クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ここでズボラになってしまうと
去年と同じになってしまうので、予定通り
割り出しをしました^^)



とりあえずマットはこんなカンジで。
袋下部分を上に向けています。
このマットはかなり状態がよろしかったので
この程度で使用可能でした^^)



まずはアマミノコ(与路)の割り出し。


8月6日セットなので約2ヶ月強での割り出しです。
♂♀判定ができるぐらいに育っていたのはラッキーでした♪

結果は画像の14頭に加え、初令が2頭いたので計16頭。
♂が6♀が7不明が3です。個人的には大満足な数字です。



♂は菌糸、♀は500マットに投入。
間違えていないことを祈ります^^)



お次はニジイロ。ファンシアーズ極赤です。
これがとんでもなかった。。
全部で50。(実は♀が元気です。)
さすがに置ききれないので多頭飼育。
3頭入れが10、4頭入れが3、単頭が8の計50。
ちなみにニジイロはエサが充分なら多頭飼育は可能です。
一度羽化したばかりの♀成虫を♂の大きな幼虫が
食べちゃった(これ見てしまいました。。)ことがありましたが
早めに単頭に切り替えれば大丈夫です。

まーあと、ダメだろうと思っていた馬渡のノコはボーズ。。
ホーント相性の悪いスジブトもダメ。。。
スジブトは♀が元気なので来期、またやってみます。

けっこーニジイロに時間を取られたけど
産卵セットも3つ。
ミシマイオウとミヤケ(式根島)、あともうひとつは
ヤエノコか伊豆大島のノコを入れようと思っています。

来週はいよいよ、ウイックハムヒラタ2度めと
トカラ(中之島、諏訪之瀬島)あたりを割り出そうと
思っています。この3セットはケース壁面に幼虫が見えているので
お気楽ムードです。そのあとが奈良県産ヒラタと
伊平屋のオキナワヒラタ、ハチジョウノコ・・・と、
割り出しはまだまだ続きます♪


久しぶりに一問一答でいってみましょう^^)

Q1:マットの銘柄は決めていますか?

決めています。3種類。たまに4種類。

Q2:その銘柄は?

公の場では答えにくいです。たまに銘柄名を出しています。

Q3:産卵セットと幼虫飼育でマットの銘柄は変えますか?

変えますが、種類によります。

Q4:種類によってマットの銘柄は変えますか?

変えるときと変えないときがあります。
割と入手できるできないも左右します。

Q5:マットは固詰め?

ステージによって変えたり、マットの状態で変えたりと
いろいろ。

Q6:加水量は?

これもQ5と同じです。あと季節によって変えたりします。

Q7:このマットはデカクなると感じたことは?

あります。でも状態によりけりです。

Q8:マットの状態って何ですか?

ひとつの銘柄でロットによるバラツキや
自分の保管方法で変わることを主に考えています。
元々の水分量なんかも保管方法で変わります。

Q9:マットのいい状態とは?

言葉では言い表すことは難しいのですが
ニオイや手の触感で、いい悪いは判断しています。
飼育場所の環境も大いに影響すると考えています。

Q10:マット飼育した場合、交換は2ヶ月?

期間は決めていません。幼虫次第です。

Q11:飼育している種類でも交換期間は違いますか?

種類と言うより個体差のほうが大きいと感じています。

Q12:自作マットは?

いいと思います^^)自分では作ろうと思っていませんが。

Q13:なんで作らないのですか?

やろうと思わないのと、市販のマットで充分いいのがありますよ。

Q14:マット飼育のときの通気量について、何か考察していますか?

考えています。絶対にこぉというのが掴めていないので
言及は避けます。

Q15:蛹化ビンのときのマットは固く詰めますか?

蛹化ビンについては再考中です。
もう少し考えてからお答えいたします。

Q16:マットの詰め具合でメリットデメリットは?

固く詰めたほうが劣化は遅くなりますが、加水量や置く場所で
変わります。あまり固く詰めると通気(空気量)が少なくなりますが
詰める容器で変わります。
緩く詰めると劣化が早くなりますが交換タイミングを
間違わなければ、いい結果が出ることがあります。
これも加水量と容器で随分変わります。

Q17:菌糸と比べてメリットデメリットは?

一番はコストがかかりません。あと置く場所の温度幅の対応。
デメリットは菌糸に比べると水分量にバラツキが出る、
幼虫期間が長くなる 食痕が分かりにくい。。
すぐ思いついたことを書きました。

Q18:マットは微粒子のほうがいいのですか?

産卵セットのときは微粒子のほうがいいと思いますが
産まないわけではないです。幼虫飼育に関しては
一概に言えないと思います。

Q19:マットは無添加のほうがいいのですか?

これもQ18と同じです。

Q20:マットの使いまわしってどぉ思われますか?

使いまわすマットの状態で変わるのではないでしょうか?
あとネブトなんかは幼虫の食痕周りのマットを使いまわすことは
あります。

と、昨年から質問されたことを思いつくまま
まとめてみました。正直なところマット飼育は
奥が深い(振れ幅が大きい)と、思っています♪









いやいや本調子ではありません。。
ぁあ、本業のほうです。少し愚痴りたくもなりますが
早く終わったので、多頭飼育している個体を小分けしました。



種子島産ヒラタです。3頭入っています。



出してみました。1頭脱皮直後ですね。。
ここでお詫びを・・・
国産ヒラタは共食いするかもしれませんね。。
この容器はちゃんと3頭出てきましたが
他の容器では、2頭だったり1頭だったりの容器も
ありましたので。。初令で入れているので
溶けちゃった可能性もありますが。。


脱皮直後

この容器の幼虫たちは伸びしろ満点なので
菌糸に入れました。
♂は800、♀はマット500 脱皮直後は揺る詰めマット500です。

ついでに交換のトクノシマヒラタ。
こちらは約2ヶ月での交換。単頭で800に入っていました。
大きかったので1400に入れ替えます。
マットで充分育っていたから、この子はマット。
ちょっと堅く詰めたマットに投入です♪

御覧の通り、多頭飼いの容器は約1ヶ月後の交換。
ここまで大きくなっていました。
交換にはちょっと遅いかな?とも思いました。
ヒラタの場合、ノコと比べて明らかに成長が早いので前出の
共食いと思われることも起きてしまったと、考えられますしね。

多頭飼育やプリンカップの小分けのメリットは
省スペースでの管理と、後々のコストを考えることができるなど
いろいろありますが、幼虫のことを考えると交換回数が
増えることになるので、それがどぉ生育に影響が出ているのか?
が、分かりません。。
今はもう飼育をやめているかもしれませんが、かつての友人は
大きなビン一本でギネスを連発していた輩もいたのも事実。

どちらがいいのか?は、判断に困るところです♪




そろそろ産卵セットも割り出し、クワ飼育の
大半が幼虫飼育という方も多いと思います。

さて、産卵セットの割り出し時期なども
各々いろいろだと思います。
初令で割り出し、2令初期で割り出しと
ご自分のご都合に合わせてという方も多いと思います。



割り出したあと、大きめの容器に入れる、
プリンカップで管理など、これもいろいろです。



その前に割り出した幼虫にキズが付いていないか?
確かめるは大事です。割り出し時の幼虫の皮膚(?)は
弱いので、ケース壁面での擦れ、産卵木からの移動時
スプーンで・・・と、とかく傷つきやすい。。
傷ついてしまった幼虫は残念ながら☆になってしまいます。
後々のことを考えると幼虫の善し悪しの判断は大切なように
感じています。

前出の容器のことはさておき、マットに入れるか?
菌糸に入れるかと選択肢も出てきますが、ここは
マットで管理に限定して話を進めます。



まず、割り出し前に幼虫の大きさ(ケース側面から見える範囲)
と、マットの状態を確認しておきます。
マットの状態は主に色で確認するしかないのですが
カビ(のようなもの)や、コバエの幼虫 その他の理由から
(見て、やだなと思ったら)再利用はしないほうが無難です。
割り出し時の幼虫の大きさやマットの状態が良好の場合は
この限りではありませんが、個人的には新しいマットを
使用しています。交換時に使用するマットは、産卵セットと
同じもの、もしくは同じようなものが安心です。ここは
幼虫の状態で、マットはいろいろ使ってしまいます。



具体的な例として、プリンカップで産卵セットに
使用するような無添加微粒子マットで管理する場合は
プリンカップの蓋のフチに8ヶ所ぐらい画鋲で穴を開け、
マットの加水量は、産卵セットよりちょっとだけ多め。
(これは感覚です♪)プリンカップ底1センチぐらい固く詰めて
あとはふんわりとプリンカップギリギリまでマットを入れ、
幼虫が納まるぐらいの窪みを付けて、そこに幼虫を入れたら
幼虫の上にもマットを被せます。で、蓋をして完了なのですが
プリンカップの置き場所には気を使います。
初令の場合は、産卵セットを置いてあった付近
(できれば少し温度低め)、2令~は、産卵セットよりも
低い温度のところに置くのですが、これが叶わない場合
500ccとか800ccに入れてしまう場合もあります。
要は小さい容器のほうが温度や湿度の影響を受けやすいのですね。。
幼虫が小さい場合は800ccに3~4頭入れてしまう場合もあります。
ここで大事なのは、生育速度にも個体差はありますので
観察をこまめにして、すぐ次の容器に移せるようにしておくこと。
プリンカップの場合は乾燥、多頭飼育の場合は成長速度が
加速することがあるので、どちらにしても長くて1ヶ月~1ヶ月半
ぐらいで交換が必要と思っていてください。
多頭飼育は国産クワで交換時期が著しく遅れた等 原因が
ハッキリしている以外は経験がありませんが、外産は種類に
よっては危険です。



10月初めの割り出しで、小さな容器で管理したとして
何事もなかったら次の交換は、11月上旬~中旬。
この段階で菌糸に入れるのもありです^^)
このときは幼虫の大きさで容器の容量も変えるので
その次の交換は、早くても1月中旬~下旬です。
そぉなるとその次が3月下旬~4月交換でうまくいけば
そのまま蛹化です。イイカンジで行けるのを期待します♪


10月の3連休ももう少しですので
アマミノコの羽化シーンでもお楽しみください。

2013年に同サイズに近い個体が2個体、
同じような時間帯で羽化したため可能になりました。
仕事しながらの撮影です。
それではお楽しみください。



まずは皮を脱ぎます。
どんな種類もそうですが脚から動き出しますね^^)



後翅が伸び、上翅が閉じます。
後翅に水滴が確認できます。



この個体はアゴを起こそうとしています。
同時に上翅が色づきます。

 

この状態を見ていると手を差し伸べてあげたいとか
思っちゃいますがグっとガマンです^^)



アゴを伸ばしながら、後翅も納まります。
ニジイロみたいにアゴを前脚で延ばすという行為は
見ることはできませんでした。
こぉ見ていると翅パカって、羽化時のかなり早い段階で
なっちゃうのね。。。



アゴは完全に伸びきっていませんが
後翅は収まりました。腹が納まるのは随分かかります。



アゴが伸びきり、後翅も納まって表面部分が終了すると
ひっくりかえって裏面を乾かします。
アゴの付け根の白い部分はまだ固まっていないので
触ると動いちゃったりします。

ヒラタとノコと比べた場合、ノコのほうが
羽化時間は短いです。固まるのもノコのほうが早いので
ノコの感覚でヒラタを扱うとカワイソウなことになってしまいます。

今後の参考になれば幸いです♪





material by:=ポカポカ色=