クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ペアリングをするなり襲い掛かる♂・・・
なんて書くと、えっ?とか思うかもしれませんが
ミヤマのペアリングはニジイロのそれに似ています。



伊豆大島と中甑島産では交尾の仕方が違うんだぁ。。。
などと呑気に構えながら産卵セットを組みました。



用意したのは画像のもの^^)
ゴージャスです❤

黒土 腐葉土 Uマット 微粒子醗酵マット
ばくさん君 完熟マット 材。。。

久しぶりに気合を入れています。



黒土。。。



大ケース。。。

ゴージャスにしたのは訳もあって
いろいろ遊んでみようと思ったからです。



腐葉土&ばくさん君



まぁ固めます。
材も足掛かり程度に入れます。



途中さびちゃんが遊びに来てくれたりして
違った意味でも盛り上がったミヤマの産卵セット。

あとは温度をどれだけ保てるかです^^)


いやはや今週は怒濤の1週間でした。。
気温上昇に比例するかのような受注増大!
嬉しいことこの上ないのですが
生活のリズムは乱れます。。


さて、この時期クワガタにとってはあらゆる意味で
シーズンイン❤
個体の入荷も活発になり、採集も灯火、樹液、ライトと
いろいろ楽しめます。
では飼育においてはと申しますと
蛹化 羽化 採卵とやはり目白押し♪
その中でも新成虫の羽化は嬉しいですよね^^)

でもいろいろな心配要素も出てくるワケで
その対策としての一案に人工蛹室というものが
あります。



人工蛹室に移すという行為は本来飼育上
蛹室に不備を感じられた場合に移せばいいのですが
そこは趣味でもあるわけなので、蛹が見たい
羽化シーンがみたいという欲求も叶えてくれます♪



ところが、ぞの人工蛹室に移したが故の不備も
出てくることがありまして、羽化不全や翅が納まりきれない
頭が上がりきらないなどいろいろあります。

そのどれもが原因がコレ!と特定できないのは実情で
数を重ねて対策を考えていくことが遠回りなようで
実は一番の近道だったりするのですが、やはりある程度の
指針のようなものは必要か?とも思います。



まずですね、ご自分の飼育している環境を把握すること。
これは大事なんです。温度の上がり下がりが激しいとか
飼育している部屋だけ湿気が多く感じるとか。。
普段の生活で感じていること、けっこうクワにも影響出たり
しますんで^^)



この画像は一番最近の人工蛹室画像。
中に入っているのはトカラノコ♂。
交尾器になる部分で人工蛹室を削っています。
この削りカスは、羽化時影響が出るかもしれないので
取り除くか、指で押し付けて拡散しないようにします。
今回の人工蛹室の水分は、少し少なめにしています。
ちょっと確認したいことがあるのです^^)



自作の人工蛹室って、個体ごと形状に合わせて
作ることができるのが魅力です。

ノコとヒラタ(ドルクス系)で同サイズ羽化が想定される場合は
人工蛹室の角度などを考えるのもいいですよ^^)
同サイズで羽化すると想定できた場合、ヒラタのほうが蛹体重が
重たいです。またどの蛹もそうですが頭部に重心がきます。
ノコのようにアゴが長い種類は幅をキモチ多めに取るのも
いいと思います。

あと画像はありませんが、ノコとヒラタでは
羽化直前の外骨格の形成に違いが見られます。
ヒラタ、コクワのドルクス系は外骨格の完成率が高い状態で
羽化、ノコは羽化してから外骨格を形成し、固める。という具合。
そんなところからも人工蛹室の水分量の調節や違いを感じ取ることが
出来ると思います。




この土日、書くことはいっぱいあったのですが
何故かのサーバーエラー。。
やっと解除で今、書いています^^)



まずは産卵セット。
アマミヒラタ(加計呂麻)です。



産卵セット前の画像です。
1週間同居なので大丈夫だと思うのだが・・・?



大三島産本土ヒラタ。
こちらは2♀いるので♂は再度ペアリングです。

この他にビソンノコもセットしました。

このあといろいろやります。
それは別記事で♪




昨日のことなんですが、どう見ても
容器外からは黒く見えたので
だめだろうと思い、割ってみたら羽化直前状態。。
夜遅くということもあり、成虫管理用のタッパーに
キッチンペーパーを簡易人工蛹室っぽく敷き詰めました。



本日、無事羽化となりました^^)
羽化不全もなくよかったぁ~♪というのが
ホントのところです^^)

さて、ここでなんですが
画像だと見にくいけど、かなり水分を放出しているのですね。
後翅には水滴も確認できます。



この水分(体液?)の放出と蛹室の湿度が
羽化不全の否に関わっているのでは?と、
思うのです。人工蛹室の加水についても同様なのですが
蛹室の湿度(指で触って、『水』と感じるぐらい)が多いと
かなりの確率で羽化不全になるんじゃ?と、思っています。
たぶんなんですが、羽化時に放出する水分を蛹室が吸収して
くれない?ので、放出した水分の行き場がなくなっちゃうのかな?
と、感じています^^)



因みにこのインタント人工蛹室ですが、
5㎝×8㎝ぐらいのタッパーにキッチンペーパー2枚を
サイズに合わせて折り畳んでキリフキ(ここは多め。)。
キリフキしたキッチンペーパーの上にまたキッチンパーパー2枚
を同じように折り畳み指でなるべくシワがないようにして
カタチを整えます。このときはキリフキはしません。
洗濯物でいう、乾いているかどうか分からないような状態に
して、蛹を入れます。
このインスタント人工蛹室、♀はいいのですが
♂はオススメしません。ノコのようにアゴが長い種類は
高確率でアゴがイビツに羽化してしまいます。。。

なんにしても無事羽化したのがよかったです♪


という訳ではありませんが、
昨日の続きになりますか?^^)
ヒラタクワガタ飼育の良いところ♪
いつものように独断と偏見でお伝えいたします。



まず・・・お好きなヒラタを購入した、
もしくは採集してブリードする。
ここまではいつも通りです。
ここから選択肢が出てきます^^)
数を採りたいのか?否か?



ボクはヒラタクワガタも小ケース マットのみで
採卵します。このセットですとね、爆産しても
せいぜい20ぐらいです。(ボクの場合です。)
数が採りたいのならば、再セットすればいいし
そこそこで良ければ、そこでやめてしまえばいい^^)
産卵数のコントロールが効きやすいのです♪
採集個体はともかく、ブリードモノはペアリングしてから
の採卵なので、一回の産卵ですと生存確率が高い。
なので一回の採卵で偏りが心配なら、翌年もう一度
セットを組めばいいのです^^)



菌糸でもマットでも大きくなります♪
エサの適応性はノコより神経質ではありません。
ノコの場合、産地によっては菌糸があまりよろしく
なかったりしますが、ヒラタの場合はそんなに
気を使わなくてもいいみたい。拘った飼育を試みたいの
でしたらその限りではありませんが、割と飼育側の好みで
いけちゃったりします^^)



幼虫期間はノコに比べて短いです♪
同時期セットの場合、ヒラタのほうが幼虫期間は短く
尚且つ、エサ量が少なくても大型が羽化してきます。
そこそこのサイズでいいよというのであれば
800×2ぐらいで大半の種類はいけちゃいます^^)



休眠期間が短い、産卵時期に気を使わない。
ヒラタの場合、休眠期間は長くても4ヶ月
(これは個体差あり。)活動を開始してから
温度さえ保てれば、産卵時期は飼育者の都合で
セットできちゃいます^^)例えば5月下旬羽化
8月下旬活動開始、その年の残暑ぐあいにもよりますが
残暑が厳しく温度が採卵に適していれば、常温でも産卵は可能です。
ただ、一年経過したほうが産卵数に違いは出ます。



成虫が長生き。
オオクワほどではありませんが、産卵させても
翌年元気だったりします。温度耐性も強いから
割と気楽に飼育できたりします。

個人的には、いろいろな面で振れ幅が広いから
自分の都合が優先できることが一番のメリットかなぁ^^)
亜種や産地に拘らず、個体の好みで選んでもいいし
逆に産地や亜種に拘って飼育する(コレクション性は高いです。)
のにもいいと思うので、そーゆー意味でも振れ幅が広い
国産ヒラタクワガタ。
今年のブリード予定に考えてみても
よろしいのでは?♪


material by:=ポカポカ色=