クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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いつもの山の下見を済ませ、
お弁当を買って戻ってきたら幼虫のエサ交換。


今日はいつもと違い、まずマットを詰めます。
なんせもう月末近く。。お財布と相談しながらなので
できるとこまでやります^^)



異様にデカイオキノエラブヒラタの幼虫が
いたりしてワクワクします♪



幼虫のエサ替えが終わったところで
今季初の産卵セット。
ヒラタとコクワなので材を入れます。



とりあえず3セット。
本土ヒラタ(伊豆大島)ゴトウヒラタ
ミシマコクワをセットしました。
ヒラタ2種は、昨年も組んでいるので産むのか
微妙ですが、とりあえず組んでみます。
ミシマコクワは、もう1年寝かせてあるので
満を持してといった感。

あとヤエヤマコクワをペアリングしたり
幼虫の配置を変えたりして、あっとゆーまの6時間です。

しかし今月はなんだかんだで80リットルちかく使いましたよ。。
マット。。。





今年は楽しみがいろいろあって
今までにないくらい産地に拘っています。
と、言いますか欲しかった産地が揃っているのです。



与路島産が2種いるのが嬉しいのですね♪

一度は累代の途絶えた与路ノコですが
昨年、入手することができ現在活動待ちです。



思いがけず手に入った与路島ヒラタ。

先刻書いておりますが、ボクはノコより
ヒラタの入手のほうが難しいので、
与路島のヒラタは嬉しい限り♪



どちらの与路も産地は言うに及ばず
個体が素晴らしいです。

ところでこの与路島。
奄美大島に隣接する島なのですが、奄美大島 徳之島
加計呂麻島に比べると小さな島なんですね。



ノコもヒラタも若干、徳之島産の特徴が加味された感があり
独特の雰囲気を醸し出します。



ノコもヒラタも大きく育てるとかなりな個体が
期待できそうです。
今年の奄美大島系は与路が中心に動きます♪



ちょっとトカラノコの起き出しについて
経験談を書かせていただきます。


いわゆる国産ノコは約半年休眠するのが
定説というか、自分の中ではそうだろうと
思い込みがありました。
でも飼育仲間の中では、2ヶ月で活動を開始したとか
半年経ったから、ペアリングしてみたところ
ダメだったとか、いろいろな話が出てきました。



いろいろと調べてみたところ
5月までの羽化個体は年内に、それ以降の羽化個体は
翌年に活動という記述を見つけ、実際同じような
経験をしたのです。
しかし、一昨年か?臥蛇トカラをペアで購入したところ
♀は2ヶ月で活動開始、♂は休眠中。
ペアリングを掛ける前に♀は☆。替りの♀が運よく見つかった
けど、この♀が約8ヶ月という長い休眠。。。
どぉなることかとヒヤヒヤしたのですが
なんとか♂が生存中に起き出し、産卵成功と相成りました^^)



ここで考えるのは
『どぉしてそーなるのか?』です^^)
ボクが行き着いた答えは
『羽化後の積算温度が休眠期間に変化を及ぼす。』
です。
積算温度かどーかというのは確証が持てないですけど
近年、夏は猛暑・・・しかも年によっては
(地域にもよります。)10月ぐらいまでは30℃を
越える年もあります。エアコンで温度管理している
とは言ってもですね、影響はあるので羽化後の温度によって
個体の成熟度が早まり、活動開始のスイッチが入ってしまうのかな?
と、考えています。このブログでも初期の記事では
アマミノコは半年休眠すると言い切っていますが
これも一概には言えないというのが現在の考えです。
ただ、あくまでも経験上ですが
アマミノコ、本土系ノコのほうが温度の影響を
受けにくく、トカラは外産ノコなみの影響力を感じたことは
事実です。



休眠期間というのは、飼育という状況において
羽化後の管理の仕方も大きく影響するので、温度のみとは
言い切れませんが、ここ最近の夏日は影響が大きいと
思っています。
あとね、個体の大きさも関係してきます。
やはり大きな♂は起き出しが遅いので複数の個体を
お持ちの方は個々に観察されることをオススメいたします。

ボクんとこのトカラ(中之島)も2♂のうち、1頭は
早々とゼリーを舐めだしています。
もし、この記事を読まれてトカラノコをお持ちの方
ちょっと見てみてください。
もしかしたらプラケースに移す時期なのかもしれません♪




飼育スペースはいっぱい、家族の目も厳しく・・・
自分でも手いっぱい。。
だけど今、飼育しているのは全部幼虫だし
なんか手持ちぶたさ。。
そんなとき小型種に目を向けてみるのも
いいと思います。



アマミコクワ種。
まず、産卵セットは小ケース。産卵木は1本
菌糸でもマットでも飼えますが使う量は
せいぜい500×2ぐらい。よく探せば
ブリードモノも入手可能。ヤエコのように
レア亜種もいるので、ヒトとは違うモノを的な
満足度も叶えることができます。



外産小型ヒラタ種。

まぁ、ここに手を出すとちょっとタイヘンかもしれませんが
とにかくいろんなのがいます。
ただ最近は入荷が少ないので、見つけたら即買いくらいの
イキオイは必要かも♪
衝動買いできちゃう値段帯なのも魅力。



国産小型ヒラタ種

ダイトウ ハチジョウ チョウセンあたりが
該当するのでしょうか?
ハチジョウ チョウセンは入手困難かもしれません。
大事に飼育するとけっこー大きくなるので
本気モードになってしまうかも^^)



国産ネブト種。

ネブトは客観的に見れないフシがありますが
コツさえ掴めば飼育はカンタンだと思います。
1棚で200とか飼えちゃうのも魅力です❤
繭玉を作るので他のクワガタと飼育の違いも楽しめます。



その他小型種。
画像はムシモンなんですが、ヤマトサビなども人気です。

と、まぁウチにいる小型種を中心に紹介させていただきましたが
大型種を中心に飼育している方などは、飼育すべてが
小さくまとまるところだけでも新鮮なのではないでしょうか?

ところで、敢えて国産本土コクワ種を入れていません。
本土コクワ系は、大きく育てるのに拘るとそれ相当の
エサ量が必要になるので外したんですね^^)
それを考えると小型ヒラタ種もそぉなのですが、
ヒラタとして考えるとエサ量は少なく済むので入れています。

飼育はどの種も簡単な部類なので、気軽に楽しめると思います。
コレクション性も高いので、本気モードで楽しむのも
いいと思います。
個人的にはネブト・・・飼育人口増えてもらいたいです❤





これ・・・個体差があるので一概には言えないと
前置きしてからのスタートです。

今日みたいに夏日と言ってもいいような日は
急に起き出す個体も存在します。


例えば画像のこの子。
トカラオレンジプロジェクトの♂。

先週、タッパーをガリガリしていたので
思い切ってプラケースに移したのですが
2個体のうち、1個体はゼリーを舐め、
もう1個体はマットに潜ったままです。
このように、同じ種類、近い羽化日でも
休眠期間は様々です。
それじゃ自分の持っている個体をしっかり観察しとけば
オッケィね?と、なるんですけど
そのとーりです^^)
でも目安ぐらいないの?的なこと、書いときます^^)

このような話はノコしかできないのでご容赦ください。



まず国産ノコは、本土系とアマミ系に大きく分けることが
(あまりに雑な分け方ですが。。。)できますが、
ボクが今まで飼育した経緯では、本土系のほうが起き出しが
遅いです。これは自然下での発生時期が関係しているのかな?
と、思っています。
対するアマミ系ですが、急激な温度変化で起き出すことを
多数観察しています。特にトカラはその傾向が強い印象なので
昨年羽化まだ休眠中としている個体をお持ちの方、
よく観察することをオススメいたします。
心配ならプラケースに移して、ゼリーを入れておくと
いいと思います。あとはクワの好きにさせてあげれば
一番安心です。
起き出しについては、蛹の段階で人工蛹室に移した個体や
羽化後早いウチに蛹室から出した個体は、時間がかかったり
先ほど書いたように個体差があるので、種類別というより
個体別のほうが大きいので数をお持ちの方は、
個体それぞれの対応をされたほうが無難だったりします。

ちなみに、ノコよりドルクス系のほうが起き出しの
意思表示が判りやすいというのは事実です。
どちらも起き出してからすぐのペアリングは避けたほうが
よろしいかと思います。
いよいよ産卵シーズン到来です。
自分のお気に入りの個体でのブリード。
一緒に楽しんでいきましょう^^)


material by:=ポカポカ色=