クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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自由業に近い自営業
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クワカブ飼育、bike,
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ちょっと仕事の合間にマットの調整などを^^)
時間がないので文字方法です。
まず『マットの調整』ってなんぞや?からですよね^^)
現在、発酵マットの平均価格って10リッター¥1000ぐらいでしょうか?
赤枯れや特別なヤツはもっとしますよね?
話の中心は、10リッター¥1000ほどのマットのお話です。
まず大量生産だということ。発酵製品だということを
念頭に置いてみると分かりやすいです。発酵製品なので
醗酵期間というものがあり、その期間はある程度定められるのですが
醗酵というのはその発酵されるものの場所場所で違いが生じます。
また昆虫用ということで、コスト面からそーんなに綿密な管理
(これを行ってしまうと価格が上がります。)というものが
曖昧な状態で出荷形態(袋詰めの状態)に加工されてしまいます。
なので、同じ銘柄でも袋ごと、ロットごとにバラツキが生じるのですね。
以前、お世話になっていたショップではオーナーさんが
箱詰め状態でマットを入荷させ、天日に干したり
ショップ内で撹拌を繰り返し、発酵の度合いを均一に近い状態に
して、水分量も調整してから袋詰め(ショップ内で行っていました。)。
そのような工程を得てから初めて店頭に並べていましたが
やはり手間を入れている分高価でしたし、それでも利益で考えると??
と、おっしゃっていたので販売価格から考えると致し方ないのかなと
思います。
ネット等通販で購入する場合は届いたマットを調整するしかないのですが
店頭で購入される場合は、まずマットが入っているビニールに穴が空いているか
確かめます。穴が空いている(画鋲で穴を開けた程度の小さい穴です。)
場合は中の匂いが外に漏れるのは当然ですが、袋に穴が空いていなくても
匂う場合はガス抜きが必要です。穴が空いている袋は工場出荷後の
物流工程である程度は抜けてしまうのでほぼ大丈夫だと思っていいと
思います。購入後すぐに使いたいのであれば、マットの匂いが強くない
袋を選ぶといいと思います。匂いにもいろいろあって
鼻にツンと来るような匂いは、まだ発酵途中で袋詰めされている
可能性があるので、1週間ほど置いたほうがいいかもしれません。
ちょっと匂う程度でしたらビニールの角を少しハサミを入れ
匂いを嗅いでみます。ビニール越しから匂うのと同程度でしたら
すぐ使っても大丈夫だと思います。
あとマットの作成時期ってけっこう大事で、シーズン中
(6月~9月)は、出荷に追われる時期でもあるので
割と発酵途中で出荷されるケースが多かったりします。
使うときの2週間ほど前に購入して調整なりガス抜きなりの
期間を設けます。購入したマットはほとんど1ヶ月のあいだに
使い切るようにはしていますが、今の時期ですと購入後1ヶ月半とか
置いとくこともあります。(まだ交換が必要でないと判断したときです。)
この時期は外気が低いので劣化頻度も緩やかです。夏場は暑いのと
ハエなどが入ってしまう心配もあるので早めに使い切るように
しています。
では肝心の調整方法ですが、一番いいのは
袋から全部マットを出して天日干し。
これは効果絶大なんですが最低でも半日は干さないといけないので
中々できることではありません。この時期ですと夏場の直射日光ほどの
日差しは期待できないのでもうちょっとカンタンな方法で調整します。
まず袋に穴が空いていない場合は、袋の両面に画鋲で9ヶ所ほど
穴を開けます。そのとき出てくる匂いが強かったら
袋上面にハサミで封を開け、大きめのクリップなどで封を閉じます。
これで1週間ほどすれば匂いも飛んでイイ感じになると思います。
そのあいだけっこー匂うので、保管場所は雨の当たらない外が
イイと思います。また調整中に外気の水分を吸着させるので、
使用する際の加水量も同じにしないでマットの状態で調節します。
あと、マットをある程度置いておくと白濁した部分が出ることがあります。
これは菌糸だったり添加された物質だったりといろいろ言われていますが
ボクは取り除いて使用してしまいます。撹拌すると分からなくなるけど
幼虫を入れてからある程度の期間が経過するとまた出てきたりするんですね^^)
で、幼虫はその部分を回避して食餌している場合が多いので
取り除いています。
最後にマットの賞味期限は長くても3ヶ月ぐらいに思っていたほうが
いいかと思います。
それでは仕事の連絡が入りましたので通常業務に戻ります♪
時間がないので文字方法です。
まず『マットの調整』ってなんぞや?からですよね^^)
現在、発酵マットの平均価格って10リッター¥1000ぐらいでしょうか?
赤枯れや特別なヤツはもっとしますよね?
話の中心は、10リッター¥1000ほどのマットのお話です。
まず大量生産だということ。発酵製品だということを
念頭に置いてみると分かりやすいです。発酵製品なので
醗酵期間というものがあり、その期間はある程度定められるのですが
醗酵というのはその発酵されるものの場所場所で違いが生じます。
また昆虫用ということで、コスト面からそーんなに綿密な管理
(これを行ってしまうと価格が上がります。)というものが
曖昧な状態で出荷形態(袋詰めの状態)に加工されてしまいます。
なので、同じ銘柄でも袋ごと、ロットごとにバラツキが生じるのですね。
以前、お世話になっていたショップではオーナーさんが
箱詰め状態でマットを入荷させ、天日に干したり
ショップ内で撹拌を繰り返し、発酵の度合いを均一に近い状態に
して、水分量も調整してから袋詰め(ショップ内で行っていました。)。
そのような工程を得てから初めて店頭に並べていましたが
やはり手間を入れている分高価でしたし、それでも利益で考えると??
と、おっしゃっていたので販売価格から考えると致し方ないのかなと
思います。
ネット等通販で購入する場合は届いたマットを調整するしかないのですが
店頭で購入される場合は、まずマットが入っているビニールに穴が空いているか
確かめます。穴が空いている(画鋲で穴を開けた程度の小さい穴です。)
場合は中の匂いが外に漏れるのは当然ですが、袋に穴が空いていなくても
匂う場合はガス抜きが必要です。穴が空いている袋は工場出荷後の
物流工程である程度は抜けてしまうのでほぼ大丈夫だと思っていいと
思います。購入後すぐに使いたいのであれば、マットの匂いが強くない
袋を選ぶといいと思います。匂いにもいろいろあって
鼻にツンと来るような匂いは、まだ発酵途中で袋詰めされている
可能性があるので、1週間ほど置いたほうがいいかもしれません。
ちょっと匂う程度でしたらビニールの角を少しハサミを入れ
匂いを嗅いでみます。ビニール越しから匂うのと同程度でしたら
すぐ使っても大丈夫だと思います。
あとマットの作成時期ってけっこう大事で、シーズン中
(6月~9月)は、出荷に追われる時期でもあるので
割と発酵途中で出荷されるケースが多かったりします。
使うときの2週間ほど前に購入して調整なりガス抜きなりの
期間を設けます。購入したマットはほとんど1ヶ月のあいだに
使い切るようにはしていますが、今の時期ですと購入後1ヶ月半とか
置いとくこともあります。(まだ交換が必要でないと判断したときです。)
この時期は外気が低いので劣化頻度も緩やかです。夏場は暑いのと
ハエなどが入ってしまう心配もあるので早めに使い切るように
しています。
では肝心の調整方法ですが、一番いいのは
袋から全部マットを出して天日干し。
これは効果絶大なんですが最低でも半日は干さないといけないので
中々できることではありません。この時期ですと夏場の直射日光ほどの
日差しは期待できないのでもうちょっとカンタンな方法で調整します。
まず袋に穴が空いていない場合は、袋の両面に画鋲で9ヶ所ほど
穴を開けます。そのとき出てくる匂いが強かったら
袋上面にハサミで封を開け、大きめのクリップなどで封を閉じます。
これで1週間ほどすれば匂いも飛んでイイ感じになると思います。
そのあいだけっこー匂うので、保管場所は雨の当たらない外が
イイと思います。また調整中に外気の水分を吸着させるので、
使用する際の加水量も同じにしないでマットの状態で調節します。
あと、マットをある程度置いておくと白濁した部分が出ることがあります。
これは菌糸だったり添加された物質だったりといろいろ言われていますが
ボクは取り除いて使用してしまいます。撹拌すると分からなくなるけど
幼虫を入れてからある程度の期間が経過するとまた出てきたりするんですね^^)
で、幼虫はその部分を回避して食餌している場合が多いので
取り除いています。
最後にマットの賞味期限は長くても3ヶ月ぐらいに思っていたほうが
いいかと思います。
それでは仕事の連絡が入りましたので通常業務に戻ります♪
と、言ってもですね^^)
産卵セットがどぉとか幼虫のエサがどぉとかでなく
どこが面白いか?を、書きたいと思います。
一番手っ取り早いのは地元産。
自分で採ってきた個体からのブリードなんですが
中々大きくなりません。
エサが合わないのか?環境がどうのとかもありますけど
一番は幼虫の生育速度だと思います。
中々大きくならない。。
これ・・・どちらかというと他の種類を飼育した
経験が邪魔したりします。
あと・・・3令になってもそんなに体重が乗らないのですね。
特にアマミ系のノコや外産ノコである程度
結果を出している方にはもどかしさを感じるのでは
ないでしょうか?
クワガタの飼育ってある程度の期間を費やしていると
同様な部分、ほったらかしても大丈夫な部分って
見えてくると思うのです。本土ノコもご多聞に漏れず
そのような部分ってあるんですけど、そこがね^^)
産地によっていろいろ変わるのでスパイラルに
嵌ったりします。
こんな風に書いていると
『それじゃ面白くない。。。』と
思われるかもしれませんが、同じような飼育方法で
たまに抜きんでてデカイ幼虫が出たり、気がついたら羽化した個体が
デカかった!なんてことがあるので面白いのです。
特にいかにも飼育で出しました的な個体ではなく
野外でこんなのいたらブッとぶな・・・みたいのが
出てくるともうやめられなくなってしまいます^^)
ボクに限ってかもしれませんが、大きな個体が孵ると
次の累代も同じように飼育しようとします。
それでも同じようには孵らない。。
そこらへんが本土ノコは顕著なんですね^^)
亜種も然りで、例えばクロシマでうまくいったからと
いってミシマイオウは?と聞かれるとその限りではないんです。
あとね^^)羽化したばかりの個体はとてもキレイ❤
そんなところも魅力なんですね^^)
産卵セットがどぉとか幼虫のエサがどぉとかでなく
どこが面白いか?を、書きたいと思います。
一番手っ取り早いのは地元産。
自分で採ってきた個体からのブリードなんですが
中々大きくなりません。
エサが合わないのか?環境がどうのとかもありますけど
一番は幼虫の生育速度だと思います。
中々大きくならない。。
これ・・・どちらかというと他の種類を飼育した
経験が邪魔したりします。
あと・・・3令になってもそんなに体重が乗らないのですね。
特にアマミ系のノコや外産ノコである程度
結果を出している方にはもどかしさを感じるのでは
ないでしょうか?
クワガタの飼育ってある程度の期間を費やしていると
同様な部分、ほったらかしても大丈夫な部分って
見えてくると思うのです。本土ノコもご多聞に漏れず
そのような部分ってあるんですけど、そこがね^^)
産地によっていろいろ変わるのでスパイラルに
嵌ったりします。
こんな風に書いていると
『それじゃ面白くない。。。』と
思われるかもしれませんが、同じような飼育方法で
たまに抜きんでてデカイ幼虫が出たり、気がついたら羽化した個体が
デカかった!なんてことがあるので面白いのです。
特にいかにも飼育で出しました的な個体ではなく
野外でこんなのいたらブッとぶな・・・みたいのが
出てくるともうやめられなくなってしまいます^^)
ボクに限ってかもしれませんが、大きな個体が孵ると
次の累代も同じように飼育しようとします。
それでも同じようには孵らない。。
そこらへんが本土ノコは顕著なんですね^^)
亜種も然りで、例えばクロシマでうまくいったからと
いってミシマイオウは?と聞かれるとその限りではないんです。
あとね^^)羽化したばかりの個体はとてもキレイ❤
そんなところも魅力なんですね^^)
ボクは国産種、しかもオオクワを除いた
メジャー種が飼育のメインです。
ミヤマはやったりやらなかったりですが
(ここ数年は飼育していないです。。)
伊豆大島で採ってきたりするとやろうかな~♪
などと思います。
アカアシ、スジは数の増加と爬虫類
(同じ部屋で飼育しています。)のことを
考え、手を出さないようにしています。
さて本題です。現在ネブトを菌糸で飼育しようとは
思っていませんが、以前ミヤマで試したことは
やってみても面白いかなとは思います。
これは時間に余裕があるときにでも試してみようと
思っていますが、菌糸オンリーで飼育するとなると
ノコ ヒラタ コクワの3種のうちどれが効果的か?
あらゆるシュチュエーションに対応しやすく安心か?
となりますと、断然コクワに軍配が上がります。
以前にも書いたと思いますが、販売しているコクワの亜種って
ノコ ヒラタに比べると高価です。採れない 数を産まない
大きく育てるにはそれなりの期間が必要と、高価になる要素が
詰まっています^^)もし、これをお読みになっていらっしゃる
方でコクワが好き、コクワを飼育してみたいという方。
菌糸での飼育はオススメです。アマミコクワ系は500cc1本
もしくは2本で羽化まで持っていけますのでスペースや
コスト面でもやさしいと思います。
本土系コクワの大型♂は500⇒800は必要です。
ノコ ヒラタでも菌糸は有効です。
ただ、最後のビンはマットにするとか
ビン底に蛹室を作ったら工夫が必要とかの
配慮をしたほうが事故が少なくなります。
ノコの場合、3令後期の交換はマットにする、
菌糸で羽化まで持っていきたいなら温度を下げるなどで
大体の事故は防げます。もちろん人工蛹室に移すことも
考慮に入れることができます。
ヒラタは菌糸で羽化まで持っていくのが有効ですが
ノコに比べて蛹室が乾燥気味のほうがいい結果を得ています。
(これ、判断が難しいのですが・・・)水分量が安定した
菌糸ビンを使用するとか、人工蛹室に移すとかの配慮が
必要です。これらのことは大型の蛹になればなるほど
起こり得ることなので、細かく観察したいところです。
あとヒラタは交換ショックに反応しやすい印象があります。
交換後すぐ蛹室を作る個体がいて
サイズ的な面では残念ではありますが、割といい位置に
蛹室を作るので事故も少ないし、キレイな個体が孵ります。
菌糸飼育の場合、温度管理ができるのが最適ではありますが
必ずしもそうではありません。部屋の、飼育スペースの
出来る限り恒温の場所を見つけて飼育したり、気温が
上昇する時期をマットに切り替える等で充分飼育可能です。
またマット飼育に比べて、食痕や食筋なども分かりやすいので
とりあえず何頭か菌糸で飼育して、マット飼育の種にするのも
いいと思います。(ボクもこれでマットの食痕等の判断が
適切になりました。)意外とマット飼育でぶち当たる壁を
菌糸を使った飼育で破ることが出来たりします♪
ノコギリクワガタには
『時間が経過した菌糸』『安定した菌糸』
が、よいとされています。
どのような根拠で言われているかといいますと
ボクはよく理解していません。
結論として良好なので、その意見や記述に賛同しています^^)
詰めてから菌が廻った菌糸ビンにノコの幼虫を
入れると暴れたり、発育が芳しくないことがありますが
前出の『時間が経過した』=『安定した』
(という解釈が多いと思います。)
菌糸ビンですと、居食い 成長も良好という結果が多いのです。
そもそも菌糸というのは『きのこ本体』です。
ボクらが食用にしている『きのこ』は、花などでいう
おしべやめしべと解釈して大方間違いがないと思います。
ここからはボクの思い違いの考察なのですが・・・
たぶんノコの幼虫って初令~2令初期のころって
消化吸収の力が弱いと思うのです。なので
きのこ菌の活動が活発な詰め立ての菌糸ビンに
小さな幼虫を入れてしまうと菌糸を含んだオガを
食しても完全に体内に栄養を取り入れられないのでは?
と、考えました。なので一度糞として体外に放出したあと
もう一度食す(2度食い)行為を行う。
あと活動が活発なきのこ菌は発熱も
しますので、幼虫は自分の適切な居場所を探して
暴れてしまう。。
というとこなのでは?と、考察いたします。
ここで温度を下げれば菌糸の活動も鈍るからいいのでは?
と、思うのですが菌糸の活動が鈍る温度まで下げてしまうと
幼虫の発育にも影響が出てしまいます。
これは持論なので反対意見もあるとは思いますが
ボクは初令~2令初期は温度は産卵セットより2℃ほど下げるに
留めています。ノコの幼虫は他の種類に比べて初令~2令初期の
時期が長いと認識しているので、ここで温度を下げるべきではないと
思って飼育しています。
もしノコに菌糸を使用する場合、割り出し時(もしくは割出後)に
菌糸を購入していきなり幼虫を入れないで、ある程度の期間
マットで飼育、それから菌糸に投入。
もしくはギリギリまで産卵セットの割り出しを引っ張って
菌糸に投入というやり方もあります。
(あくまでも持論に沿っての仮定の上です。)
今までは割り出し後の菌糸投入の話でした。
さて、2本目以降は?と申しますと
2本目以降 幼虫は3令~です。
ここでもある程度安定した菌糸を使用したほうが
幼虫の状態は安定しますが、ボクはあまり気にしません。
まず温度を下げるので菌糸の活動も鈍るし、
2本目以降は長い期間そのままにするので
暴れさえしなければ新しい菌糸ビンのほうがいいぐらいに
思っています。きのこ菌はオガを食い尽くし劣化していきますが
幼虫も菌糸を食べて成長していくので、詰めたあとの時間が
けっこー大事だったりします。
最後の蛹化ビンに菌糸ビンを使うこともあります。
これはド新品の菌糸ビンに投入するのですが
これは意味合いが違います。
また今度UPさせていただきます♪
『時間が経過した菌糸』『安定した菌糸』
が、よいとされています。
どのような根拠で言われているかといいますと
ボクはよく理解していません。
結論として良好なので、その意見や記述に賛同しています^^)
詰めてから菌が廻った菌糸ビンにノコの幼虫を
入れると暴れたり、発育が芳しくないことがありますが
前出の『時間が経過した』=『安定した』
(という解釈が多いと思います。)
菌糸ビンですと、居食い 成長も良好という結果が多いのです。
そもそも菌糸というのは『きのこ本体』です。
ボクらが食用にしている『きのこ』は、花などでいう
おしべやめしべと解釈して大方間違いがないと思います。
ここからはボクの思い違いの考察なのですが・・・
たぶんノコの幼虫って初令~2令初期のころって
消化吸収の力が弱いと思うのです。なので
きのこ菌の活動が活発な詰め立ての菌糸ビンに
小さな幼虫を入れてしまうと菌糸を含んだオガを
食しても完全に体内に栄養を取り入れられないのでは?
と、考えました。なので一度糞として体外に放出したあと
もう一度食す(2度食い)行為を行う。
あと活動が活発なきのこ菌は発熱も
しますので、幼虫は自分の適切な居場所を探して
暴れてしまう。。
というとこなのでは?と、考察いたします。
ここで温度を下げれば菌糸の活動も鈍るからいいのでは?
と、思うのですが菌糸の活動が鈍る温度まで下げてしまうと
幼虫の発育にも影響が出てしまいます。
これは持論なので反対意見もあるとは思いますが
ボクは初令~2令初期は温度は産卵セットより2℃ほど下げるに
留めています。ノコの幼虫は他の種類に比べて初令~2令初期の
時期が長いと認識しているので、ここで温度を下げるべきではないと
思って飼育しています。
もしノコに菌糸を使用する場合、割り出し時(もしくは割出後)に
菌糸を購入していきなり幼虫を入れないで、ある程度の期間
マットで飼育、それから菌糸に投入。
もしくはギリギリまで産卵セットの割り出しを引っ張って
菌糸に投入というやり方もあります。
(あくまでも持論に沿っての仮定の上です。)
今までは割り出し後の菌糸投入の話でした。
さて、2本目以降は?と申しますと
2本目以降 幼虫は3令~です。
ここでもある程度安定した菌糸を使用したほうが
幼虫の状態は安定しますが、ボクはあまり気にしません。
まず温度を下げるので菌糸の活動も鈍るし、
2本目以降は長い期間そのままにするので
暴れさえしなければ新しい菌糸ビンのほうがいいぐらいに
思っています。きのこ菌はオガを食い尽くし劣化していきますが
幼虫も菌糸を食べて成長していくので、詰めたあとの時間が
けっこー大事だったりします。
最後の蛹化ビンに菌糸ビンを使うこともあります。
これはド新品の菌糸ビンに投入するのですが
これは意味合いが違います。
また今度UPさせていただきます♪
今日は久しぶりに文字放送です♪
マットについて久しぶりに書いてみたいと思います。
残念ながら具体的な銘柄を明記しての表現は
できないので、ご自分のお使いになっているマットが
相応しているなと想像して読んでいただければと
思います。
まず無添加系。
産卵や初令などの使用に適しています。
無添加=微粒子だったりするので、ここが注意ドコロです。
微粒子マットは劣化が早いので長い期間の使用は禁物。
長くても2ヶ月だと思っていてください。
廃菌床マット。
菌糸の廃棄部分を使用した、または発酵させたマットと
思ってくださっていいと思います。
以前は食用キノコに使用した廃菌床を使ったマットも存在
していたようですが現在では見受けられません。
このマットは使いかた次第では幼虫が大きくなります。
添加系マット。
発酵に必要な添加以外に添加を加えたマット。
添加内容についてはそれぞれです。
これも使いかた次第で幼虫は大きくなります。
だいたい大きく分けるとこの3種なのですが、カブトマットを
上手に使う方もいらっしゃいます。
マットの銘柄の善し悪しについては人それぞれで
個人の飼育環境や使いかたも大いに関係してくるので
一概に言えないというのがホンネです。
マットでの飼育でのメリットは
安価 調整がしやすい 詰めてからすぐ使用できる
温度耐性の幅がひろいなどが挙げられますが
デメリットとして大量生産によるロットのバラツキが
見られる場合もあるので、調整が必要だったりします。
マットは、菌糸に比べると安価と思われがちですが
販売前にしっかりと調整された(添加の配合や発酵の調整含む)
マットは高価です。そのようなマットは使いかたさえ間違えなければ
だいたい幼虫は大きくなります。
マットを使用する際、気をつけなければならないのは
容器。カビが生えるマットが存在するのは事実ですが
容器にカビ菌が付着している場合がほとんどです。
容器をよく洗浄して、タイペスト部分にカビ菌が付着しにくい
モノを使用すればほぼ解消できます。
容器は交換後すぐ洗浄しないで放置したものほど、カビ菌が
付着しています。むしろ交換直後の容器に洗浄ナシで
新しいマットを入れたほうがカビなどは発生しにくいです。
あと加水量によっては劣化が早まります。
ノコのように加水多めが望ましい種類を飼育される場合、
加水量の加減が幼虫の生育とマットの劣化を抑えるという
矛盾点をバランスよく維持していくカギだったりします。
また添加量が多いと思われるマットは加水の加減で状態が
変化するということも考えに入れておいたほうが無難です。
マットの温度耐性の幅が広いと言っても廃菌床マットなどは
少なからず菌糸が混入しています。急激な温度変化で混入している
菌糸が反応したりするので注意は必要です。
使いかた次第で飼育の楽しみが倍増するのもマット飼育の
魅力だし、また購入後の使い勝手のよさなども
クワガタに時間を割くことが限定される方などには
大いに味方になってくれると思います。
マットで大きく孵した個体は力強いけど繊細さも兼ね揃えます。
そんなところもマット飼育の大きな魅力だと思うのです♪
マットについて久しぶりに書いてみたいと思います。
残念ながら具体的な銘柄を明記しての表現は
できないので、ご自分のお使いになっているマットが
相応しているなと想像して読んでいただければと
思います。
まず無添加系。
産卵や初令などの使用に適しています。
無添加=微粒子だったりするので、ここが注意ドコロです。
微粒子マットは劣化が早いので長い期間の使用は禁物。
長くても2ヶ月だと思っていてください。
廃菌床マット。
菌糸の廃棄部分を使用した、または発酵させたマットと
思ってくださっていいと思います。
以前は食用キノコに使用した廃菌床を使ったマットも存在
していたようですが現在では見受けられません。
このマットは使いかた次第では幼虫が大きくなります。
添加系マット。
発酵に必要な添加以外に添加を加えたマット。
添加内容についてはそれぞれです。
これも使いかた次第で幼虫は大きくなります。
だいたい大きく分けるとこの3種なのですが、カブトマットを
上手に使う方もいらっしゃいます。
マットの銘柄の善し悪しについては人それぞれで
個人の飼育環境や使いかたも大いに関係してくるので
一概に言えないというのがホンネです。
マットでの飼育でのメリットは
安価 調整がしやすい 詰めてからすぐ使用できる
温度耐性の幅がひろいなどが挙げられますが
デメリットとして大量生産によるロットのバラツキが
見られる場合もあるので、調整が必要だったりします。
マットは、菌糸に比べると安価と思われがちですが
販売前にしっかりと調整された(添加の配合や発酵の調整含む)
マットは高価です。そのようなマットは使いかたさえ間違えなければ
だいたい幼虫は大きくなります。
マットを使用する際、気をつけなければならないのは
容器。カビが生えるマットが存在するのは事実ですが
容器にカビ菌が付着している場合がほとんどです。
容器をよく洗浄して、タイペスト部分にカビ菌が付着しにくい
モノを使用すればほぼ解消できます。
容器は交換後すぐ洗浄しないで放置したものほど、カビ菌が
付着しています。むしろ交換直後の容器に洗浄ナシで
新しいマットを入れたほうがカビなどは発生しにくいです。
あと加水量によっては劣化が早まります。
ノコのように加水多めが望ましい種類を飼育される場合、
加水量の加減が幼虫の生育とマットの劣化を抑えるという
矛盾点をバランスよく維持していくカギだったりします。
また添加量が多いと思われるマットは加水の加減で状態が
変化するということも考えに入れておいたほうが無難です。
マットの温度耐性の幅が広いと言っても廃菌床マットなどは
少なからず菌糸が混入しています。急激な温度変化で混入している
菌糸が反応したりするので注意は必要です。
使いかた次第で飼育の楽しみが倍増するのもマット飼育の
魅力だし、また購入後の使い勝手のよさなども
クワガタに時間を割くことが限定される方などには
大いに味方になってくれると思います。
マットで大きく孵した個体は力強いけど繊細さも兼ね揃えます。
そんなところもマット飼育の大きな魅力だと思うのです♪