クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ノコギリクワガタには
『時間が経過した菌糸』『安定した菌糸』
が、よいとされています。
どのような根拠で言われているかといいますと
ボクはよく理解していません。
結論として良好なので、その意見や記述に賛同しています^^)
詰めてから菌が廻った菌糸ビンにノコの幼虫を
入れると暴れたり、発育が芳しくないことがありますが
前出の『時間が経過した』=『安定した』
(という解釈が多いと思います。)
菌糸ビンですと、居食い 成長も良好という結果が多いのです。
そもそも菌糸というのは『きのこ本体』です。
ボクらが食用にしている『きのこ』は、花などでいう
おしべやめしべと解釈して大方間違いがないと思います。
ここからはボクの思い違いの考察なのですが・・・
たぶんノコの幼虫って初令~2令初期のころって
消化吸収の力が弱いと思うのです。なので
きのこ菌の活動が活発な詰め立ての菌糸ビンに
小さな幼虫を入れてしまうと菌糸を含んだオガを
食しても完全に体内に栄養を取り入れられないのでは?
と、考えました。なので一度糞として体外に放出したあと
もう一度食す(2度食い)行為を行う。
あと活動が活発なきのこ菌は発熱も
しますので、幼虫は自分の適切な居場所を探して
暴れてしまう。。
というとこなのでは?と、考察いたします。
ここで温度を下げれば菌糸の活動も鈍るからいいのでは?
と、思うのですが菌糸の活動が鈍る温度まで下げてしまうと
幼虫の発育にも影響が出てしまいます。
これは持論なので反対意見もあるとは思いますが
ボクは初令~2令初期は温度は産卵セットより2℃ほど下げるに
留めています。ノコの幼虫は他の種類に比べて初令~2令初期の
時期が長いと認識しているので、ここで温度を下げるべきではないと
思って飼育しています。
もしノコに菌糸を使用する場合、割り出し時(もしくは割出後)に
菌糸を購入していきなり幼虫を入れないで、ある程度の期間
マットで飼育、それから菌糸に投入。
もしくはギリギリまで産卵セットの割り出しを引っ張って
菌糸に投入というやり方もあります。
(あくまでも持論に沿っての仮定の上です。)
今までは割り出し後の菌糸投入の話でした。
さて、2本目以降は?と申しますと
2本目以降 幼虫は3令~です。
ここでもある程度安定した菌糸を使用したほうが
幼虫の状態は安定しますが、ボクはあまり気にしません。
まず温度を下げるので菌糸の活動も鈍るし、
2本目以降は長い期間そのままにするので
暴れさえしなければ新しい菌糸ビンのほうがいいぐらいに
思っています。きのこ菌はオガを食い尽くし劣化していきますが
幼虫も菌糸を食べて成長していくので、詰めたあとの時間が
けっこー大事だったりします。
最後の蛹化ビンに菌糸ビンを使うこともあります。
これはド新品の菌糸ビンに投入するのですが
これは意味合いが違います。
また今度UPさせていただきます♪
『時間が経過した菌糸』『安定した菌糸』
が、よいとされています。
どのような根拠で言われているかといいますと
ボクはよく理解していません。
結論として良好なので、その意見や記述に賛同しています^^)
詰めてから菌が廻った菌糸ビンにノコの幼虫を
入れると暴れたり、発育が芳しくないことがありますが
前出の『時間が経過した』=『安定した』
(という解釈が多いと思います。)
菌糸ビンですと、居食い 成長も良好という結果が多いのです。
そもそも菌糸というのは『きのこ本体』です。
ボクらが食用にしている『きのこ』は、花などでいう
おしべやめしべと解釈して大方間違いがないと思います。
ここからはボクの思い違いの考察なのですが・・・
たぶんノコの幼虫って初令~2令初期のころって
消化吸収の力が弱いと思うのです。なので
きのこ菌の活動が活発な詰め立ての菌糸ビンに
小さな幼虫を入れてしまうと菌糸を含んだオガを
食しても完全に体内に栄養を取り入れられないのでは?
と、考えました。なので一度糞として体外に放出したあと
もう一度食す(2度食い)行為を行う。
あと活動が活発なきのこ菌は発熱も
しますので、幼虫は自分の適切な居場所を探して
暴れてしまう。。
というとこなのでは?と、考察いたします。
ここで温度を下げれば菌糸の活動も鈍るからいいのでは?
と、思うのですが菌糸の活動が鈍る温度まで下げてしまうと
幼虫の発育にも影響が出てしまいます。
これは持論なので反対意見もあるとは思いますが
ボクは初令~2令初期は温度は産卵セットより2℃ほど下げるに
留めています。ノコの幼虫は他の種類に比べて初令~2令初期の
時期が長いと認識しているので、ここで温度を下げるべきではないと
思って飼育しています。
もしノコに菌糸を使用する場合、割り出し時(もしくは割出後)に
菌糸を購入していきなり幼虫を入れないで、ある程度の期間
マットで飼育、それから菌糸に投入。
もしくはギリギリまで産卵セットの割り出しを引っ張って
菌糸に投入というやり方もあります。
(あくまでも持論に沿っての仮定の上です。)
今までは割り出し後の菌糸投入の話でした。
さて、2本目以降は?と申しますと
2本目以降 幼虫は3令~です。
ここでもある程度安定した菌糸を使用したほうが
幼虫の状態は安定しますが、ボクはあまり気にしません。
まず温度を下げるので菌糸の活動も鈍るし、
2本目以降は長い期間そのままにするので
暴れさえしなければ新しい菌糸ビンのほうがいいぐらいに
思っています。きのこ菌はオガを食い尽くし劣化していきますが
幼虫も菌糸を食べて成長していくので、詰めたあとの時間が
けっこー大事だったりします。
最後の蛹化ビンに菌糸ビンを使うこともあります。
これはド新品の菌糸ビンに投入するのですが
これは意味合いが違います。
また今度UPさせていただきます♪
今日は久しぶりに文字放送です♪
マットについて久しぶりに書いてみたいと思います。
残念ながら具体的な銘柄を明記しての表現は
できないので、ご自分のお使いになっているマットが
相応しているなと想像して読んでいただければと
思います。
まず無添加系。
産卵や初令などの使用に適しています。
無添加=微粒子だったりするので、ここが注意ドコロです。
微粒子マットは劣化が早いので長い期間の使用は禁物。
長くても2ヶ月だと思っていてください。
廃菌床マット。
菌糸の廃棄部分を使用した、または発酵させたマットと
思ってくださっていいと思います。
以前は食用キノコに使用した廃菌床を使ったマットも存在
していたようですが現在では見受けられません。
このマットは使いかた次第では幼虫が大きくなります。
添加系マット。
発酵に必要な添加以外に添加を加えたマット。
添加内容についてはそれぞれです。
これも使いかた次第で幼虫は大きくなります。
だいたい大きく分けるとこの3種なのですが、カブトマットを
上手に使う方もいらっしゃいます。
マットの銘柄の善し悪しについては人それぞれで
個人の飼育環境や使いかたも大いに関係してくるので
一概に言えないというのがホンネです。
マットでの飼育でのメリットは
安価 調整がしやすい 詰めてからすぐ使用できる
温度耐性の幅がひろいなどが挙げられますが
デメリットとして大量生産によるロットのバラツキが
見られる場合もあるので、調整が必要だったりします。
マットは、菌糸に比べると安価と思われがちですが
販売前にしっかりと調整された(添加の配合や発酵の調整含む)
マットは高価です。そのようなマットは使いかたさえ間違えなければ
だいたい幼虫は大きくなります。
マットを使用する際、気をつけなければならないのは
容器。カビが生えるマットが存在するのは事実ですが
容器にカビ菌が付着している場合がほとんどです。
容器をよく洗浄して、タイペスト部分にカビ菌が付着しにくい
モノを使用すればほぼ解消できます。
容器は交換後すぐ洗浄しないで放置したものほど、カビ菌が
付着しています。むしろ交換直後の容器に洗浄ナシで
新しいマットを入れたほうがカビなどは発生しにくいです。
あと加水量によっては劣化が早まります。
ノコのように加水多めが望ましい種類を飼育される場合、
加水量の加減が幼虫の生育とマットの劣化を抑えるという
矛盾点をバランスよく維持していくカギだったりします。
また添加量が多いと思われるマットは加水の加減で状態が
変化するということも考えに入れておいたほうが無難です。
マットの温度耐性の幅が広いと言っても廃菌床マットなどは
少なからず菌糸が混入しています。急激な温度変化で混入している
菌糸が反応したりするので注意は必要です。
使いかた次第で飼育の楽しみが倍増するのもマット飼育の
魅力だし、また購入後の使い勝手のよさなども
クワガタに時間を割くことが限定される方などには
大いに味方になってくれると思います。
マットで大きく孵した個体は力強いけど繊細さも兼ね揃えます。
そんなところもマット飼育の大きな魅力だと思うのです♪
マットについて久しぶりに書いてみたいと思います。
残念ながら具体的な銘柄を明記しての表現は
できないので、ご自分のお使いになっているマットが
相応しているなと想像して読んでいただければと
思います。
まず無添加系。
産卵や初令などの使用に適しています。
無添加=微粒子だったりするので、ここが注意ドコロです。
微粒子マットは劣化が早いので長い期間の使用は禁物。
長くても2ヶ月だと思っていてください。
廃菌床マット。
菌糸の廃棄部分を使用した、または発酵させたマットと
思ってくださっていいと思います。
以前は食用キノコに使用した廃菌床を使ったマットも存在
していたようですが現在では見受けられません。
このマットは使いかた次第では幼虫が大きくなります。
添加系マット。
発酵に必要な添加以外に添加を加えたマット。
添加内容についてはそれぞれです。
これも使いかた次第で幼虫は大きくなります。
だいたい大きく分けるとこの3種なのですが、カブトマットを
上手に使う方もいらっしゃいます。
マットの銘柄の善し悪しについては人それぞれで
個人の飼育環境や使いかたも大いに関係してくるので
一概に言えないというのがホンネです。
マットでの飼育でのメリットは
安価 調整がしやすい 詰めてからすぐ使用できる
温度耐性の幅がひろいなどが挙げられますが
デメリットとして大量生産によるロットのバラツキが
見られる場合もあるので、調整が必要だったりします。
マットは、菌糸に比べると安価と思われがちですが
販売前にしっかりと調整された(添加の配合や発酵の調整含む)
マットは高価です。そのようなマットは使いかたさえ間違えなければ
だいたい幼虫は大きくなります。
マットを使用する際、気をつけなければならないのは
容器。カビが生えるマットが存在するのは事実ですが
容器にカビ菌が付着している場合がほとんどです。
容器をよく洗浄して、タイペスト部分にカビ菌が付着しにくい
モノを使用すればほぼ解消できます。
容器は交換後すぐ洗浄しないで放置したものほど、カビ菌が
付着しています。むしろ交換直後の容器に洗浄ナシで
新しいマットを入れたほうがカビなどは発生しにくいです。
あと加水量によっては劣化が早まります。
ノコのように加水多めが望ましい種類を飼育される場合、
加水量の加減が幼虫の生育とマットの劣化を抑えるという
矛盾点をバランスよく維持していくカギだったりします。
また添加量が多いと思われるマットは加水の加減で状態が
変化するということも考えに入れておいたほうが無難です。
マットの温度耐性の幅が広いと言っても廃菌床マットなどは
少なからず菌糸が混入しています。急激な温度変化で混入している
菌糸が反応したりするので注意は必要です。
使いかた次第で飼育の楽しみが倍増するのもマット飼育の
魅力だし、また購入後の使い勝手のよさなども
クワガタに時間を割くことが限定される方などには
大いに味方になってくれると思います。
マットで大きく孵した個体は力強いけど繊細さも兼ね揃えます。
そんなところもマット飼育の大きな魅力だと思うのです♪
好みとかは関係なくボクの飼育しているクワの優劣を
付けてみました^^)
ボクが飼育しているのは、ノコ ヒラタ コクワ ネブトです。
〇成虫(種親)の飼育スペース
ヒラタ 小ケース(仕切で別居)
ノコ クリアスライダー(仕切で別居)
コクワ ミニケース(同居)
ネブト プリンカップ500(同居)
〇ペアリング
ヒラタ 小ケース
ノコ 小ケース
コクワ ミニケース
ネブト プリンカップ500
〇産卵セット
ヒラタ 小ケース マット固詰め
ノコ 小ケース マット固詰め
コクワ 小ケース 材入り
ネブト ミニケース マットゆるふわ詰め
〇幼虫飼育の経過
※平均的なものを羅列
ヒラタ 800⇒1400⇒1400
ノコ 800⇒1400⇒1400
コクワ 500⇒800
ネブト 500(多頭飼育)⇒500(単頭飼育)
〇前蛹・蛹の期間※目安です。
ヒラタ 約2ヶ月
ノコ 約2ヶ月
コクワ 約1ヶ月半
ネブト 不明
〇新成虫の休眠期間
※産卵に適切だと思われる期間
ヒラタ 2ヶ月~4ヶ月
ノコ 6ヶ月~8ヶ月
コクワ 2ヶ月~4ヶ月
ネブト 2ヶ月
まぁ優劣といいますか?どれも一長一短です。
各々のフェバリットは決まっていると思います。
何か彩を添えたいときの参考になれば幸いです♪
変な時間から遠くに買い物に出かけると
言い出したウチの女性陣。。
絶対言ってくると思っていたら
案の定電話がかかってきました。。
『ごはん食べてくるから何とかしてね❤』。。。
まぁ暗くなったし、成虫用のマットもなくなったので
ひいきにしているラーメン屋へカブでひとっ走り♪
いつもの炒飯と半ラーメンを食べに行ってから
幼虫の菌糸交換をしました。
アマミヒラタ(請島産)です。
9月10日400cc投入でこれですよ^^)
今日が11月26日だから・・・約2ヶ月かぁ。。
さすがに疲れたので、今日はアマミヒラタのみにしましたけど
徐々に交換していかないとね^^)
ところで、ボクにはオオクワの血統モノでデカイヤツを出す仲間がいます。
その方の言うことにゃ♪
初令~2令初期ぐらいは小さな容器で飼育して
居食いを強要するようにして、それから大きな容器に移し替える
ときがある。。と、聞いてから常々ヒラタで実践してみようと
思っていたのです。通常アマミヒラタのように幼虫が大きくなる
種類は最初は800がセオリーです。たまたま800が入荷しておらず
400cc菌糸を購入して入れてみたところ結果は上々でした♪
ちなみにオオクワ血統モノの飼育方法を鵜呑みにしたワケではなく
(血統モノは幼虫の生育も違います。)どちらかというと
『ヒラタは底面積がなくても大きくなるのでは?』という仮説を
試したかったのですね^^)まだ検証回数が少ないのでこれからですけど
ちょっとイイカンジのスタートです♪
請島産のヒラタは幼虫が6頭いて(♂3♀3です。)♂は1400に
♀は800に交換しました。菌糸の状態で変わりますが
♀はこのまま羽化まで持っていきたいトコロです。
♂はもう一本1400が必要だと思います。
ヒラタは今期
アマミヒラタ(請島産 与路島産)
本土ヒラタ(伊豆大島 和歌山県 種子島)
サキシマヒラタ(西表島 与那国島)
ゴトウヒラタ(福江島)の幼虫がいます。
来期ブリード予定の成虫もいるので盛りだくさん♪
オタノシミは続きます。
言い出したウチの女性陣。。
絶対言ってくると思っていたら
案の定電話がかかってきました。。
『ごはん食べてくるから何とかしてね❤』。。。
まぁ暗くなったし、成虫用のマットもなくなったので
ひいきにしているラーメン屋へカブでひとっ走り♪
いつもの炒飯と半ラーメンを食べに行ってから
幼虫の菌糸交換をしました。
アマミヒラタ(請島産)です。
9月10日400cc投入でこれですよ^^)
今日が11月26日だから・・・約2ヶ月かぁ。。
さすがに疲れたので、今日はアマミヒラタのみにしましたけど
徐々に交換していかないとね^^)
ところで、ボクにはオオクワの血統モノでデカイヤツを出す仲間がいます。
その方の言うことにゃ♪
初令~2令初期ぐらいは小さな容器で飼育して
居食いを強要するようにして、それから大きな容器に移し替える
ときがある。。と、聞いてから常々ヒラタで実践してみようと
思っていたのです。通常アマミヒラタのように幼虫が大きくなる
種類は最初は800がセオリーです。たまたま800が入荷しておらず
400cc菌糸を購入して入れてみたところ結果は上々でした♪
ちなみにオオクワ血統モノの飼育方法を鵜呑みにしたワケではなく
(血統モノは幼虫の生育も違います。)どちらかというと
『ヒラタは底面積がなくても大きくなるのでは?』という仮説を
試したかったのですね^^)まだ検証回数が少ないのでこれからですけど
ちょっとイイカンジのスタートです♪
請島産のヒラタは幼虫が6頭いて(♂3♀3です。)♂は1400に
♀は800に交換しました。菌糸の状態で変わりますが
♀はこのまま羽化まで持っていきたいトコロです。
♂はもう一本1400が必要だと思います。
ヒラタは今期
アマミヒラタ(請島産 与路島産)
本土ヒラタ(伊豆大島 和歌山県 種子島)
サキシマヒラタ(西表島 与那国島)
ゴトウヒラタ(福江島)の幼虫がいます。
来期ブリード予定の成虫もいるので盛りだくさん♪
オタノシミは続きます。
本土系ノコの魅力は亜種を含め、散々書いています^^)
では、飼育面からみる魅力を綴ってみたいと思います。
産卵は基本、発生時に行うのがいいと思います。
だいたい6月~9月。ここ最近では10月ぐらいまでは
温度的に範囲内です。このとき飼育個体の場合は
起き出しの状態や交尾の有無等、注意しなければならない
トコロもございますが、採集個体はそのまま産卵セットに
入れても成功率は高いのでお気楽に構えていてもいいと
思います。セットはマットの固詰めセットでも構いません。
6月~のセットだと、早ければ2、3日で卵が見え始めるし
そこから2週間もすれば孵化します。
流行るキモチを抑えてケースから見えてる幼虫が2令になって
割り出すといろいろなステージの幼虫が割り出せます。
あまり数が必要のない方は、♀が上に上ってきたら取り出して
幼虫数をコントロールするという技もありますよ^^)
幼虫数をコントロールしたい場合、採集個体なら追い掛け
飼育個体なら多めの交尾をさせて臨むとよろしいかと思います。
ここで少し心配なのは、幼虫の初期ステージが真夏に
差し掛かるので、常温飼育される場合は少し配慮が必要です。
これは時期が来た時にUPさせていただきます。
温度が高いのはよくない・・・だけではありません。
うまくやりますと3令まで到達するのに短期間で済むので
そこからじっくりでも間に合います。
本土系ノコの幼虫体重は、アマミ系より乗らないので
心配はありません。♀で10前後、♂で14~だったら大成功ぐらいに
思っていていいと思います。飼育レコード狙いの方は、
それこそ本土系ノコはやりがいがあると思います。
幼虫に使用するエサですが、マット 菌糸のどちらでも
大丈夫です。いろいろ自分なりに工夫してみるのも
楽しいですよ^^)マットオンリーで飼育するにしても
添加が強い 無添加を分けたり、ブレンドするのもいいと思います。
途中菌糸で最後はマットなんて飼育もOKなので、数が採れた場合は
いろいろ試してみるのもいいと思います。
一番厄介なのは、前蛹 蛹の時期。
このときは細心の注意が必要になる場合があります。
ここをうまくクリアできれば待望の新成虫です。
ボクは飼育し始めのころは、近所の山で採集してきた個体を
外産と一緒に飼育していました。60ミリ前半だったと記憶していますが
初羽化は、当時飼育していた外産より嬉しかったように思います。
当時はニジイロやパプキン メタリフェル ビソンを飼育していたので
あの見慣れたクワガタっぽい蛹が随分カッコよく見えたものでした。
本土系ノコは亜種や産地によって飼育期間やサイズで大歯になる
頃合が違います。まずは羽化、その次は66以上を目指してみると
ハードルの高さを感じてきます。でも羽化までは持っていけてる、
ある程度大きな個体を孵すことができたなど、自分なりのモノを
越えていける楽しみがあり、翌年もとなっていきます。
そのときに亜種を含め、増種されていってもいいと思います。
本土系ノコは、亜種でなくても個体差 地域差が出るので
本当に面白いと思います。旅行ついでに採集して
その個体をブリードするのも楽しいと思います♪