クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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事務処理する部屋がムシベヤだと以前から

書いていますが・・・

さすがに朝はデジカメ持ってウロウロとはいかないのです。。

f3c47e7f.jpeg

 昨日違う記事で使った画像。






今朝、羽化していました。

請島くん☘

初羽化が♂は稀です^^)

a6595771.jpeg

 こんなカンジ。


 本日10時ごろの画像です。




角度を変えて


9b13df1b.jpeg


 まだアゴは折れ曲がっています。


 薄皮は剥けました^^)



で・・・仕事してお昼食べて・・・

ちょっと午後急ぎの仕事が入り・・・

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 15時廻ったぐらい。。


 ここからは事務処理に入るので・・・



0e80c8c8.jpeg


 完全に薄皮が剥けました^^)





サイズのことは聞かないでください^^)

大歯でよかったぐらいの大きさです。

1abaaa46.jpeg

 この画像は仕事が終わって


 仕事仲間も帰っての画像。



これからひっくり返るのでしょう^^)

請島アマミ初羽化でございます♪







例えばギネスを狙いたい。

自己ベストを更新したい。野外では滅多にお目に掛かれない

個体を手許に置いときたい。とにかく大きいのはカッコイイ^^)

etcetc

以前雑誌kuwataで、

『甲虫はデカイほどエライ』という見出しの記事がありましたが

なるほどどうして、納得できる部分は多々ございます♬

大きな♂成虫を得るためにはどうしたらいいか?

答えは、大多数のかたが思うと思います。

『幼虫をデカク育てる。もしくは体重の重たい幼虫を育てる。』

僕もそう思います。やはり幼虫がでかくないとハナシが進みません^^)

で、大きな脂の載った幼虫が手許にいる、無事蛹化した、あとは羽化を待つだけ♬

ここからなんです、ハナシは^^)

900e9de0.jpeg 


 こないだの油井。






この蛹以上には成虫はならないのですが、

これ以下ということはあり得ます。

前胸、頭部はあまり変わりないのですが、

(腹部は縮みます。。)

アゴの部分、ここは蛹になってから随分の期間

水風船状態。。

蛹になってからアゴの外骨格というのは形成されるのですね。

f3c47e7f.jpeg

 形成された状態。


 (画像は請島です。)



このアゴ部分をいかに末端まで形成させることができるか?

にかかってきます。

例えばアゴの先の伸び具合でサイズに1ミリ強の違いが出てしまうのですね。

021efb9d.JPG

 ボディサイズはあまり違わないのに


 (太さ、長さ等ですな^^)



サイズは1ミリ強違う個体が存在する。蛹の大きさ重さは同じくらい。。

これ・・・技があるんです^^)

内緒にしときたいのですが今度書きます^^)







今年の梅雨入りは早いですね。。

梅雨入りした途端の夏のような日差し。

今年も暑くなるのでしょうか?

我がムシベヤでも蛹がちらほら、羽化まばらといった感じなのですが

こぉ一日ごとの寒暖差や一日の中で気温の上がり下がりが激しいと

うわぁ。。。と、いうこともあれこれとあります。

40526a2d.jpeg

 まずはこれ。。。


 孵っていました。



ハンスヒラタ4頭め・・・何故か♂から先です。

あと人口蛹室に移さなきゃならない蛹も多数あるので

オアシスをまとめ買いしたりとかですね。

人口蛹室に移すまではしなくてもいいのですが

ちょこっとの不具合。。


ac1c8e7a.jpeg
 これ・・・画像じゃ判んないかも。。


 蛹室の容器側面(窓みたいになってる。)


 ここに水滴が付いているのですね。。

こーゆービンは、蛹室の天面ギリギリまで掘ってあげて通気をよくします。

考古学者になった気分が味わえます^^)

とまぁ、最後の交換をケチったり、ないがしろにすると

余計な仕事が増えます。

4d99e05b.jpeg    

 これなんかもそぉ。。


 もぉここまできたら手遅れ感満載。。




ハンスヒラタ♀・・・もうプリンカップの下にスペーサーかませて

無事、羽化を祈るしかないな。。。

ともかく最後のステージなので、ここで失敗すると

今までの・・・・が藻屑となってしまいます。。

温度計のチェックや蛹化前、蛹化直後のビンのチェックを

忘れないよーにしないとね^^)












ん~。。。東海地方は梅雨入りだそーですね・・・

また気温の変動が激しそうですね。。

ところで先日、懇意にしているノコ友さんよりこんなことを聞きました。

『PPボトルのフタを破って起き出した個体が多数、同時期に起きたので

冷蔵庫で強制的に寝かし、4月に入って冷蔵庫から出したところ、

ゼリーをなめさせたら、けっこーイイカンジなので思い切ってペアリング。

産卵セットに投入したら爆産している。』

ということなのですが、


457d4148.jpeg

 あります^^)あります♪






この場合、2度寝させていることになるのと

羽化後のいい意味での放置が効いていると思います。

ここでもよく書いているのですが、ことブリードとなりますと

どぅしてもセットのノウハウ、マットの種類、いい悪い・・・とか

個体の大きさ、状態などが取りだたされますが、この場合・・・

個体の状態が♂♀ベストマッチングだったんですね^^)それも多数だったんだと♬

羽化後、早く成虫が拝みたいという願望と自然下に比べると

明らかに狭い容器の中。それに伴う不具合等、もしくは

飼育スペースの都合上、羽化した容器を片づけたいなどなどから

成虫を取り出してしまうのですが、

成虫が自力で蛹室を壊して外に出ようとしているわけです。

それを強制的に休眠・・・ということは成虫としては出来上がっているワケなんですね^^)

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冷蔵庫から出した直後のことは書いてありませんでしたが

そのときもよかったんだと思います。

今年の4月の気候なんかは随分影響があると思うので

起き出しにはちょうどよかったのではないでしょうか?


ところで、このようなことを書くといつもそぉなるのではと錯覚してしまいますが

これが必ずしもそーとは限りません。

まず、成虫が完全に活動できるまでの期間というのはいろいろです。

2ヶ月で活動できる個体もあれば、半年経ってもう~ん。。。と唸る個体も・・・

その原因は?と、聞かれても答えはたくさんありますし、

一概にこぉだっ!って言えないんですね。あらゆることが交わってる場合もあるし^^)

ただ季節は随分関係していると思いますが・・・

一般家庭において外気を完全に遮断してその部屋独自のってのは難しいんです。

同じ部屋で同じように飼育を長く続けているとある程度のスキルが出来上がってきて

うまくいく(もしくは自分のペースに沿っている)確率、もとい失敗しない確率は

確実に上がってきます。

なので個人個人の意見や経験は違ってきてくるし、うまくいくいかないが

でてくるのではないでしょうか?




 
 




 


昨日、人口蛹室の作り方をですね、長々と書かせていただきましたが

ではではどんなときに人口蛹室に移すのか?

移さなければ後々ドナドナになってしまうのか?

それには恥かしい画像を公開しなければなりません。。


その画像はこちら・・・

ab61efa8.jpeg








これ・・・菌糸なんですね。。

いけませんねぇ。。。こんなんでは。。。

男の言い訳は聞かないし、言わないのがモットーなので

言いませんが、飼育を趣味とされるかたは大体の理由はわかると思います。

でもですね、こんな劣悪な環境のなか・・・けなげに頑張っているんですね。

こんなにしてしまって大変申し訳ないのですが、こーなってしまっては

何をしてもムダとなります。こーゆーときはなんとか蛹室を作って蛹になってもらいます。

ただ・・・蛹室を作る前からこの状態で、蛹⇒羽化まで持っていくには

あまりにも期間が長すぎます。

こーゆーとき、人口蛹室に移動させる必要が出てきてしまうのですね。。

具体的に申しますと・・・

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 こんな状態。。






容器底が露出するような蛹室は♂の場合は危険です。

♀ならね、蛹室小さいので容器を逆さまにして対処・・・なんてことできるのですが

ノコでもアマミのような大型になる種は人口蛹室に移動させたほーが賢明です。

あと・・・

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 これは何がダメだか判ります?






蛹室の中央やや右上部分・・・色が変わっています。

嫌気発酵しています。これもヤバイっ!

これも大型の♂蛹は人口蛹室に移動です。

誠に恥かしい画像を羅列したわけなんですが、

特徴的なこととして

蛹室が大きい。

容器側面から容易に確認できる。(たぶん固いところを探してのことだと・・・)

などが挙げられます。

上記3点の画像のような状態ですとね、

たとえ蛹室が容器中央にできていても

もうネチョネチョなんですね・・・中身(菌糸のなれの果て)が・・・

羽化までの期間、どのような状態に変化するかも分からないし、

(わかっているのはよくはならない。。ということ。)

嫌気発酵してなくてもネチョネチョ状態って大気中の水分を吸収しやすいみたいで

蛹室内の湿気がスゴイ。。

とーぜん上翅がグチャグチャな羽化不全は目に見えているので

こーなったらもう人口蛹室に移すと決め込んだほうがいいかもしれません。。

移動時期は蛹になってから10日~14日経過したあたりが一番いいのですが

前蛹の棒状のときでも移動はできます。(かなり怖いです。。)

絶対に移動してはいけないのが

蛹室を作っているとき。(人口蛹室を壊す恐れあり。)

蛹になったばかり。(飴色の蛹のとき)

はやめたほうがいいです。

細心の注意を払えば、蛹化後1週間でも移動は可能です。

このときはなるべく素手で触らないようにしましょう。

(人の体温は蛹にとっては高温です。)

さて、趣を変えまして菌糸の交換後のメンテナンス。

初令や2令初期のころのように幼虫が小さい場合は問題ないのですが

3令初期~中期の交換後、居食いしてくれれば問題ないのですが

たまに落ち着く場所を探したり、幼虫を入れるときに開けた穴が小さい等で

なかのエサが盛り上がり、容器フタ部分まで上がってきてしまうことがあります。

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 これはまだいいほうです。






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 これなんかもまだいいか・・・



 



フタ内部を全面覆っているのはNGです。

通気がね、悪くなってしまうのですよ。

これ・・・マットなんかもそうですので

ある期間(交換後2~3週間)が経過したら

容器のフタを開けてせりあがった部分を取り除きます。

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 これでよし^^)


 
 所要時間が数十秒。


まぁ数があるかたはこれも大変でしょうが、期待大の容器だけでも

やっとくとけっこー安心するものです。

蛹室を作る前の暴れは、せっかく大きく育てた幼虫を小さくさせてしまう原因ですが

暴れの原因のひとつとして、通気もあると思うのですよ。

菌糸の場合はある程度の期間が経過すると、子実体がフタの通気部分を塞ぐことも

あるので、定期的にみて取り除くという作業を忘れないでおくと

後々いい結果に繋がると思います。





 


material by:=ポカポカ色=