クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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とにかく初となる、マルバネクワガタの産卵。

なんとか(と、いうかご厚意に大いに甘えた。。)
赤枯れマットも手に入り、
成虫も活動してくれているので
教えていただいたことと、少しだけ自分のスキルを
ブレンドして産卵セットを組みました。



まずは繭玉含む幼虫飼育時に使用した
使い古しマット。約2週間ほど自然乾燥。
ダマが堅くなり石のようになっていましたが
スリコギとフルイでなんとか微粒子に。



こちらはいつも使ってる完熟マット。
ダマは繭玉の残りを混ぜているためです。
こちらは少し水分を含んでいるので
よく撹拌してからフルイにかけます。


赤枯れマット。けっこーなお値段ですが
相場よりは随分お安く譲っていただきました。



まずは繭玉マットと完熟マットをブレンド。
繭玉2:完熟1の割合。

赤枯れもブレンドします。ここは5:1ぐらいの割合です。



完成(^^♪ まぁ産むといいなぁ程度なんですが
やれることはやりました♪

 

産卵期間とか割出のタイミングとかも聞いたのですが
意外と短期決戦らしいので、面白いかもしれません。


こーゆーハナシをするときに
何と比較するか?が、明確でない場合が多いです。



材産みと言われる種類とマット産みと言われる種類。

ボクが飼育しているので多いのは

コクワとノコですが、この2種を比較した場合

圧倒的にノコのほうが産みます。



ノコとコクワ。どちらも日本という国単位で考えた場合
普通種です。

例えばコクワはバルサでも産むとか?聞いたことありませんか?

ノコも『産むときに踏ん張れる足場があればよい。
変なハナシ、堅い物ならなんでもいい。』
とか?

これ・・・ウソではないのです。

でも、自然下でノコのほうが採れるという場所は
ボクの住む関東地方では地域的に少ない認識です。

ここからはボクの主観ですが、
ノコのほうが幼虫時に外敵が多いと思うのです。
これはあくまでもコクワと比較して・・・です。

実際のハナシ。。



飼育下では、コクワの採卵のほうが数は少ない。
数にすると、十単位で採れるのは稀。
もちろん、ボクの飼育技術もおおいに関係してきますが。。。



ヤエヤマコクワは産みが少ない・・・
のではなくて、元々産む数が少ない。。
んじゃないか?と、思ったりするのです。


 
今回のクワタでうちの子になった2種。

この子を含めて3種となりました^^)

画像の3種以外にコクワ3種オオクワ1種と全部で7種。


ちなみに大きさはこのくらい^^)
これでも今までのよりは大きい♪



この子は子孫を残しています。
(♀は☆。。)
クワタで、誰もが知ってるチョー有名なショップ様に
嫁がれました^^)


この子は内歯が上向いてたりで男前❤

この子は何気に複雑なイメージ。

共通しているのが目がクリっとしていてカワイイ❤

で、飼育なのですが・・・
この3種ではウイックハムヒラタのみブリードしております。
材を入れたセットなのに材には幼虫がいませんでした。
でも材付近にはいたので、これから潜るのかもしれません。
材周りにばら撒いて、幼虫クンたちは自力で齧って
材に入るのでしょうか?

せっかく『オススメ』しているので
ちょっとメリットを^^)

成虫管理のケースが小さくても大きなケースで飼っている
管理で充分イケる^^)
とりあえず、コクワさんたちは500で居食いしています。
要は場所を取りません。
グリグリ幼虫がデカくなるのも楽しいですが
こーゆーのもストレスにならなくていいかも❤


と、書くとオオゲサですが
ほかに言葉が見当たらないのです。。

やっぱですね、10月ともなると幼虫のほうが
多かったりするんですね^^)



しかし・・・今年はプリンカップで☆。。。
がいましてね。。
酸欠、マットが環境変化で不具合
温度の急激な変化による不具合等
考えられる原因は数知れず。。

去年はこんなふーにはならなかったのになぁ~
と、ぼやいても去年と今年じゃ部屋が同じくらいでね^^)
何一つ、まるっきり同じなんてことはないのでね。。。
その都度の対応が大事なんですね♪



そーいや、こないだウチにいる幼虫群を書き連ねたときに
書かなかったのですが、今年はオキノエラブがいます。
随分久しぶりに飼育しているので、ちょっとワクワクしています。



ヒラタを始めとするドルクス群がいるのも
面白いところ^^)

ヒラタはノコに比べて幼虫の育ち具合が早いので
面白いです。

あとコクワや小型ドルクスなんかもいるので
羽化時が楽しみなムシベヤです^^)


好きだから 痘痕も靨❤

そーなんです^^)
好きだと嫌な部分も愛おしく思えるのは
人の性なんですが・・・

ちょっと冷静になって考えますとね。

飼育における、いわゆる短所。
押えとくと、失敗や変なストレス溜めなくていいか?
とも思えるので書いてみました。

国産ノコ飼育における、他のクワより
困る(大変な)コト。

①幼虫の生育が初令、2令は緩やか。

②幼虫期間が微妙に長いこと。

③休眠期間が長い、バラつく。

④起き出しが神経質。

まぁ思いついたことはこれくらい。

あと、これはいいのか?悪いのか?の判断が
各々で違いが出ると思うのですが

⑤産みすぎる。

⑥温度で随分変わる。(いろいろあります。)

⑦意外とエサは必要

⑧個体を手に入れるのにコツが必要??



理由的なものを書いてみると・・・

①②・・・まず産卵期間が温度や♀の状態で随分変わるので
ヤキモキしてしまったりします。孵化までの期間が
長かったり短かったり。。
これは初令、2令の生育もそぉ。。
期間で処理しきれないところがありますよ。。

③④これはここでも散々書いているので、そんなカンジです。

⑤はねぇ、ボクみたいにノコばっかだと困ること、ありますね。。
あとね、産卵がカンタンにいっちゃうとそのあともGO!的な
カンジになっちゃったりするんですが一筋縄ではいかぬとこが
あって困惑すること。。あります。。。

⑥は、前述のこともそぉなんですが、全ステージで
他のクワに比べると振れ幅が大きい気がします。

⑦は大きい♂を孵したいときはけっこー必要です。
アマミの大きいのなんかは随分必要です。

⑧・・・あるときに手に入れないと的なトコロ、あります。
採集禁止地域の個体が多いのも理由のひとつかもしれません。
いつでも手に入る・・・ワケにはいかないかもなぁ。。

一番厄介なのは起き出し。あと幼虫体重が載ってきていても
安心できないとこも厄介かなぁ?


カッコよくて大きな個体を孵したときは
そんなこと全部吹っ飛んでしまうのですが
押えどころは多いかもしれません^^)


material by:=ポカポカ色=