クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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と、言っても産卵セットに使うマットとその詰めかた

で気をつけていることを確認の意味で書いています。

以前使用していたマットはあらかじめお店でやってくれていたので

すぐ使う分だけを的確に判断しておけばよかったのだけど

そのマットは今はもうないので、そのときにそのマットが

販売される前にやっていたことを今使ってるマットにも

やるとけっこう効果があるので、それは続けています。

まずね、市販のマットを袋から開けるでしょ^^)

それでマットの匂いを嗅いでみるのね。

その匂いでやることを変えているのだけど、

あれもこれも書くととりとめがなくなっちゃうので

これは絶対にやっている。というのだけ書きます。

まず、ボクはあまり産卵用と謳われているマットは使っていません。

どっちしてもふるいにかけるからなんですが、

この『ふるい』にかけるという行為、けっこう大事だと思っているのです。

ワケはもう忘れてしまいましたが、マット・・・なるべく空気に晒したほうがよい。

と、教えてもらったからで天日に晒したりなんてこともよくやっています。

天日に晒すのは嫌気発酵、もしくは発酵途中のマットを

手に入れてしまったときによくやる行為です。

ふるいにかけることで微粒子にもなるしね^^)

あとけっこー大きなバット(ベッドなんかの下に収納するプラケース的なもの)

にマットをぶちまけて天日に晒すので、そのときに不純物なんかも取り除きます。

ボク的にはマットって納豆みたいなもんなのかな?的な発想があって

発酵してりゃなんでも・・・っつーワケにはいかないんだろーな?

という考えがあります。そのためには大きく育ったマットの色とか匂いは

覚えといたほうがラクだと思います。

このムシは・・・というときはいまだにこーゆー前準備は

おろそかにしないように気をつけています。

(確かにメンドクサイな・・・と思うときもありますが・・・)

で、加水するわけなんですが完全乾燥してあるマットはいーんですね、別に。。

自分なりの加水量でいいわけなんで^^)

同じ銘柄なのにいろいろなの・・・ありますよね。。

そーゆーのはそのマットに合わせて加水するしかありません。

ボクの場合、飼育するクワはほとんどノコなので

水分多め・・・これ、キーワードなんですが

マットの状態で変えています。あと、ケースの大きさ。

中ケース使うときのほうが加水の量は多いです。

ここ何年かはほとんどの産卵セットは小ケース。

ケースのサイズはあんまりいろいろなの使わないほうが

自分なりのセットの組み方にブレが生じないので、

ボクは大体この2つに絞っています。

で、その加水量なんですが、目安はギュっと握ってお団子ができるぐらい。

というあいまいな判断でおっけぃ♪としています。

んで、詰めかたなんですがマットの堅さに層ができるよーにしてるよなー?

というのは気をつけているかもしれません。

最初は3センチぐらいマットをケース底に敷いてガッチガチ。

また3センチでガッチガチ♪そんな硬い部分が3~5センチぐらい出来たところで

ケースに入れるマットの量を多めにしていきます。

詰めかたのテンションは変えないでマットの量で若干柔らかくなっちゃうかな?

という詰めかた。これも5センチぐらいの厚みになるようにします。

小ケースだとここまでで大体半分から3/2ぐらいまできちゃうので

あとは天面をどのくらいにするか?ということになってくるのですが

中ケースだともう一層つくることができます。

でもね、産卵セットってけっこうな期間置くことになるので

あーんまり上のほうには産まない。いくら密閉タイプのフタが付いている

ケースでも乾燥は避けられないし、キリフキも効果は薄いし。。。

でもこの層を作ることによって、層と層のはざまに産むので

割り出しのときに楽しかったりします♪

ただ絶対に忘れちゃいけないのは、セオリーは大事だけど

自分のとこで産んでいるセットがその場所には一番いいはずなんで

セオリーから逸脱しているからといって違うと思わないことのほうが大事です。

とにかくいっぱい産んで欲しいなと思ったら、自分の経験の中で

いっぱい産んだセットをとりあえず試してみるというのはいいと思います^^)

あーっ!マット・・・空気に晒す回数が多くなったり

微粒子にすると劣化は早くなります。

この辺の試行錯誤はもう経験がモノをいうので自分のスキルを

大切にしながら楽しむのが面白いんぢゃないかと思います。







ボクの住む地域では、昨日は雪で大変でした。

雪は降る前がぐーんと気温が下がりますよね?

前の晩なんか冷凍庫の中にいるみたいでした。

そーゆーときってエアコンがフル稼働するんですね。

恒温を保っている場合はね・・・そんな影響がないのですが・・・


ところで^^)

よく温度をかけて起こしてブリード。

聞きますよね? そんなハナシ。

オオクワガタでも体内時計がしっかりしている種類でも

温度をかければ起きてペアリングが可能だったりします。

あと、休眠期間が短いヤツ。パプキンみたいのもそーです。

では、ノコは??

特に国産ノコ。

どー思います?

このへんってあんまり人為的にやったことはないんです。

でもたま~に起きちゃう個体、いますよね?

画像の個体は産地未公開のアマミノコなんですが

♂1♀♀2は活動してもう随分経つんです。

確か、10月ごろ急激に温度が上がったときに起きちゃったんです。

で、一度起きても温度帯低いところに置いとくと

二度寝する個体もいるのですが

今回はワザと外産の成虫を置いてあるところに置いといたら

見事に起きている。

この♂は♀と同居させているので、ペアリングも確認しています。

クワタフェスタ後あたりに産卵セットでも組んでみようと思っています。




ってなんじゃらほい?と、言われそうなタイトルですが^^)

例えば、伊豆大島産の特徴ってあるじゃないですか?

それがブリードで顕著に表れるの?

という疑問符。

伊豆大島産に限って言えば、1シーズンに数を取っていないので

はっきり言って分らない。。というのが正直なところ

一度、ノコ中心のブリードし始めのときに、横浜産のノコを60ぐらい

マットで飼育したことはあるのです。

そのときはブリードが趣味のど真ん中だったこともあり、

(マジで横浜産でギネス、取ろうと思ってました。)

いろんなことしてみたのね。

容器の大きさを敢えて変えてみたり、温度帯をいろんなとこの置いてみたり。

マットの銘柄は全部同じにしたけど、水分量は大幅に変えたりと・・・

そのときにサイズは違えど、見事に同じようなカタチで羽化してきて

当時はふ~ん。。。ぐらいにしか思わなかったけど

今、思い起こすとそれってスゴイよな?なんて思ったりして^^)

ボク自身、ノコって環境適応能力が高いと思っているので

いろんな環境下でもそれなりに羽化してくんのかなぁ?と・・・

ただね。。。やっぱ1令、2令でしっかり栄養摂取できるような個体にして

3令でぐーんと伸ばす。。。みたいなことは大きくする上で大事だと思います。

まぁ、どのクワでもそーなんですが。。。

あと、蛹の期間の温度管理は大事かなぁ?

環境適応能力が高い(と、思う。。)ので、遺伝云々はその次なのかな?

とも思ってみたりもするのですが、これは一概に言い切れません。

型は遺伝するのかな?とも思うし・・・

小さい♂と掛けても、絶対小さいのしか孵らないというワケでナシ・・・

ノコにとってより良い環境の維持(エサの善し悪しも含めてね♪)と

大きくてカッコヨイ(これは個人差あるのでね♪)遺伝子を

最大限引き出してあげられるのが一番いいんでしょうが・・・


これがなかなか・・・・うまくいかない^^)





ここではあくまでも幼虫のハナシです。

産卵後、孵化が早いのが大きくなるのが早いのを

たま~にですがカンチガイします。

先に生まれたので、大きくなるのが先なのはアタリマエなのですが

割り出し時にこれに騙されるんですね。。

例えば30頭、ひとつの産卵セットから採れたとするじゃないですか?

で、同じ日に同じエサ、同じ容器に移すわけです。

そこからなんです^^)

個体差が出てくるのは・・・

容器の置いた場所やエサの状態は密接に関係してくるんですけどね。

ただ、ぐーんと大きくなる個体。

確かに存在します。

その30頭にいるのかもしれないし、そーでないときだってある。

ここらへんがブリードのベテランのかたがより多く幼虫を採ろうとする

由縁でもあるわけなんですが・・・

これをね、ごく少数の幼虫で得ようとしたいがために

血統とか系統に絞りたいわけなんです。

確かにパーセンテージは高くなるのですが絶対ではない。

以前、何かの雑誌の後書に

ブリードという趣味が熟成されてくると

品種改良や血統の絞込みにたどり着く。。。(と、ボクは理解しましたが・・・)

これ・・・けっこう正論だよな?とか思うのです。

ノコも同じ親からの子供を累代していくと、ひとつふたつ同じようなことに

ぶち当たります^^)

ボクの場合は幼虫の体重が一回目の容器でマックスに近くなる

幼虫が多く出現するという・・・ちょっと嬉しいことに当りました。

でもその後の管理がずさんになったりすると、その体重から導き出されるであろう

成虫のサイズにはなりません。やっぱり小さく羽化します。

個体差というのは確かに存在するし、とても重要なことではあるのですが

それだけでは大きな成虫は孵らない。。と痛感したこともあるのです。





 これ・・・・もいろいろですよね?

一年で羽化させたほうがデカイのが出るというひとも

二年のほうが大きいよ^^)というひとも・・・

ボクはどちらかでもありません。

個体によっても違うしね。

もちろん種類、、より個体差のほうが大きいかもしれないな?

幼虫期間がある程度の期間は必要だと思うんです。

でもやみくもに長いだけではだめなのかな?とも思うんです。

3令後期。。エサの摂取は鈍るのですが摂取していないわけではない。

ここをね、なんか注意してあげるとですね^^)いいのかな?と思うのですが

これだっ!というのが掴めていません。

蛹の期間はですね、なるべく長いほうがいいと思います。

これは観察できているのである程度は掴むことができました。

(蛹の場合は人工蛹室で外骨格が形成されていく様が観察できます。)

幼虫期間が10~14ヶ月、前蛹期間が1ヶ月~1.5ヶ月

蛹期間が2ヶ月とすると、そこに産卵期間が追加されて

割り出しまでに2ヶ月。全部長いほうで足すと約20ヶ月か?

そーすると2年1化になるわけだ。。

ただ、ブリードを進めていくと短期間でマックスに近い体重に乗ってくる

個体が出現します。これは上の数字どーりというのは

当てはまらないかもしれません。

同じ種類、同じエサ、同じ交換タイミングでも変ってくる個体差。

これだからやめられないのかもしれませんが・・・・^^)


material by:=ポカポカ色=