愛娘あんずが保育園に通っている関係上
あんずのオトモダチにクワガタやカブトムシを
プレゼントしたり、保育園にカブトムシの産卵セットを
置いてもらったりしているのですが、そーいえば
毎年、誰かしらに何かしらあげたりしていて
絶対と言っていいほど聞かれるのが
『どこで採れるのか?どうやって卵を産ませるのか?』
そんなところからのタイトル♪
『夏休みの自由研究にノコギリクワガタを飼育してみよう♪』
産卵セットの組み方はこないだ書いたばっかなので
そちらを参照していただくとして
今回は小学生が家のお手伝いをして
お小遣をもらい、その範囲内で買えるものを使って
書いてみます。
まずは用意するものから^^)
ノコギリクワガタの♀。
画像はアマミノコギリですが
これは採ってくればタダです。
この時期に採れた個体はほぼ交尾済みと
考えていいと思います。
外灯とかでも拾えますが
ノコの♀とその他のクワガタの♀の違いを
カンタンに説明すると見た目がコロンとしているのは
ノコの可能性大です。コクワだとノコのセットでは
産まない可能性が非常に高いので注意です。
(ヒラタだったら産みます。)
採れた場所を写真や絵で説明して書きだすと
面白いかもしれません。
で、産卵セットに必要なもの。
プラケース。
バケツ。
スリコギ。
発酵マット。
スリコギとバケツは¥100ショップで買えるので
¥210
プラケースは、ホームセンターでフタがアミアミのヤツの
ほうが安いのですが、部屋の中に産卵セットを置く場合は
画像のようなケースのほうがコバエ防止にはいいかもしれません。
画像のケースは底面積が12センチ*20センチぐらいです。
大体¥600以内で手に入ると思います。
で、発酵マット。ホームセンターや総合ペットショップ
では、カブト用とクワガタ用、昆虫マットと
書いてあるヤツが目立ちます。
店員さんに聞いてみるもヨシ。
自分で選ぶならクワガタの産卵用、もしくは微粒子と書いてあるヤツ。
色は茶色からこげ茶で、白いカビのようなものが袋から
見えたら、それは菌糸なので撹拌してしまえば大丈夫ですが
緑色やオレンジ等の色が多く混じっていたら、それはやめときます。
あと生木の色(淡いベージュ)のマットは未発酵なので
それもやめときます。
底面積が前出ぐらいのサイズのケースを使うのでしたら
5リットルは必要です。発酵マットが今回用意する中で
一番高額です。5リットルですと¥300ぐらいから(?)
上は¥1500~と値段に幅があるので予算に応じてという
カンジです♪発酵マットが一番大事なので慎重に選びましょう^^)
ここで買うものをまとめてみると
バケツ ¥105
スリコギ ¥105
ケース ¥525
発酵マット ¥700 で計¥1435
約¥1500必要です。(大体の算出です。)
バケツとケースが家にあれば、この分は必要ないし、
スリコギも使っていないものが家にあれば、この分も必要なし^^)
発酵マットのみでいけます。
で、ここからが大ヒントなのですが^^)
ボクだったら採集したところから初めて
昆虫図鑑等でノコの幼虫がどこにいるのかとかを調べて
産卵セットを組む過程を書いて
卵が見えたところ~幼虫がケースから見えたところまで
かなぁ?^^)
もちろん、家の手伝い等の記録とかも学校によっては
提出するので、必要なものは手伝いをしながら
揃えていけば、一挙に2つ宿題をしたことになるので
余計なお世話かもしれませんが、家の手伝い♪
これは大事^^)
もしよかったら参考にしてくださいね^^)
始めなければいけないのですが、
とりあえず絶対欲しいのは、ケース壁面に卵が見えているので
ヨシヨシ❤といったところ。
コイツが産みすぎてるかな?
諏訪之瀬^^)かなり卵が見えています。
コヤツはこれからの屋久島。
数は欲しいですね^^)
菌糸2種類とマットは3種類ぐらいでやってみたい。
今回アマミはこれだけの加計呂麻。
これもけっこー卵が見えてるので
1回のみのセットかも。
禁断のブリードの立役者^^)
これはカテゴリー作って随時報告するつもり。
だって本土系と南西諸島系は
幼虫の育ち方、発育のしかたが違うでしょ。
トカラ色が強く出れば体重もそれなりになるでしょうしね^^)
地元産は細々とやろうかな?と・・・
ただ今回は手抜きナシで行こうとは思っています。
これもけっこーな数、卵が見えている馬渡産。
前回は一桁しか卵を採らなかったので
今回は2桁は採るつもり^^)
意外と苦戦している古宇利のオキノコ。
まぁでも・・・採れたらいいな^^)
これはけっこー卵が見えてるミシマイオウ。
初飼育に近いのでいろいろとやってみるつもり^^)
カブトムシ❤
愛娘あんずの保育園に産卵セットでプレゼント^^)
自宅でも息子がやっています。
現在息子はトカゲに夢中。
これは・・・もしかしたらやらないかも。。
でも活動は始めているんだよね。。
エサ食いは、ハンパないです。
さすがヒラタ♪
これはやりますよ^^)
憧憬の﨑枝産。採れるところが思い浮かびます。
秋口にちょこっと採るつもり。
これ以外にもドルクスが居たりするので
採れ過ぎるのも考え物ですが、まっ^^)楽しみは多いほぅがいい♪
ということで・・・^^)
こんなのとか・・・
(これはやるまいと思っていたんですけどね。。)
ミドリガメは馴れます。
ある意味カワイイです。
とりあえず固形飼料で飼えます。
コヤツも固形飼料で飼えるんだけど
最近、食が細いです。生餌で対応しています。
やはり紫外線照射はしないとダメか?
このところの中心はコヤツ^^)
エサは基本、固形飼料なんだけど
やっぱ生餌は必要。
あとかかりつけの動物病院は必要性を感じています。
いや・・・なんでこんなこと書いているかといいますと
クワガタのエサはゼリーが基本じゃないですか?
飼うにはいいよね^^)ってつくづく思ったのですよ。
4月か5月だったと思うのですが、息子が
カナヘビを大量に採れるポイントを見つけたとかで
何匹も捕まえてきたんですね。
で、どなたからか頂いた大きな水槽で飼っていたんです。
(エサは部活の帰りにバッタとかクモとかを捕まえては
その水槽に投げていました。)
それこそジオラマよろしくしっかりと生息域そっくりにレイアウト
して雑草なんかも植えちゃって^^)
日差しが強くなったころ、一緒にレイアウトの見直しをしたところ
大きな石をどけたら卵が4つ出てきたんです。
狂喜乱舞する父と息子。
小ケースに卵を移し(レイアウトは卵があった場所を再現。)
玄関先で保管していたんです。
先日、その卵が孵ってカワイイチビカナヘビが3匹
ケースの中をチョロチョロと❤
とーぜんエサのバッタも小さめ^^)
そしてハイタッチで喜びを分かち合う
父と息子。。(これ、ハタから見たらどーなんでしょー?^^)
1匹おすそ分けで赤ちゃんカナヘビが加わったのでした。
息子みたいに仕事帰りにバッタ捕まえるわけにもいかないからなー。。
やっぱロギコーだよなぁ。。
飼う種類が増えるとエサの種類も増えるというオハナシでした^^)
コリャランバーサンニイタゲッコーモジカンノモンダイダヨナ。。。
久しぶりに飼育のタイムテーブルも決めた♪
ということで、産卵セットを組みました。
今回はノコばっかです。
まずは・・・
マットの袋を開けてみて、発酵臭が強いようでしたら
大きめのコンテナ等に開けて天日に晒します。
マットをあらかじめ用意できれば針で各面9ヶ所ぐらい
穴を開けて1週間ぐらい保管しといてもいいと思います。
今回は2袋(20リッター)のうち、1袋がボク的には
適さないと感じたので天日に晒しました。
晒しているあいだにお昼食べたり、足りないもの補充したり^^)
マットが少し足りなさそうだったので、ユウタンさんへ
(加計呂麻は売り切れていました。)
で、まぁノコの産卵セットなのでマットの堅詰めなんですが
その前にマットに水分を足します。
水分量は強く握ってお団子ができるくらいと
相変わらず曖昧な表現ですが、マットの元々の水分含有率や
そのときの季節の具合で変えていきますので
曖昧ミー♪といったカンジ。よく撹拌したほうが好結果です。
あとマットが所々ダマになっているところはよくほぐします。
カンカク的にはマットを形成するチップひとつひとつに
水分を含ませるカンカク。
かったるいかもしれませんが、そこはほれ^^)趣味だから♪
手間暇を惜しみません。
で、ケースに詰めていきます。
底部分はかなり強めに堅詰め。
5センチほど入れたマットを圧縮していきます。
で、また5センチほど入れての繰り返し。
ただねぇ、ケースが変形するほどは詰めません。
面を整えたところ。ケースの上にいくに従って
マットの入れる量を増やします。
すごく固い、固い、なんとなく固いの
3層構造にしたいからなんですねぇ^^)
割りとこの間に産んでくれることが多いです。
産卵セットを組み終わり、ムシベヤに入れたところ。
今回は6セット。(個人的にはこれが限界です。)
いきなりクワは入れません。
外と中では温度差が激しいので2時間ほどこのままです。
その間に違うことをします。
さて♀を入れてみましょう^^)
画像では判りにくいのですが、
触覚の動きに注目!
ピンと上に向かっていたり、ゆっくり回すようだと
産めそうと判断している証拠♪
以前は固く詰めたうえにそれこそびちゃびちゃ状態の
マットをふんわり載せたのですが、最近は同じ水分量の
マットをふんわり載せて♀を置いてからキリフキをするように
しています。ボクは♀がマットから発せられるニオイで
産める産めないの判断をしているように感じるので
キリフキをしたほぅがニオイが拡散するかな?
というとこからなんですけどね^^)
さぁ潜っていきました。
国産ノコはニジイロみたいにマットを盛り上げてまで
潜るようなことはあまりありませんが(たまにあります。)
産む気マンマンの♀でしたら2日もすればケース壁面に
卵が見えるので結果が解かりやすいです。
今回は1セットに10ぐらいが目安なので
マット量は若干少な目です。
おぉそーだっ!^^)今日の産卵セットは
馬渡産が2.加計呂麻が2.諏訪之瀬が1、古宇利が1です。
それ以外に小さなケースで横浜産を2組んでいます。
ミシマイオウと残りの諏訪之瀬は来週の予定。
あと昨日ちょこっと紹介した禁断のブリードも
来週の予定です。
今期の産卵セットは上記以外にもう1種する予定です。
大したタイムラグなく羽化してきたので
ダイジェストでupします^^)
この画像は羽化開始後数時間後です。
まず・・・画像にはないのですが
脚が動き出します。それで・・・
蛹の皮を脱ぎますね。。
後翅を延ばしながら上翅を閉じます。
なんともいえない白ですな^^)
頭を起こそうとしています。
脱皮時から頭部と胸部は出来上がった感アリです。
上翅が色づいてきています。
頭部も完全に起きました。アゴはまだぐにゃり状態。
翅もオレンジに、アゴも伸びてきています。
このときのアゴはゴムみたいです。
おーっ!アゴが伸び切ろうとしています。
羽化成功です♪
実はこれ・・・
2個体ほんの少しのタイムラグでの羽化なので
そんなにビッタリくっついて撮影したわけではないのです。
朝と昼、あと15時ぐらいか?
タイムラグは時間にして2~3時間だと思います。
なのでいい具合に経過が撮影できたんですね^^)
たまにはこーゆーのもいーんでないでしょうか^^)