クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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寝かせて見せよ・・・とは言っても
そもそも起きているのを承知の上で
(と、言いますかオマケで付いてきた)
入手したので最初から2度寝させようという目論見でした。



けっこう低いところに置いたつもりでしたが
寝る気配なし。。



こちらの子はワガママ言って別枠で入手した♀。
こちらは大丈夫みたい^^)

そんなワケでタッパーがダメならプリンカップで♪



使うのはこれ♪ 500カップです。



成虫管理用に使うマットはこの3種。
小動物用は使わなくてもいいのですが
持っていても仕方がないので一緒に混ぜます。
画像右のみでもいいんですけどこれ、けっこー
お高いんですね。。。要は嵩を増やすために真ん中の
細かいヤツと混ぜます。真ん中のはユウタンさんで買えます。



3種類のマットを混ぜて加水した状態。
小動物用が水を吸ってくれないのでかなり加水します。



一応ゼリーは入れます。画像は長島産の♀。
いっとき舐めてましたがほどなくして潜っていきました。

これで低温の場所に置いておくと潜って寝ていくのを待ちます。
容器のプリンカップとマットの色が重要で、底が丸いとその周りを
廻るだけなのでそんなに消耗しないんですね。。
あと完全に起きている個体は排泄が激しいのでマットの色が
変わってきます。ゼリーの消費量が著しかったり
おしっこを飛ばす量が多かったらもしかしたらダメかもしれません。

うまく寝てくれて翌年のブリード時期に元気ならほとんどの個体は
産んでくれます。ただ、起き出してから半年以上経過しているので
フセツが取れたりしてきますが。。。


飼育したいとお考えの方。
今回は常温で飼育をする前提で話を進めてみようと思います。



これから寒くなっていくから成虫を購入しても
交尾・産卵は中々難しいかもしれないので
どぉしても成虫から産卵 幼虫飼育したいという方は翌春まで
待ったほうが結果がいいように思います。
でも幼虫飼育もしてみたいという方。
ここは思い切って成虫と幼虫と両方入手するというのもアリです。



成虫はこの冬は鑑賞程度に留めてですね^^)
購入した幼虫の成長具合を楽しむというのはいいと思います。
このとき予算が許すのであれば幼虫分の菌糸ビンも購入します。
菌糸ビンは800でも1400でもOK。今回はあくまでも常温で、
という前提なので、菌糸ビンに入れてしまいましょう。
もう11月と変わりないから、今入れてしまえば
来年の2月以降の交換で大丈夫です。もちろん個体差や
気温の影響もあるので、観察しながら交換していきます。

もし2月~3月上旬に交換するのならもう一本菌糸に入れても
いいと思いますが安全策を取りたいときはここでマットに
入れてしまいましょう。



♂なら1400 ♀は800もしくは500でもいいと思います。
♀は最初からマットでもいいと思いますよ^^)
サキシマヒラタは意外と交換ショックが出やすいので
もしかしたらこの交換で蛹室を作り出すかもしれません。

ここでなんでサキシマヒラタなの?
という疑問も出てくると思いますが、サキシマヒラタは越冬モードが
割と緩く、ちょっと気温が上がったりすると活動する個体も
いるからなんですね^^)本土ヒラタや他亜種は冬、潜りっぱなしに
なるので楽しめるのはサキシマヒラタがいいのかなぁという理由です。
で、外産に比べると温度耐性はあるから割と冬季に楽しむには
リスクが少ない気がします。
もし、成虫と幼虫両方入手したいのでしたら揃いやすいという
利点もあります。幼虫を無事羽化させることができたら
羽化した個体を翌年のブリードに、一緒に入手した成虫で
産卵セットを組んで次世代の楽しみに繋いでもいいと思います。

大型の♂が蛹室から出てくると嬉しいものです。
そーゆー意味でもサキシマヒラタはオススメです♪



いやいや・・・今年は例年になく
とてつもない数の産卵セットを組んだのですが
結果がイマイチです。。。

ノコはそこそこ ヒラタは少数。。
コクワもそこそこ。。ネブトは多数(!)



ヒラタはね、産卵セットの中で休眠している♀が多かったです。
たぶんミヤマのおかげで室温を下げたせいだと思います。



ノコは販売するほどではないですが
自分用としては〇^^)
いい具合で♂♀のバランスも取れています。



ネブトは凄まじいですね。。。
けっこうな数になっていますよ。



コクワも自分用として飼育するにはいい数です。
ただ、♀が全頭生存しているので
来期どぉしようか迷うところです。



ミヤマは淡路島を残すのみ。
これはダメかもなぁ。。。

さて、これから棚の入れ替えです^^)




もし何回も同じこと書いてるよと
思われている方がいらっしゃったらゴメンナサイ。。^^)

イベントやオークション等で購入された個体は
会場の状況や温度上昇、配送時の揺れなどで
自宅に持ち帰ったときに落ち着かない個体が出てきます。



ショップなどで購入した個体はそうでもないのに?
と、感じられる方も多いと思います。ショップで購入、ご自分で
持ち帰った個体には環境変化が最小限に抑えられていることが多く
じゃあイベントは?と言いますとやはり、あの状況は大なり小なり
個体に影響を及ぼしているハズです。



特にイベントでは、羽化日(もしくは購入時の質問等)などから
休眠しているとされていても活発に活動している個体がいて
どちらが正しいのか?は、判断が難しく展示する前は休眠していても
イベントの出展を期に起き出す個体も出てくるので困惑は増すばかり。。。
では・・・どぉするか?



ドルクス系はご自分の飼育スペースでゆっくりさせておけば
自然と落ち着いてくれるのでヨシとして、問題はノコ。



まずは成虫用のマットを入れたケースに止まり木とゼリーの
半切れを入れて様子をみます。このとき個体はゼリーに
近づけないこと。起こしたいのなら別ですが休眠させたいのなら
ちょっと離れたところに置きます。あとこのときのケースは
あまり大きくないほうがいいですよ。小ケースに1頭だと
暴れるスペースも確保してしまいます。暴れすぎて消耗というのは
ノコによくある事故のひとつです。昨日の睦月島産のノコのように
いきなりタッパーに入れてみるのもありなんですが、昨日の個体は
梱包がしっかりしていて個体が落ち着いていたので、タッパーに
入れて起き出しを防止できるような場所で様子を伺えばある程度の
状態は把握できると判断してタッパーに入れてみました。
後食済みの個体は行動もするので動き回るようでしたら
やはりケースに移します。
ケースに入れてゼリーも舐めないようだったらそのまま休眠させます。
霧吹きを定期的に行えばそんなに心配する必要はありません。
このとき起き出しやすいのは♀や小さな♂です。この場合
休眠させることが目的なので♂♀は別の容器で管理したほうが
いいと思います。
当ブログでいうトコロの『2度寝』という行為に持っていきます。
いざブリードに使おうとしたときフセツが取れたりしますが
元気でさえあればそんなに影響はないので大丈夫です。



やっと見つかった種類も少なからずあると思います。
購入してすぐの☆はかなり凹みます。。
少し手間を掛けてあげれば防げることもあるので
ちょっと頭の片隅でも入れておいてくだされば幸いです♪


いろいろな種類のクワガタを飼育していると
廃棄物もいろいろ出るのですが、その廃棄物を
再利用して産卵させたり、幼虫のエサに混ぜたりすることで
種類によってはそのほうが効果的・・・と、
感じることが出てきました。



ネブトクワガタの飼育を始めてから模索している
ウチに結果がいろいろと出て、使えるものとそうでないもの
の判別は必要だけど、再利用したもののほうが好結果
だったりすることもあるのです♪



今年はノコの産卵に黒土を使用、これはミヤマの
産卵セットを組むときの余りを使ったのですが
これが好結果。ただ割り出し後にその残骸をどうしようか
迷ったのです。まぁ捨てるのが大変とか手持ちのマットでは
全部が補えないとか、前向きでない考えからの発想なんですが^^)
いろいろと考えた末、配合率を変えて
あまり高添加のマットに適さない種類・・・
ネブトやミヤマの幼虫に使ってみたところ
これがけっこうイイカンジで成長しています。



ここで注意したいところは立ち枯れの上部に生息する種類には
適さないこと、根部やグズグズの朽ち木に生息する種類でも
新しいマットとの配合率を変えることや種類によっては
適さない種類もいるということを知っておくことです。



ノコ ヒラタに関しては今まで通りの飼育のほうが
いい結果が出るので、新しいマットや熟成した菌糸での
飼育をお勧めしますがネブトやミヤマには有効かと思われます。



特にミヤマは、産卵セットに使用したマット+黒土はもちろん
ノコで使用した黒土(幼虫がいた付近の部分)も有効で
成長に一役買っている印象です。

ネブトと黒土。。あまり馴染まなそうですが、
意外といけてるみたいで、ネブトとしては高添加のマットと
配合させることで成長を促している(と、思っている。。)
ように感じています^^)あとね、ネブトでは使わないような
高添加のマットと合わせるとイイカンジに調和してくれるみたい。
けっこう大きくなっています。

ところで、今回のミヤマ産卵に産卵木の細いヤツを埋めこんだのですが
いい具合に幼虫が齧っていて、なんか見た目はグズグズの朽ち木っぽい
感じなんです♪ これを・・・



スジブトヒラタに使ってみようと思っています。
ボクはスジブトヒラタは得意ではないのですが
一筋の光明が見えた気分♪

このように再利用して幼虫飼育や産卵セットに使えることは
廃棄の際ラクだったりしますが、綿虫など幼虫生育に不適切なものが
混じっていないかとか産卵セットに使った
(黒土含む)マットの劣化が著しくないか?などの見極めは必要です。
自分でこれはダメ。。。と、思ったものは
潔く諦めることも肝心だし、半年以上保管する場合もあるので
場所の確保は必要です。時期が来ると割とゴキが寄ってくるので
その対策は必要ですね^^)

これからの季節は幼虫飼育がメイン。
コスト的にもいいと思います♪








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