クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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もう少しで2016年も終わりです。

今年は本業のほーはさっぱりでしたが。。
(これ、バイクを買い替えたので個人的にも凹みます。)

クワガタのほうはと言うと
あまり大きな個体が育てられなったにも関わらず
販売のほうはありがたいの限りでした^^)

トカラをね、認めていただいたのが
一番嬉しかったかもしれない。



そこで・・・
今年のクワタで印象に残った問合せを
書いてみたいと思います。

一番多かったのが、
羽化ズレ・・・と、言うより
♂♀の起き出しに期間的な違いが表れたら?
という問い合わせ。
これ・・・多かったです。

今年はボクも悩まされましたからね。。

5月ならともかく7月羽化まで起き出してしまった今年。
メス不足になるんじゃないか?と、マジで心配しました。。

あと何を飼育しているか?という問い合わせ。

1種あたり何ペアも持ち込まないので
売り切れてしまったときの問合せが多かった。

温度管理ができないけど・・・というのも多かったです。

面白かったのは、『何を飼えば(買えば)いいのですか?』
という質問。

どうぞお好きなヤツをと、お答えしたのですが
コレとコレ、どっちかにしようと思うけど
ドッチにすればいいか迷っているということ。
何気に多かった質問でした。



ちなみに起き出しをカンタンに回避する方法ですが
10月羽化になるよう飼育できればかなり回避できます。
翌年の活動期まで確実に寝かせることができます。

飼育種はその年その年で変わります。
今年は自分の飼育個体の大半が売れてしまったため
種親を多数購入しています。
今年は久しぶりにクチノエラブがいます。
数で言うと臥蛇がたくさんいるので2月に幼虫で出すと思います。

温度管理ができない場合は、まず飼育数を限定すること。
菌糸を使用する時期を限定すること。(もしくは使用しない)
温度が急激に上がる時期にコマメに観察できるようにすることから
始まります。うまーくやれれば温度管理している飼育状況と
遜色ない個体が孵すことは不可能ではありません。



何を飼えば?割とノコのどちらかと
ノコとヒラタで迷われてた方がいらっしゃったように
記憶していますが、ノコ同士でしたら
レア度とか産地による違いを説明させていただいています。
飼育的な違いはあまりない(と言い切ったら雑かも。。)けど
本土系はチャレンジする価値あると思いますよ^^)
実際のところクロシマ ミシマイオウはお値段的にも
いいお値段ですし。ボク的なオススメはヤクシマです。
お値段もそこそこ、出回っているようでそーでもない。
50ミリ台でも大歯が出る。ワイルドが入手可能。と
いいことずくめ❤です。

ヒラタとノコで迷われている方には
ヒラタをオススメしています。
爆産しても飼育できる範囲だし、失敗しても翌年がある。
特徴がはっきりわかるのはサキシマとダイトウです。
ここらへんは安価だし、何種か飼育されている方が
増種されるのにはいいのではないでしょうか?
ヒラタは、ノコほど亜種違い 産地違いが顕著ではないので
本土と何かで充分満喫できると思います。

あとね、少数ですが
国産種のノコかヒラタが欲しいけど
いろいろ見過ぎて分からなくなった。。といった方。
この場合は、飼育歴や飼育スペースの状況などを
聞かせてもらい、他に何を飼っているか
教えてもらってからオススメしています。
低温種ばかりのところで飼育するとなると
ノコは難関種に変わってしまいますからね。

でも最初に手にした個体が一番だったりするので
インスピレーションを大事にするのはアリです^^)

ブリードにいい頃合のころ、得た幼虫たちが
ある程度の期待を感じるようになるこの季節。
次はどぉしよーか?なんて考えることも
あると思います。ちょっと参考にしていただければ
嬉しい限りです♪













えーとですね。。
とにかく買ってきた 採ってきたクワを
産ませたいというとこからなんでしょうけど
何種類か飼育し出すとカンタンに
これやめて、これやろうというワケにもいかないのが
クワ飼育の悩みどころ。



飼育を始めたばっかりでも、いきなり幼虫50とかだと
面食らってしまいます。

まずいっぱい採りたいのか?そこそこでいいのか?
考えましょう。

あと・・・自分のクワ どーゆー産み方なのか?
知っておくと後々ラクです。

ボクの場合 ノコ ヒラタ コクワ ネブトなので
コクワ以外は多産種です。

ある程度制限のある(お小遣の範囲で)コストで
飼育する場合は、幼虫数はある程度の数で納めたほうが
困ったりしません。

まず・・・・いっぱい欲しいのかどーか?を
冷静に考えます。

①いっぱい欲しくても面倒なことはイヤな場合。
ブリードモノの即ブリOKが最適。
ボクと同じ好みという想定でハナシを進めていきますが
これだとノコはいいと思います。
特に南西諸島系は思い切り合致します。
7月ぐらいの展示即売会 ショップで売れないからブリード
しようと思っていたなんてのが見つかるとラッキーです。
あと発生直後のワイルドなんかも期待大です。

②いっぱい欲しくて面倒も何のそのの場合。
休眠中のブリードモノを購入して
しっかり起こしてペアリングをかければ
かなりの数を期待できます。
これはノコ ヒラタ同様です。

③そこそこ採れればいいよ的な場合
8月上旬~中旬入荷のワイルドは一度産んだ可能性ありなので
産みこそしますが、そこそこの数だったりします。
数が必要ないのならブリードモノよりワイルドがオススメ。

④いやいや元は取りたいよが優先の場合
発生初期のワイルド しかも♂が小さい安価なもの。
ワイルドは比較的ペアリングなしでブリード・・・という
ことができるので、リスク少なめでセットさえしっかり
組めれば元は取れるのではないでしょうか?

⑤必要な数をしっかり幼虫飼育したい場合。
まず選択するクワからです。
ノコやヒラタの場合は多産しますので
産卵セット時の観察は必須。ケースに卵が見えてたら
♀が上に上ってきたときに回収するなどコマメなことが必要。
♂♀の偏りが心配ならペアリングをしっかりと行うこと。
この場合ノコよりヒラタのほうが賢明です。
もし、♂♀が偏った場合はもう一度セットを組めばヨイのです。



自分のクワの特性は知っておくと

①そんなに産まなくても凹まない。
(ノコの場合は凹むことアリ。。)

②羽化ズレがどんなパターンで回避できるか?
 理解できる。

③セット時期をずらしたり、自分のペース内で
できたりします。

どちらにしても生き物なので、こちらの思惑どーりに
行かないというのが本音です。

セット時の容器の大きさで変わるというのは本当ですが
状態のいい♀はその限りではありません」。













っつーほどでもないんですが^^)

先ほど書いたとーり種類数が増えたので
(スペースは増えないので・・・)
1種あたりの頭数は減っています。



前回のクワタ(10月です。)で、意外と売れた幼虫クンたち。
(どうもありがとうございました)
そのおかげで若干以外は、ほぼ自分用のみとなっております。

そういえば本日25日は名古屋デッドアライブ!

どぉだったかなー?♪
盛況だと嬉しいのですが❤

でね、ハナシ戻しますと幼虫数が少なくなると
気になりだすのが♂♀のバランス。5頭ぐらいだと
偏っちゃうとき・・・ありますからねー。。

以前、一緒にファンシアーズサイトで販売を共にする
あわゆきさんと話していたんですが
『自分用・・・成虫販売も含めて10~15ぐらい
でいいよねー?』なんてハナシをしたことがあります。

まー、この10~15というのは種類によって
いろいろあるので、このような表現なんですね。




ノコはある意味、寝てさえしてくれれば
羽化ズレ等の心配はなくなるワケですし
コクワ・ヒラタも寿命が長いので
ここも心配なし♪
そーゆー意味では国産種はラクです。

あとね、販売をさせていただいている関係上
やはり売れないよか売れたほうが
張り合いもでます^^)
ここ最近の傾向として、前回売れたから今回も・・・とは
中々なりづらいというのが現状。
お客様の目がボクが飼育を始めたころに比べて
格段に肥えているのを実感いたします。



そんなワケで多種少数飼育がここのところの
クワ飼育。

ヤエコはまたやりたいよなー♪



やはりやってしまわないと。。。
気が気でない。


放置と言えば聞こえはいいけど
放ったらかしはマズい。。。

という訳で、
アマミノコを除く全部の割出しをしました。

ヤクシマ 7頭

クロシマ 11頭ウチ1頭☆。。計10頭

ミシマイオウ① 13頭

ミシマイオウ② 4頭

ミヤケノコ(新島)12頭

種子島 14頭

トカラ(中之島)13頭

伊豆大島① 8頭

伊豆大島② 5頭

サキシマヒラタ 4頭

ラベル貼忘れ不明ノコ 1頭

アマミヒラタ 0頭(♀生存)

計91頭

産卵セット1つあたりでは大失敗。
でも全体的に見れば成功・・・かな?^^)

伊豆大島は発生初期の個体だったので爆産してたら
どぉしよー?とか、思っていたのですが
産んでいるほーの♀は脱走。。(あとで捕獲)
もう一頭は早々と☆。
サキシマヒラタはセットを組んでから調整したくなり
♀が上がったトコロで回収。まだ元気です。
ヤクシマ・種子島はワイルドからですが
購入したのが割と遅めだったのでこんなモンかな?と^^)



今回は全部プリンカップ管理です。
年が明けたら全体的に見直すつもりです。

産卵セットを組みだした前半がかなり爆産してしまい
正直なトコロ、スペースの確保に困っていたので
これはこれでヨシとしています。

しかし・・・割り出したほとんどが2令だったので
2017年羽化の個体は7月に間に合わないかもしれません。。









もちろん
好きこそものの上手なれ。。で、自分が好きなら
それが一番だと思います。
販売をさせていただいてる関係上
『売れ筋』なるものは気になります。



例えば・・・
種別に違うのか?亜種で違うのか?
はたまた産地で違うのか?は
非常に気になります。

あとね、ネット上(オークション等)と有店舗、
展示即売会でも違うんですね。

面白いのは以前人気が出て、ブリード多数値崩れが起き
市場から消えていったクワが再燃するなんてこともあります。

景気動向なんかも影響を感じたりすることもあって
そこらへんはやっぱり『経済』という大きなカテゴリーの
中に入っているんだなー。。と^^)
これは価格帯に影響するので大事かもしれません。

まー、ボクんとこはノコばっかなので
狙ってきてくださる方々が大半。
あっ!でも最近始められた方はそぉでもないかもしれません。


具体的に言いますと、最近アマミノコのブリードモノは
あまり出回っていません。
でも探している人は確実にいます。
アマミはブリードならではの太い個体なんかはいいかもなー♪
産地はね、あまり意識してない方のほぅが目立ちます。
与路なんかはブリード上の個体数は少ないと思うんだけどなー。



トカラはね、出回っているので売れないとよく聞くけど
ボクんとこはそーでもないです。
臥蛇 諏訪之瀬 口之島なんかはけっこー探さないと
出てこないんだけどなー。。
特に諏訪之瀬は皆無に近い。
臥蛇のほうがいたりします。
(かなり低いパーセンテージでのハナシですが・・・)
ボクんトコだけでモノ申しますと個体の良しあしで
選んでいる方が多いような気がします。


個人的に着目しているのは本土系とその亜種。
一時、いろいろなお店で出してたんだけど
その後はあまり見かけない。
現在クチノエラブは皆無に近いです。
ボク的にはミシマイオウの大きな♂のペアは買いですね。
ミシマイオウは60ミリ台でも中歯で孵る個体が多いので
大歯で65以上は多少のお値段でもオトクなよーな気がします。
クロシマもあーんまり見かけない。
ミシマイオウもクロシマもけっこー産むんですけどね。
低コストで楽しみたいならヤクシマがオススメ♪
50ミリ台でも大歯になるし、65以上はベツモノ。
この中ではクチノエラブとヤクシマは採集禁止ではないので
ワイルドが入手可能です。
クチノエラブは災害以降ワイルドの入手はかなり難しいので
やはりヤクシマかなぁ。ヤクシマも亜種登録された年は
いろいろいましたけど、今はそれほどでもありません。

他に亜種登録されていない、いわゆる本土ノコでも
種子島や上甑 九州北部離島モノなんかは
出ていたら買いかなぁ。。
個体数の少ない島は、お値段もそれなりです。

と、いろいろ書いてきましたが、ノコを
飼育種のひとつに加えたい方は頭の片隅にでも
留めていただけたら購入時、迷った時の道しるべ
ぐらいになったら幸いです。










material by:=ポカポカ色=