クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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国産ノコは交雑する。

きっかけはクチノエラブが♂しかいなかった。

口之島トカラは♀しかいなくなってしまった。

じゃあ掛けてみるか?という単純なモノ。

型が変わるのか?色が変わるのか?それともどちらでもないのか?

どちらもブリード個体。どちらも採集者が分かる

出所がしっかりした個体からの累代。

本日割り出して25の個体をゲット。

♂幼虫もいる。

随分前のハナシだけど、トレスノコが単為生殖するという記事を

読んだことがある。でも羽化した個体は♀ばかり。

国産ノコが単為生殖するか否かは別として

今回はちゃんと掛けているし、交雑は随分前に分かっている。

フタマタの交雑個体は以前飼育したことがあって

ブリードはしなかったけど随分長いあいだウチにいた。

リノケロスとマンディブラリスの交雑個体。

その個体はマンディの型がずんぐりしたカンジでリノケロスの

雰囲気を持っていた。でもその個体はどっちが♂でどっちが

♀なのか判明していなかった。

(ワイルドからのブリードだったのね。)



ところで今回のこの交雑。もちろん門外不出。

どちらかというと国産ノコは種はもとより

産地すら混ぜてはならない傾向があるので

(ボクもどちらかと言えば、そっち派)

禁断の、掟破りのという言葉がぴったりのこの行為。

個人で楽しむことに限定しています。

ちょこちょことここでupしていくつもり。

まずは幼虫がどこまで大きくなるのかが第一段階です。


以前はプリンカップ、使わなかったのですね。

当時使っていたマットが完全乾燥タイプだったので

乾燥が激しかったというのが第一の理由。



穴を開ける作業がメンド臭いと言やあそーなのですが・・・

最近使っているマットは保湿力があるのと

コストの低減というのも命題のひとつなんですね。

350プリンカップで3令初期まで持っていって

♂は800(ここでタイミングに応じて菌糸でいくか

マットのままでいくかを模索中。)♀は500。

♀はもう一度500で♂は幼虫の大きさに応じて

1400か800という目算。

では、プリンカップにマットを詰めてみましょう^^)



まずはプリンカップのクチまでマットを

ふんわりと入れます。



で、それをハンドプレスでプレス。



そのうえに幼虫を入れます。



で、マットを被せてフタをしておしまい^^)

ボクが割り出したときは2令の中期~終期だったので

持って1ヶ月かな?と、思っておりますが

もっと早い時期に割り出したら、プレス部分を多くして

窪みを作り、充分にマットを食してもらおうとします^^)





クワタフェスタの前から割り出そう割り出そうと

思いながら後回しになっていたもう一セットの諏訪之瀬。

今日、やっと割り出しました。



結果・・・・・48。。。小ケースで、ですよ。。

こないだのセットと合わせると90弱いることになる。。

買ってあるプリンカップは50。

足りることは足りるのですが、もう一セットある。。

これはクチノエラブと口之島トカラの交雑。

あと横浜産のノコが2セット。

とりあえず有物の容器で事を済ませます。。

温室の一棚が埋まっちゃいます。

こちらは前出の交雑。(画像で違いが判りませんな^^)



これも製氷皿に入れた個体のみ画像にしましたが

25。まぁ。。。これはしゃーないか。。

でも多いよな。。

横浜産は画像、撮らなかったのですが

小ケースの3/2ぐらいの大きさのケースで

9の11と希望どーりの数字に♪

容器は洗えばあるのですが、マットが足りるかなぁ~。。



クワガタを飼育していると

いろいろなステージがあることに気が付きます。

産卵 幼虫 前蛹 蛹 成虫と

単純に羅列してもこれだけある。

細かく見ていくと前出に書いたステージが

より細分化されてくる。

見かたを変えてもいろいろ^^)

エサの状態 環境の整え方 温度管理。

もちろん個体の持っているポテンシャルは大事です。



大きくてカッコイイ個体を孵したい。

これは誰でも願っていることで^^)

では飼育者がどのように関与できるのか?

ボクが最近気をつけていることは

モチベーションの維持。

ノコの飼育を続けてきて

ある程度のスキルはある、予測もできる。

ある意味ここまでは大丈夫的なところもある。

具体的なところで言うと

エサの状態を整える。

交換タイミングの見定め。

温度管理の妙。

容量の適正化。・・・これが自分の想い描いたとーりに

実現できるか?というところ。

これがうまくいけば必ず大きくてカッコイイ個体が




孵るハズ^^)

あんまりうまくはいきませんが(^^♪





割出したからっつーので書いているんですけど

これ・・・もしクワタフェスタで何か購入しようか?

と、考えてくださってるかたにはいいかも(^^♪

うーん余計なお世話かもしれませんが。。

あっ!あくまでもノコ限定です。


クワガタをブリードする際、まず好みのクワガタを確保するワケです。

(アタリマエなところからいきますね(^^♪)

採集されるのはともかくとして購入する場合、

絶対に幼虫が採りたいとき・・・ありますよね?

ボクはワイルドは2ペア。累代もの(ブリードもの)は

1ペア(もしくはトリオ)は大きな♂、もう1ペアは小さな♂の

2ペア買いします。もちろん予算はありますので

予算の許す範囲で・・・ですが^^)

ワイルドの場合は極力、お店に出向いて個体を確かめます。

産卵が主目的ですから、♀を主体に見定めます。

♀も大きさより重さ、元気さを重視します。

とはいえ、短時間で見るので見誤りは当然考慮に入れて

2ペアにするのです。ワイルドの場合は♂ あくまでも

補足の役割ですので元気なら大きさはあまり気にしません。

(標本も考えているかたはその限りではないのでしょうが^^)

ワイルドはほぼ交尾済みと考えていいのですが

時期によっては未交尾もあり得ますのでペア買いです。

対してブリードもの・・・ここ最近買っていないのですが

ブリードものは交尾させなければいけないので

♂もいろいろと見ます。ボクはどちらかというと

大きさより型。左右のバランスが取れている個体を

選ぶようにしているのですが、これも幼虫の飼育の仕方や

前蛹のところで変わってくるので、なんとな~くいいかなー?

って感じで買っています。

ノコの場合、羽化時期よりも休眠期間をどぉ管理するか?

のほーが産卵に大きく関係するので

羽化時期はあまり気にしませんが

店頭に並ぶ、もしくは販売している時期と

羽化時期が1ヶ月に満たない個体は、ちょっと考えます。

羽化時期は2ヶ月以上経過しているほーが安心です。

ブリードものの場合、同じよーに管理していても

♀のほうが起き出しが早かったりします。

なので♀の羽化時期のほうが遅い(これあまりいません。。)

か、♂と同時期に羽化した個体を選んでいます。

♀が大きな個体のペア。これは産卵数より

なんか得体のしれない期待感を醸し出してくれています。

同じ値段だったりしたら、やっぱり大きな♀を選んでしまいます。

産卵数は、小さくても大きくてもそんなに変わる印象はありません。

ここで気を付けなくてはいけないのが、♂も♀も大きな個体のほうが

起き出しに時間がかかります。あと温度の急激な変化等で

暴れるのも大きな個体のほうが多い。(これ個人の経験上のハナシ)

んなところで2ペア購入するのですが、

ピピッときたのが一番よかったりします。

満足のいくお買いものを節に願います^^)







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