クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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今日は曇ってはいたけれど
過ごしやすい一日でした。
けど・・・
こーゆーときって温度のこと
すごく気になります。
とりあえず一日あたりの変動はそーでもないんです。
ただ、気になるだけなんですね^^)



11月ということも起因しますね。
まだ2令だったりするわけですから。

でも4月だったりすると少々ナーバスになります。
暴れの原因になったりするんですね。



月並みなハナシですが、
やっぱここんとこヘンです。。。
通年というカテゴリーはもうないのかもしれない。

その都度、変えたり考えたりしなきゃ
ならない時期なのかもしれません♪


さてさて、そんなワケで
先週、今週とクワがご無沙汰なんですけど
割り出しもしなきゃいけないし、
幼虫たちの交換時期も迫っています。
マットも購入済みなので
あとはやるだけ・・・なんですね^^)



お題のヒラタとノコの幼虫飼育なんですが
産卵セットの組み方、割出後の管理は
ほぼ同じです。
3令になってくると違いがでてきます。
ヒラタのほーが温度に敏感です。
温度が高いと加齢速度や変態しようとする行為が
顕著に表れます。
特に南西諸島系のヒラタは大きな容器で飼育していても
温度が高いとさっさと蛹化 羽化までいくので
大きな個体が孵したい方はご注意を♪
対してノコは、極端に温度が高くなければ
幼虫期間に大きな差は出てきません。
ただ底面積がある容器のほうが
じっくり大きくなるみたいです。
ボクの経験上では、ヒラタは変な時期(2月とか3月)
に羽化してくることがあったのですが
ノコの場合は早くても5月です。


羽化後もいろいろあるのですが
今回は幼虫飼育に限定してハナシを
進めますと、ヒラタのほーがね
容器が小さくてもソコソコの個体が
羽化する確率が高いです。
もちろんエサの状態は大いに関係しますが。
ノコはね、容器が小さいとソレナリです。
ステージに応じた容器を選んであげると
イイと思います。
ボク的には、ノコのタイムスケジュールが
しみ込んでしまっているので
ヒラタは驚きと困惑が入り混じるのですが
飼育としては、飼育期間に違いが出るにも
関わらず、エサ等が同じでいいので
ノコとヒラタを併せて飼育するのは面白いと
思います。
以前、書かせてもらったようにどちらかを
産卵セットからで、もう一方を幼虫購入で
同時期楽しむのはアリだよなぁ~♪
とか、思っちゃいます(^^♪





太い個体とは何ぞや?
から、始めますと
やはり アゴ 頭 前胸あたりの幅や厚み
意外なところでは脚が太いとデカク感じる。



スマトラヒラタに代表される
オオヒラタの太い個体と
見るところは一緒です。

ボクは国産ノコが中心なので
ノコでも出るの?と、なりますが
出ます!!

オオヒラタのカッコイイ個体とは趣が変わります。
ちょっと寸詰まりな印象を持ちます。



あとノコの場合、湾曲部分の太さなんかも
強調されますね^^)
湾曲部分と第1内歯の歯が密接している部分が
厚くなると太さが強調されます。

では、どんなノコが出やすいか?

ずばり・・・・



アマミノコ。それも本島南部。
これは太いの出ますね^^)
以前はね、赤土山のがデカクて太くて・・・
なんてのが出やすかったのですが
現在では赤土山のワイルドっているのか?
なんて言っちゃうぐらい見ません。
ブリードモノも徐々に少なくなっています。
ボクがノコに嵌りだしたころはアマミノコの
奄美大島本島産と言えば『赤土山』と言っても
過言ではない産地だったのに。。

ちなみに油井岳も太いの出やすいのですが
ボクが持ってるF5からは出にくいです。
ワイルドでいそうな大きい長い個体で
累代しているので(しかもF2からずっと)
60台後半の♂でも同じような型の♂が孵ります。

トカラ中之島もアマミノコに酷似した型でオレンジというのが
出やすいです。
あとオキノコの大きいヤツで太い個体。
コレ・・・カッコイイですよ♪



本土系もね、クロシマ ヤクシマあたりの亜種は
太いの出やすいです。
ただアゴの湾曲が強いのでかなり大きいの出さないと
かなり寸詰まりな印象を持ってしまいます。
あと亜種ではないけど伊豆大島産は太いの出ますねぇ^^)
ボクが持っている中でまだわからないのが種子島産。
ペアで付いていた♂が屋久島産と見まごうような太さ
だったので太いのが出るんじゃないかと期待しています。

飼育の仕方で太いのは出しやすくなります。
それはまた今度の機会に♪


今年は、ちょっと飼育であれこれ試したくて
菌糸を使わないで大きいの・・・出せれば❤
と、マットをいろいろ買い込んでいます。



ボクの場合、基本ノコなので
ノコに合うマットが大前提です。
とは言え、最近再燃しているヒラタ。
いい個体が手に入るコクワ。
初心に戻れるネブト。憧れのマルバネ。
小さなカブトムシもいるので
菌糸を使わないというワケではありません。

それでも今年は今まででは考えられない
6種類+αのマットを使っています。


カブトマット。
ボクがいつも使っている菌糸を作っている
ところで作ったマット。
カブトムシのみならず、
ネブトやマルバネにはエッセンス、
ノコには容器の底に固く詰めてみようか?
と、考察中。



完熟マット。
これは以前のメインでした。
ロットのバラツキも最近では見られず♪
アマミノコ、トカラノコは大きくなります。
ボクが使っているマットの中では
高添加なイメージです。
記憶が曖昧ですがヒラタもデカクなってたよーな
気がします。



完熟無添加マット
ヒナカブト等に最適と謳われたマットです。
南西諸島系ノコやヒラタもデカくなります。
一昨年はこのマットがメインでした。



ばくさん君DXアポ
ばくさん君特Aの発展版
これ・・・まだ検証中なのですが
本土系のノコデカくなりますよ❤
クワ幼虫の飼育メインになりそうです。



ばくさん君DX特A

国産クワの産卵セットはほとんどコレ(^^♪
初令の管理なんかもコレです。
現在、2令~はアポになりそうですが
暴れた3令後期なんかにもヨロシイと思います。



赤枯れマット
マルバネ ネブトには必需品。
ボクが使っているマットの中では
最も高価です。

ここまで紹介させていただいたマットは
全部ユウタンさんで購入可能です。

これ以外に産卵一番を使用することがあるので
計7種ですか?まー、あとネブト用に作ったりしています。
最近はマットのブレンドはあまりしないで容器の
上と下で分けて詰めたりしていましたが
今期はいろんなブレンドも試そうと画策中。
ちなみにコクワはマットより菌糸に軍配が上がるので
菌糸メインの飼育となります。

どのマットも安定度という面では高いので
使いやすいし、ばくさん君は容量が多いので
お得感があります。

意図的に筋肉マッチョな個体を出したいときは
菌糸で飼育したほうが出やすいので菌糸で飼育しますが
野外品に近い形状で大きな個体を出したいときは
マットでの飼育にあれこれ考えたりしています。








実はそんなに大きな個体を孵したことのない
ヤエヤマノコ。
ずーっとリベンジしたいと思いつつ
長い間ご無沙汰していました。

どーせなら石垣産より西表産で飼育したいし、
(西表のヤエノコはレアです。)
思い描いた飼育の仕方も試してみたいし。。

今年、西表産のワイルドが手に入ったのと
近年、西表すべての動植物が持ち出し禁止
(採集禁止)ということも相まって
かなり本気なヤエノコ飼育です。

まず前回飼育したのは、いつしたか忘れてしまうほど
前で、そのときはカワラに入れたりしていました^^)

で、その時の結果があまり芳しくなかったので
今回は全てマットで飼育しています。


マットも2種類使って、成長具合を見図ろうという
目論みです。
最近は異なるマットをブレンドはせず、
ひとつの容器に区分けしてマットを詰め
幼虫にお好みを選んでもらおうという趣向です。


ノコに限らず、自分でマットを混ぜ合わせて
自分好みのエサに変える個体も存在するので
そのへんを注意深く観察します。

現在では黒いマットのほーがお好みのようです。

ちなみに使用しているマットですが

完熟無添加マット(黒)

ばくさん君(茶色)

完熟マット(黒っぽい)

ばくさん君ap(茶色)

で、ヤエノコに使用しているのは
ばくさん君と完熟無添加マット

どちらもユウタンさんで購入可能です。
10月のクワタで販売させていただいた
幼虫は全て産卵一番を使用していますが
これは販売用の幼虫の大きさを合せるため
区分けしやすいように色の違うマット
にしただけですので、適切かどうかは
ワカラナイ。。というのが正直なところです。

現在の感触では黒いマットの個体が大きくなってます。

ヤエノコに限らず、ノコは産地や亜種別に好みのマットが
存在しているように感じています。



もちろん菌糸も使用する予定ですが
アマミノコやトカラノコのような効果は
出ないと踏んでいます。
ヤエヤマノコはまだ3令初期なのでこれから
どーなっていくか楽しみです♪



material by:=ポカポカ色=