クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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産みました♪



伯方島産ノコ。
ようやく卵が見えました❤

友人からというのが一番なのですが
ボク自身、伯方島のノコは以前から
ちょっと違うなと思っていたので感無量です。



ところで今年は猛暑続きで、今年6月~7月に羽化した個体が
活動を開始し始めて青ざめたものでした。

自分で孵した個体は起き出すまでの経過を見ているので
ヤバイなと感じた場合温度帯が低いところに置いたりして
対応するのですが(今年の場合は♂も起きているので
思い切ってブリードに踏み切りました。)
購入個体や譲っていただいた個体は数字だけの判断に
なるので少し難しかったりします。
今年は販売出品した個体が移動中と展示中に完全に起きてしまった
(帰ってから低めのところに置いても寝ない。。。)個体もいて
こちらも難儀しました。。。



特に友人から譲っていただた個体は、初めて聞く
(住まわれている方が見てくださっていたらゴメンナサイ。。)
島名や地域のものがほとんどなので、このペアで勝負!的なことも
あり、個体の管理は慎重にしています。

あと起きたと思っていたら、寝てしまう個体。
どちらか片方だけ起きてしまうなどなど。。。心配事が尽きない
この夏(もう9月も中旬ですもんね^^)でしたが、逆にこの残暑を
利用してヒラタやコクワなど早めに活動を開始する種類の
産卵セットは組めるかもしれませんね^^)

ちなみに今年7月羽化個体のトカラノコの産卵ですが
無事、幼虫に孵っています。。
今までのスキルを覆すような出来事が頻繁に起こった今年。
やはりデータだけでなく、目の前で起こっていることの迅速な
対処も必要と思い知らされた今期のブリードです^^)



国産ヒラタの産卵は一般的に
簡単とされています。確かに産んでくれますし
数もそこそこ採れます。



スミマセン…ヒラタノメスガゾウガアリマセン.
いろいろな♂画像でお楽しみください。
それでは本題に♪

ところが意外なところで繊細です。
♀は温度が低くなると休眠モードに入ってしまいます。



また温度が高くても産卵に影響があるみたいです。

ここでボクが経験したいくつかを書いてみたいと思います。

ヒラタは羽化後、ノコと比べて活動開始までの期間(休眠期間)が
短いのでウチでは産卵セットを組む時期が早め。
だいたい5月中旬以降から組みだすのですが、これが年によって
結果の善し悪しが出てきます。エアコンで温度管理をしていますが
外気の影響は受けるので、その年その時期の気温で変わるのかな?
という印象です。また羽化した年はあまり産まない(経験上。。)
という認識がありますが、前述したとおりセットを組んでから
1ヶ月半~2ヶ月後の割り出しです。今度はエアコンの影響を
モロに受けるわけなので、産卵行為に及んでいる最中は
室温は低くなるということになります。なのである程度
産卵してたら温度が下がり休眠モード・・・ということは
大いに考えられるのです。。



割り出しの時期は他のクワガタの産卵時期とも重なるので
再セットを組まずに翌年・・・ということも多いから
そのときのセットはある程度の数が得られるという結果になります。

今年はミヤマを飼育している関係上、温度設定は低め。
ヒラタの産卵には影響大なようです。



温度が高すぎる・・・これはあまり経験がありませんが
ノコと比べると1回のセットで産卵数は多くはありません。
でもこれはケースの大きさも影響があるのかな?とも
思います。ノコより広範囲が必要なのかも?と、
感じることもあるので再検討の余地はあるなーと、考えています。



そのように1回目のセットで大して産まなかった♀が
産まないかというとそうでもなく、翌年のセットでは
そこそこ産んでくれます。
ただだいたいそのセットで☆になりますが。。。
ノコばかりをメインに飼育してきたので産卵数に関しては
これだけ?と、思うこともあります。
いろいろ聞いてみると確かに産むけど、ノコほど一度に
産まないようです。越冬ができるということが大きな違いなのかも
しれませんね?^^)

あとヒラタに関しては、あまり時期などを気にしなくても
産みそうだと思って産卵セットを組んだら産んでいたなんて
話も聞くので、今年は♀の状態によっては組んでみようか?と
考えているんですが、南西諸島亜種と北九州離島亜種と本州亜種では
越冬するしないなども関係してくるだろうし、やはりノコと比べると
生存期間が長いのも影響大かなーと、思います。










まぁUマットのみではないのですけどね^^)
ネブト ミヤマ 今はやっていませんがマルバネ。
あとノコやヒラタなどにも有効です。

そんな万能な趣のUマットを使う種類のエサ交換です。



まさか使うことになるとは。。。
以前、懇意にしていただいていたショップが
閉店する際に処分に困り、引き取ってきたガラスビン。
800や1400は少しずつ処分してもうないのですが、
500は相当数だったことと小さかったので
いろいろなところに分散して保管(放置?)していたのですが
ここにきて使うことになるとは!



ミクラミヤマに使ってみました♪
ガラスビンはプラボトルに比べ、放熱性が高いのと
ガラスはすこしだけですが通気します。
重い割れるなどデメリットもありますが低温種などには
効果的です。確か100本ぐらいあるので小型種に
ここぞというときは使っていこうと思っています。



これ・・・なんだと思います?
有田市産ヒラタの菌糸食痕です。フルイ掛け後固詰めして
保管しておきました。ネブトの3令に使います。
菌糸カスでもいいのですが保管の仕方次第でカビが
発生したりするので食痕にしてみました。
赤枯れを混ぜる要領で使ってみました。
使った種類はチチジマネブト。3頭しか残っていないけど
3頭とも大きく育っています^^)



マラパネブトの幼虫。大きいです。



ネブトの幼虫で5gはデカイ!
ノコ♀の幼虫のようでした。マラパネブトは
3頭のみ幼虫であとは繭玉でしたのでマットを被せて
戻しました。繭玉も国産の比ではない大きさ。
羽化が楽しみです。ちなみにマラパネブトは外産ネブト
初飼育ではありませんが、羽化が無事成功したら初めてです♪

どの種もUマットオンリーではなく、それまでのマットを
混ぜたり、菌糸食痕を混ぜたり無添加微粒子マットを
段階的に詰めてみたりといろいろ工夫は凝らしています。

途中から気温が少し下がったので一気にやってしまいましたが
最後が一番時間がかかったかもしれませんね^^)


書いています。
外に1時間しゃがんでいると朦朧としてしまう。。。

いや台風の影響でしょうか?
異様に暑いのです。。。

さて、サキシマヒラタ(西表)とトカラノコ(悪石)
どちらも人気種ですね♪

割り出してみました^^)



サキシマヒラタです。まだ卵が多かった。。。
やはり温度なのでしょうか?7月前半セットなんですよ。。。

結果卵6幼虫12の計18。
もう少し待ってもよかったな。。。



こちらはトカラノコ。
全部で34♪

まずまずですね^^)
トカラノコ(悪石)は、まだ活動中のペアがいて
別系統でセットを組むつもりなので、OKとしときます♪

これからいよいよネブトとミクラミヤマのエサ替えです。

今日はそこまでにしときます^^)


さてさてヤエヤマコクワのセットが組み上がりました。



今回は底のマットを多めに入れて
固詰めしています。
ヤエヤマコクワはマットの固詰めでも産むという
有力な情報を得たのですね♪(しかも実績あり。)
材も細めということも手伝ったのでさっそく実践です^^)



マットはばくさん君❤万能マットですな♪



材周りのマットもばくさん君なのですが
先のヤエヤマコクワの産卵セットに使用した
マットをフルイ掛け加水して使っています。
約2ヶ月前のマットですが、これだけ色が濃くなります。
これは自分が徘徊したマットのほうが産卵促進に
繋がるかなー♪という淡い期待です^^)
もちろんマットの状態がよかったということが
大前提です。



こちらのセットのほうが材が細いですが
材の状態はこちらのほうがよろしいです。

これからムシベヤに数時間置いて、セットの
温度を整えてから♀を投入します^^)


material by:=ポカポカ色=