クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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今年はですね、プリンカップを用いた飼育をしているよ。。

と、以前書いたのですが・・・

5fa5e0e7.jpeg








おーっ!ハレーション起こして見にくいぃ~。。

イヘヤのカップ。

白い糸のよーなのが見える。。

これ・・・菌糸ですね。。

4bef711b.jpeg








これじゃ・・・違いがわかりませんな。。。。

こっちも白い糸・・・・これも菌糸です。

これ見る限りじゃ、このマット、廃菌庄が混じってる。。

と、思うかもしれませんが必ずもそーとは限りません。

マットを構成するチップって大半がホダ木を粉砕して

チップにして、それを発酵させるワケなんで・・・・

ホダ木をきのこ菌が腐朽させているワケで・・・

それが菌糸となって登場!ということもあるワケなんですね。。

これ・・・今度、しっかりした画像でもう一度やりたいと思いますが

ボクが見ていただきたかったのはマットの色。

一番初めの画像のほうがうっすら緑色・・・しているんです。

これはカビ菌が混じってる証拠なんですね。。。

もちろん初めからマットに混じってると断言できません。

室内に浮遊しているカビ菌・・・

(ちなみにカビ菌が生きられないところではヒトも難しいそーです。。)

の付着率がこのカップだけ付着しやすい環境だったのか?

マットにも混じっている率が高かったのか?は、判りませんが^^)

この2つ画像のカップは同じ棚、同じ段に置いてありました。

0a6dbd75.jpeg








で、こちらは800ブロー。

これも同じ棚、同じ段、同じマットです。

こちらはいたって普通(?)の状態。

このようにですね、同じよーに飼っていても

こんなに変わっちゃうんです^^)

マットだって同じ袋から出したからといって、必ずしも均一ではないから

同じようにしてみたからといってもね^^)

水分量なんかもそーだしね。。。

環境を整えるって・・・・

あんま考えないほーがいいかも♪





連日忙しくせわしなく過ごしている今日この頃です。

遊びたいとは思ってもなかなか。。。

でも幼虫は待ってはくれません^^)

請島アマミの幼虫が8gほどでプリンカップのフタの周りを徘徊しだしたので

菌糸ビンに入替です。

さっそくユウタンさんへ♪

仕事の息抜きにも丁度いい距離でもあるんです。

どっちがいいのでしょう?

入荷したての新しいヤツか、ちょっと時間が経過したヤツか?

ん?これならいいか?

ノコの場合は、2次発菌したばっかよりちょっと時間が経過したヤツのほうが

幼虫が安定します。

いつもだと2令初期の段階で菌糸に入れてしまうので

今回のような交換は、飼育し始めのころちょこっとやっただけ。。

2令初期ですと摂食活動が遅い・・・・とゆーか、あまり早くないので

菌糸にとっていい状態にしとくとけっこーな期間、交換しないで済みます。

食べさせながら、菌糸の状態をノコ好みになってもらおうという目論みですが

そうそううまくはいきません。

が、今回は3令初期・・・あまり新しい菌糸ビンよりもいわゆる熟成されたビンのほーが

よろしいのかな?と^^)

もちろん大きく育てたいというのが第一希望ですが、

コスト面ではどうなのか?というところも

気になります。あとはなるべく手をかけないで済ませる。

これも大事といえば大事です^^)



今回の飼育で、初めてプリンカップを使ってみました。

今までは一時保管用で使っただけで

3令まで引っ張る的な使い方はしていなかった。

というのはですね、大きな容器のほうが

幼虫が大きくなる。と、思っていたからで

・・・間違ってはいないと思うのですが

時期・・・・・あるよな?と思い始めたからで

今回、プリンカップで初令、2令を飼育してみました。

b814a44c.jpeg








これ、このあいだの産卵セットの割り出し画像なんですが

最初のうちはあんまり動いていないのね。。

ということはですよ^^)あんまりスペースは要らないのかな?と。。

でもですよ。やっぱり引っ張るのはよくない。。

というか、大きくなりにくくなっちゃう。。

となるとどのタイミングで大きなビンに交換するか?

となるのですが、菌糸もマットも同様で幼虫がグルっと廻った頃合で

大きなビンに移すのがよろしいかと^^)

要はエサがエサでなくなると動き出す傾向が強いから

ここで交換してあげる。

あと個体差や、♂♀での摂食量の違い、あと環境(温度)変化。。。

観察は大切かもしれません。

ここが1本目となるんですが、このあとはまた今度^^)


















 


多分、クワのブリードを趣味としているかたは

何度か遭遇している羽化シーン。

幻想的ですらある。。

3958689d.jpeg








最初は脚がふらふらと動いて

薄皮がボロボロになって・・・・

画像の状態は、羽化中盤。

無事、上翅が閉じて後翅が伸びている^^)

このときの後翅には水滴のようなものが付いていて

これを見たとき、羽化時には随分と水分を放出するんだね?

と、感じたのでした。

ちなみにですよ、蛹を密閉性の低いケースに入れていたり

人工蛹室だけで温室に放置したりするとですね。。。




萎みます。。。


蛹はですね、蛹室内の水分が著しく放出されてしまうと

その原型を留めとくことができない。。ということが判りました。

MEMO0013.JPG








で、無事頭も起きて、羽化終了ですが

腹部はまだ収まっていません。

腹部が完全に収まるまではけっこー時間が掛かります。

一般的には、脚が動き出して

薄皮が剥けて、上翅が伸びて形成され、後翅が伸びて折りたたまれてから

頭を起こす。。。という順番ですが、全部がそーとは言い切れない。。

頭と後翅が同時とか、頭のほーが若干先とか、個体差があります。

あとこのくらいのときはむやみに動かしたりしないほーが無難。

指先で持ち上げたりしないほうがいいと思います。


ところで・・・・・人工蛹室を作るときのあれこれなんですが

人工蛹室は、幅より長さが重要。

クワが自分で作る蛹室は以外とコンパクトなのですが

人工蛹室で同じようなサイズで作ると

後翅がしわくちゃになったり、頭部がうまく起きなかったりと

弊害が多い。。。

蛹室から人工蛹室に移すときに、蛹室のサイズ、状態は把握しといたほうが

人工蛹室を作るときの目安になります。

長さは1.5倍から2倍、蛹室内の傾斜は同寸が望ましいと思います。

あとねぇ^^)蛹室で羽化させて割り出すじゃないですか?

こーゆーときって、その容器内の状態がいいと判断して

そのまま羽化させるわけですが、割り出し時に

蛹室の状態や蛹室壁面の湿気なんかを

チェックしとくと人工蛹室を作るときの参考になります。

正直なところ、クワが作る蛹室にはかないません^^)

ここまで到達するのにけっこーな時間が掛かっています。

最後のステージ。

どきどきしながら楽しみます♪





昨日書いていたら、既に擦れていた記憶も

蘇って来ました♪

本日はエサ編^^)

ノコ徒然なので、国産ノコで実践してみたこと。

もちろんマットで大きくする。

菌糸で大きくなるにはなるが、果たしてどれが?

ここいらはよく考えるんですが

マットと菌糸のブレンドを試みたり

水をドッカンといっぱい足してみたり・・・・と、

無謀なこともやってみました。

あっ!あと・・・・クワの糞の状態のイイヤツで飼育したりもしたな。

これ・・・・アンテかなんかを3リットルビンで飼育したら

あっとゆーまに蛹化して、その残りでノコを飼ったらアンテの糞を目指して

幼虫が食い進んだんでやってみたんだ^^)

結論を先に申しますと、

どれもエサの状態を保てないのですね。。

カビたり、嫌気発酵しちゃったり・・・・

水分をドッカンと足したのはノコではやりませんでしたが

ミヤマでは好成績でした^^)

で・・・・大きなビンにすればするほどいいのか?

というのも必ずしもそーではないみたい。。

そのほとんどがムダになる場合のほうが多いです。

あー。。。あとね、ビン底3センチぐらいをマットで

あと菌糸っつーのもやったな。。。

これもエサの状態がピーキーになりますね。

常日頃観察してないと、ちょっとしたことであちゃー><。。

と、なります。

あとブロー上半分マットで半分カワラとかね^^)

このときのマットの水分は少なめ。

カワラが放出する水分を利用しようという目論み。

どれも温度は低くしないとエサが暴れるとでも言いましょうか?

とにかくエサでないような状態になるものもありました。

もちろん種類によっては安定して食餌する種類もありましたが

単に偶然かな?と、今は思っていたりします。

エサの状態=容器内の環境の善し悪し なので、

これが判っただけでもめっけもんかな^^)

交換タイミングなんかもいろいろやってみましたが

それはまた次回^^)





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