クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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トカラオレンジ・プロジェクトを
始動する前(もう始動していますが)に
過去飼育したトカラをじっくり見てみようと
思いました。

過去の画像はこのブログの古い記事を
参照するとして、唯一標本で残っている
トカラをもう一度よく見てみようと^^)

ただこの標本。。息子にあげてしまったので
残っているか?が、まず第1段階。
息子に聞いてみたところ
『持っているよ♪』とのこと^^)
さっそく借りて画像にしてみました。
かなりくたびれているので
その辺はご容赦を^^)


サイズは75.5
中之島CBです。
これが羽化したときは狂喜乱舞したっけ^^)
もう5年以上前のハナシです。



けっこーコナダニっぽいのが付着しています。
ずーっと息子の机保管なので仕方ない。。。


アゴ、頭部、胸部は黒いです。
このアゴ先がツンと出っ張るとサイズは伸びます。
(これ出しかたあります。それは今度(^^♪)

頭部より胸部の幅のほーが広いです。
左右シンメトリーなのは好みです。

年月が経ち、冷静に見れるようになると
アレコレ不具合も発見できたりします。
好みが変わったのかもしれませんが。。

今度のトカラオレンジ・プロジェクトでは
頭部、胸部、アゴの付け根なんかもオレンジが残り
上翅が黄色がかったオレンジで
尚且つ大きな個体の固定が目標です。



あと一番最近羽化させた個体は脚も赤いので
そこら辺も目指したいトコロ。

まずは今、飼育している幼虫たちを羽化させることが
先決です♪


みなさんはどのくらいの数の
幼虫を飼育されているのでしょうか?

やはりクワタで販売させて頂いている関係上
ある程度の数を飼育しているのですが
1種類あたりの数はそんなに多くありません。
ここのところクワタフェスタの開催月が
以前よりも多くなったので、幼虫で販売購入
していただく(本当にありがとうございます。)
こと多々なので、それほどいないのです。

2015年度は、中之島トカラの
いい個体が手に入ったので
産ませるだけ産んでもらいましたが
(実はこれも珍しい。)
採卵自体もそんなに採らないのです。

 

まぁ何と言ってもね、管理が大変になるでしょ^^)
杜撰にもなるし・・・

2015年度は中之島トカラを筆頭に
ヤクシマ クロシマあたりが多いです。

あとは大体10頭~15頭のあいだ。
ノコで少ないのはミヤケ(式根島)
諏訪之瀬トカラは7、8頭ぐらいです。
でも♂♀判別が出来ているなら
本来はこれくらいでいいと思います。

しっかりと成虫に孵せればもっと
少なくてもいいと思うくらい^^)
自分用って、大体2♂♂3♀♀♀
ぐらいを残すだけなので
幼虫10頭をしっかり孵し、4ペアになったりすると
嬉しかったりします。

あと産卵セットのセット時期をずらしたりして
1種1産地2ペアいたら
1ペアだけ産卵セットを組んで、相当数の幼虫が採れたら
それでその種類の採卵はやめてしまったりしていますねぇ^^)

一番いいのは幼虫を置く棚に隙間ができるぐらいの
幼虫数が希望なのですが、飼育を始めて
そんな状態になったのは1度か2度。
なかなかうまくいくものではないのです。。



そーゆー点ではコクワはいいよなー^^)
ヤエコは一度の産卵セットで、7頭ぐらい。
これで産卵をやめることが出来れば
上の希望数ですもんね♪



でもなー止められないんだよなー。。。










一通りの交換が終わった3月初旬
後は蛹化を待つばかりとなりました。

飼育者的にはそぉなんですが
クワは個体によってはそぉならない
個体がいるんですよね。。

 

今日みたいに春めくと(急激に気温が上がると)
暴れる個体も出てきます。
この暴れ、諸説ありますが
ボク的には『蛹室を作る場所を探している』
と、解釈しています。
なので思い切って交換します。
この場合、菌糸で飼育している個体も
マットに入れてしまいます。
温度は恒温の低め。これでヨシとしています^^)

あと心配なのが昨年10月下旬交換の
状態のよい菌糸に入っている個体群。
11月から換算しても4ヶ月半
こないだ半分は交換したのですが
全然食べていないし、菌糸の状態も悪くない。
でもこのまま蛹化まで持っていったら
確実にグズグズになる。。
このような個体たちは得てして
居食いだし、大きいし。。。
菌糸は状態が良くても長期間で痩せています。
でもそれが通気にはよく、幼虫にもヨイ(^^♪
蛹になるまで待って、取り出せるようになったら
人工蛹室に移すことも考えます。



羽化までのカウントダウン。
ここからの時期は大切です^^)






ここ何年かは菌糸主体の飼育です。

でも今期(2015年夏~)は、半分ぐらいがマット飼育。



ヒラタやコクワはどぉしても菌糸に
手が伸びちゃうのですが、ノコは迷います。


ドルクス系はね。。。なんでだろ?
今飼ってるサキシマヒラタなんかは
マット飼育の個体のほうが体重あるんですけどね^^)


ノコは菌糸とマットだと個体差がハッキリ出ちゃいます。

今期、加計呂麻は全部マット飼育です。
タカサゴ、ミヤケ、諏訪之瀬なんかもそぉ^^)



ノコはマットでデカイのが出るとカッコイイし
何と言っても嬉しい❤

2016年度はもう少しマット飼育増やそうかと
思っています。


こないだ容器が不足してしょーがなく
小ケースに幼虫を複数入れたのが
どーしても気になったので・・・
本日、全てブローに移し替えました。

(画像はイメージ)

3令中期ということもあり、
あまり食べていませんでした。
1月24日からの交換なので
マットの大半は食べてなく。。。

ちょっとソンしちゃったなー。。な想いが
残った交換でした。

ところで^^)

これ・・・前々からUPしようと思っていたのです。

クワガタの飼育コスト。

種類によって様々なので
本土系ノコ サキシマヒラタ コクワあたりで
比較しながら書いてみます^^)



まずマット10リットル¥1000
(産卵用、飼育用は同じ値段設定。)
産卵木 1本¥500
菌糸ビン 500cc¥250 800cc ¥400 
1400cc ¥700
ぐらいの設定でいきましょうか?
ケースやブローは手持ちのものを使用という前提で
♂1匹あたりのコストを算出してみましょう。

まず産卵セット。

コバシャの小を使用したとして

ノコとヒラタは産卵木は入れないので
約5リットル¥500
コクワは産卵木が必要なので
産卵木代¥500+マット3リットルで¥300
計¥800です。

で、ノコとヒラタはだいたい20匹ぐらいは採れるので
産卵セットを割ったときの幼虫1匹あたり¥25

コクワで産卵木1本だと10頭ぐらいだから
幼虫1匹あたり¥80

この時点ではコクワのほうがコストがかかる。

ここからは1匹あたりを菌糸で飼育するとなると

ヒラタ¥250+¥400+¥700+¥700ぐらい?

ノコ¥250+¥400+¥700

コクワ¥250+¥400の設定だと

ヒラタは¥2075 ノコは¥1375 コクワは¥730
と、なります。

これがマットとなると
ボクの詰め方で
10リットルあたり500ccは約15本
800ccで10本 1400ccで5本は詰められるので
これを設定とします。
そうなると、500ccは、1本あたり¥67
800ccで¥100 1400ccは¥200となります。
で、菌糸と同じ交換回数だとすると

ヒラタは¥67+¥100+¥200+¥200+¥25

ノコは¥67+¥100+¥200+¥25

コクワは¥67+¥100+¥80

で総計は

ヒラタ¥592 ノコ¥392 コクワ¥247
と、なります。
とりあえず温度管理の電気代等はややこしくなるので
割愛いたします。
菌糸で飼育するのとマット飼育の差が約4倍。
コクワは約3倍か?
こぉやって数字で比較するとハッキリ分かります。

ちなみにですね。コクワはともかく
ヒラタやノコは、マット飼育でも菌糸と遜色ない大きさの
個体が羽化してくるときがありますので
うまくやれば低コストでデカイ個体が拝める可能性あり❤



レッツ・チャレンジ!!です^^)






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