クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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連日の夏日でエアコンもフル稼働な形相の

今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?


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 2012年度羽化の個体たちが


 活動を開始しだしました^^)



先週、ペアリングを見送った個体たち。

半切れのゼリーを一日で平らげています。

1548d68a.jpeg

 画像暗くて申し訳ないが


 口之島の♂。



他の♂たちも同様です。

ノコってケース変えたりするとけっこー暴れるじゃないですか?

エサを充分に摂取しだすと、あの悠然な趣になってくるのですね^^)

頃合い的には、ペアリングを見送ったのは正解かも♪


あとは随時ペアリングを掛けていきます。


 


6014fe1d.jpeg  ボクのムシベヤでは

 

  第1次羽化ラッシュが始まろうと

 
  しています。



さて蛹なんですが、蛹化したばかりって

中身が液体だというのが目視で判ります。

(画像は蛹化後、10日ぐらい経過しています。)

蛹化後ある期間を経て、成虫の外骨格を形成していくんですね。

f718db51.jpeg

 







9c7a496b.jpeg
 この上下の画像は個体が違います。


 上が蛹化後、2週間ぐらい


 下が10日前後。

(複眼の色で判ります。)

見ていただきたいのはアゴの彎曲部分。

上のほうが色が黄色っぽい。下は白っぽい。

上の画像のほうは外骨格が形成されつつあるんです。

7b342859.jpeg
 これは横に並べた画像。

 先ほどの上下の上の画像は

 向かって右です。



外骨格を形成していく過程でですね、アゴの先の先まで

作ってくれるとですね、同じぐらいのサイズのボディの持ち主でも

サイズ的には0.5~1ミリほど変わってきます。

これ・・・ギネス狙いのときは大きいと思います。

7eb30df1.JPG

 この画像の個体のように

 アゴの先端を思いっきり作ってもらおう

 という魂胆^^)


ボクが今までやってきたところでは、蛹化してから

少しづつ温度を下げて(と言っても置く場所を変えるぐらいですが)

最終的には20℃ぐらい(恒温だとなおよろし)のところで羽化させることができれば

アゴの先の先まで外骨格を形成してくれる個体が多かったように記憶しています。

蛹の段階で(前蛹のときもそうですが)、急激な温度変化は避けたほうが無難です。

下がるほぅは、耐性があるように感じますが、温度が急激に上がるのはキケンです。

温度が上がってしまうと外骨格を形成していく過程の途中で、形成するのを

終わらせてしまい、羽化する準備(中の色が成虫の色に近くなってくる)

を始めてしまった個体を多く観察しました。

また、あーんまり温度が上がっちゃうと蛹自体が・・・・

悲しい結末になってしまうので、ここは気を付けたいところ。

あくまでも個人が観察したことなので、絶対にこぉとか正しいとは思っていません。

大きくてカッコイイ、キレイな個体を羽化させるときに

『あーなんか変なこと言ってたヤツいたなぁ^^)』ぐらいに

読んどいてください^^)








事務処理する部屋がムシベヤだと以前から

書いていますが・・・

さすがに朝はデジカメ持ってウロウロとはいかないのです。。

f3c47e7f.jpeg

 昨日違う記事で使った画像。






今朝、羽化していました。

請島くん☘

初羽化が♂は稀です^^)

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 こんなカンジ。


 本日10時ごろの画像です。




角度を変えて


9b13df1b.jpeg


 まだアゴは折れ曲がっています。


 薄皮は剥けました^^)



で・・・仕事してお昼食べて・・・

ちょっと午後急ぎの仕事が入り・・・

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 15時廻ったぐらい。。


 ここからは事務処理に入るので・・・



0e80c8c8.jpeg


 完全に薄皮が剥けました^^)





サイズのことは聞かないでください^^)

大歯でよかったぐらいの大きさです。

1abaaa46.jpeg

 この画像は仕事が終わって


 仕事仲間も帰っての画像。



これからひっくり返るのでしょう^^)

請島アマミ初羽化でございます♪







例えばギネスを狙いたい。

自己ベストを更新したい。野外では滅多にお目に掛かれない

個体を手許に置いときたい。とにかく大きいのはカッコイイ^^)

etcetc

以前雑誌kuwataで、

『甲虫はデカイほどエライ』という見出しの記事がありましたが

なるほどどうして、納得できる部分は多々ございます♬

大きな♂成虫を得るためにはどうしたらいいか?

答えは、大多数のかたが思うと思います。

『幼虫をデカク育てる。もしくは体重の重たい幼虫を育てる。』

僕もそう思います。やはり幼虫がでかくないとハナシが進みません^^)

で、大きな脂の載った幼虫が手許にいる、無事蛹化した、あとは羽化を待つだけ♬

ここからなんです、ハナシは^^)

900e9de0.jpeg 


 こないだの油井。






この蛹以上には成虫はならないのですが、

これ以下ということはあり得ます。

前胸、頭部はあまり変わりないのですが、

(腹部は縮みます。。)

アゴの部分、ここは蛹になってから随分の期間

水風船状態。。

蛹になってからアゴの外骨格というのは形成されるのですね。

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 形成された状態。


 (画像は請島です。)



このアゴ部分をいかに末端まで形成させることができるか?

にかかってきます。

例えばアゴの先の伸び具合でサイズに1ミリ強の違いが出てしまうのですね。

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 ボディサイズはあまり違わないのに


 (太さ、長さ等ですな^^)



サイズは1ミリ強違う個体が存在する。蛹の大きさ重さは同じくらい。。

これ・・・技があるんです^^)

内緒にしときたいのですが今度書きます^^)







今年の梅雨入りは早いですね。。

梅雨入りした途端の夏のような日差し。

今年も暑くなるのでしょうか?

我がムシベヤでも蛹がちらほら、羽化まばらといった感じなのですが

こぉ一日ごとの寒暖差や一日の中で気温の上がり下がりが激しいと

うわぁ。。。と、いうこともあれこれとあります。

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 まずはこれ。。。


 孵っていました。



ハンスヒラタ4頭め・・・何故か♂から先です。

あと人口蛹室に移さなきゃならない蛹も多数あるので

オアシスをまとめ買いしたりとかですね。

人口蛹室に移すまではしなくてもいいのですが

ちょこっとの不具合。。


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 これ・・・画像じゃ判んないかも。。


 蛹室の容器側面(窓みたいになってる。)


 ここに水滴が付いているのですね。。

こーゆービンは、蛹室の天面ギリギリまで掘ってあげて通気をよくします。

考古学者になった気分が味わえます^^)

とまぁ、最後の交換をケチったり、ないがしろにすると

余計な仕事が増えます。

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 これなんかもそぉ。。


 もぉここまできたら手遅れ感満載。。




ハンスヒラタ♀・・・もうプリンカップの下にスペーサーかませて

無事、羽化を祈るしかないな。。。

ともかく最後のステージなので、ここで失敗すると

今までの・・・・が藻屑となってしまいます。。

温度計のチェックや蛹化前、蛹化直後のビンのチェックを

忘れないよーにしないとね^^)












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