クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
フリーエリア
最新CM
[01/22 NONAME]
[01/21 nsk]
[01/21 NONAME]
[01/20 nsk]
[01/19 NONAME]
最新TB
プロフィール
HN:
あんず
性別:
男性
職業:
自由業に近い自営業
趣味:
クワカブ飼育、bike,
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア
ポチッとね♪
フリーエリア
フリーエリア
フリーエリア
[94] [95] [96] [97] [98] [99] [100] [101] [102] [103] [104]


ここでマットについて書くのは久しぶりです。

現在ではいろいろなマットが販売され、
尚且つ安価になっていて
量を使うボクにとっては嬉しい限りです。

ボクも現在では、3,4種の銘柄を使い分けたり
ブレンドしたり、手を加えてみたりと
いろいろです。

でマットを使うにあたり、気をつけていること
書いてみます。

まず安定しているか?どうか^^)
同銘柄でもロット違いや加工する季節でバラツキが出ます。
そのバラツキを安定させます。
ボクのようにショップで買う方は、ショップで見て選べると
思うのですが、通販の場合はそのようなワケにはいきません。
なので、幼虫が大きく育ったマットの状態を覚えておいて
購入後、その状態に近くなるよう調整します。
やってることはカンタンです^^)
ビニール袋に画鋲で両面9箇所ほど穴を開けて
1週間ほど寝かせるだけです。で、使うときに
臭いや水分量を感じ取り、調整するだけです。
臭いがキツイときは、寝かせる期間を長くします。
このとき袋は開いていると思いますので
一気に開かず角10センチほど斜めにハサミを入れ、
寝かせるときは開いた箇所を大きめのクリップで止めて
もう1週間ほど寝かせます。
だいたいそんな程度で使っていますが、
もし心配な場合・・・
大きめのケースにマットを全部入れて天日に干します。
時間にして2時間ぐらいでしょうか?
万遍無く干せるよう時折撹拌します。
夏場、あまり長い時間干しとくとコバエが寄ってきたり
するので、そこそこにしときます。
それからフルイにかけることが多いですねぇ^^)

このときのフルイは、使うクワの種類にもよりますが
ノコとかヒラタに使う場合は、
マットを空気に晒す意味合でやっているので
フルイ後、元に戻すこともありますよ。
まー余分なモノが飛んでくれていいのかなー?ぐらいなので
論理的ではありませんが、割と好結果なので続けています。

あと飼っている部屋やスペースで菌糸もマットも状態が
変化するので自分なりが掴めるようになるまでは
同じマットで試行錯誤するのはアリです。

時間がない場合なんかは、とりあえずゆる~く詰めて
使ってみて状態を観察できるようにしていたりします。
このときは早めの交換が必要になるときもあるので
容器に貼るラベルに『早めの交換アリ』とか
書いておいたり、あえて大きめの容器を使い
幼虫の逃げ場を確保したりしています。

まぁ、大体産卵後 自分の予定も含めて
大まかな予定を作り、早めにマットを購入して
使う時期に合わせて調整するのがストレスにもならなくて
自分にはいいなー♪って、思っています♪










と、言ってもですね。
幼虫のマット飼育でのハナシ。



マットを購入する際、よく目にするのが
『微粒子』

産卵セットや初令の管理なんかには重宝いたします。

あと密度を保ちたいときなんかにもいいです。



ノコの幼虫を飼育すると限定した場合
あくまでもボクの主観の中での話で
ちょっと矛盾点が生まれます。

ここでけっこー書いているのは

『通気性が高いほうがいい』

『水分量は多いほうがいい』

『底面積は広いほうがいい』

まぁ『・・・いいんじゃないか?』
のレベルなんですけどね^^)
あと底面積はまた別のハナシです。

微粒子のマットに加水量を多くして
ガチガチに詰めると密閉率がUPして
通気は妨げられます。
で、通気を確保したいがために緩く詰めると
乾燥するのが早くなります。

ここでもうひとつ、幼虫のステージによっては
1本のビンをなるべく長く引っ張りたい。というのが
あって、微粒子緩詰めだとマットの劣化速度が速まるので
あんまりよろしくない。。しかも加水多めだから
尚更です。

そこで以前から考えていた

『粗目チップで構成されるマット、加水量多め詰め半緩』

粗目チップで構成されるマットは売っているか?
ボクは知らないので、自分で作ります。



画像は、先ほどのマルバネ用にフルイをかけたときのもの。
フルイをかけ、微粒子のみになったマットの残りを使います。



まず加水ですが、チップが大きい分しつこいくらいに
撹拌します。イメージ的に
『チップ一枚一枚に水を刷り込む』イメージ。
実際にやったら時間がいくらあっても足りません^^)

で、詰めですが・・・容器にマットを入れたら
トントンとマットを沈めていきます。
これまたイメージですが、
『チップとチップの隙間を埋める』カンジです。
今回は2令を入れるので、軽くプレスする程度に留めます。
3令を入れるときはもう少し強めのプレスでも
いいのかな?と、思っています。

菌糸で飼育したとき、3令は粗目チップで構成された菌糸を
使用すると幼虫が大きくなることが多いので
これをマットで再現してみようという試み。

果してうまくいくかは、3ヶ月後。
楽しみが増えました^^)


今日は、カブでユウタンさんに♪
マットを買いに行きました。
マットも欲しかったけど、カブにどれくらい積めるのかも
知りたかったんですね^^)
(今度は菌糸、買いに行って見ます)



ところで、大宮の前後でなんだかんだで増種しちゃっています。

ユウタンさんにて

タカラヒラタ幼虫5頭 馬渡産ヒラタ♂♀ペア幼虫

大宮クワタにて

下甑産ノコ幼虫8頭 ウイックハムヒラタ成虫ペア
種子島産ヒラタ成虫ペア

産地別も含んで5種増しかぁ。。



あれっ?ヒラタのほうが多い。。。
ヒラタもけっこー増えてきて
本土ヒラタだけでも
今回の馬渡 種子島 伊豆大島 屋久島・・・
(屋久島は累代できませんでした。。)

ちょっとコクワとか抑えようかなーなんて
考えています。






しっかり飼育したいです。。



ノコは・・・・

トカラはいますよ^^)
口之島以外は全部います。

アマミもコンプリート。。。してますね。
幼虫とこれからと・・・と(^^♪
時期がずれるのがウレシイです。

本土系亜種も・・・いますね。
クチノエラブ ミシマイオウ クロシマ ヤクシマ
全部幼虫なので、来期お目見えです♪



ヒラタも・・・
いますねぇ。。

サキシマ ゴトウ オキノエラブ ダイトウ
タカラ チョウセン 本土は産地でいろいろ。

そーいや、伊豆大島産のヒラタを手に取って
『珍しいよねー!!』って、買ってくださったのは
印象的でした。



コクワもね、ヤクシマ ミシマといて
これは大事にしたいです。
アマミ系もちょこっといます。



ネブトは完全に趣味。
ネブトの飼育で得たスキルをヒラタやノコに
還元できないかな~って、思っていますけど・・・

飼育数って、けっこー大事で自分のキャパ然り
なんですが、やっぱ1頭1頭をコマメにお世話となるとね、
そーんなに広げても・・・とか思いますしね。

今期前半は、今いる幼虫たちを無事羽化させて
今年採卵は、ちょっと絞ります。
キモチがばらけちゃったりするのは
少しストレスにもなるので
キモーチ、もとに戻そうか?と、考えています♪


には、コツがあると思います。
まず一番にどんなマットがよいか?
なんですけど、ボクは使い慣れたマットが一番なんじゃ?
と、思っています。
ノコの場合、根食い系でもカブトでも的なうたい文句のある
マットは適しているかな?とか思います。
あっ!ここで言う『デカクする』は、ギネスとか
狙うアレではないです。
自分が飼育した中での一番をマットで孵すには?
に、限ります。
菌糸とマットで飼育した場合、菌糸のほーが
大きく孵るとお思いでしょうが、
菌糸で飼育したときのほうが幼虫の生育が早いので
モチベーションが低下する前に変態してくれるのですね^^)
菌糸とマットで同サイズを出そうと思うと、マットのほうが
1本・・・下手すると2本余計に必要になる場合があります。
要は幼虫期間が長くなります。
期間的には2ヶ月~余計にかかると思っていいと思います。
でもね、これをモチベーションを下げずに
しっかり飼育して羽化した個体は
スタイリッシュ&マッチョの両方を兼ね揃えた
カッコイイ個体が孵る可能性が上がりますよ^^)



マットで飼育していても暴れる個体は見受けられます。
でもマットをストックしておけば、気になったときに
変えられるというのもメリットです。

あとマットで飼育しても温度管理ができるなら
したほうがより期待が持てます。

現在は菌糸も随分安価になり、手軽さという意味では
菌糸で飼育するのもいいと思うけど
あれこれ工夫してマットで大きく孵すのも
面白いと思います(^^♪




material by:=ポカポカ色=