クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ふぅ~。。やっと月末処理が終わりました^^)
これがカンタンだと困るし、多いとタイヘンだしの
困ったものです。



さて、今期はミヤマを飼育している関係上
産卵セットに黒土を用いていますが
果して有効なのか?



ミヤマの場合は、マットが高栄養すぎて
中和する意味合いもありますね^^)



それではノコは?



どちらかというと分量を増やす意味合いもあるのかな?
とも思ったのですが、保湿のほうに
軍配があがるかな?というカンジです。
実際のところ黒土部分(産卵セット底部分)に産むことは
多く、卵に必要な水分を確保するためなのかな?
という印象です。ノコは産卵できると♀が判断した
堅い部分に卵を最初に産む傾向があるので、ケース底や
側面というのは産卵セット内では堅い部分に相当します。
なので、マットのみでも黒土+マットでもあまり変わらないかと
思っていたのですが、産んでから黒土部分に産んだ卵のほうが
あきらかに膨らむ時間が短いので、保湿もしくは保湿&通気を
確保するために黒土は有効かと思います。

あと産地によっては菌糸はおろかマットでも発育に支障が出る
個体がいるので、このような個体(産地)のノコの
幼虫飼育にはどぉなるのか?と、ちょっと興味があります。

自然下では必ずといっていいほど存在しますからね^^)
もしかしたらいろいろ使えるかもしれません。


今日、ひとつだけ割り出しをしたのですが
幼虫が7頭。2令初期で♂♀判別が辛うじて可能でした。
4♂3♀。



これ、成功か失敗か?どっちだと思います?^^)

個人的には成功なんです。



モノは伯方島産本土ヒラタなのですが
伯方島以外に大三島と佐島がいるんですね。

この3島はしまなみ街道で繋がっていて
(佐島は繋がっていないか?)
隣接していることもあり地域変異はあまりないと
踏んでいます。でも各離島をコレクションしている
友人や、本土ヒラタの各産地を来る度に購入してくださる
お客様がいるので必要最低数が揃えばボクは成功です。
伯方島のヒラタの種親は♂♀ともに元気ですし、
再開しようと思えばできるので、この頭数は成功なんですね^^)



いわゆるポピュラーな国産クワガタのほとんどが多産種。
一亜種一産地が何十頭もいると飼育が散漫になるし雑にも
なります。この程度の頭数で自分にプレッシャーをかけて
大きな個体を出せればそれでいいのです^^)


今日は(まぁ昨日です。。)連日の猛暑に比べると
いささか過ごしやすい気温でした。



さて、この猛暑。人様ばかりでなくクワガタにも
影響が出ています。以前はよく5月羽化は年内活動開始
それ以降は翌年まで休眠と判断することに信憑性が
ありましたが、最近はそぉとは言い難いようです。
例えば6月のクワタに出品した6月上旬羽化個体の
クチノエラブノコ。休眠個体として販売に出しましたが
ブリードシーズンインの時期、購入されることはなく
持ち帰ったのですが、現在しっかりとゼリー爆食中!
♀に至ってはフセツが取れてしまったので
(どこかに挟まって取れたみたいです。)このペアは
ブリードに廻すことにしました。



このように実際は休眠しているであろう時期に羽化した
個体も、温度管理(温度を外気とは違う温度設定の部屋で
保管している。)をしていても、他の何らかの影響で
起き出し、活動を開始する個体が出現します。



ここで心配になってくるのはペア購入で自分のところに
持ち帰ってからどちらかの個体が寝てしまう、もしくは
購入時寝ているか否かが判断できなかった場合。。
よくあるのは♀は起きているのに♂が寝ている。。。
これはですね^^)♂を密閉性の少ない小さなケース
(ノコでしたらミニケースで充分)に移して常温の場所に
置きます。暴れすぎないように転倒防止になるものを多めに
入れておくといいと思います。もちろんゼリーも入れておきます。
ここで大切なのは毎日観察すること。密閉性の少ない=乾燥
と、温度上昇による過度の暴れは消耗させるだけなので
暴れが激しい場合は元の保管場所に戻します。これ、忘れちゃうと
最悪☆彡になってしまうので必ず確認するようにします。
で、ここでも大事なのはゼリーを舐めだしたからといって
すぐにペアリングしないこと。本来活動するまでの期間を
急激に短縮させるワケですから、舐めだす、排泄するの行為を
何回か確認して落ち着いているようでしたら同居させてみます。
あとはもう虫どうしのことになってしまいますので、飼育側の
できることは小ケース程度のスペースに♀が逃げられるように
してあげることぐらいです。



厄介なのは♂が起きていて♀が寝ている場合。。
♂と同じ行為を施しても起きてくれない個体が出てきます。
♀の場合、個体が小さい分気温上昇などの影響を受けやすく
あまり潜らないようマットを浅めに入れたりすると
日中の温度上昇の影響をモロに受けて、仕事から
帰ってきたときにはひっくり返って・・・☆。。。
これ。。。かなり凹みます。なので、マットは通常通りに
しておきます。♀が寝ている場合は毎日ケースから
出して少し歩かせるのが近道なのですが、
まだ寝ているワケですから長い時間活動させると弱るので
長くても15分程度にしておきます。・・・・って、これ・・・
毎日やるのは非常に困難なので、通常は♂と同様にして
休み前などの時間に余裕があるときに歩かせて状態を見ます。
けっこうギリギリまで寝てしまう♀も多いのですが
以前、臥蛇トカラでこの行為をして爆産させたことがあるので
効果はあるのかもしれません。
このときのペアの♂はなるべく刺激が少ないようにしてあげることも
大事です。なるべく消耗させないようにして延命するようにします。



昨年はヤエヤマノコが起き出してブリードしたところ
ケースに卵が見えてきたところで気温が下がって
(しかも去年は急激に下がりました。)卵のまま
越冬して翌年孵化。。。なんてことを経験しています。
今年は、トカラノコ(中之島)♀の5月羽化個体が起き出して
昨年羽化今年活動開始♂と掛けてみたり(もうセットは組んでいます。)
と、通常年とは異なった飼育をしていますが結果が分かるのは
2ヶ月後です。今年羽化の♂も活動している個体もいるので
それもブリードしてみるつもりですが、もう。。。
産卵セットを置く場所が限界です。。。^^)



いくら趣味とは言えちょっと過酷です。。。

でも組みます。産卵セット♪



絶対に今日終わらせたい4セット。
ノコ×3のミヤマ×1.



今回も登場の黒土。
前回は5リットルでしたが今回は14リットル。
でもお値段は同じ。。内容的には5リットルのほうが
クワガタ向きです。



バケツも3つ。ミヤマはこないだのセットが
中甑のミヤマによかったみたいなので、
今回も同様のセット+黒土多めです。
(淡路島ぐらいの位置ですと本州とそんなに
変わらないかな?と、ちょっと考えました。)



小ケースはノコ用。
ノコにも黒土を入れてみました。
いい効果が得られるとのことですが、
意味合い的には1セットに使用するマット量を減らすという
セコイ考えもあります^^)まぁあと今回使う
完熟マットの匂いが少し早いかもしれないので
あとは虫に混ぜてもらおうという魂胆です。

この3セットには、アマミノコ(請島)ヤクシマノコ
トカラノコ(中之島)に入ってもらいます。
トカラノコは先日お伝えした今年6月羽化個体の♀。

さてどぉなるかは9月ごろのお楽しみです♪


まず梅雨時期が短ったこと。。
そのあとの猛暑。

当ブログの古い記事に、ノコは半年寝る。。。的なことを
書いていますがグラグラと崩れています。。。



今年一番ビックリしたのが、タッパーから脱走するのは
よくあることなので、種類ごと羽化時期ごとに
DVDケース(プラケースを平たくしたような形状)に
まとめているのですが、そのDVDケースの中で逃げた♂が
やはり逃げた♀の上に覆いかぶさっていたところを捕獲したこと。

♂は極小個体なので起き出すのは想定内ですが
まさか♀に覆いかぶさっているとは思いませんでした。

このペアはそのままゼリーと一緒に同居させたところ
しっかり交尾。♀は明日産卵セットに入ります。



以前、南西諸島系のノコより本土系ノコのほうが
休眠期間は安定している的なことを書きましたが
今年羽化のクチノエラブノコは活動開始の勢いです。

それよりもほとんどのノコが6月上旬~羽化だということ。
さすがに6月下旬~7月上旬羽化の個体は起き出していませんが
それにしても早い休眠明けです。



皆様もご存じの通り、種類によって休眠期間は違います。
実際のところ、今年羽化のヒラタの♀は全頭後食済みですし
♂もそろそろケースに移して状態を見定める段階です。

ヒラタやコクワなどのドルクスは、起き出してからが長い(長寿)ので
問題はありませんが、ノコは活動開始後 交尾をさせたら
長くて半年、短ければ2~3ヶ月で寿命を迎えてしまいます。
(寿命については飼育下の環境や個体差で差異があります。)

ここで散々書いていますけど、今年羽化の個体はブリード予定に
入っていない種類がほとんどです。

毎年この猛暑というワケではないと思いますが
何か対策は必要かな?と、考えてしまいます。



温度を下げれば活動は鈍ります。
後食を開始したノコでもうまくやれば2度寝させることも
可能ですが、もしこの猛暑が長期間だったら・・・
後食だけして☆彡。。。なんてことも考えに入れないと。。
部屋全体の温度を下げると産卵セットや蛹期間にも影響が出るので
部分的に冷やす設備(冷やし虫家やワインセラー、冷蔵庫など。)
が、必要になります。これは本格的に考えなければ
いけないかもしれません。。。




material by:=ポカポカ色=