クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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いわゆるビンからビンへ幼虫を移行するという行為。

これは幼虫にとってはストレス以外何者でもないワケですが

エサがエサでなくなっては身もふたもないので

交換するというのが大前提。

でもね、ここで次のビンでエサをバリバリ食べてもらえば

(もしくは食べられるように促す。)

もっとイイワケで^^)

まずですよ^^)

昨日のボクのように3令初期なんかで割り出したらですね、

入れるビンのサイズから考えたりするのは吉。

そぉ、何を言いたいかといいますと

割出時の幼虫の令によって初回のビンのサイズや

交換の予定なんかを変更するというのは

めんどくさいようで大きな個体を孵す

近道だったりするのです。

ノコはばらまき産卵。

ということは、同じ産卵セットの中に

複数の加令が進んだ幼虫がいると仮定しといたほうが

いいと思います。

とりあえず全頭プリンカップからというのも

もちろんアリですが、ズボラ飼育のときって

割と容器のサイズがばらけます。

(要は準備が整っていないのですね。。)

こーゆーときは容器のサイズに応じて

交換タイミングを変えていきます。

ただねぇ、これが可能なのは

ある程度の(自分ができる範囲の)

幼虫数だからなんですね^^)

数がいるかたは決まった日時でまとめて

交換せざる得ないと思うので

自分がクワにかけられる時間と予算の兼ね合いで

やっていくしかないんですね♪

あと幼虫の食の進みがステージごとに違うので

その辺も把握しとくといいかもしれません。





今日はですね、先週書かなかった分まとめて

書いちゃいますね^^)

ノコをブリードする際

ワイルドから採卵したほうが採卵率が高いか?

累代した個体(飼育の個体)から採卵したほうが

いいか?ということなんですが、

個体を購入してブリードする場合は

ワイルドからのほうが採卵率は高い。

というのは

もう個体が完全に活動しているからで、起こす必要がない。

というのが大きな理由。

ただワイルドの場合、一回産んでから採集されている個体もいるので

産みが悪い個体もいます。

この場合、採集時期が大きなバロメーターとなるわけですが

ここ最近の気温の変動で活動時期がずれて一概には言えないみたい。

個体をしっかりと見極める必要あり。で、通信販売等だと

個体が選べないのでここらへんが難しい。

対するブリード物の場合。

しっかりと休眠させ、活動開始まで充分な時間を取れば

こちらのほうが失敗は少ない。

購入時によく聞いておくといいかもしれない。

国産ノコの場合は個体によって半年以上寝るので

羽化時期より起こしかたやクセなんかを聞いておくと

いいと思います。

累代がF3とか4になっている個体を販売しているかたは

何世代か飼育しているだろうから聞けば適切な

アドバイスが得られると思います。

羽化時期は購入時4ヶ月以上経過していれば

まず大丈夫。

適切なアドバイスを自分の環境にリンクさせて

うまくペアリングまで持っていければ

ブリード物は初産卵となるので、こちらのほうが

数は見込めると思います。

ここからはボクの個人的なことなんですが

ワイルドとなると気合が入るのは事実で

(初ブリードが多い。)

逆に累代が進んだ種類は、ちょっとズボラになる部分が

あってそれがまた採卵にはよろしいようで

(よく言ういい意味での放置)

小さい容器でも爆産したり^^)

ちなみにワイルドの♀の見分け方なんですが

大きさより重さ。

タバコを吸うかただと判りやすいと思うのですが

何本か吸ったタバコの箱とまだ手を付けていない箱

の重さの違いぐらい。♀を持ってみて

スッと持ちあがる個体は一度産んでる可能性が高い。

(あくまでも個人の経験上の話です。)

よく大きいと産みそうなカンジがしますけど

産む産まないで考えると大きさはそんなに

関係ないかもしれません。

今度のクワタフェスタでは

ブリード物の休眠個体の出品となります。

もし宜しければお気軽にお問い合わせください。









いやはや世間様は3連休ですな。。

自分が悪いのですが、ボクは本日日曜のみのお休み。

注文を受けていたのを忘れてしまった。。。

幸い加工先はあったので大事には至らなかったのですが

おかげで休みは削除の削除。。。

てなワケでカテゴリーが『飼育のエトセトラ』

タイトルは掴みのまま進みそうなタイトル。

ではいってみましょー^^)

国産ノコの飼育は、期間的にみると長い部類に入ると思います。



この状態から幼虫期間は

8ヶ月~14ヶ月(ぐらいかな?)

この間使用するビンの本数は2本~4本。



ここまで持ってくるには・・・

あっ!その前に



この時期がありますな。。。

だーいたい前蛹1ヶ月 蛹1ヶ月半といったとこでしょーか?

まぁそのあと休眠期間というのが存在するので

産卵に1ヶ月半+幼虫期間12ヶ月+前蛹と蛹で約2ヶ月

ぜーんぶ足すと羽化まで約15ヶ月ぐらい。

そこに休眠期間の半年を足すと21ヶ月で、

活動開始からペアリングできるまでを約1ヶ月みとくと

22ヶ月(1年と10ヶ月)かかる計算。

と、書いてしまうと『うわっ!タイヘンっ!!』

と、思っちゃうんですけど

ところがどーして^^)

けっこーまったり感満載で飼育できちゃったりします。

(おーっ!タイトルにつながってよかったー^^)

まず産卵セットはけっこー放置できるし、

ビンも交換期間はけっこーひっぱれる。

気を付けなきゃならないのは前蛹、蛹の期間で

ここは慎重にしといてソンはない。



あと新成虫の取り出しも❤

成虫になってからも半切れゼリーを毎日交換なんてことは

あまりないし、♀殺しもそーんなにない。。

飼育サイクルをうまく考えれば

前の年のクワが羽化していく中、その前の年の成虫は

産卵・・・なんてこともできるので飽きないし^^)

しかしノコ一種類だけとなるとちょっと手持ちぶたさ感はあるか?



ボク的には、(完全にボクの主観です。)

気に入ったノコを2種類 年を変えて購入。

一番初めに購入したノコの幼虫が3令中期ぐらいに

次のノコを購入して産卵。

もうそうなったら中ケースで思いっきり産卵してもらうかもなぁ。

で、1種50ぐらいで2種で100.

年度を変えて飼育するから毎年50の幼虫の飼育で済むから

けっこーラクだし、目も行き届く^^)


ただ、国産ノコは採集禁止になっているものも多く

出たときに購入しないと次がいつになるかワカラナイ・・・

ブリード物も同じよーなとこあるしなぁ。

仮に採集禁止でなくても同じような動きだしなー。

自分の思惑どーりにならないところも面白いっちゃ

そーなんですが、これが種類が増える

(おっ!ちょい言い訳がましいですな。。)

 
要因・・・ではないね^^)

まぁ趣味なんで固く考えずにまったりいきましょ^^)

御後が宜しいよーです♪





もういい加減割り出さないといけない産卵セットが

数ケース。。。

この3連休にやらないと・・・

ということで、お小遣のあるうちに

いろいろと買いためてはいるのです。



こんなのとか・・・



こんなの。。。これは幼虫入っていますけど。。

で、銘柄を決めているのか?

と、言われると最近そーではありません。

例えば菌糸で大きなの・・・出たとして

そーすると次も・・・これ、誰でも思うし

ボクもそーです^^)

ただ、毎回(毎シーズン)同じとは限りません。

一番上の画像の1000cc。いつも使っている菌糸なんですが

今年の秋のヤツはオガのチップが大きいやつが

多く配合されています。。これ・・・

震災の影響なんですね。。菌糸を構築する

オガが不足しているんです。

で、手前のカップ。

クワを飼育されているかたなら、一度は目にしているだろう

大手メーカー様のもの。こちらはいつもと変わらない。

なので初令~2令初期の投入はこちらのカップ。

2令中期~からは、PPボトルに。

もちろん加令しているからというのも理由のひとつですが

オガのチップの構成を考えての判断のほーが大きい。



んで、マット。これは正確な判断は袋を開けてからなので

とりあえず買うしかないのですが、

こちらのほーがバラツキは大きい。。

特に発酵度合。ちょっと調整しないといけません。

現在、菌糸にしてもマットにしても

ボクが始めたころと比べると格段にお安くなっている反面

この銘柄なら・・・ということもなくなってきている。。

ボクがいい悪い言っているのは、対象が国産ノコであって

他のクワにはいいかもしれないし。。。

(実際そーゆーハナシはいくらでもあります。)

あとね、使用するエサの状態で詰め方とか

水分量とか変えて対処するとか、

交換タイミングの期間を変えるとか

温度設定を変えるとか、いろいろテクを行使する機会も

出てくるので面白いといえばそーなんですけどね。

まぁ予算の(お小遣の・・・)許せる範囲で

楽しむのが吉かな?と。。。



前々から書いているんですが

ボクは産卵セットを組むときにある程度の予定を

立てます。

今期(2013~2014)は、加計呂麻、諏訪之瀬

屋久島 馬渡 ミシマイオウ 

クチノエラブと口之島トカラの雑種(以下、クチノトカラ)

(昨日、4種5産地と書きましたがいっこ忘れてました)

全部のセットから幼虫が見えているのでほぼ、上記の種で

飼育すると思うのですが、1種類あたり20以下に抑えたい。



というのは、昨日部屋の片づけで棚を一個粗大ごみに出してしまい

棚らしい棚が温室しかないので、その範囲で飼育をせざるをえない。

これは目論見でもあって、クワタフェスタとか行くと

ついついしてしまう衝動買い。これを食い止める意味もあります。

あとね、ボクは20頭以下のほうが成績がいいんですね^^)

目が行き届くのが100ぐらいまでなんじゃ?

と、思い当たるフシがあるんですね。

本当は60ぐらいがいいんです。

3種ぐらいで各20の幼虫。か、4種各15頭(こっちのほうが理想。)



と、ここまで書いて・・・




幼虫で購入した場合は仕方ありませんが

少ない数で幼虫を飼育して、いつも付きまとうのは

♂♀のバランス。これは交尾の回数を増やすことで

ある程度解消できると思います。

♂4に対して♀6ぐらいが妥当かな?

ボクはペアリングは小ケースで行うので

仲良くしていることを確認したら10日ぐらいは

一緒にしています。単にものぐさなだけなんですけど

そうしとくと成虫にしたとき♂♀のバランスがいい。



で、ハナシを戻して・・・

このくらいの頭数だと、交換とかもラクなんですね。

エサもあれこれできるし(これ予算的なこと大です。)

あと最後の場面のときって仕事が忙しいので

ここの部分をしっかり取りこぼしなくやりたいというのも

あるので、100ぐらいで納めたいなぁ。。と

常々思っているわけでございます^^)


material by:=ポカポカ色=