クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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菌糸ビンもちらほら出てきました。
産卵セットもいい具合になっているセットもあるので
11月最初の3連休は、割り出しと交換です。
菌糸ビンの予約も入れたし、意外なところに
意外な幼虫が売れたりして場所も空いたし♪



今期、圧倒的にノコの数が多く
それもトカラ(中之島)が中心です。
次いでクチノエラブ 割り出してはいないけど
ミシマイオウも出てくるんじゃないかなー♪
というカンジ^^)
意外と多いのは、ミヤケノコ(式根島)です。
2セット組んであって両方とも卵は見えています。
これからの時期、寒くなっていくので孵化までに
時間がかかるかもしれません。
アマミノコは与路と加計呂麻。こちらは少数精鋭で
個人的には絶妙な数の飼育です。



ヒラタはアマミヒラタが中心ですがどれも少数。
アマミヒラタ(与路 請島)
本土ヒラタ(伊豆大島 種子島)ゴトウヒラタ
伊豆大島産とゴトウヒラタは昨年と同じ♀からの
採卵なので今年と同じ累代になります。
あと個人的に楽しみなのは種子島産。
大きくなるとのことなので楽しみです。
サキシマヒラタも2産地。西表と与那国
こちらも少数。



ネブトもそろそろ小分けにしたいところ。
こちらは産地で紹介させていただきます。
伊豆大島 沖永良部 与那国 対馬 口永良部 諏訪之瀬
こぉならぶとちょっと嬉しい♪



コクワは種類数も限定。
ヤエヤマコクワ ミシマコクワ リュウキュウコクワ
トカラコクワ。コクワはヤエヤマコクワのみ交換です。
羽化している個体もいるかもしれないので楽しみです。

と、ここに加えて先日プレゼントしていただいた
離島ノコとギネス系ヒラタが加わります。
計画立てて時間を有効に使おうと思います♪



つい先日のことなんですが、
8月8日菌糸投入のヤエヤマコクワの♀が
羽化していました。



6月24日産卵セット
8月8日割出し菌糸投入(大夢500cc)
同年10月中旬羽化確認。
けっこーしっかりしているので、
もっと早い羽化かもしれません。

さて、ちょっと前までは幻とまで言われた
コクワですが、近年は発生個所が特定できたのか?
(標高150メートル以上の記載あり。)
ワイルド、ブリードモノともに出回りました。
ここ最近の価格変動も大きかった国産種ですが
近頃はまた見なくなり、価格も上昇傾向です。

羽化時期や幼虫期間などは、コクワやヒラタにありがちな
ことなので特に何かということはないのですが、
ここで西表島の特徴を少し書かせていただきたいと思います。

まず、西表島というのは水が豊富な島なんですね^^)
他の島に供給しているくらいなんです。
あと標高150メートルというのは西表島では高いです。
で、離島に行くとすごく分かるのですが島の標高差って
本州で感じるより顕著なんです。
ここでBE-kuwa64号をお持ちの方、ヤエヤマコクワの
プレートを見ていただきたいのですが、採集日が5月、6月と
なっています。5月、6月というと西表は雨季になります。
同じ日本とは言え、西表島は亜熱帯に属することを
お忘れなく♪



西表島の話はこれぐらいにして、ヤエヤマコクワに話を
戻しますとワイルドは動きが非常に早いそうです。
そんなところからも産卵セットのヒントは掴めます。

ここまで書いてきたことを整理してセットに還元すると
水分多め、温度少し低め、♀は徘徊しそう・・・
と、なります。



しっかりと成熟した♂と♀はすぐ交尾をして
セットを組むとすぐ産んでいるという印象がありますが
一度にまとめて産むわけではないみたいです。
割り出し時にいろいろな幼虫が出てきますから^^)

幼虫はマットでも菌糸でも飼育できます。
あくまでもコクワなので、菌糸のほうに軍配は上がります。

今回は低温で引っ張ったりとか、早く孵そうとか
そのような思惑はなく、単純に累代を楽しもうと
思って飼育しました^^)これからは入手が難しくなる
亜種だとは思っているので大事に累代します♪




いやいや台風が予報通りに来ていますね。。
これだとどーにもなりませんねぇ。

とは言え、人の予定は変わらずで
朝から嫁と息子を送り出し、そのあとあんずは
フラの全体練習とかで、いつもと違う場所に送り迎え。
一番初めに出て行った息子は昼迎えに来てもらいたいけど・・・
結局連絡はなかったからいーんだろーな^^)
という訳で、なんとなく自分の時間が始まったのです^^)

ところで、新成虫が羽化してからノコのように
休眠期間の長い種類はある程度の期間、保管が必要です。
特に8月~の羽化個体は活動開始が早くて来年の4月、5月。
実に半年以上ものあいだ保管することになります。
保管の仕方は人によってマチマチです。
容器、保管方法 保管場所などの理由から
ご自分に合った方法を模索していると思うのですが
今回はボクが普段行っている保管方法をご紹介いたします。

まず用意するもの。



キッチンペーパー タッパー
キリフキ 千枚通し(もしくはキリ)

どれも100均で入手可能です。
タッパーは形状の同じものを使用します。
そのほうが後々ラクです♪



タッパーは2種類。大きいほうは♂用
小さいほうは♀と小さい♂用です。
稀にもう一回り大きいのを使うこともありますが
国産種だったらこの2種で大体賄えます。
タッパーは密閉性の強いものを選んでいます。
蓋の開け閉めが緩いのはカンタンに開けられてしまいます。



タッパーの両サイドに穴を開けます。
こぉしないとね、酸欠で死んでしまいます。
あと、穴があんまり大きいとその穴を拡げて
逃げ出したりするので穴は3ミリぐらいにしといた
ほうが無難です。



小さいほうのタッパーはキッチンペーパーを
三つ折りにして画像のように。



大きいほうは、キッチンペーパーをタッパーのサイズに折って
上と下から被せます。

あとはキリフキをして個体を入れて完成。
タッパーの蓋に種類名、累代、産地、羽化日などを
記入したカードを貼っておくと後々困りません。



ノコは、タッパーのまま棚の隅にでも置いておいても
大丈夫なんですが、ヒラタはあのくらいのタッパーだと
蓋をこじ開けて逃げ出すので、DVDとかコミックスを収納する
プラケースに入れます。このプラケースには種別・産地別にするか
多くても2種ぐらいまで。ノコとヒラタとかにして、逃げ出しても
分かりやすくしておきます。

ノコに比べて、コクワ、ヒラタ、ネブトは休眠期間が短いので
このような配慮が必要になってきました。

で、保管したら10日~2週間に一度は見るようにしています。
乾燥と体液の放出、生存の有無を確認するためです。
12月~2月は乾燥が激しいので保湿が必要だし
放出した体液で酸欠、カビが回ったりするのを防ぎます。
保管場所は、国産種の場合はあまり温度は高くないほうが
よろしいかと思います。急に氷点下になったりしない限りは
大丈夫です。
たまに真冬でも温度が上昇し、室内の温度があがり
動き出す個体もいますけど一時的なことなので
あまり気にする必要はないと思いますが、これはあくまでも
ノコのこと。ヒラタは動き出して逃げ出す個体もいるので
要注意です。動き出したヒラタは、成虫管理用のケースに
移してしまったほうが安全かもしれません。
このときゼリーの半切れは入れますが、
生体が自分で舐めださなかったら、ゼリーを取り出して
そのまま寝かせます。成虫管理用のケースのほうが
乾燥が激しいので細かな観察、キリフキをお勧めいたします。


活動し出すとキッチンペーパーが画像のように
ボロボロになります。これ以降はまた時期になりましたら
UPさせていただきます。まずは活動まで生存してもらうことが
大事です^^)ゆっくり寝てもらいましょう♪







これはノコでしか経験がない。
と言いますか、ノコしかそのような目で
見たことがないと言ったほうが正解なんですが・・・



産卵シーズンが終わろうとしている季節の
♀はよく産みます。

これは決して弱っているのがいいとか
死に際だからという意味ではありません。

うまく言い表せないかもしれませんが
クワに限らず動植物は月齢や潮の満ち引き
季節の移り変わりを人間では真似できない、
思いもよらない能力で察知して、子孫を残そうとします。



今年、友人がクワ飼育の縮小を余儀なくされて
多くのクワをボクに託してくれました。
中には、これから活動を開始しようかという個体も含まれ
状態を見ながら後食させ、成熟の度合いを見ながらペアリング
したことで、産卵セットが9月中旬~10月上旬になってしまいました。
温度管理こそはしていますが、先週末からの気温の急激な変化は
大きな影響を与えます。しかし、どのセットも爆産状態。
セット2日目でケース壁面、底面に卵が複数確認することが
できました。
ドルクス系のように越冬する種類は分かりませんが
ノコのように活動開始後、越冬せずに寿命を迎える
種類のこの時期に行う産卵セットは有効かもしれません♪


あーっ!もう昨日ですねぇ。。

実は産卵セットを3つ組んで
ヤエノコ ミシマイオウ 馬渡産ノコの♀を
入れたのですが、馬渡の♀はどぉだろー?
ヤエノコは今年の初夏の羽化個体。
ミシマイオウは友人から譲り受けた3♀の
最後の♀です。
産卵セットはそろそろにしとかないと割り出した幼虫の
置き場に困ります。まぁやっときたいのもいますよ^^)



アマミヒラタ(与路)の♀が元気なので
元気なうちに採っちゃおっかなー的な気持ちもあるのですが・・・
とりあえずね、今年はここから本格的に幼虫飼育に
切り替えていこうと思います。



これから菌糸も多数そろえていかなければなりません。



ノコも大きい♂、久しぶりに拝みたいし❤
特にクチノエラブは今年、ワイルドが入手できたので
大きいのを孵したい♪60台後半からのクチノエラブノコは
ホントカッコイイです^^)



ヒラタ、ネブトも昨年から本格的に飼育を始めたのですが
やっと手探り状態から抜け出せそうなので、来年は
デカイので並べられそうです。



ウチのメインの中では一番細いけど堅い・・・
コクワのみなさん(^^♪
ヤエヤマコクワ、トカラコクワ(中之島)、ミシマコクワ(黒島)
(残念ながら上甑のコクワは♀が☆。。。)
この3種を大事に累代していくつもり。
現在、上記のコクワ以外ではトカラコクワ(悪石)、リュウキュウコクワ
がいますが、これは随時終了していくと思います。

どちらにせよ、産卵は少しお休みして
幼虫飼育に気合入れます♪


material by:=ポカポカ色=