クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ぇえ作りました。。



これは悲しいですからね。。
自前の蛹室が湿度が高かったりするとなるものですからね。。。



用意するもの。

①オアシス
②パン切包丁
③ケース
④プラトレイ
⑤キリフキ
⑥キッチンパーパー  の計6つ。全部100均で購入可♪

テーブルはあってもなくてもいいですが
④プラトレイは必要です。カスが細かいのでプラトレイの中で
削ったほうが片付けが楽です。プラトレイはいろんなトコで
重宝するので何枚か持っています。



まずケースに合わせて要らない部分を切ります。
で、忘れちゃならないのが底部分の切込み。
通気を促す大事な部分です。ケースに引っかかるぐらいの
サイズに切るのが肝です。



あとは指で削って、キリフキして蛹を入れて完成。
蛹は頭部のほうが重たいので頭部側に角度を付けてくださいね♪
角度がキツイと頭部が起きない羽化不全を起こすことがあるので
せいぜい20度(あくまで雰囲気)ぐらいまでが妥当です。
ちょっと頭部のほうが高いなーぐらいで大丈夫です。
今回はヒラタなのでキリフキ程度ですがノコはもう少し
水分を多めにします。蛹にとって体温は熱湯地獄に近いので
移動は速やかに行います。人工蛹室の上部には返しを付けていますが
羽化時、どぉ動くか皆目見当がつかないので一応付けています。
あと長さは自前の蛹室よりかなり長め。人工だと後ろ翅が引っかかって
グチャグチャになることが多いのですよ。。
なので長めです。幅は蛹前胸部分の約倍の幅を維持しています。
これも後ろ羽同様の処置です。

蛹化して間もなくの移動は怖いので、蛹化後2週間ぐらいのときに
移すと蛹もしっかりしてきているので安心です。
あとフタは必ずしてください。萎んでしまいます。。(ホントです。)

人工ですと小楯板付近の上翅のシワがない個体が羽化してくるのですが
起き出しは若干遅めになります。ヒラタ・コクワはあまり感じませんが
ノコは取り出し具合によっては随分変わります。
早め羽化の個体は敢えて人工蛹室に移すことはありますよ^^)


いや・・・・まとめてやると楽しいけど
大変です^^)。。

先ほど軽く書かせていただきましたが
羽化個体と蛹化個体、前蛹個体の選別から始まり、
交換が必要な容器を抜き出してから
マットを詰める。。さすがに画像はなしですが
羽化個体は撮影しました^^)



5月4日羽化確認個体。まだ数は数えていません。



種子島。ちょっとアゴ・・・長いですね。。



伊豆大島。これ・・・一番小さいです。



痛恨の羽パカ。。。トクノシマヒラタ。
上翅がキレイなだけに惜しい。。
トクノシマヒラタもこの個体が一番小さいので
たぶん自分用になると思います。
5月クワタで出品数が揃わなければ持っていくかも^^)
持っていったらお値打ちです♪



サキシマ・・・西表ですね。
与那国は♀が羽化していました。

これ以外ではリュウキュウコクワとミシマコクワが
羽化していますがミシマコクワはどうも♂のみかもしれません。
リュウキュウコクワはペアになります。

さてさて、これからオアシス・・・買いに行きます。


とりあえずのご報告。

まず、羽化している個体と蛹化している個体の選別。
あと、前蛹。

サキシマヒラタとトクノシマヒラタはペアに
なりました。後ほど画像を添付します^^)

あと伊豆大島産ヒラタがペアです♪

まだ♀が多いですね。。
サキシマ2産地、ゴトウヒラタなどなど。

リュウキュウコクワもペアになっています。

とにかくやっつけてしまわないと。。

実は明日、仕事なんです。。。


国産種各種を飼育されている方々^^)
そろそろ起き出していると思います。



キッチンパーパーをボロボロにしている、
体液を放出してキッチンパーパーを汚している
ドロドロにしているなどいろんな個体がいると思います。




いろいろ飼育されている方はともかく、少数で楽しんでいる方
もしくは最近始めた方。まずは起き出した個体を移すケースを
確保しときましょう^^)別にプラケースでなくてもいいです。
100均とかで保管スペースに合わせたケースを購入して
穴を開けて使えばお財布にも優しいです。ボクは♂と♀に合せた
2サイズで同じものを揃えています。そのほうが整理がし易いのです。


これは休眠中の成虫を保管しているタッパー
と、分類分けに使うDVDケース。
なるべく同種類で入れていますが、複数種入れる場合は
まるっきり違う種類を入れています。逃げた場合、同定がしやすいのです。

先日慌てて移したときの画像。
ちなみにこれで後食はさせません。蒸れちゃうんです。
あとコバエが入りやすいのであくまでも一時保管用です。
休眠中の個体が起き出すと同時ぐらいで昨年採卵分が羽化してくるので
空いたタッパーをきれいにして、新成虫はタッパーに。
まだノコは羽化していませんが、ヒラタは♀が羽化してきています。



ボクは棚幅をクリアースライダーに合わせてあるので
成虫の管理は主にクリアースライダーを使いますが
ヒラタは排泄物の量がノコに比べて多いので
スライド式のフタだと使いずらいかもしれません。
大型のヒラタ♂はクリアースライダー、♀はミニケースが
多いです。ペアリング前は小ケースに仕切を入れて
頃合を見計らって仕切を外してそのままペアリングというのが
ここのところのマイブーム。♂♀の起き出しにずれが生じたときも
この方法です。

飼育数=ケース数というワケではなく、必ずしも一斉に起き出したりは
しないので成虫を見て楽しみながらケースの数を考えると置き場に困る等が
少なくなると思います。



羽化した個体の中で、残念ながら羽パカ・羽化不全な個体が
出てくることがあります。でも悲観しないでください。
交尾器部分の状態が正常ならブリードは可能です。
小楯板の付け根からのハデな羽パカでもブリードできますので
大事に管理しておきます。羽化不全、羽パカ個体は体液の放出が
多かったりするのでコマメな観察をしておけば大丈夫です。
無事ペアリングまで持っていけたとして産卵セットを組むと
数は同じぐらい産みます。ただ、完全体ではないので
一回のセットで☆という個体が多いです。羽パカ・羽化不全個体の
ほとんどが蛹化・羽化時の環境不備が原因なので遺伝性はほとんどない
と考えていいと思います。

新成虫の割り出しですが、これをここで続けると長くなるので
次回書かせていただきます。


トカラオレンジプロジェクト個体も
そろそろ蛹になってきて
(一部交換が遅れて小さく羽化する個体も。。)
楽しみ倍増なトカラノコですが♪



今年は臥蛇 中之島 悪石を少量採卵予定です。
なんせ1♀づつしかいないのと(臥蛇は♀2)
今年、中之島がいっぱい羽化してくるので
少しにしとこうと思います。




ところでトカラノコは飼育個体しか入手できないので
この時期はいろいろと気を付けとくとよろしいかと思います。



昨年羽化して、昨年中に活動を開始してしまった♀をお持ちの方。
個体の状態をよく観察することをオススメいたします。
状態さえよければしっかり産んでくれます。
このときフセツが取れてる云々は大丈夫ですのでご安心を♪
あとペアリングする♂を充分に活動させてから
(エサをしっかり与えてから)ペアリングしてください。
ペアリング以降は早めのセットがいいと思います。



活動を開始してからの♂は暴れる個体も見受けられます。
暴れがひどく、ペアリング前に☆。。。なんて個体も
出てくるので大きなケースは控えたほうがいいかもしれません。
特に大きな♂に見られる傾向です。VIP待遇で大きなケースに入れて
悲しい結果に繋がることがありました。(経験あり。。。)



♀が活動を開始して、♂がいつまでも寝ているペアが
出てきたりしますけど、これは根気よく待つしかありません。
ペアリングをしていない個体は長生きです。
ボクも臥蛇の♂が8月末まで起きなかったことがあり
かなり焦りましたが、9月ペアリング11月割り出しで
なんとか採れて胸を撫でおろしたことがありました。



今年、入手してトカラノコを飼育してみようという方。
まず羽化日の確認ですね^^)即ブリ個体は昨年羽化の個体が
多いけど、この時期まで残っているかは?です。
今年羽化で2月~4月羽化はうまくいけば今年中にセットを
組めるかもしれませんが・・・個人的にはあまりオススメできない
です。。やはり充分休眠している個体のほうが産みはいいです。

トカラノコもいつも流通しているというワケではなく、
各産地が店頭に並ぶときもあれば、1産地のみの流通というときも
あり、昨年はほぼ悪石産で諏訪之瀬 口之島はおろか
中之島も若干という具合。むしろ臥蛇のほうが目立ったような
印象でした。諏訪之瀬島と口之島はほぼ流通していないといっても
過言ではないのでお探しの方は出ていたら即買いぐらいの勢いが
必要です。
産ませてしまえばマットでも菌糸でも充分楽しめるトカラノコ。
羽化したての個体の美しさを見るためにがんばっているトコも
あります❤






material by:=ポカポカ色=