカラでも交換後、蛹室を作る場合があります。いわゆる交換ショックというヤツです。

これも時と場合によっては良い結果が出るのこともあるので、お祈りをして待つのが吉です♪

では、いい状態のものはいつ交換するか?

壁面に顔を出した幼虫は絶対といっていいほど、容器を一周します。

容器底から5センチぐらいまで糞になったら交換してもいいと思います。

底から5センチぐらい黄土色になり、そこからグワッと上に上がったときに交換できるのが大吉です^^)

で、居食いを決め込んだ個体・・・・食痕が斑に出てくるのは大吉です^^)

斑に出た食痕の量の増え方が早くなったときに交換できると大吉です。

温度低めで管理したとして、期間的には2ヶ月半~です。ゆっくり食べてもらったほうが

いい結果が出てるのでここは3ヶ月~4ヶ月引っ張りたいとこなのですが菌糸がね。。。

今度の飼育では2本目固詰めした菌糸を使ってみようか考慮中です。

なんとか無事に3本目に交換できました。トカラはこの3本目で蛹室作る個体が多いです。

しかしアマミの大きいのはもう1本必要です。ここもアマミノコで大きい幼虫は

3リットルでいってみようか?というのも考慮中。ここはマットでもいいと思います。

この3リットルは食べさせるという目的より、エサを長持ちさせる、

容器内の温度等環境を安定させるなどの意味合いが強いです。

あと幼虫に蛹室を作れる(作りやすい)場所の選択肢を増やすということも考えに入れています。

このあとの交換はもう経験がモノを言います。

交換したほうがいいと思えば、投入後1ヶ月でも交換しますし、大丈夫と思ったら

3ヶ月交換しないとか・・・でも最後は蛹室用の捨てビンをしたほうが

アゴズレ、羽パカ、羽化不全、蛹化不全の確率はグンと減ります。

せっかく大きく育てた幼虫です。最後のステージ、、踏ん張りたいものです><。。

今年はダメでしたが。。。。





 そんなにいろいろな産地の本土ノコを飼育したわけではないので

戯言程度だと思っていただけると幸いです。

産地的には、神奈川、山梨、伊豆大島、対馬、壱岐、屋久島と産地未公開ぐらいか??

亜種はミシマイオウ、クチノエラブ、ミヤケ(仮称)なんですが

最後まで菌糸で飼育したのはクチノエラブぐらいで(菌糸で羽化させた。)

蛹室を作る段階では大体マットに交換、羽化まで持っていっています。

まず割り出し後、菌糸に投入してイイカンジな感触は伊豆大島産です。

伊豆大島産はオオクワのごとく、食餌してくれました。

神奈川、山梨などの本州が産地のノコ、クチノエラブ、ミシマイオウ、屋久島産は

一度食べて糞にして、その糞をもう一度食餌する、二度食いというヤツです。

国産ノコのそのほとんどが二度食いをすることを観察していますが、

伊豆大島産以外の本土系ノコは食べる量が少ない印象がありました。

アマミ系よりも時間が掛かりますし、白色腐朽の進み具合がより進んでいるほうが

食餌しやすいのかな?という印象です。

この産地のノコは菌糸、向いていないかも?と感じる産地もあります。

対馬産、壱岐産、ミヤケノコは菌糸よりマットのほうが好結果でした。

でも屋久島産、クチノエラブ、ミシマイオウは菌糸でもマットでもいけるしなぁ。。。

ただ、累代が進むとどぉなんでしょ?やはり神奈川産河川敷ヒラタのように

だんだんと大きく孵るようになるのでしょうか?

この辺はこれからの課題にしたいのですが、本土ノコはなぁ、、

特に御当地モノなどは毎年採れるから累代がおろそかになるんだよなぁ。。。

今年の夏、伊豆大島に採集に行き、その生息地域や成虫が付いている木が分り、

その木の付近で産卵行動があるとすれば、その辺が糸口になり

棲息している産地(特に離島)の成り立ちなども関係しているのかもしれません。

伊豆大島から帰ってきてから採集個体と飼育個体、産地違いなどを

マジマジと見比べたのですが、型や色よりもサイズ^^)

大きなサイズが採集できる確率がダントツに違う伊豆大島。

壱岐や対馬の旅行パンフを引っ張り出してみてみたのは言うまでもありません。







material by:=ポカポカ色=