クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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多分、クワのブリードを趣味としているかたは

何度か遭遇している羽化シーン。

幻想的ですらある。。

3958689d.jpeg








最初は脚がふらふらと動いて

薄皮がボロボロになって・・・・

画像の状態は、羽化中盤。

無事、上翅が閉じて後翅が伸びている^^)

このときの後翅には水滴のようなものが付いていて

これを見たとき、羽化時には随分と水分を放出するんだね?

と、感じたのでした。

ちなみにですよ、蛹を密閉性の低いケースに入れていたり

人工蛹室だけで温室に放置したりするとですね。。。




萎みます。。。


蛹はですね、蛹室内の水分が著しく放出されてしまうと

その原型を留めとくことができない。。ということが判りました。

MEMO0013.JPG








で、無事頭も起きて、羽化終了ですが

腹部はまだ収まっていません。

腹部が完全に収まるまではけっこー時間が掛かります。

一般的には、脚が動き出して

薄皮が剥けて、上翅が伸びて形成され、後翅が伸びて折りたたまれてから

頭を起こす。。。という順番ですが、全部がそーとは言い切れない。。

頭と後翅が同時とか、頭のほーが若干先とか、個体差があります。

あとこのくらいのときはむやみに動かしたりしないほーが無難。

指先で持ち上げたりしないほうがいいと思います。


ところで・・・・・人工蛹室を作るときのあれこれなんですが

人工蛹室は、幅より長さが重要。

クワが自分で作る蛹室は以外とコンパクトなのですが

人工蛹室で同じようなサイズで作ると

後翅がしわくちゃになったり、頭部がうまく起きなかったりと

弊害が多い。。。

蛹室から人工蛹室に移すときに、蛹室のサイズ、状態は把握しといたほうが

人工蛹室を作るときの目安になります。

長さは1.5倍から2倍、蛹室内の傾斜は同寸が望ましいと思います。

あとねぇ^^)蛹室で羽化させて割り出すじゃないですか?

こーゆーときって、その容器内の状態がいいと判断して

そのまま羽化させるわけですが、割り出し時に

蛹室の状態や蛹室壁面の湿気なんかを

チェックしとくと人工蛹室を作るときの参考になります。

正直なところ、クワが作る蛹室にはかないません^^)

ここまで到達するのにけっこーな時間が掛かっています。

最後のステージ。

どきどきしながら楽しみます♪





昨日書いていたら、既に擦れていた記憶も

蘇って来ました♪

本日はエサ編^^)

ノコ徒然なので、国産ノコで実践してみたこと。

もちろんマットで大きくする。

菌糸で大きくなるにはなるが、果たしてどれが?

ここいらはよく考えるんですが

マットと菌糸のブレンドを試みたり

水をドッカンといっぱい足してみたり・・・・と、

無謀なこともやってみました。

あっ!あと・・・・クワの糞の状態のイイヤツで飼育したりもしたな。

これ・・・・アンテかなんかを3リットルビンで飼育したら

あっとゆーまに蛹化して、その残りでノコを飼ったらアンテの糞を目指して

幼虫が食い進んだんでやってみたんだ^^)

結論を先に申しますと、

どれもエサの状態を保てないのですね。。

カビたり、嫌気発酵しちゃったり・・・・

水分をドッカンと足したのはノコではやりませんでしたが

ミヤマでは好成績でした^^)

で・・・・大きなビンにすればするほどいいのか?

というのも必ずしもそーではないみたい。。

そのほとんどがムダになる場合のほうが多いです。

あー。。。あとね、ビン底3センチぐらいをマットで

あと菌糸っつーのもやったな。。。

これもエサの状態がピーキーになりますね。

常日頃観察してないと、ちょっとしたことであちゃー><。。

と、なります。

あとブロー上半分マットで半分カワラとかね^^)

このときのマットの水分は少なめ。

カワラが放出する水分を利用しようという目論み。

どれも温度は低くしないとエサが暴れるとでも言いましょうか?

とにかくエサでないような状態になるものもありました。

もちろん種類によっては安定して食餌する種類もありましたが

単に偶然かな?と、今は思っていたりします。

エサの状態=容器内の環境の善し悪し なので、

これが判っただけでもめっけもんかな^^)

交換タイミングなんかもいろいろやってみましたが

それはまた次回^^)





いや・・・・めっきり寒くなりました。。

今回のヨコハマクワタは出品はナシ。。

お手伝いには参加させてもらいます。

ファンシアーズ・サイトさんのブースにてお手伝いさせていただきます。

ところで、飼育の際、あれこれと考えるではないですか?

例えばね^^)

産卵数をコントロールできないか?

とか・・・

少数の幼虫で♂♀のバラツキが出ないようにしたい。

とか・・・

これがエスカレートするとですよ^^)

少数でギネスを狙ってみよう!

とか・・・

エサの交換を極力少なくしたい。。

とか・・・^^)

どれも無謀ともとれるような考察なんですが

実際、アレコレ考えて実践してみたことがあります。。

今日はそのなかで

産卵数のコントロール。

これ・・・・

まず、ケースの大きさ   です^^)

一番初めに考えるのは♪

次のエサの量。。

ここで大事なキーワードは・・・・

メンドクサクナイ。。。ということ。

要は産卵セットをお気楽に作れないか?という。。。

でもさぁ、趣味だからね、、ある程度は手間掛けないと

やってる意味とか価値とかのほうにモンダイが・・・^^)


で・・・・実践してみた結果。。。

ケースを極力小さくしても産んでしまうときは産んでしまう。

ここでお気づきのかたもいらっしゃると思うのですが^^)

♀の状態のことをなーんにも考慮に入れていない。。。

次にエサの量。

これ・・・・ノコの場合ですと

いくら底面に卵の数が多く見えても

深さが足りないと産まなかったりします。

産みたくってしょーがない♀は産みますがね^^)

ノコの場合は徘徊してーのバラマキ産卵ですからね。





結局のところは、ある程度の容積は必要で

壁面、底面に産むのは単に堅いところを探しているからで

♀の状態がとても重要で・・・・

ある程度の容積のセット、状態のよろしい♀。

産卵に適した状態のマットでのこれまた産卵に適したセット。

これで産卵数をコントロールしたいときは

出てきた♀を逃さず確保するしかない^^)

そーすると日々の観察がとっても大事だよ♪

と、なる。そーなると面倒は掛けなきゃ・・・

だから・・・・

やっぱ・・・・ね。。。

お気楽にはいかないよ。。。

というのが結論です。

これシリーズ化しようかな?

ホントにね、今だから笑って話せるけど・・・的なことは

いっくらでもあります♪





本日は画像ナシでいきます。

種類ごとに好みの温度っつーのはあるのですが

国産ノコについて・・・

今までの飼育経験からしか話せないのですが

国産ノコは温度は高めのほうが産みやすいと思っています。

温度高めって?何度ぐらい??

ボク的にはですね、25~27℃ぐらいが産みやすいのかな?

と、思っています。

逆に22℃を下回るような温度ですと産まないことはないのですが

時間が掛かる。。。という印象を持っています。

ただ♀の状態が生みたくて仕方がないモードだとその限りではない。

ということは付け加えておきます。

では卵を産んだあとの温度。

これ・・・・先述の温度ですと幼虫に孵るまでの期間が短くなります。

だいたい2週間から3週間ぐらいのあいだで孵る。。。

けど・・・この辺の温度って外気の状態によっては

平気で部屋の部分部分で30℃近くになったりするので

ボクはあんまりこのままにはしません。

というか、通年ですと産卵セットは6月下旬~8月のお盆までで

大半を終わらせてしまいます。

そーすると、その前の年の幼虫の蛹期間とぶつかります。

このときは羽化前の個体を優先するので部屋の温度は必然的に下がります。

部屋の中の温度が高くなってしまう部分でも24℃以上にならないように

してしまうので、平均的には22℃近辺なんではないのでしょーか?

卵の状態で温度を下げる(もしくは下がってしまった。。)場合、

孵化までの期間が長くなります。

温度が低いということはマットの劣化速度も遅くなるので、モンダイはありませんが

外気の急激な変化でエアコンの作動も劇的に変化するので注意は必要です。




今日現在、産卵セットは3つ。

アマミとトカラなのですが、産みたいモード満載の♀なので

セット1日後でケース壁面に卵が見えています。

いつもだと外が暑いところから考察してあれこれしていたのですが

今回は外気が低くなるところから考えるので

思い出したことを書いてみました。

ちなみにですね、♀を産みたいモードに持って行くのが

一番大切です。





なんといっても嬉しいですな^^)

昨日組んだトカラがもう卵が2つ3つ♪

bc2e7a56.jpeg








こりゃ・・・諏訪之瀬だっ!

コヤツはまだ寝てますね。

15dec790.jpeg








これは・・・・?

中之島^^)

産んでます♪

実に2年ぶり。

d24cee09.JPG








中之島はいいですね♪

人気があるのも頷けます。

大きくなるしね。

c19de715.JPG








この辺なんかは2010年の画像です。

キレイですよね~☆

エレガンスの学名どーり

とてもステキなクワガタです。

悪石を探しているのですが見つからない。。。

もう随分前になるんだろーな。。

ノコの場合ですね、産卵セットから数えると

次の産卵セットは翌々年になるわけなんで

足掛け3年・・・・今のご時世の時間の流れから考えると

とてつもなく長く感じます。

だから累代って素晴らしいよなー☆

と、つくづく感じたのでした^^)


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