クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ってなんじゃらほい?と、言われそうなタイトルですが^^)

例えば、伊豆大島産の特徴ってあるじゃないですか?

それがブリードで顕著に表れるの?

という疑問符。

伊豆大島産に限って言えば、1シーズンに数を取っていないので

はっきり言って分らない。。というのが正直なところ

一度、ノコ中心のブリードし始めのときに、横浜産のノコを60ぐらい

マットで飼育したことはあるのです。

そのときはブリードが趣味のど真ん中だったこともあり、

(マジで横浜産でギネス、取ろうと思ってました。)

いろんなことしてみたのね。

容器の大きさを敢えて変えてみたり、温度帯をいろんなとこの置いてみたり。

マットの銘柄は全部同じにしたけど、水分量は大幅に変えたりと・・・

そのときにサイズは違えど、見事に同じようなカタチで羽化してきて

当時はふ~ん。。。ぐらいにしか思わなかったけど

今、思い起こすとそれってスゴイよな?なんて思ったりして^^)

ボク自身、ノコって環境適応能力が高いと思っているので

いろんな環境下でもそれなりに羽化してくんのかなぁ?と・・・

ただね。。。やっぱ1令、2令でしっかり栄養摂取できるような個体にして

3令でぐーんと伸ばす。。。みたいなことは大きくする上で大事だと思います。

まぁ、どのクワでもそーなんですが。。。

あと、蛹の期間の温度管理は大事かなぁ?

環境適応能力が高い(と、思う。。)ので、遺伝云々はその次なのかな?

とも思ってみたりもするのですが、これは一概に言い切れません。

型は遺伝するのかな?とも思うし・・・

小さい♂と掛けても、絶対小さいのしか孵らないというワケでナシ・・・

ノコにとってより良い環境の維持(エサの善し悪しも含めてね♪)と

大きくてカッコヨイ(これは個人差あるのでね♪)遺伝子を

最大限引き出してあげられるのが一番いいんでしょうが・・・


これがなかなか・・・・うまくいかない^^)





ここではあくまでも幼虫のハナシです。

産卵後、孵化が早いのが大きくなるのが早いのを

たま~にですがカンチガイします。

先に生まれたので、大きくなるのが先なのはアタリマエなのですが

割り出し時にこれに騙されるんですね。。

例えば30頭、ひとつの産卵セットから採れたとするじゃないですか?

で、同じ日に同じエサ、同じ容器に移すわけです。

そこからなんです^^)

個体差が出てくるのは・・・

容器の置いた場所やエサの状態は密接に関係してくるんですけどね。

ただ、ぐーんと大きくなる個体。

確かに存在します。

その30頭にいるのかもしれないし、そーでないときだってある。

ここらへんがブリードのベテランのかたがより多く幼虫を採ろうとする

由縁でもあるわけなんですが・・・

これをね、ごく少数の幼虫で得ようとしたいがために

血統とか系統に絞りたいわけなんです。

確かにパーセンテージは高くなるのですが絶対ではない。

以前、何かの雑誌の後書に

ブリードという趣味が熟成されてくると

品種改良や血統の絞込みにたどり着く。。。(と、ボクは理解しましたが・・・)

これ・・・けっこう正論だよな?とか思うのです。

ノコも同じ親からの子供を累代していくと、ひとつふたつ同じようなことに

ぶち当たります^^)

ボクの場合は幼虫の体重が一回目の容器でマックスに近くなる

幼虫が多く出現するという・・・ちょっと嬉しいことに当りました。

でもその後の管理がずさんになったりすると、その体重から導き出されるであろう

成虫のサイズにはなりません。やっぱり小さく羽化します。

個体差というのは確かに存在するし、とても重要なことではあるのですが

それだけでは大きな成虫は孵らない。。と痛感したこともあるのです。





 これ・・・・もいろいろですよね?

一年で羽化させたほうがデカイのが出るというひとも

二年のほうが大きいよ^^)というひとも・・・

ボクはどちらかでもありません。

個体によっても違うしね。

もちろん種類、、より個体差のほうが大きいかもしれないな?

幼虫期間がある程度の期間は必要だと思うんです。

でもやみくもに長いだけではだめなのかな?とも思うんです。

3令後期。。エサの摂取は鈍るのですが摂取していないわけではない。

ここをね、なんか注意してあげるとですね^^)いいのかな?と思うのですが

これだっ!というのが掴めていません。

蛹の期間はですね、なるべく長いほうがいいと思います。

これは観察できているのである程度は掴むことができました。

(蛹の場合は人工蛹室で外骨格が形成されていく様が観察できます。)

幼虫期間が10~14ヶ月、前蛹期間が1ヶ月~1.5ヶ月

蛹期間が2ヶ月とすると、そこに産卵期間が追加されて

割り出しまでに2ヶ月。全部長いほうで足すと約20ヶ月か?

そーすると2年1化になるわけだ。。

ただ、ブリードを進めていくと短期間でマックスに近い体重に乗ってくる

個体が出現します。これは上の数字どーりというのは

当てはまらないかもしれません。

同じ種類、同じエサ、同じ交換タイミングでも変ってくる個体差。

これだからやめられないのかもしれませんが・・・・^^)


 昨日ですね、久々にノコ友と会って来たのです^^)

久しぶりにブリードのハナシで触発されて書こうと思ったんです。

最近は全然ノコ徒然にもなっていないしね^^)

よくある話で『ここをこーやったらこーなった。。。』と・・・

で、同じよーにやったのにそーならなかった。。。これ、よく聞きます。

まず個体の状態。これ非常に大事なんですが、これ書いちゃうと

タイトルから逸脱してしまうのでまた今度^^)

例えばさっ、温度はこの温度でエサはアレ。。。みたいにするとするでしょ?

まず温度は常に変動しているということ。

棚ひとつの置き方で変ってしまうということを肌で感じることができると

分りやすいかも?

菌糸にしてもマットにしても生きているから、そのことを念頭に入れておく。

同じ棚の同じ段でも奥と手前では変ってしまうということ。

あと容器の間隔。これは大事。

空気の流れ・・・これは温度や湿度と密接に関係するから大事だと思います。

何がよくて何が悪いか分らなくなることもしばしば。。。

自分が飼っているところでいいものを見つけるしかない。。。

外気温・・・・ボクはよくも悪くも影響大だと思っています。

特に木造住宅で飼育しているかたは週間予報の動きはチェックしといたほぅが

よいのでは?と余計なおせっかいが働いてしまいます。

何も温度湿度の変動がクワに影響を与えるだけではない。

そのクワ幼虫を取り囲むエサに影響を与えていると思っていたほうが

いいと思います。

このマットはこーであーでと言う前に自分の飼育しているところで

劣化の遅いマットなり菌糸で飼育してみる。

これはいい結果を生むヒントかもしれません^^)





カテゴリなんですが、本日ノコ友さんより

非常に優良な背景を持った個体をおすそ分けいただいたんですね。

そんなところからピンと来て書いてるわけなんですが^^)

マットの詰めかたは、マットに応じて詰めるといい按配でいけます^^)

ノコの場合、水分多め・・・・これの度合いは容器の置く場所。。

いわゆる環境という言葉で表現されるところで左右させます。

例えばなんですが、エアコンの風が当たりやすいところはベタベタに^^)

そーでないところは握って団子ぐらいなカンジでいいと思います。

あと、マットのチップの構成。

パウダー状の微粒子は外気の湿度を水分として吸収するので

あんまり強く詰めなくても・・・容器をぐるぐると回しながらトントンすると

自然に量が沈んでくるから、それにまかせて容器の口まで持ってくれば

いいと^^)これ、本数詰めるとき、ラクです♪

加水もへたするとしなかったり・・・なんてこともあります。

チップの構成が2ミリと5ミリが半々だったりするマットはカワラなんかを

詰める要領で詰めるといいかな?なんて思うんですが・・・

あとマットを詰めて最後の部分(容器の蓋付近のことです。)

ここは、マットプレス等で面を整えてあげると

水分の排出を抑えてくれるのかなぁ?

なんて軽く考えています^^)

初令、2令と3令では詰めかたは変えたほうが吉です。

なんたって大きさが違いますから^^)

特にどこまでマットを詰めるか?は大事ですよ^^)

ノコとかの根食い系はドルクス系に代表されるような

木のみで発育⇒蛹化にいくタイプのクワより空気量が

必要なように感じるんです。なので、マットによっては

あんまり固く詰めなくてもいいように思います。

それと蓋までどのくらい空けるかなんてのも大切です。



ところで、全然ハナシは変って菌糸。

これはセオリーどーりに詰めたほうが吉です。

きのこ菌がクッションの役割をするので固く詰めても

菌糸が2週間ぐらいで廻るぐらいの詰めかたなら遜色ないと思います。

ただ、オオクワが大きくなるような超固詰めはあんまり影響ないように

感じました。

ノコの場合、水分は非常に重要な要素だと今までの飼育経験から

感じています。とにかく過度の乾燥はよくないので

そこだけは気をつけたいところ。

あと・・・・マットの状態。

これは書き出すと大変なのでまた今度^^)

極力引っ張れるよーな詰めかた置き場所がいいと・・・

これがうまくいくと2本目の交換が楽しくて仕方がないという

幼虫にお目にかかれるハズです^^)









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