クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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クワガタの飼育を趣味にしていると、産卵数によって

いろいろ変わってきますよね?

産卵数がそーでもないクワが好きなかたは

いかに数を取るか?というところに焦点が集まると思うのですが

ノコのような多産種が好きなかたは産ませすぎちゃって・・・・

なんてこともあると思います。

2797afed.jpeg








とは言え、産まないのも困るわけで^^)

個人個人に適した数を取れたらいいな^^)というオハナシ。

ボク的には大体1種あたり20ぐらいが妥当なので、そのくらいの数を

取れる前提でハナシを進めていきます。

まず産卵させる場合、どうしてもマットの状態や材の状態

セットを組む容積や温度、湿度が話題の中心になりがちですが

(もちろん非常に大事です。)

まずは♀の状態。

産みたくてしょーがないというところまで持っていきます。

どのような状態かと言いますと

①充分に熟成していること。

②交尾がしっかりとなされていること。

③交尾後、ある程度期間を置いてあること。

①と②は以前、書いていますし雑誌等でも読むことができます。

今回、幼虫のエサ交換と同時にミラビリスノコのセットも組んだんです。

e2cfcf88.jpeg










ミラビリスノコ(♂)

このノコはニジイロのように♂が♀を執拗に追い掛け回すので

3回ほど交尾を確認した後、別容器に入れてほったらかしにしていたんですね。

で、あまりにも暴れるので産卵セットに投入したのですが

もう材を齧った痕跡ありぃのでなんとなくいい予感♬


よく、交尾後すぐに産卵セットに入れても中々産んでくれない、

産んだ様子が見受けられない等の理由から

セットを弄ったり温度を変えてみたりして、それが逆効果だったりします。

これ・・・雑誌等の飼育記にも記述してある記事もあるのですが、大体1行ぐらいなので

読み飛ばしたり(ボクだけ?)してしまいますが、飼育記にはよく

『交尾後、充分に休ませた♀を産卵セットに投入する』と書いてあるのが多いです。

(ボクのトモダチが書いた飼育記はそんな感じで書いてありました。)

この休ませる期間・・・これは種類や環境で左右されるので一概に言えませんが

産卵させない♀、交尾させていない♀は総じて長生きです。

自分のいいタイミングで産卵セットに投入はアリだと思います。

そもそもタランドゥスをやっていたときに盟友BONちゃんが

一回産ませたあとに水分量の多いゼリーを与えて回復させたらどーか?

というところが始まりなんですね。

(こないだの横浜は面白かったですね♪また近いうちにね^^)

当時はいかに1♀から数を取るか?というところに従事していたのですが

ここのところはいかに適数で済ませるか?というところで応用したんですね。

ここの内容は後日。

で、その産む気マンマンの♀は確保した、じゃあ産卵セットに投入しよう!

というところで容器の容積も大切ですが

♀の取り出し時期。

これは大切です。

ノコの場合は、一日に2~4個ぐらい産むというところから(何かで読みました。)

大体10日ぐらいで♀がエサを食べに上がってきたところを確保します。

産む気マンマンの♀は投入後、2,3日で卵が確認できるので

そこで計算したりはします。

2×10日で20個、4×10日だと40個という具合。

種類によっては底面積を必要とする種類もいるので

中ケースがいいんだか小ケースがいいんだかというのは

どっちもどっちとしか言いようがないのですが・・・

では底面積があればいいか?というとそーゆーわけにもいきません。

けっこーねっ、縦横無尽ですよ^^)

ボク的にはノコよりヒラタ系のほうが容積が必要だと感じています。

ノコだけ考えると国産より外産のほうが容積は必要かな?

国産ノコだと小ケースで下手したら30~ってこともあるのですが

外産は一桁という場合が多い。

あとですね、、産卵数を少なめにすると♂♀のバランスが・・・

という問題も出てきますよね?

これは交尾の回数である程度コントロールできるのかな?と

今までの観察から感じています。

3回ぐらいの交尾のあとのほうが♂♀のバランスがいい。

1回だけだと♀のパーセンテージが多い。

高額なクワだったり希少種、入荷困難種だったりすると

やはりおっかない。。

そーすると♀殺し。。怖かったりします。

完全に成熟した♂と♀ならばそんなことはあまりないのです。

細心の注意を払って、交尾させれば大丈夫だと思います。

そんなこんなで産卵数をコントロールして

種類を増やすもヨシ、気楽に飼育を楽しむもヨシだと思います。

自分なりの飼育で楽しみましょー♬





 


土曜日がお休みのかたは3連休ですね^^)

ボクも今、閑散期に入っているので久しぶりの3連休。

プライベートな理由から外出等々は出来ないので

近所の医者に薬を取りに行ったり、お昼を食べに行くといいながら

ユウタンさんに菌糸を買いに行ったり・・・と、

ゆったり過ごしました。

とーぜん幼虫のビン交換をして・・・

油井と請島、与路のアマミノコ3産地とトカラ

中之島と悪石の2産地。

トカラは2産地とも20未満。

自分で飼育するにはちょうどいい^^)



ところで・・・

菌糸ビンで購入したオオヒラタケ菌糸。

いろいろとありますが、幼虫を入れ替えているときに

ふと、『これはいいっ!』と思ったビンに当たったので

書いてみます。


ここはノコ徒然なので、ノコにいいな^^)と思う菌糸ビン。

ウチの飼育スペースにいいなと思った菌糸ビンです。

だから同じ状態の菌糸ビンを手に入れられたとしても

必ずしも同じよーな結果とは限らないとご了承ください。

そもそもノコに合った菌糸ビンって?

とこなんですけど、ボク的には2次発菌が充分になされていて

しかも持ちが長い菌糸ビンだと思うのですよ。

特にこの2回目の交換時、幼虫が3令初期~中期は

このようなビンが効果大だと思うのです。

ノコの幼虫は菌糸の食いがゆっくりです。

新しい(2次発菌がなされてから間もない)菌糸だと2度食いしたり・・・

3令初期~中期は居食いで、そつなく栄養摂取してもらったほーが

3本目に交換するとき嬉しさ倍増のような経験が多いのです。

しかし前述したとーり、菌糸をゆっくり食べるので持ちが長いほーが

いいんですねぇ^^)

このときの菌糸の詰めは、緩めでも固めでも問題ないよーに思いますが

持ちをよくするという観点からだと固めのほーがいいのかな?とも。

ただ2次発菌が十分になされているということは、

オガのチップ、ひとつひとつに十分白色腐朽がなされているということになるので

どーしても軟らかくなってしまう。。。

要はこっちを立てればあっちが立たず・・・という状態のものなんですね^^)

これ・・・・自分で詰める分にはそんなに難しいことではありません。

すごく固く菌糸を詰めて、ビンを寝かせる期間を長くすればいいんです。

このときは、寝かせておく場所の状態も大いに関係してきます。

菌糸ビンで購入して、すぐには使わないで状態をみながら

幼虫を投入していくという手もあります^^)

ただ上記のような状態のものを探すとなると一筋縄ではいかないかも

しれません。。


買うときに確かめるわけにはいきませんものね^^)

目視である程度は確かめられますよ。

充分に白色腐朽がなされているか?は菌糸ビンの菌糸の色で判断できますし、

ショップのかたとコミニュケーションが取れれば入荷時期から判断することが

できます。あと菌糸ビンを作っている業者さんがどのような詰め方を

しているかまで聞くことが出来れば判断材料は増えます。

(機械詰めと手詰めとではいろいろ違うのです。。これはまた今度)

しかし・・・詰めかたが固いかどうかは購入してからの判断になりますが・・・


自分なりにこれはっ!と思うのは探すより自分で詰めたほうが

いいかもしれません。


ただ、クワに掛けられる時間が限られているときなんかに

このようなビンに巡り合えると嬉しかったりするものです。



菌糸ビンが状態がいいとしても、それだけでは菌糸の持ちが

持続できるとは思わないほうがいいかもしれません。

菌糸ビンを置く場所の状態が、そのビンの持ちが持続できる状態で

尚且つ幼虫の生育に適した状態のところでないと効果は半減してしまいます。

このへんは長くなってしまったのでまた今度^^)

アマミの油井が大きかったので嬉しかった出来事でした^^)





今年はですね、プリンカップを用いた飼育をしているよ。。

と、以前書いたのですが・・・

5fa5e0e7.jpeg








おーっ!ハレーション起こして見にくいぃ~。。

イヘヤのカップ。

白い糸のよーなのが見える。。

これ・・・菌糸ですね。。

4bef711b.jpeg








これじゃ・・・違いがわかりませんな。。。。

こっちも白い糸・・・・これも菌糸です。

これ見る限りじゃ、このマット、廃菌庄が混じってる。。

と、思うかもしれませんが必ずもそーとは限りません。

マットを構成するチップって大半がホダ木を粉砕して

チップにして、それを発酵させるワケなんで・・・・

ホダ木をきのこ菌が腐朽させているワケで・・・

それが菌糸となって登場!ということもあるワケなんですね。。

これ・・・今度、しっかりした画像でもう一度やりたいと思いますが

ボクが見ていただきたかったのはマットの色。

一番初めの画像のほうがうっすら緑色・・・しているんです。

これはカビ菌が混じってる証拠なんですね。。。

もちろん初めからマットに混じってると断言できません。

室内に浮遊しているカビ菌・・・

(ちなみにカビ菌が生きられないところではヒトも難しいそーです。。)

の付着率がこのカップだけ付着しやすい環境だったのか?

マットにも混じっている率が高かったのか?は、判りませんが^^)

この2つ画像のカップは同じ棚、同じ段に置いてありました。

0a6dbd75.jpeg








で、こちらは800ブロー。

これも同じ棚、同じ段、同じマットです。

こちらはいたって普通(?)の状態。

このようにですね、同じよーに飼っていても

こんなに変わっちゃうんです^^)

マットだって同じ袋から出したからといって、必ずしも均一ではないから

同じようにしてみたからといってもね^^)

水分量なんかもそーだしね。。。

環境を整えるって・・・・

あんま考えないほーがいいかも♪





連日忙しくせわしなく過ごしている今日この頃です。

遊びたいとは思ってもなかなか。。。

でも幼虫は待ってはくれません^^)

請島アマミの幼虫が8gほどでプリンカップのフタの周りを徘徊しだしたので

菌糸ビンに入替です。

さっそくユウタンさんへ♪

仕事の息抜きにも丁度いい距離でもあるんです。

どっちがいいのでしょう?

入荷したての新しいヤツか、ちょっと時間が経過したヤツか?

ん?これならいいか?

ノコの場合は、2次発菌したばっかよりちょっと時間が経過したヤツのほうが

幼虫が安定します。

いつもだと2令初期の段階で菌糸に入れてしまうので

今回のような交換は、飼育し始めのころちょこっとやっただけ。。

2令初期ですと摂食活動が遅い・・・・とゆーか、あまり早くないので

菌糸にとっていい状態にしとくとけっこーな期間、交換しないで済みます。

食べさせながら、菌糸の状態をノコ好みになってもらおうという目論みですが

そうそううまくはいきません。

が、今回は3令初期・・・あまり新しい菌糸ビンよりもいわゆる熟成されたビンのほーが

よろしいのかな?と^^)

もちろん大きく育てたいというのが第一希望ですが、

コスト面ではどうなのか?というところも

気になります。あとはなるべく手をかけないで済ませる。

これも大事といえば大事です^^)



今回の飼育で、初めてプリンカップを使ってみました。

今までは一時保管用で使っただけで

3令まで引っ張る的な使い方はしていなかった。

というのはですね、大きな容器のほうが

幼虫が大きくなる。と、思っていたからで

・・・間違ってはいないと思うのですが

時期・・・・・あるよな?と思い始めたからで

今回、プリンカップで初令、2令を飼育してみました。

b814a44c.jpeg








これ、このあいだの産卵セットの割り出し画像なんですが

最初のうちはあんまり動いていないのね。。

ということはですよ^^)あんまりスペースは要らないのかな?と。。

でもですよ。やっぱり引っ張るのはよくない。。

というか、大きくなりにくくなっちゃう。。

となるとどのタイミングで大きなビンに交換するか?

となるのですが、菌糸もマットも同様で幼虫がグルっと廻った頃合で

大きなビンに移すのがよろしいかと^^)

要はエサがエサでなくなると動き出す傾向が強いから

ここで交換してあげる。

あと個体差や、♂♀での摂食量の違い、あと環境(温度)変化。。。

観察は大切かもしれません。

ここが1本目となるんですが、このあとはまた今度^^)


















 


material by:=ポカポカ色=