クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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産卵セット・・・これからの時期、たぶんいろいろなセット
組まれると思います。ボクが飼育している(もしくは飼育予定)
種類で産卵セットに使っているもの(もしくは使用予定)をご連絡したいと
思います。

 

今期久々の飼育予定であるミヤマ。
産卵セットを組む時期は6月もしくは9月です。
6月にペアリングが可能ならば、そのままセットに移行
する予定。

使用するものは、カブトマット+ばくさんくん
ケースは中を予定しています。黒土も用意するかもしれません。
大事なのは温度で、6月に20℃以下の部分が出来ればまず大丈夫か
と思いますが、一番は種親の状態です。しっかりと活動を開始した
状態でペアリングできればいけるかなーと、思っています。
中ケースは持っているもののほとんどがたぶん使えないと思うので
(けっこー古くなっています。)新たに購入予定。
これ・・・コストかかるかもなー♪

ちなみに飼育するミヤマはイズミヤマとミヤマ(中甑)です。



ネブトクワガタ。ブリード予定は3亜種5産地。うち4産地はセット済み。
使用するケースはミニケースと1400ブロー。
使用マットはUマットと赤枯れマットがメイン。
あと使用済みふるい掛けとか菌糸カスとか。。
ブリード種は、チチジマ イヘヤ 本土ネブト(伊豆大島 種子島)
残り1亜種はトカラネブト(諏訪之瀬島)です。
ネブトは追加予定あり。屋久島産は探しています。
あとはソソラレルような産地や亜種がいたら随時追加予定です。
生体の増種いかんでどのくらい使うか変わるなー。。。



コクワガタ。この種はトカラコクワとヤエヤマコクワのみ。
使用ケースは小。材はクヌギもしくはコナラ。
どちらも良質なもの。マットはばくさんくんです。



ノコ・ヒラタはいっぱいやりますよ^^)
今のところ、決定しているのはトカラノコ アマミノコ
本土系各産地。本土系亜種で飼育が決定しているのは
クロシマノコのみです。ヒラタは本土ヒラタとアマミヒラタ各産地が
メイン。あとはそのときの状況に応じて増やします。
ヒラタとノコは小ケースにばくさんくんで通します。
(一部完熟マット使用)



その他。ここらへんは細々とやっていきます。

一応増種 増産地の予定はありませんけど
これが分からないというのがホントのところ。
5月、6月、8月(?)とクワタ参戦予定なので
魅力的なクワに出会う機会が多いのが悩みどころです♪




トカラコクワの産卵セットがメインだったので
これは致し方ないことなのですが、
マットが中途半端に残ったのですね。。

そこで・・・



本土ヒラタ(屋久島 伯方島)の両方もしくは1セットを
組もうと思い、ケースを用意したのですが・・・

どーも1セットだと変なふうにマットが残る。。。



という訳で2つ組んだのですが
いつもの3分の2しか詰められていない。。

そこに持ってきてこの気温でしょ?

ヒラタクワガタはたまにペアリングを確認しているにも
関わらず産まない♀が存在します。
これは卵管詰まりでも遺伝子異常でもなく、
単純に気温の変化などから♀が産めないモードに
入ってしまうのが原因だそうです。
ノコやミヤマと違い、冬を越せる機能を持つ
ヒラタクワガタはお休みモードに転換してしまうようなのですね^^)



これ、温度管理されている方も要注意で、気温との温度差が
かなり違う(低い)設定で温度管理している部屋でセットを
組んでいると産まなかったりします。

意外とノコもヒラタも産卵時は温度高めが好成績だったりするので
前蛹や蛹と同時期のセットは気を使いますよね?









昨日のうちに加水しといた材。
朝起きて樹皮を剥き、余分な水分を出しているトコロ。

キレイに樹皮が剥けました。って、最近
いい材に巡り合える機会がめっきり少なくなりました。

この材も昨年購入です。
ボクはクワタ等でいい材があると購入して
寝かせておきます。
(クワタでは、多数ショップが集まるのでいい材に巡り合える
機会が多いのですが、なんせ電車で移動しているので
中々量を持ち運べません。)



これも昨年購入。
ヤエヤマコクワの飼育を始めたころから
見つけては買い、寝かせておきます。

ボクの場合、材産み種は限られるのでこのスパンで
うまく廻すことができます。
いい材とは言え、最近の材はシイタケ収穫直後に切り分けられた
ホダ木が多いので(残念ながら見極めることができません。。)
なるべく寝かせてから使うようにしています。



これは今年入手分。細くなってしまいました。
今年、材を使う産卵セットは
ヤエヤマコクワとトカラコクワ、タイワンオオの3種
(タイワンオオ用は別に用意しています。)
少し足りないかもしれませんね。。。


ぇえ作りました。。



これは悲しいですからね。。
自前の蛹室が湿度が高かったりするとなるものですからね。。。



用意するもの。

①オアシス
②パン切包丁
③ケース
④プラトレイ
⑤キリフキ
⑥キッチンパーパー  の計6つ。全部100均で購入可♪

テーブルはあってもなくてもいいですが
④プラトレイは必要です。カスが細かいのでプラトレイの中で
削ったほうが片付けが楽です。プラトレイはいろんなトコで
重宝するので何枚か持っています。



まずケースに合わせて要らない部分を切ります。
で、忘れちゃならないのが底部分の切込み。
通気を促す大事な部分です。ケースに引っかかるぐらいの
サイズに切るのが肝です。



あとは指で削って、キリフキして蛹を入れて完成。
蛹は頭部のほうが重たいので頭部側に角度を付けてくださいね♪
角度がキツイと頭部が起きない羽化不全を起こすことがあるので
せいぜい20度(あくまで雰囲気)ぐらいまでが妥当です。
ちょっと頭部のほうが高いなーぐらいで大丈夫です。
今回はヒラタなのでキリフキ程度ですがノコはもう少し
水分を多めにします。蛹にとって体温は熱湯地獄に近いので
移動は速やかに行います。人工蛹室の上部には返しを付けていますが
羽化時、どぉ動くか皆目見当がつかないので一応付けています。
あと長さは自前の蛹室よりかなり長め。人工だと後ろ翅が引っかかって
グチャグチャになることが多いのですよ。。
なので長めです。幅は蛹前胸部分の約倍の幅を維持しています。
これも後ろ羽同様の処置です。

蛹化して間もなくの移動は怖いので、蛹化後2週間ぐらいのときに
移すと蛹もしっかりしてきているので安心です。
あとフタは必ずしてください。萎んでしまいます。。(ホントです。)

人工ですと小楯板付近の上翅のシワがない個体が羽化してくるのですが
起き出しは若干遅めになります。ヒラタ・コクワはあまり感じませんが
ノコは取り出し具合によっては随分変わります。
早め羽化の個体は敢えて人工蛹室に移すことはありますよ^^)


いや・・・・まとめてやると楽しいけど
大変です^^)。。

先ほど軽く書かせていただきましたが
羽化個体と蛹化個体、前蛹個体の選別から始まり、
交換が必要な容器を抜き出してから
マットを詰める。。さすがに画像はなしですが
羽化個体は撮影しました^^)



5月4日羽化確認個体。まだ数は数えていません。



種子島。ちょっとアゴ・・・長いですね。。



伊豆大島。これ・・・一番小さいです。



痛恨の羽パカ。。。トクノシマヒラタ。
上翅がキレイなだけに惜しい。。
トクノシマヒラタもこの個体が一番小さいので
たぶん自分用になると思います。
5月クワタで出品数が揃わなければ持っていくかも^^)
持っていったらお値打ちです♪



サキシマ・・・西表ですね。
与那国は♀が羽化していました。

これ以外ではリュウキュウコクワとミシマコクワが
羽化していますがミシマコクワはどうも♂のみかもしれません。
リュウキュウコクワはペアになります。

さてさて、これからオアシス・・・買いに行きます。


material by:=ポカポカ色=