クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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これはノコでしか経験がない。
と言いますか、ノコしかそのような目で
見たことがないと言ったほうが正解なんですが・・・



産卵シーズンが終わろうとしている季節の
♀はよく産みます。

これは決して弱っているのがいいとか
死に際だからという意味ではありません。

うまく言い表せないかもしれませんが
クワに限らず動植物は月齢や潮の満ち引き
季節の移り変わりを人間では真似できない、
思いもよらない能力で察知して、子孫を残そうとします。



今年、友人がクワ飼育の縮小を余儀なくされて
多くのクワをボクに託してくれました。
中には、これから活動を開始しようかという個体も含まれ
状態を見ながら後食させ、成熟の度合いを見ながらペアリング
したことで、産卵セットが9月中旬~10月上旬になってしまいました。
温度管理こそはしていますが、先週末からの気温の急激な変化は
大きな影響を与えます。しかし、どのセットも爆産状態。
セット2日目でケース壁面、底面に卵が複数確認することが
できました。
ドルクス系のように越冬する種類は分かりませんが
ノコのように活動開始後、越冬せずに寿命を迎える
種類のこの時期に行う産卵セットは有効かもしれません♪


あーっ!もう昨日ですねぇ。。

実は産卵セットを3つ組んで
ヤエノコ ミシマイオウ 馬渡産ノコの♀を
入れたのですが、馬渡の♀はどぉだろー?
ヤエノコは今年の初夏の羽化個体。
ミシマイオウは友人から譲り受けた3♀の
最後の♀です。
産卵セットはそろそろにしとかないと割り出した幼虫の
置き場に困ります。まぁやっときたいのもいますよ^^)



アマミヒラタ(与路)の♀が元気なので
元気なうちに採っちゃおっかなー的な気持ちもあるのですが・・・
とりあえずね、今年はここから本格的に幼虫飼育に
切り替えていこうと思います。



これから菌糸も多数そろえていかなければなりません。



ノコも大きい♂、久しぶりに拝みたいし❤
特にクチノエラブは今年、ワイルドが入手できたので
大きいのを孵したい♪60台後半からのクチノエラブノコは
ホントカッコイイです^^)



ヒラタ、ネブトも昨年から本格的に飼育を始めたのですが
やっと手探り状態から抜け出せそうなので、来年は
デカイので並べられそうです。



ウチのメインの中では一番細いけど堅い・・・
コクワのみなさん(^^♪
ヤエヤマコクワ、トカラコクワ(中之島)、ミシマコクワ(黒島)
(残念ながら上甑のコクワは♀が☆。。。)
この3種を大事に累代していくつもり。
現在、上記のコクワ以外ではトカラコクワ(悪石)、リュウキュウコクワ
がいますが、これは随時終了していくと思います。

どちらにせよ、産卵は少しお休みして
幼虫飼育に気合入れます♪


ここでズボラになってしまうと
去年と同じになってしまうので、予定通り
割り出しをしました^^)



とりあえずマットはこんなカンジで。
袋下部分を上に向けています。
このマットはかなり状態がよろしかったので
この程度で使用可能でした^^)



まずはアマミノコ(与路)の割り出し。


8月6日セットなので約2ヶ月強での割り出しです。
♂♀判定ができるぐらいに育っていたのはラッキーでした♪

結果は画像の14頭に加え、初令が2頭いたので計16頭。
♂が6♀が7不明が3です。個人的には大満足な数字です。



♂は菌糸、♀は500マットに投入。
間違えていないことを祈ります^^)



お次はニジイロ。ファンシアーズ極赤です。
これがとんでもなかった。。
全部で50。(実は♀が元気です。)
さすがに置ききれないので多頭飼育。
3頭入れが10、4頭入れが3、単頭が8の計50。
ちなみにニジイロはエサが充分なら多頭飼育は可能です。
一度羽化したばかりの♀成虫を♂の大きな幼虫が
食べちゃった(これ見てしまいました。。)ことがありましたが
早めに単頭に切り替えれば大丈夫です。

まーあと、ダメだろうと思っていた馬渡のノコはボーズ。。
ホーント相性の悪いスジブトもダメ。。。
スジブトは♀が元気なので来期、またやってみます。

けっこーニジイロに時間を取られたけど
産卵セットも3つ。
ミシマイオウとミヤケ(式根島)、あともうひとつは
ヤエノコか伊豆大島のノコを入れようと思っています。

来週はいよいよ、ウイックハムヒラタ2度めと
トカラ(中之島、諏訪之瀬島)あたりを割り出そうと
思っています。この3セットはケース壁面に幼虫が見えているので
お気楽ムードです。そのあとが奈良県産ヒラタと
伊平屋のオキナワヒラタ、ハチジョウノコ・・・と、
割り出しはまだまだ続きます♪


久しぶりに一問一答でいってみましょう^^)

Q1:マットの銘柄は決めていますか?

決めています。3種類。たまに4種類。

Q2:その銘柄は?

公の場では答えにくいです。たまに銘柄名を出しています。

Q3:産卵セットと幼虫飼育でマットの銘柄は変えますか?

変えますが、種類によります。

Q4:種類によってマットの銘柄は変えますか?

変えるときと変えないときがあります。
割と入手できるできないも左右します。

Q5:マットは固詰め?

ステージによって変えたり、マットの状態で変えたりと
いろいろ。

Q6:加水量は?

これもQ5と同じです。あと季節によって変えたりします。

Q7:このマットはデカクなると感じたことは?

あります。でも状態によりけりです。

Q8:マットの状態って何ですか?

ひとつの銘柄でロットによるバラツキや
自分の保管方法で変わることを主に考えています。
元々の水分量なんかも保管方法で変わります。

Q9:マットのいい状態とは?

言葉では言い表すことは難しいのですが
ニオイや手の触感で、いい悪いは判断しています。
飼育場所の環境も大いに影響すると考えています。

Q10:マット飼育した場合、交換は2ヶ月?

期間は決めていません。幼虫次第です。

Q11:飼育している種類でも交換期間は違いますか?

種類と言うより個体差のほうが大きいと感じています。

Q12:自作マットは?

いいと思います^^)自分では作ろうと思っていませんが。

Q13:なんで作らないのですか?

やろうと思わないのと、市販のマットで充分いいのがありますよ。

Q14:マット飼育のときの通気量について、何か考察していますか?

考えています。絶対にこぉというのが掴めていないので
言及は避けます。

Q15:蛹化ビンのときのマットは固く詰めますか?

蛹化ビンについては再考中です。
もう少し考えてからお答えいたします。

Q16:マットの詰め具合でメリットデメリットは?

固く詰めたほうが劣化は遅くなりますが、加水量や置く場所で
変わります。あまり固く詰めると通気(空気量)が少なくなりますが
詰める容器で変わります。
緩く詰めると劣化が早くなりますが交換タイミングを
間違わなければ、いい結果が出ることがあります。
これも加水量と容器で随分変わります。

Q17:菌糸と比べてメリットデメリットは?

一番はコストがかかりません。あと置く場所の温度幅の対応。
デメリットは菌糸に比べると水分量にバラツキが出る、
幼虫期間が長くなる 食痕が分かりにくい。。
すぐ思いついたことを書きました。

Q18:マットは微粒子のほうがいいのですか?

産卵セットのときは微粒子のほうがいいと思いますが
産まないわけではないです。幼虫飼育に関しては
一概に言えないと思います。

Q19:マットは無添加のほうがいいのですか?

これもQ18と同じです。

Q20:マットの使いまわしってどぉ思われますか?

使いまわすマットの状態で変わるのではないでしょうか?
あとネブトなんかは幼虫の食痕周りのマットを使いまわすことは
あります。

と、昨年から質問されたことを思いつくまま
まとめてみました。正直なところマット飼育は
奥が深い(振れ幅が大きい)と、思っています♪









いやいや本調子ではありません。。
ぁあ、本業のほうです。少し愚痴りたくもなりますが
早く終わったので、多頭飼育している個体を小分けしました。



種子島産ヒラタです。3頭入っています。



出してみました。1頭脱皮直後ですね。。
ここでお詫びを・・・
国産ヒラタは共食いするかもしれませんね。。
この容器はちゃんと3頭出てきましたが
他の容器では、2頭だったり1頭だったりの容器も
ありましたので。。初令で入れているので
溶けちゃった可能性もありますが。。


脱皮直後

この容器の幼虫たちは伸びしろ満点なので
菌糸に入れました。
♂は800、♀はマット500 脱皮直後は揺る詰めマット500です。

ついでに交換のトクノシマヒラタ。
こちらは約2ヶ月での交換。単頭で800に入っていました。
大きかったので1400に入れ替えます。
マットで充分育っていたから、この子はマット。
ちょっと堅く詰めたマットに投入です♪

御覧の通り、多頭飼いの容器は約1ヶ月後の交換。
ここまで大きくなっていました。
交換にはちょっと遅いかな?とも思いました。
ヒラタの場合、ノコと比べて明らかに成長が早いので前出の
共食いと思われることも起きてしまったと、考えられますしね。

多頭飼育やプリンカップの小分けのメリットは
省スペースでの管理と、後々のコストを考えることができるなど
いろいろありますが、幼虫のことを考えると交換回数が
増えることになるので、それがどぉ生育に影響が出ているのか?
が、分かりません。。
今はもう飼育をやめているかもしれませんが、かつての友人は
大きなビン一本でギネスを連発していた輩もいたのも事実。

どちらがいいのか?は、判断に困るところです♪




material by:=ポカポカ色=