クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ここのところあまり大きいのは出していないので
書こうか迷ったのですが・・・

書きます♪



まずですね^^)
セット時期なんですが、6月下旬~7月上旬にセットすると
産卵してから2週間ほどで孵化しますから(室温が低いと
もう少しかかります。)そのまま放置します。
割り出しは2令初期がいいと思います。
この時期の割り出しでしたら菌糸でもマットでもいけます。
今回はデカクするのが前提なので菌糸に入れます。
ここで・・・なんですが♂♀の判定をします。
♂のみ菌糸に入れて、コストの低減と管理の簡略化ができるように
しときます。



話は前後しますが、どの種類がでかくなるの?という疑問が
生じます。単純に大きなノコを拝みたいならご自分の好きなノコを
飼育されればいいと思います。ただ種類や産地によっては
菌糸が有効じゃないものもあります。
大型でも70~を確実にとおっしゃるなら、アマミノコをお勧めいたします。
アマミノコも笠利町産。少し細長いのが産地の特徴
(もちろん個体差あります。)でもあるのでお勧めです。



アマミノコでしたら時期がきたらワイルドの入手が可能だし
比較的安価です。トクノシマもこの時期入荷しますが
トクノシマは意外と伸びないのでデカクしたいのなら
アマミノコです。伊豆大島や壱岐島も入荷しますが
一癖あるので、ここはアマミノコ、お勧めです❤



さてさて、セットを組みました。幼虫が見えています。
菌糸に入れました。このときの菌糸サイズは800で充分です。
この菌糸は食い尽くさせます。よく菌糸は熟成したやつが・・・
と、ありますが最初の1本は新しくても大丈夫です。
もし心配ならショップで冷蔵庫保管している菌糸を購入しても
いいですよ。あれはキノコ菌の活性を抑えているだけなので
入荷時期によっては少しづつ熟成(≒劣化?)しているので
むしろいいかもしれません。問題は2本目で1本目で大きくなった
幼虫は1400に入れます。このときは熟成していたほうがいいので
交換する2週間前には揃えとくとすぐ交換できます。
ここで大きくしたい個体と羽化まで持っていく個体と
分けてしまうこともいいと思います。
大きくしなくてもいい個体はマットに入れるのですが
けっこうマットに入れた個体の方がカッコよく
孵ったりするので、こちらもしっかり飼育します。

長くなったので続く。。






そもそもマットをブレンドすることを思いついたのは
随分前の話で、ずーっと前、ミヤマを飼育するときに
懇意させていただいていたショップさんからミヤマ用として
販売していたマットの作り方を教わってからなんですね。



例えばヒラタが大きくなるマットを使って
他のクワガタが大きくなるかと聞かれると
その限りではないので、あれこれ工夫を凝らすワケです。



あとコスト面。いくらいいとは言え、数をこなすようになると
やはり考えます。嵩を増やすという意味でも大事なのかな?
と、思います。



大きな容器を使うような種類だと尚更です。



ミヤマやマルバネ、ネブトは交換前に使用していた
マットを新しいマットに混合することで発育促進に繋がること
が多く(あんまり劣化しているとダメですが。)、
お財布に優しかったりするのは嬉しい限り♪



同じ種類でも産地によって好まれるマットが違うことが
最近分かってきて・・・更に追及できればいろんな意味で
いい方向に向かうんじゃないかなぁ??と、思っています。

意外とマットのブレンドはコストダウンの意味合いが
強かったりします。



さてさてお正月も3日を過ぎようとしています。
明日はちょこっと仕事をして、7日から本格始動です。
んなワケで今日はどうしてもやっておきたかった
ミヤマとマルバネのエサ交換です。



ユダイクス。3令とのことなので
大きめの容器に移し替えます。



試しに測ってみたら16gありました。
♂は2300 ♀は1400に交換。
マットはUマットベースでブレンドしています。



お次は国産ミヤマ。中甑島と伊豆大島 北鎌倉。
一部、先に交換しているので全部で10頭ほど交換。
ミヤマはマットを全取り替えするワケではないので
新しいマットはそんなに使いません。
ある程度安定してきているので高添加のマットの分量は
前回より多め。今まで入っていたマットはフルイ掛けして
糞を取り除きました。

で、最後はマルバネ。ヤエマルです。
昨年押し迫ったところで購入。こちらも3令です。



一応♂♀判定して、♂は2300 ♀は1400です。
元々入っていたマットの量は、1頭あたり200ccだったので
UとNの混合に若干ですが完熟マットを混ぜました。
幼虫を入れるとき、購入時に入っていたマットを
入れておきます。ちょっとこれで様子を見てみようと思います。

ミヤマもマルバネもそれまで使っていたマットを再利用しますが
マットの劣化状態がどれくらいか?を把握することが重要です。



大きく育ってくれることを祈ります。





こないだ購入のパープル・メタリ。
メタリフェルの産卵はそーんなに難しくない。
問題なのは♂と♀の羽化ズレ。
特に画像のサイズの♂が羽化するまでに♀が2回、
下手すると3回なんてこともある。。
(3回はオオゲサか?でも、3回目が蛹だったことは
ありますね。。)



そんなことから小さい♂を羽化させて累代を確保しなければ
ならないのですが、過去飼育していたときは意識しなくても
♀だと判断して飼育していたら♂だった。。。なんてことは
頻繁だったので大丈夫だったのですが^^)
今は、ねぇ・・・ 一応学習もしましたしね♪



で、今回は画像のペア(別系統ペアです。)とは別に
もう2♂5♀確保したので、時期をずらして産卵セットを組みます。
この2♂5♀は残念ながら1♂3♀になってしまいましたが
こちらは同腹なので最低でも2系統、やりようによっては
複数の系統ができるのでスペースの確保と個体の状態で
産卵セットのセット数を決めていきます。



幼虫が確保でき、羽化した個体にパープルが出てきたら
そこから予定を組みなおして、より確実な系統に
していこうと思っています^^)










この時期って産卵セットは組まないのですね。
理由は、国産種がほとんどだったからなのですが。



ここのところ、外産種の飼育も本格的に
再開しているのと後食済みの個体を入手したこと
も手伝って、産卵セットを組んでみました。

ボクが飼育に使っている部屋は室温22℃設定には
しているけど、22℃を保っている場所はほんの一区画。
現在、その場所にはマルバネ2セット スペキオ
と、画像のゲルツルードが鎮座しています。

実際のところ、国産種って温度管理をしていても
産んだり産まなかったりがあるのと、この時期は
幼虫飼育が主。仕事が繁忙期ということも手伝っています。



状況的には通年同様でしたが、今回はセット数を
限定して組んだところ、マルバネはマットが
沈む、画像のゲルツはケース底面に卵が見えています。
スペキオも材の状態からの判断ですが、いい感触です。

このあと、後食を開始したメタリ(これ・・・楽しみです♪)
休眠中のアウラタ ミカルドと続いて、そのあと国産ヒラタ
(♀が越冬中)。オオクワ ネブト ノコと繋げれば
いつも産卵セットがある状態にはなるけれど分散させることはできます。

頭の中の絵空事がうまくいくとは思っていませんが
産卵セットを組む時期が分散できるとかなり気分的に
ラクにはなります^^)




material by:=ポカポカ色=